たんぽぽ舎です。【TMM:No4490】
6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.『原発が原爆になる恐ろしさ』(乱 鬼龍作)
ウクライナでの戦争が世界中に明らかにした「核の真実」
柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
★2.自分がなぜこのような目にあったのかを知るため、
絶望から立ち上がって生きるため原告になった…
5月26日(木)311子ども甲状腺がん裁判第一回口頭弁論期日
報告集会のスタッフとして参加
冨塚元夫(脱被ばく実現ネット)
★3.「東海第二原発」を再稼働してはいけない5つの問題 (その3)
建屋などは建設時の強度で作られている
建屋の耐震強度を上げた訳ではないことに注意が必要
山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★4.大地震が迫る中、生きのびるために
宮口郄枝(脱被ばく実現ネット)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
東京高裁前ランチタイムスタンディング
呼びかけ:「福島原発刑事訴訟支援団」
★6.新聞より2つ
東電側 争う姿勢 (5月27日「東京新聞」朝刊22面より抜粋)
◆【素粒子】より2つ
・違憲判決が明確に示した。国民審査の意義の大きさと、…ほか
(5月26日朝日新聞夕刊1面より)
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※明日です!
5/28(土)明 真南斗(琉球新報記者)さん学習会にご参加を!
台湾有事?? 沖縄・南西諸島をまたも戦場にするのか!
お 話:明 真南斗さん(琉球新報記者)
日 時:5月28日(土)14時より16時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 予約必要です。定員25名。残席10名様です。
たんぽぽ舎あて電話 03-3238-9035か
メール tanpopo3238@gmail.com で、ご氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えいたします。
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高浜1.2号ただちに廃炉!
5.29(日)「原発のない明日を−老朽原発このまま廃炉!大集会
in おおさか−(5.29大集会)」
日 時:5月29日(日)13時より集会 14時30分デモ出発
会 場:うつぼ公園
主 催:老朽原発うごかすな!実行委員会
東京圏からも10数名ほどが参加します。
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※6/1(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です
1.第47回とめよう!東海第二原発
20年運転延長・再稼働ゆるすな! 日本原電本店抗議行動
日 時:6月1日(水)17:00より18:00 (夏時間です)
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分
※北ビルです!南ビルではありません!
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆第48回は、7月16(水)です。(定例は毎月第1水曜)
2.「第105回東電本店合同抗議」
放射能汚染水を海へ捨てるな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:6月1日(水)18:45より19:45 (夏時間です)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
☆7月は、6日(水)第106回です。(定例は毎月第1水曜)
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※6/2(木)「声を交わして雑誌を充実させよう」
『季節』(NoNukesVoice改題)春号(鹿砦社発行)の読者会開催
日 時:6月2日(木)18時より20時
会 場:「スペースたんぽぽ」
呼びかけ人:柳田 真、平田明良
「季節」編集長の小島卓氏も参加の予定です。
開催趣旨:季刊誌「季節」春号を題材にして自由闊達に
議論しましょう。記事を読んで思ったことを
述べてください。参加歓迎! 参加費:300円
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※6/4(土)山崎久隆氏学習会にご参加を!
「今一番ホットな原発情報」
「福島第一原発汚染水問題の最新情報」
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)
日 時:6月4日(土)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 予約の必要はありません。
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※訂正1つあります。5/26発信【TMM:No4489】6/1(水)2つの申し
入れ・抗議行動にご参加を! において
正:☆第48回は、7月6日(水)です。(定例は毎月第1水曜)
誤:☆第48回は、7月16(水)です。(定例は毎月第1水曜)
お詫びして訂正いたします。
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┗■1.『原発が原爆になる恐ろしさ』(乱 鬼龍作)
| ウクライナでの戦争が世界中に明らかにした「核の真実」
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
〇『原発が原爆になる恐ろしさ』川柳作家乱鬼龍氏の最新の作だ。
私は、氏の数多くの川柳(5、7、5)の中で『原発が原爆になる
恐ろしさ』は氏の傑作の一つと思う。
原発(平和利用)と原爆(戦時利用)の権力側のごまかしを、
「ひとこと」で、打ち破ったから。
〇日本の人々は、左派は、長い間、原子力の平和利用論に騙されて
きた。著名な革新政党も朝日新聞も、ほかもほとんど、原子力の平和
利用=原発という宣伝に騙され、加担してきた。
たんぽぽ舎が、34年前(創設時)から一番苦心してきたのはこの
ことだった。
故前野良氏(政治学者)は私達に「原発も原爆もどちらも放射能=
死の灰という点で同じだよ」とさとされた。たんぽぽ舎の理論的、
思想的出発点をつくった故前野良氏に感謝する。
〇日本では「原発」というが、韓国や中国や台湾では「核電」という。
日本では「NUKE」を「原子力」と訳す時と、「核」と訳す時と
2つに分けてつかい、広島、長崎原爆での国民感情をたくみにゴマ化
してきたが原子力発電の本質は「核電」なのだ。
今回のロシアの侵略−ウクライナ戦争で、原発が原爆になる恐ろしさ
が世界中にしれわたってしまった。乱鬼龍氏の川柳を名句と評する
ゆえんである。
○原発を54基も作ってしまった日本−とくに日本海側にその半分が
ある。原発にミサイルが打ちこまれれば原爆となる。ミサイルを防御
できる原発はない。世界にも一基もない−日本の担当大臣が先週
述べたことばだ。当たり前の話がやっと新聞に載ったわけだ。
そのために5月29日(日)の関西 の大集会へ連帯して20人弱が
出かける。
茨城県の東海第二原発の2024年秋の再稼働をとめようと奮斗する
多くの人々がいる。
原発と原爆を止めよう!子供、孫、未来のために。努力しよう!
