たんぽぽ舎です。【TMM:No4513】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4513】

2022年6月22日(水)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.「福島第一原発を囲んだ中間貯蔵施設の不条理」

  「30年以内の事業終了の約束を守れ」

  「公共事業のルールによる用地補償を求める」

          門馬好春(30年中間貯蔵施設地権者会会長)

★2.福島県の内堀雅雄知事にはALPS処理汚染水

  海洋放出を止める権限があります

  東電から出されている海洋放出のための

  工事の事前了解をしなければ良い

  「6.21県庁前で訴えよう!内堀知事、みんなの海をまもって!」

  福島県庁前集会に参加  冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.「知事は美しい海を守って」処理水を海洋放出しないよう

  求め福島県庁前で集会…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆6/26(日)オンライン連続講座 講師:能川元一

   「『歴史戦』、WGIP…歴史修正主義運動のいま」

  ◆7/9(土)活動報告&カテリーナ・チャリティコンサート

   「未来の福島こども基金」報告:黒部信一、佐々木真

★5.新聞より1つ

  ◆原発事故避難者訴訟、9月に福島地裁に追加提訴へ

   「最高裁判決覆す」   (6月21日「産経新聞」より抜粋)

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※お知らせ (金曜官邸前行動)

 8月の「原発いらない金曜行動」の開催日は、第4金曜日の

8月26日になります。

定例は第3金曜日ですが、8月19日(金)は「総がかり行動」があり

ますので、日程を変更しています。

 一部お知らせで8月19日(金)と告知したものがありますので、訂正を

お願い致します。

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※6/27(月)海渡雄一弁護士の学習会にご参加を!

 徹底解説「経済安全保障推進法」危険な現代の国家総動員法

 お 話:海渡雄一弁護士

 日 時:6月27日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は18時30分からです。

 参加費:800円 予約必要です。定員25名。 

  たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035か 「ヤフーメール

  <tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、ご氏名と電話番号を

  お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。

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※7/6(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

              2つの行動=定例は第1水曜です

1.第48回とめよう!東海第二原発

  20年運転延長・再稼働ゆるすな! 日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:7月6日(水)17:00より18:00 (夏時間です)

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     銀座線末広町駅4番出口より4分

     ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

     TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

  ☆第49回は、8月3日(水)です。(定例は毎月第1水曜)

2.「第106回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:7月6日(水)18:45より19:45 (夏時間です)

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 スピーチ:乱鬼龍さんが「原発が原爆になるおそろしさ」川柳を

      詠んだ目的を語ります。

 スピーチ:山崎久隆さんが「電力逼迫問題報道の誤り」

      「原発推進のためには電力危機さえ演出する政府」に

      ついて提起します

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

  ☆8月は、3日(水)第107回です。(定例は毎月第1水曜)

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※7/9(土)高橋博子さんの学習会にご参加を!

 「被ばくの戦後史」

 お 話:高橋博子さん(奈良大学教授・文化史学)

 日 時:7月9日(土)13時30分より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は14時30分からです。

 参加費:800円 予約必要です。定員25名。

         6月27日と同じ予約方法です。

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┗■1.「福島第一原発を囲んだ中間貯蔵施設の不条理」

 | 「30年以内の事業終了の約束を守れ」

 | 「公共事業のルールによる用地補償を求める」

 └──── 門馬好春(30年中間貯蔵施設地権者会会長)

