たんぽぽ舎です。【TMM:No4514】
3つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京都広報(特別号.6月19日発行)に疑問?
みてビックリ−電力会社の電力不足警報文(値上げ予告宣伝)なのか
東京電力と国の怠慢(地域間連系線の課題)にふれない都広報
柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
★2.最高裁負けて悔しい花いちもんめ
次回の福島原発被害者東京訴訟第一陣控訴審は9月27日(火)です
菊地輝子(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.新聞より3つ
◆三浦裁判官「国の責任否定」を痛烈批判
分厚い反対意見「注目を」「希望持てる」続く裁判に光
次世代のため「闘い続ける」福島訴訟第2陣原告すでに1200人超
(6月23日「東京新聞朝刊26-27面
「こちら特報部」より抜粋」)
◆前時代の遺物のような「政治的存在としての連合労組」の終焉
芳野友子会長のぶざま、右往左往の結果
欧州の労組は「労働者=市民こそ未来を先取り」の自負
高野 孟(ジャーナリスト)
(6月15日発行「日刊ゲンダイ」5面
「永田町の裏を読む(連載463)」より)
◆【素粒子】より2つ
・結局、東京五輪のカネの全貌が見えない。
このあいまいさも「レガシー」なのかね。 ほか
(6月22日「朝日新聞」夕刊1面より)
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※お知らせ (金曜官邸前行動)
8月の第15回「原発いらない金曜行動」の開催日は、第4金曜日の
8月26日になります。
定例は第3金曜日ですが、8月19日(金)は「総がかり行動」があり
ますので、日程を変更しています。
一部お知らせで8月19日(金)と告知したものがありますので、訂正を
お願い致します。
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※6/27(月)海渡雄一弁護士の学習会にご参加を!
徹底解説「経済安全保障推進法」危険な現代の国家総動員法
お 話:海渡雄一弁護士
日 時:6月27日(月)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は18時30分からです。
参加費:800円 予約必要です。定員25名。
たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035か 「ヤフーメール」
<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、ご氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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※7/6(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です
1.第48回とめよう!東海第二原発
20年運転延長・再稼働ゆるすな! 日本原電本店抗議行動
日 時:7月6日(水)17:00より18:00 (夏時間です)
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
※北ビルです!南ビルではありません!
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆第49回は、8月3日(水)です。(定例は毎月第1水曜)
2.「第106回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:7月6日(水)18:45より19:45 (夏時間です)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
スピーチ:乱鬼龍さんが「原発が原爆になるおそろしさ」川柳を
詠んだ目的を語ります。
スピーチ:山崎久隆さんが「電力逼迫問題報道の誤り」
「原発推進のためには電力危機さえ演出する政府」に
ついて提起します
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
☆8月は、3日(水)第107回です。(定例は毎月第1水曜)
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※7/9(土)高橋博子さんの学習会にご参加を!
「被ばくの戦後史」
日 時:7月9日(土)13時30分より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は14時30分からです。
参加費:800円 予約必要です。定員25名。
6月27日と同じ予約方法です。
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※7/11(月)天野惠一さん10回連続講座 …毎月第2月曜です…
「原発と原爆の戦後社会史−【運動/思想】史から振り返る」
〜敗戦・占領期(2)
お 話:天野惠一さん(再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
日 時:7月11日(月)14時より16時30分
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 予約必要です。定員25名。
6月27日と同じ予約方法です。
第6回は8月8日(月)14時より 第7回は9月12日(月)
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┗■1.東京都広報(特別号.6月19日発行)に疑問?