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┗■2.自分がなぜこのような目にあったのかを知るため、
| 絶望から立ち上がって生きるため原告になった…
| 5月26日(木)311子ども甲状腺がん裁判第一回口頭弁論期日
| 報告集会のスタッフとして参加
└──── 冨塚元夫(脱被ばく実現ネット)
◎ 5月26日(木)、私は「脱被ばく実現ネット」の一員として、報告
集会の会場「日比谷コンベンション大ホール」の会場係スタッフを
依頼されて、来場者の案内(空いている席を示すなど)と裁判の報告
書(原告の意見陳述を含む)を配る役目を行いました。
初めから日比谷コンベンションホールに来たので、裁判所にはいき
ませんでしたが、聞いたところでは、傍聴券を求めて220人ほどが
並んだそうです。
大法廷ではなかったので、傍聴席は30くらいのようでした。
原告側弁護団は大法廷を要求したが、判事の都合で断られた
ようです。
本日の傍聴希望者の多さから次回は大法廷にするよう再度要求する
そうです。
◎ 井戸弁護団長他弁護士が記者会見を終えて報告会場に来るまでの
間に、他の弁護士の発言がありました(河合弁護士等)
また本日法廷で行った原告の意見陳述の録音が流れました。
その一部を紹介します。
「…2011年3月11日地震の時、3月16日原発事故の日、甲状腺検査の
日、甲状腺がんを告げられた日、手術の前後の日、再手術の時、アイソ
トープ治療の数日、大学を中退したこと、思い出したくない二度と
味わいたくない辛い思い出を、思い出して陳述しました。
裁判の原告になり、自分がこのような目にあったのはなぜかを知る
ためです。
絶望から立ち上がって生きるためです。…」
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┗■3.「東海第二原発」を再稼働してはいけない5つの問題 (その3)
| 建屋などは建設時の強度で作られている
| 建屋の耐震強度を上げた訳ではないことに注意が必要
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
(1)建設時は270ガル、現在は1009ガルに引き上げ
設計時の「270ガル」に対して今では基準地震動は「1009ガル」に引き
上げられ、高い耐震性があるとされている。
ところがほとんどの構造物の強度は変わっていないし、圧力容器や
格納容器も同じ強度で、基準地震動にさえ耐えられない可能性が高い。
(2)建屋などは建設時の強度で作られている
建設時の270ガルで耐震設計を行った建屋や圧力容器、格納容器を、
1009ガルの設計で造り直したのではなく、1009ガルの揺れに耐えられる
と計算上示したに過ぎない。
建設物の建屋の耐震強度を上げた訳ではないことに注意が必要だ。
(3)耐震補強は「補強」であって必ずしも強度が上がるとは限らない
配管類や内装などは交換や補強が出来るので、1009ガルの揺れに相当
する力の発生を想定した強度に造り直したり補強したとされるが、
かえって共振を起こしたり新たに破断する箇所が移動するだけなどで、
必ずしも強度が上がるとは限らない。
(4)津波の最高水位を標高17.1mと設定し防潮堤を20mで建設
津波想定を引き上げた結果、巨大な防潮堤を作ることになったが、
それでも越流する海水に対しては、電源設備の高所設置や排水設備の
設置などが対策としている。
しかし、地盤が液状化し津波の圧力で破損や浮き上がりが起きること
などは想定していない。
(5)30mから50mの津波も想定すべき地点だ
津波の想定が20m程度というのは、この海域で発生しうる巨大津波を
想定したのでは過小評価である。 (その4)に続く
(初出:月刊たんぽぽニュース5月号)
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┗■4.大地震が迫る中、生きのびるために
└──── 宮口郄枝(脱被ばく実現ネット)
◎ 参議院選挙に脱原発を掲げ、貧困者から目を離さず手を携えて、
国会の中で政治を市民の手に取り戻そうと奮闘する山本太郎さんが、
比例で当選した衆議院議員の議席を仲間に引き継ぎ、再び参議院議員
選挙に挑んでいる。
太郎さんには是非とも国会に戻ってもらわなくてはいけない!!
