たんぽぽ舎です。【TMM:No4513】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「福島第一原発を囲んだ中間貯蔵施設の不条理」
「30年以内の事業終了の約束を守れ」
「公共事業のルールによる用地補償を求める」
門馬好春(30年中間貯蔵施設地権者会会長)
★2.福島県の内堀雅雄知事にはALPS処理汚染水
海洋放出を止める権限があります
東電から出されている海洋放出のための
工事の事前了解をしなければ良い
「6.21県庁前で訴えよう!内堀知事、みんなの海をまもって!」
福島県庁前集会に参加 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★3.「知事は美しい海を守って」処理水を海洋放出しないよう
求め福島県庁前で集会…
メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆6/26(日)オンライン連続講座 講師:能川元一
「『歴史戦』、WGIP…歴史修正主義運動のいま」
◆7/9(土)活動報告&カテリーナ・チャリティコンサート
★5.新聞より1つ
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※お知らせ (金曜官邸前行動)
8月の「原発いらない金曜行動」の開催日は、第4金曜日の
8月26日になります。
定例は第3金曜日ですが、8月19日(金)は「総がかり行動」があり
ますので、日程を変更しています。
一部お知らせで8月19日(金)と告知したものがありますので、訂正を
お願い致します。
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※6/27(月)海渡雄一弁護士の学習会にご参加を!
徹底解説「経済安全保障推進法」危険な現代の国家総動員法
お 話:海渡雄一弁護士
日 時:6月27日(月)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は18時30分からです。
参加費:800円 予約必要です。定員25名。
たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035か 「ヤフーメール」
<tanpopo3238@yahoo.co.jp> で、ご氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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※7/6(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です
1.第48回とめよう!東海第二原発
20年運転延長・再稼働ゆるすな! 日本原電本店抗議行動
日 時:7月6日(水)17:00より18:00 (夏時間です)
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
※北ビルです!南ビルではありません!
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆第49回は、8月3日(水)です。(定例は毎月第1水曜)
2.「第106回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:7月6日(水)18:45より19:45 (夏時間です)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
スピーチ:乱鬼龍さんが「原発が原爆になるおそろしさ」川柳を
詠んだ目的を語ります。
スピーチ:山崎久隆さんが「電力逼迫問題報道の誤り」
「原発推進のためには電力危機さえ演出する政府」に
ついて提起します
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
☆8月は、3日(水)第107回です。(定例は毎月第1水曜)
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※7/9(土)高橋博子さんの学習会にご参加を!
「被ばくの戦後史」
日 時:7月9日(土)13時30分より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は14時30分からです。
参加費:800円 予約必要です。定員25名。
6月27日と同じ予約方法です。
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┗■1.「福島第一原発を囲んだ中間貯蔵施設の不条理」
| 「30年以内の事業終了の約束を守れ」
| 「公共事業のルールによる用地補償を求める」
└──── 門馬好春(30年中間貯蔵施設地権者会会長)
◎ 2011年3月の福島第一原発事故から11年を経過致しました。
国などは復興があたかも進んでいるように公報しております。
しかし、真の復興は福一原発の廃炉完了とそれを取り囲む中間貯蔵
施設の終了があって、初めて真の復興がスタートすることになります。
◎ 中間貯蔵施設は福一原発と同じく大熊町と双葉町にまたがり、南北
7.5km、面積1600ヘクタール、民有地が約8割を占めております。
ここに原発事故前は約3000人が住んでいました。
しかし、国も東京電力も事故前、原発事故は絶対にない、ありえない