| みてビックリ−電力会社の電力不足警報文(値上げ予告宣伝)なのか
| 東京電力と国の怠慢(地域間連系線の課題)にふれない都広報
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
◎東京都が6月19日(日)発行で、東京都広報(特別号)を発行した。
タブロイド判2頁。
1面の見出しは『ご存じですか?エネルギーに関する問題!この夏、
電気が足りなくなるかも?−』だ。
中味の見出しは、「予断を許さない夏の電力需給」、「上昇を続ける
電気料金」であり、対策として「節電を意識しましょう」と「契約アン
ペアの見直し」の2つのみ。2面は、「補助金制度が有ります」の説明。
◎「節電」は、都庁に言われなくてもすでにやっている(電気代が
18ヵ月で40%、2554円も上がっている)。
まるで、電力会社の値上げ予告宣伝のような文章をなぜ税金でせねば
いけないのか?疑問だ。電力会社がやるべき。
東京都としては、電力逼迫が本当かどうかの数字的事実を述べて
ほしい。
原発再稼働をしたいための「誘導記事と思われる報道をするな」と
言いたい。都民に誤解を与える。
◎6月21日(火)日経新聞朝刊15面に4段見出しの記事が載った。
「姉崎・知多火力、再稼働へ−JERA 夏の電力逼迫に備え」という
見出しだ。
中味は、「…停止中の姉崎火力発電所5号機(千葉県市原市、最大出力
60万kw)と知多火力発電所5号機(愛知県知多市、70万kw)の運転準備
を進める…」。
JERAは、東京電力と中部電力が折半出資する火力発電会社。火力
発電所を15基もち、1000万kwの発電能力だ。6月10日頃の調べでは、
1基も動いていないという。
なお、「…JERAはこれらと別に、8億kw時の電力を卸電力
市場に売電する…」(同、日経記事より)
◎都広報には、東京電力や中部電力の怠慢(国の怠慢)が記載されて
いない。
「怠慢」とは、11年前の東日本大震災の時、東電福島第一原発大惨事
のあと、東京は、部分的に停電したが、中部・関西は電気が余って
売りたくてしようがなかった。
しかし、東日本が50ヘルツ、中部・関西が60ヘルツなので、そのまま
電気を流すことができなかった。
その間に、「周波数変換装置」が必要だ。
しかし、11年たったいまでも東京電力と中部電力をつなぐ連系線の
容量は210万kwであり、これを300万kwまで引き上げる計画だが遅々
として進んでいない。
東京電力は、日本原電東海第二原発(茨城県東海村)に2200億円以上
もの資金を出す力がありながら、大事な「地域間連系線」の増強工事が
遅れているのだ。電力会社がだらしない。
監督官庁の経済産業省(政府)もだらしない。キチンと調査報道して
いないテレビ、新聞社も、東京都庁もだらしない。
◎なぜ、「地域間連系線」が11年たってもぜい弱なままか、国家的
大問題ではないのか、ここをもっと掘り下げるべきだ。方針と実行を
考えるべきだ。
この問題を抜きにしたまま、「原発の再稼働が必要だ」の声は説得力
をもたない。
まして、ロシア−ウクライナ戦争で『原発が原爆になるおそろしさ』(
乱鬼龍氏作の川柳)を世界中の人々が知った今、原発と放射能で人類が、
日本人が苦しむ姿をさけたい。
私たちも力を出し合おう。
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┗■2.最高裁負けて悔しい花いちもんめ
| 次回の福島原発被害者東京訴訟第一陣控訴審は9月27日(火)です
└──── 菊地輝子(たんぽぽ舎ボランティア)
6月21日(火)は、福島原発被害者東京訴訟第一陣控訴審(東京高裁
101号)の傍聴に行きました。満員御礼で93の傍聴席が一杯に
なりました。
傍聴行動にご参加いただいた皆様、有り難うございます。
鴨下祐也(福島原発被害東京訴訟原告団長)さんが「傍聴席が埋まら
ないよ〜」と言うので、「そんな弱気でどうする!」と激を飛ばした
かいが有りました。
報告会では、若い先生がジェスチャーたっぷりに説明下さり笑いが
おきました。
沢山の人が来てくださいましたので、2部に分けて行い待っている間
は先生のレクチャーも有り、司法界の裏話等も有り盛り上がりました。
次も集まりましょう。次回は9月27日(火)です。
最高裁の恨みを晴らそう。
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┗■3.新聞より3つ
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◆三浦裁判官「国の責任否定」を痛烈批判
分厚い反対意見「注目を」「希望持てる」続く裁判に光
次世代のため「闘い続ける」福島訴訟第2陣原告すでに1200人超
東京電力福島第一原発事故の福島県内外の住民らが国と東電に損害
賠償を求めた4訴訟の最高裁判決。
国の責任は否定されたが、1人の裁判官は他3人の多数意見を痛烈に
