たんぽぽ舎です。【TMM:No4446】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4446】

2022年4月1日(金)地震原発事故情報-

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.原発に武力攻撃があれば規制委員会の審査はなりたたない

  原発は少数の通常兵器の攻撃だけで破滅的事故

        上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

★2.他企業との連携具体化を推進 日本原電

  共通する発電設備の維持管理業務や…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                黒木和也 (宮崎県在住)

★3.ドイツ連邦共和国大使館へ助言

  (ドイツ:2022年末に残る3基の原発を閉鎖する)

  石炭火力発電を改良すると良策になる

        小若順一(NPO法人食品と暮らしの安全基金代表)

★4.雑誌・新聞より4つ

  ◆「甲状腺がん多発は原発事故が原因。

   因果関係は立証されている」

   津田敏秀教授インタビュー 聞き手:本田雅和

      (『週間金曜日』2022.3.25「15から21頁」より抜粋)

  ◆原発の火災感知器 4025台不正 柏崎刈羽など

   都内メーカー検査時隠蔽

            (4月1日東京新聞朝刊1面より抜粋)

  ◆福島第一原発で発生 国が処分のはずが…

   がれき類、河川工事などに 知らぬ間に200万トン

   避難区域の廃棄物 再利用されていた

   使用先「不明」も 汚染拡散の恐れは?

   「環境省は丁寧な対話を」

    (3月31日東京新聞朝刊24-25面「こちら特報部」より抜粋)

  ◆18・19歳 厳罰化 改正少年法 逆送拡大 実名報道可能に

             (4月1日東京新聞朝刊23面より抜粋)

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※4/4(月)纐纈(こうけつ)厚さん講座にご参加を!

 「米本土防衛の盾にされる日本列島」

  米中対立・台湾有事の背景を探る

お 話:纐纈(こうけつ)厚さん(山口大学名誉教授)

 日 時:4月4日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 定員25名。 予約必要です。たんぽぽ舎あて

    電話 03-3238-9035か メール tanpopo3238@gmail.com で、

    ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

    受付番号をお伝えいたします。残席5名様です。

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※4/6(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!

           2つの行動=定例→毎月第1水曜

1.第45回とめよう!東海第二原発

  20年運転延長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:4月6日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     銀座線末広町駅4番出口より4分

     ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

      TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

    ☆第46回は、5月11日(水)です。

2.「第103回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:4月6日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など141団体

    ☆5月は、11日(水)第104回です。

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※4/9(土)小倉利丸さん講座にご参加を!

 「国家と企業から個人情報を守るために」連続講座第4回

サイバー戦争放棄なくして戦争は止められない

お 話:小倉利丸さん(盗聴法に反対する市民連絡会メンバー)

 日 時:4月9日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 定員25名。 予約必要です。

     上記4/4と同じ予約方法です

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※4/11(月)天野惠一さん10回連続講座

原発と原爆の戦後社会史-【運動/思想】史から振り返る」

 第2回武谷三男の原爆賛美論文と「科学者の社会的責任」をめぐって

 お 話:天野惠一さん   …毎月第2月曜です…

日 時:4月11日(月)14時より16時30分

会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 予約必要です。上記4/4と同じ方法です。定員25名。

     第3回は5月9日(月)14時より

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※小若順一(食品と暮らしの安全基金)氏作成の

 「炭素のチリをゼロ」石炭火力で危機を克服

  -地球温暖化の原因はCO2でない-第2弾資料

以下のアドレスからプリントできます。

http://tabemono.info/cgi-bin/download/download.cgi?name=d0052-print.pdf

 英語版は、こちら

http://tabemono.info/IMAGE/CO2_eg.pdf

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・20220331 UPLAN 青柳純一

「韓国大統領選後の日韓関係~ウクライナ抗戦の時代に~」

https://www.youtube.com/watch?v=yRmt-sax-hI

・20220329 UPLAN 孫崎享さん「ウクライナ情勢」

https://www.youtube.com/watch?v=keR0zds_4J8

・20220311 UPLAN 第102回東京電力本店合同抗議行動

https://www.youtube.com/watch?v=vumbrlyOLmI

・安田節子さん6回連続講座の第2回 20220307 UPLAN 安田節子

「子どもの健康と農薬汚染 その1」

https://www.youtube.com/watch?v=DighQUjH_IM

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

 20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.原発に武力攻撃があれば規制委員会の審査は成り立たない

 | 原発は少数の通常兵器の攻撃だけで破滅的事故

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)代表〕

◎ 2022年3月8日【TMM:No4424】「ウクライナ問題は脱原発

チャンス」で、原発はミサイルどころか少数の通常兵器の攻撃だけで

破滅的事故に発展することを指摘し、日本でそのような事態が起きた

場合の被害予測を示した。

 その改訂版を下記の3/27「脱原発をめざす首長会議・緊急オンライン

学習会」で提供している。[※1]