と言い続けていました。
しかし、悲惨な大事故は起きました。
福一原発の大熊町側には昭和15年に陸軍磐城飛行場が建設されました。
私の祖父母、父たちは2号機の西側に住んでいましたが、他の住民の
方々と共に強制的にすまいを追われました。
しかし絶対に勝つとの戦争は負け、絶対に事故はないという原発は
事故を起こしました。
◎ その後、今度はさまざまな国の「お願いという形での強引な
進め方」により2015年から2045年までの30年間の中間貯蔵施設事業
「原発事故で県内にまかれた放射能で汚染された土壌等の保管」が
始まりました。
30年以内に県外最終処分場に中間貯蔵施設に集めたごみを搬出して
事業が終了する法律「ジェスコ法」を改定しております。
ですが、一番難しいこの県外最終処分場建設に向けた取り組みは、
事業開始7年3カ月が過ぎてもまったく国・環境省は進めていません。
当30年地権者会は始めから国・環境省に対してこの一番難しい取り
組みを進めることを要求してまいりました。
しかし、国・環境省は汚染土の全国再利用に力を入れるばかりです。
環境省との団体交渉等を重ねるたびに国の逃げ道、抜け道、時間稼ぎ
を強く感じます。
◎ そもそもこの施設「30年間の仮置き場」をなぜ、全面国有地化方針
でスタートしたのか、その後公共事業の国の土地使用ルール(損失補償
基準要綱)に書いていない地上権を勝手に作り出したのか、環境省の
用地交渉で買収を最優先した交渉をしてきたのか、当初環境省が提示
した契約書は30年後還さなくてもよいような内容「第20回目の団体
交渉で見直し済み」だったのか、いろいろな不信感が湧くように
出てきています。
◎ さらにルールにない地上権としたことで、先祖伝来の土地を福島の
復興のために協力した地権者を裏切った不公正・不公平な補償となって
います。
これではまるで陸軍磐城飛行場と同じです。
また仮置き場の補償はルールの地代ですが、この仮置き場の4年半の
地代累計額(田千平方メートル850円)より30年間の中間貯蔵施設の
地上権価格(田千平方メートル840円)が低額です。無茶苦茶です。
今後も30年以内の事業終了の約束を守ることと、公共事業のルールに
よる用地補償を求めてまいります。
たった一回の悲惨な福一原発事故により、多くの方々が苦しみ、
ひへいしています。
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┗■2.福島県の内堀雅雄知事にはALPS処理汚染水
| 海洋放出を止める権限があります
| 東電から出されている海洋放出のための
| 工事の事前了解をしなければ良い
| 「6.21県庁前で訴えよう!内堀知事、みんなの海をまもって!」
| 福島県庁前集会に参加
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
◎ 6月21日(火)参加者は約100人でした。集会は11時30分から13時
まで、その後14時からアオウゼ多目的室で報告会がありました。
「福島県の内堀雅雄知事には、ALPS処理汚染水海洋放出を止める
権限があります。東電から出されている海洋放出のための工事の事前
了解をしなければ良いのです。」
呼びかけ人は(敬称略)大河原さき、織田千代、片岡輝美、澤井
正子、千葉由美、橋本あき、満田夏花、武藤ルイ子、谷田部裕子の
9人でした。
◎ この日は県議会の初日で知事だけでなく県議会議員もいるために
県庁の前で訴えました。
「海をこれ以上汚さないで!汚染水の放出を承認しないで!」
京都から駆けつけた宇野さえこさんは、2010年にやはりこの場所で
集会に参加したそうです。そのときは福島県が福島原発のプルサーマル
発電を認めるかどうかが問題だった時で、知事は佐藤雄平氏で内堀雅雄
氏は副知事でした。
県のプルサーマル発電承認が翌年の事故につながったという苦い
思い出があります。
久しぶりのシュプレヒコールもありました。「内堀知事はみんなの
海を守ってください!汚染水放出工事の認可をしないでください!」
替歌も歌いました。「海は広いな大きいな、月はのぼるし日が沈む、
海でつながるこの世界 流すな原発汚染水」
◎ 報告会でも多くの人が発言しました。
11年前の原発事故に国と東電に責任があるが、佐藤雄平にも内堀雅雄
にも責任があるという発言もありました。
小児甲状腺がん患者を支援している「あじさいの会」の千葉さんは、
先日の甲状腺がん裁判のときの様子を話してくれました。あの原告の
陳述は他の原告も法廷で聞いていたそうです。姿かたちはわからない
ようついたてで隠されていたそうです。陳述を聞いていた傍聴人はすす
り泣きしましたが、他の原告は大泣きしたそうです。それを聞いて
裁判所の職員が「ごめんね、ごめんね」と言っていたそうです。
◎ 「いわき放射能市民測定室たらちね」のボランティア測定員の
方が発言し「国はトリチウムは弱い放射線で問題ないといっている
が、大嘘だ。ベータ線は近距離しか飛ばないと言っても、口から入れば
内部被ばくし近距離の細胞を攻撃する。特に脳細胞と生殖細胞が
やられる。発達障害や免疫不全などがおこる」と言っていました。
「たらちね」は汚染水が放出される前に魚類の放射能濃度のデータを
急いで集めようとしています。そのデータを放出後のデータと比較する
ためです。
この作業は本来は東京電力と国が行うべきことですが、規制委員会の
審査書案を読んでもどこにも書いてありません。欠陥審査書です。
パブコメは締め切られましたが、これからも審査書は欠陥だらけだと
言い続けましょう。