批判し、国が東電に規制権限を行使しなかったのは「国家賠償法一条
一項の適用上違法だ」とする反対意見を書いた。
原告らはこの反対意見を「第二判決」と呼び、後続の第二陣や全国
各地の同様の訴訟で、最高裁で勝つまで闘い続ける覚悟を固めている。
(片山夏子) (後略)
(6月23日「東京新聞朝刊26-27面「こちら特報部」より抜粋」)
◆前時代の遺物のような「政治的存在としての連合労組」の終焉
芳野友子会長のぶざま、右往左往の結果
欧州の労組は「労働者=市民こそ未来を先取り」の自負
高野 孟(ジャーナリスト)
近づく参院選では野党の後退は避けられそうになく、とりわけ社民党
は福島瑞穂党首の議席確保すら容易でない中、党としての形を維持する
ことができるか否かの瀬戸際に立たされている。
もうひとつ、この選挙を通じて終焉を迎えそうなのが「政治的存在
としての連合組合」で、それはもっぱら昨秋に就任した芳野友子の
ぶざまとしか言いようのない右往左往の結果である。
ミシン製造会社の労組委員長からJAM(ものづくり産業労組)
副会長を経て連合副会長に至る労組経験のどこでどういう体験があった
のかは分からないが、彼女は徹底した「共産党嫌い」で、立憲民主党の
枝野幸男代表(当時)が丁寧に積み上げてきた共産党との選挙協力を
徹底的に妨害し、事実上、潰してしまった。
立憲から分かれた国民民主は連合の言うことを聞くが、衆院わずか11
議席の弱小政党で、それを通じて政策課題を実現していく回路としては
役立たない。
そこで芳野は自民党に大接近して、さっそく麻生太郎副総裁と一献
酌み交わしたりする関係となった。
こんな不格好なことになる根本的原因は、連合が政治との関わり方に
ついて勘違いをしていて、自分らのささやかなる政策的要求を、まずは
野党に、それがダメなら与党に、どちらにしても「お願いして聞き入れ
ていただく」ものだという卑屈な考えに染まっていることになる。
欧州のリベラル政党やそれを支える労組を見ると、労働者=市民こそ
が未来を先取りする存在だという自負に立って、企業内では、目先の
利益しか考えない経営者と違って社会の先行きを考えた転換(例えば
電力労組が原発を捨てて新エネに進出せよと迫る)をいち早く提言して
経営側とやりあうだけの政策立案能力を鍛えているし、政府が保守系で
あろうと同じような知的主導権を発揮して論争を挑む。
労使対決でも協調という名の癒着ではない対等な関係をつくっている。
そのための強力なシンクタンクや学者・市民活動家とのネットワーク
も備えている。
酒席に侍(はべ)って何やら政策を「お願い」するという前世紀の遺物
のような活動スタイルは、もう終わりなのである。
(6月15日発行「日刊ゲンダイ」5面
「永田町の裏を読む(連載463)」より)
◆【素粒子】より2つ
・結局、東京五輪のカネの全貌が見えない。
このあいまいさも「レガシー」なのかね。
・もっとマスクを外して、と厚労相。
熱中症に、ご用心。
(6月22日「朝日新聞」夕刊1面より)
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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより
・20220616 UPLAN 内田雅敏弁護士「新大統領 尹錫悦政治の韓国」
https://www.youtube.com/watch?v=5MppMbNbKjk
・20220523 UPLAN 安田節子「子どもの健康と農薬汚染・その2」
https://www.youtube.com/watch?v=wEYfpFojx6k
・20220521 UPLAN 渋谷徹「化学物質とエピジェネティクス」
https://www.youtube.com/watch?v=eOcR_8VRIAE
・20220520 UPLAN 第12回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=T04eteLmV5Q
・20220511 UPLAN 第104回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=iuwtYhEJNB0
科学的にまったく根拠がないデマである」
20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】
https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck
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故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
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