◎ 2011年3月の福島第一原発事故から11年を経過致しました。

 国などは復興があたかも進んでいるように公報しております。

 しかし、真の復興は福一原発廃炉完了とそれを取り囲む中間貯蔵

施設の終了があって、初めて真の復興がスタートすることになります。

◎ 中間貯蔵施設は福一原発と同じく大熊町双葉町にまたがり、南北

7.5km、面積1600ヘクタール、民有地が約8割を占めております。

 ここに原発事故前は約3000人が住んでいました。

 しかし、国も東京電力も事故前、原発事故は絶対にない、ありえない

と言い続けていました。

 しかし、悲惨な大事故は起きました。

 福一原発大熊町側には昭和15年に陸軍磐城飛行場が建設されました。

 私の祖父母、父たちは2号機の西側に住んでいましたが、他の住民の

方々と共に強制的にすまいを追われました。

 しかし絶対に勝つとの戦争は負け、絶対に事故はないという原発

事故を起こしました。

◎ その後、今度はさまざまな国の「お願いという形での強引な

進め方」により2015年から2045年までの30年間の中間貯蔵施設事業

原発事故で県内にまかれた放射能で汚染された土壌等の保管」が

始まりました。

 30年以内に県外最終処分場に中間貯蔵施設に集めたごみを搬出して

事業が終了する法律「ジェスコ法」を改定しております。

 ですが、一番難しいこの県外最終処分場建設に向けた取り組みは、

事業開始7年3カ月が過ぎてもまったく国・環境省は進めていません。

 当30年地権者会は始めから国・環境省に対してこの一番難しい取り

組みを進めることを要求してまいりました。

 しかし、国・環境省は汚染土の全国再利用に力を入れるばかりです。

 環境省との団体交渉等を重ねるたびに国の逃げ道、抜け道、時間稼ぎ

を強く感じます。

◎ そもそもこの施設「30年間の仮置き場」をなぜ、全面国有地化方針

でスタートしたのか、その後公共事業の国の土地使用ルール(損失補償

基準要綱)に書いていない地上権を勝手に作り出したのか、環境省

用地交渉で買収を最優先した交渉をしてきたのか、当初環境省が提示

した契約書は30年後還さなくてもよいような内容「第20回目の団体

交渉で見直し済み」だったのか、いろいろな不信感が湧くように

出てきています。

◎ さらにルールにない地上権としたことで、先祖伝来の土地を福島の

復興のために協力した地権者を裏切った不公正・不公平な補償となって

います。

 これではまるで陸軍磐城飛行場と同じです。

 また仮置き場の補償はルールの地代ですが、この仮置き場の4年半の

地代累計額(田千平方メートル850円)より30年間の中間貯蔵施設の

地上権価格(田千平方メートル840円)が低額です。無茶苦茶です。

 今後も30年以内の事業終了の約束を守ることと、公共事業のルールに

よる用地補償を求めてまいります。

 たった一回の悲惨な福一原発事故により、多くの方々が苦しみ、

ひへいしています。

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┗■2.福島県の内堀雅雄知事にはALPS処理汚染水

 | 海洋放出を止める権限があります

 | 東電から出されている海洋放出のための

 | 工事の事前了解をしなければ良い

 | 「6.21県庁前で訴えよう!内堀知事、みんなの海をまもって!」

 | 福島県庁前集会に参加

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 6月21日(火)参加者は約100人でした。集会は11時30分から13時