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┗■3.「知事は美しい海を守って」処理水を海洋放出しないよう
| 求め福島県庁前で集会…
| メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.「知事は美しい海を守って」処理水を海洋放出しないよう
求め福島県庁前で集会
6/21(火)19:03配信「テレビユー福島」
https://news.yahoo.co.jp/articles/342be7f5a1b825cae275d6cbc68cfd15daf70ee6
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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆6/26(日)オンライン連続講座
「『歴史戦』、WGIP…歴史修正主義運動のいま」
日 時:6月26日(日)14〜16時
講 師:能川元一
お申込み・詳細:https://b1fz2022.peatix.com/
主 催:ふぇみ・ゼミ femizemi2017@gmail.com
インターネットにおけるヘイトスピーチは深刻な人権侵害です。
ヘイトスピーチの対象者と攻撃を分析すると、政治的右派の運動との
結びつきを見出すことができます
本講座では、主に歴史修正主義をとりあげながら、右派運動の動向と
論点に着目し、ヘイトスピーチの背後にある論理を明らかにして
いきます。
※この講座は、【連続講座:右派運動とインターネットのヘイト
スピーチ】の第4回目です。
すでに終了した回は「録画配信」で視聴可能です
◆7/9(土)活動報告&カテリーナ・チャリティコンサート
「未来の福島こども基金」
日 時:7月9日(土)14:00 第1部
活動報告 黒部信一(未来の福島こども基金 代表/小児科医)
15:00 第2部 ♪カテリーナ コンサート(バンドゥ―ラ&歌)♪
会 場:「スペースオルタ」オンライン同時開催
7/9イベントの連絡先:event@fukushimachildrensfund.org
主 催:未来の福島こども基金 090-3539-7611
詳細は https://fukushimachildrensfund.org/
メールアドレス:info@fukushimachildrensfund.org
・チケットは、オンラインチケット販売サービスPeatix (ピーティッ
クス)から購入いただけます。 https://kateryna.peatix.com/
・会場参加の方は電話でも受付けます。
・チケットをご購入の方は、イベント終了後3日間(見逃し対応)
アーカイブ動画をご覧いただけます。
参加費:1,500円
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┗■5.新聞より1つ
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「最高裁判決覆す」
最高裁が国の賠償責任を認めない判決を出したことを受け、原告らが
21日、福島県庁で記者会見した。
代理人の馬奈木厳太郎弁護士は「国の言い分が完全に認められたわけ
ではない」と述べ、最高裁の判断を覆せる余地があるとして、9月にも
福島地裁に追加提訴する方針を明らかにした。(後略)
(6月21日「産経新聞」より抜粋)
https://www.sankei.com/article/20220621-M72L373SRNKM3JDG3YIHLHDSNY/
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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより
・20220616 UPLAN 内田雅敏弁護士「新大統領 尹錫悦政治の韓国」
https://www.youtube.com/watch?v=5MppMbNbKjk
・20220523 UPLAN 安田節子「子どもの健康と農薬汚染・その2」
https://www.youtube.com/watch?v=wEYfpFojx6k
・20220521 UPLAN 渋谷徹「化学物質とエピジェネティクス」
https://www.youtube.com/watch?v=eOcR_8VRIAE
・20220520 UPLAN 第12回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=T04eteLmV5Q
・20220511 UPLAN 第104回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=iuwtYhEJNB0
科学的にまったく根拠がないデマである」
20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】
https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
通常アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」か、
別アドレス < tanpopo3238@gmail.com > です。
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