◎ 2011年3月、国会周辺は多くの人々が脱原発の声をあげて集まった。
すべきではない」と身の危険を感じ、連日声を上げた。
◎ しかし、年月が流れ、11年を経た現在、特に国会の中で廃炉の声は
少しずつトーンが低下し、原発の再稼働を容認し、国際原子力産業・
マフィアを支える原発容認の片棒を担ぐ自民党始めとする勢力が厚顔
厚かましく国会で勢力を誇示し、虎視眈々とうごめく。
◎ 山本太郎さんは東電福島第一原発事故後、いち早く芸能界で脱原発
の声を挙げ、仕事を干された。
太郎さんは財務省裏で、「子どもを被ばくから守れ!」と集まって
いた集会に、骨折したのか車いす姿で現われ、「脱原発、脱被ばく」の
意思表示を示した。
そして今も「脱被ばく、原発NO!反貧困」の姿勢を貫き、全国を
まわり、貧困に陥った人々に「何があっても心配するな! そんな国を
あなたと作りたい」と訴えている。
太郎さんのぶれない姿勢、貧困者へのやさしいまなざし、誰にでも
きちんと正面から向き合い、対話する姿勢は信頼に値する。
◎ 私たちもぶれずに確実に山本太郎さんを参議院に送る決心をしよう。
差別された人の立場に立ち、その目線で人々を活かし、国会で物おじ
せず声を上げ続る数少ない政治家、コロナで疲弊した人々への政策を
実行する「れいわ、山本太郎さん」を支えたい。
参議院議員として仕事をしてもらうために、私たちが出来ることを
やらなければならない。
今度の参議院選挙は、わたしたちの命がかかっている。
大地震が迫る中、生きのびるために何よりも『脱原発、原発廃炉』が
一番大切な公約だ。
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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
└────
東京高裁前ランチタイムスタンディング
時 間:12時から13時 場所:東京高裁前
日 程:5月 30日(月) 31日(火)
6月 1日(水) 2日(木) 3日(金)
呼びかけ:「福島原発刑事訴訟支援団」
https://shien-dan.org/lunchtime-standing-202205/
福島第一原発事故の刑事責任を問う裁判は、一審で東電元経営陣3名
に無罪判決が出され、現在控訴審で審理されています。
東京高裁は今年6月6日に結審するとしていますが、6月17日には
国の賠償責任の最高裁統一判断が下され、7月13日には東電株主代表
訴訟の地裁判決が下されます。
刑事裁判でもこれらの判決についてしっかりと吟味してから結審する
ように求め、東京高裁前で訴えます!
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┗■6.新聞より2つ
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東電側 争う姿勢
東京電力福島第一原発事故による放射線被ばくの影響で甲状腺がんに
なったとして、事故時に未成年で福島県内に住んでいた17〜28歳の男女
6人が、東電に計6億1600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭
弁論が26日、東京地裁〈馬渡(もうたい)直史裁判長〉で
開かれた。(中略)
「元の身体に戻りたい。そう願っても、もう戻ることはできない。
裁判で甲状腺がん患者に対する補償が実現することを願う」と涙ながら
に言葉を振り絞ると、傍聴席からすすり泣く声が漏れた。(後略)
(5月27日「東京新聞」朝刊22面より抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/179735
◆【素粒子】より2つ
・違憲判決が明確に示した。国民審査の意義の大きさと、
国会の長きにわたる怠慢を。
・財務省幹部への尋問なし。
森友訴訟が終わりかけてる。
(5月26日朝日新聞夕刊1面より)
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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより
・20220523 UPLAN 安田節子「子どもの健康と農薬汚染・その2」
https://www.youtube.com/watch?v=wEYfpFojx6k
・20220521 UPLAN 渋谷徹「化学物質とエピジェネティクス」
https://www.youtube.com/watch?v=eOcR_8VRIAE
・20220520 UPLAN 第12回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=T04eteLmV5Q
・20220511 UPLAN 第104回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=iuwtYhEJNB0
・20220510 UPLAN 清水ただし「日本維新の会」って、どんな政党?
https://www.youtube.com/watch?v=mYDp5alRvh8
科学的にまったく根拠がないデマである」
20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】
https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
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日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
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