まで、その後14時からアオウゼ多目的室で報告会がありました。

 「福島県の内堀雅雄知事には、ALPS処理汚染水海洋放出を止める

権限があります。東電から出されている海洋放出のための工事の事前

了解をしなければ良いのです。」

 呼びかけ人は(敬称略)大河原さき、織田千代、片岡輝美、澤井

正子、千葉由美、橋本あき、満田夏花、武藤ルイ子、谷田部裕子の

9人でした。

◎ この日は県議会の初日で知事だけでなく県議会議員もいるために

県庁の前で訴えました。

 「海をこれ以上汚さないで!汚染水の放出を承認しないで!」

 京都から駆けつけた宇野さえこさんは、2010年にやはりこの場所で

集会に参加したそうです。そのときは福島県福島原発プルサーマル

発電を認めるかどうかが問題だった時で、知事は佐藤雄平氏で内堀雅雄

氏は副知事でした。

 県のプルサーマル発電承認が翌年の事故につながったという苦い

思い出があります。

 久しぶりのシュプレヒコールもありました。「内堀知事はみんなの

海を守ってください!汚染水放出工事の認可をしないでください!」

 替歌も歌いました。「海は広いな大きいな、月はのぼるし日が沈む、

海でつながるこの世界 流すな原発汚染水」

◎ 報告会でも多くの人が発言しました。

 11年前の原発事故に国と東電に責任があるが、佐藤雄平にも内堀雅雄

にも責任があるという発言もありました。

 小児甲状腺がん患者を支援している「あじさいの会」の千葉さんは、

先日の甲状腺がん裁判のときの様子を話してくれました。あの原告の

陳述は他の原告も法廷で聞いていたそうです。姿かたちはわからない

ようついたてで隠されていたそうです。陳述を聞いていた傍聴人はすす

り泣きしましたが、他の原告は大泣きしたそうです。それを聞いて

裁判所の職員が「ごめんね、ごめんね」と言っていたそうです。

◎ 「いわき放射能市民測定室たらちね」のボランティア測定員の

方が発言し「国はトリチウムは弱い放射線で問題ないといっている

が、大嘘だ。ベータ線は近距離しか飛ばないと言っても、口から入れば

内部被ばくし近距離の細胞を攻撃する。特に脳細胞と生殖細胞

やられる。発達障害や免疫不全などがおこる」と言っていました。

 「たらちね」は汚染水が放出される前に魚類の放射能濃度のデータを

急いで集めようとしています。そのデータを放出後のデータと比較する

ためです。

 この作業は本来は東京電力と国が行うべきことですが、規制委員会の

審査書案を読んでもどこにも書いてありません。欠陥審査書です。

 パブコメは締め切られましたが、これからも審査書は欠陥だらけだと

言い続けましょう。

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┗■3.「知事は美しい海を守って」処理水を海洋放出しないよう

 | 求め福島県庁前で集会…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.「知事は美しい海を守って」処理水を海洋放出しないよう

求め福島県庁前で集会

  6/21(火)19:03配信「テレビユー福島

https://news.yahoo.co.jp/articles/342be7f5a1b825cae275d6cbc68cfd15daf70ee6

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆6/26(日)オンライン連続講座

  「『歴史戦』、WGIP…歴史修正主義運動のいま」

 日 時:6月26日(日)14〜16時

 講 師:能川元一

 お申込み・詳細:https://b1fz2022.peatix.com/

 主 催:ふぇみ・ゼミ femizemi2017@gmail.com

 インターネットにおけるヘイトスピーチは深刻な人権侵害です。

ヘイトスピーチの対象者と攻撃を分析すると、政治的右派の運動との

結びつきを見出すことができます

 本講座では、主に歴史修正主義をとりあげながら、右派運動の動向と

論点に着目し、ヘイトスピーチの背後にある論理を明らかにして

いきます。

※この講座は、【連続講座:右派運動とインターネットのヘイト

スピーチ】の第4回目です。

 すでに終了した回は「録画配信」で視聴可能です

 ◆7/9(土)活動報告&カテリーナ・チャリティコンサート

  「未来の福島こども基金

 日 時:7月9日(土)14:00 第1部

   活動報告 黒部信一(未来の福島こども基金 代表/小児科医)

   ウクライナ支援報告 佐々木真

            (チェルノブイリ子ども基金 事務局長)

   15:00 第2部 ♪カテリーナ コンサート(バンドゥ―ラ&歌)♪

 会 場:「スペースオルタ」オンライン同時開催

     7/9イベントの連絡先:event@fukushimachildrensfund.org

 主 催:未来の福島こども基金 090-3539-7611

   詳細は https://fukushimachildrensfund.org/

   メールアドレス:info@fukushimachildrensfund.org

・チケットは、オンラインチケット販売サービスPeatix (ピーティッ

 クス)から購入いただけます。 https://kateryna.peatix.com/

・会場参加の方は電話でも受付けます。

・チケットをご購入の方は、イベント終了後3日間(見逃し対応)

 アーカイブ動画をご覧いただけます。

 参加費:1,500円

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆原発事故避難者訴訟、9月に福島地裁に追加提訴へ

  「最高裁判決覆す」

 東京電力福島第一原発事故で避難した住民らによる集団訴訟で、

最高裁が国の賠償責任を認めない判決を出したことを受け、原告らが

21日、福島県庁で記者会見した。

 代理人の馬奈木厳太郎弁護士は「国の言い分が完全に認められたわけ

ではない」と述べ、最高裁の判断を覆せる余地があるとして、9月にも

福島地裁に追加提訴する方針を明らかにした。(後略)

            (6月21日「産経新聞」より抜粋)

https://www.sankei.com/article/20220621-M72L373SRNKM3JDG3YIHLHDSNY/

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・20220616 UPLAN 内田雅敏弁護士「新大統領 尹錫悦政治の韓国」

 https://www.youtube.com/watch?v=5MppMbNbKjk

・20220523 UPLAN 安田節子「子どもの健康と農薬汚染・その2」

 https://www.youtube.com/watch?v=wEYfpFojx6k

・20220521 UPLAN 渋谷徹「化学物質とエピジェネティクス

 https://www.youtube.com/watch?v=eOcR_8VRIAE

・20220520 UPLAN 第12回原発いらない金曜行動 

 https://www.youtube.com/watch?v=T04eteLmV5Q

・20220511 UPLAN 第104回東電本店合同抗議 

 https://www.youtube.com/watch?v=iuwtYhEJNB0

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

 20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】 

 https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

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☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

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 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

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 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

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   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

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 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

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