 今回は「武力攻撃と規制庁の安全審査の関係」について

考えてみたい。

◎ 学習会では原子力資料情報室の松久保肇氏から、ウクライナ

ザポリージャ原発での守備部隊とロシア軍の交戦の映像(構内の監視

カメラ)が紹介された。

 原発の構内で重火器を撃ち合っているのだからとんでもない話だが、

原発建屋は堅固に作られており重火器が数発当たったていどでは格納

容器まで一挙に損傷することはないだろう。

 ザポリージャ原発でも今回は幸いにも原子炉が危険になるほどの

損傷はなかったという。

 しかし問題はその後である。たとえば柏崎刈羽原発に関して、これま

で原子炉が自動または手動で停止した事例を資料[※2]に示す。

 この資料からわかるように、原子炉自体よりも、周辺部分の小さな

トラブルで止めざるをえない。

 原発構内で撃ち合いが発生したらそうした事態が発生することは

不可避だ。

 対処できなければ重大事故に発展するし、少なくとも発電できないの

だから存在しないのと同じだ。

◎ ここで規制庁の安全審査との関連(いわゆる合格)について

考える。

 審査書では、たとえば「炉心溶融が発生して冷却系統が起動

しなかった場合、格納容器の破裂を防ぐために、○名のチームにより

○○分以内に手動で弁を開ける」などのシナリオに対して「合格」の

判定を与えているだけである。あくまで机上の想定に過ぎず本当に

実行できるかは何の保証もない。

 武力攻撃に備えて原発に強力な防衛隊を配置したとしても、原発

構内や周囲で撃ち合いが始まったら作業員は活動できない。

 武力攻撃という条件を想定すると規制庁の審査は全く

成り立たないのである。

 もっとも改めて考えると自然災害でも同じではないか。

 福島第一原発事故では作業員が収束作業に奮闘していたが、

津波警報が出るたびに高台に避難せざるをえず作業が阻害された。

 これは武力攻撃と同じことだ。

 規制庁の安全審査に実効性はない。

[※1]3/27脱原発をめざす首長会議・緊急オンライン学習会

    「ウクライナ侵攻と原発

https://www.youtube.com/watch?v=WtySum8kx7M 1:07:30より

[※2]柏崎刈羽原発のトラブル事例

http://sustran-japan.eco.coocan.jp/datafile/kk.pdf

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┗■2.他企業との連携具体化を推進 日本原電

 | 共通する発電設備の維持管理業務や…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.他企業との連携具体化を推進 日本原電

  共通する発電設備の維持管理業務や

  原発に携わる人材育成で協業を検討

  3/31(木)19:50配信「産経新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab47036d1db1a35f70ace8dbfe76126b490780d0

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┗■3.ドイツ連邦共和国大使館へ助言

 | (ドイツ:2022年末に残る3基の原発を閉鎖する)

 | 石炭火力発電を改良すると良策になる

 └──── 小若順一(NPO法人食品と暮らしの安全基金代表)

         2022年3月31日

ドイツ連邦共和国大使館 クレーメンス・フォン・ゲッツェ大使殿

 ロシアがウクライナに攻め込んだ結果、ドイツはエネルギー危機に

陥り、石炭火力発電を用いて危機を緩和するとされています。

 石炭火力発電を、地球を温暖化させないように改良すると、

素晴らしい良策になります。

 その資料を作成し、英語版も完成したので、表紙をお届けします。

 資料は10頁で、次のアドレスから取り出すことができます。

 本国の関係者にアドレスを送ってくださるようお願いします。

http://tabemono.info/IMAGE/CO2_eg.pdf

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┗■4.雑誌・新聞より4つ

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 ◆「甲状腺がん多発は原発事故が原因。因果関係は立証されている」

  津田敏秀教授インタビュー 聞き手:本田雅和

中見出し・小見出しの紹介

 ◎「病気の多発が因果関係そのもの」

  ・「直ちに影響はない」?

  ・「放射線は発がん物質」

 

 ◎「著しい倍率上昇は認めながら因果関係には否定的」

  ・「暴露なし集団との比較」

  ・「恣意的な情報開示」

 

 ◎「内部被曝量が大きな影響を与えたことが判明」

  ・「補正でチェルノブイリに酷似」

  ・「過剰診断なら医療過誤

     (『週間金曜日』2022.3.25「15から21頁」より抜粋)

 ◆原発の火災感知器 4025台不正 柏崎刈羽など

  都内メーカー検査時隠蔽

 火災警報システム製造の日本フェンオール(東京)は31日、火災

感知器など9633台で製造・検査に不正行為があったと発表した。(中略)

 東京電力は、このうち4025台が福島第一原発柏崎刈羽原発に設置

されていることを明らかにした。(後略)

            (4月1日東京新聞朝刊1面より抜粋)

 ◆国が処分のはずが…がれき類、河川工事などに

  知らぬ間に200万トン 避難区域の廃棄物 再利用されていた

  使用先「不明」も 汚染拡散の恐れは? 福島第一原発で発生

  「環境省は丁寧な対話を」

 東京電力福島第一原発事故後、世間から厳しい視線が向けられた

のが、敷地内で生じる汚染水や除染で集めた土壌の処理だ。

 ただ最近、思わぬ事態が明らかになった。

 避難区域とされた地域の廃棄物が再利用されていたのだ。

 深刻な汚染に見舞われた地域の廃棄物ながら、再利用され量は実に

200万トン超に上る。「知らぬ間に汚染拡散」につながる事態は

見過ごせない。

 この先、どう考えるべきか。 (宮畑譲、木原育子) (後略)

   (3月31日東京新聞朝刊24-25面「こちら特報部」より抜粋)

 ◆18・19歳 厳罰化 改正少年法 逆送拡大 実名報道可能に

 改正少年法も1日施行された。容疑者となった18、19歳を

「特定少年」と位置づけ、家裁から検察官に原則として送致(逆送)

する対象事件を拡大。

 起訴されれば実名報道が可能となる。(後略)

             (4月1日東京新聞朝刊23面より抜粋)

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