たんぽぽ舎です。【TMM:No4444】
6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.電力会社の使命=「電力安定供給」が
揺らいだことは深刻な問題
なぜ「停電の恐れ」か? 50ヘルツと60ヘルツの壁 (上)
蓮池 透(新潟県在住)
高濃度汚染地域の「赤い森」を戦車や装甲車で走り
防護服を着用せずに現地に入った…
メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
目を向ける必要あり
日本でも核武装まで含む「国防」論の隆盛が予想される
★4.丸い地形はクレーター?
中国で世界最大「依蘭クレーター」発見
痕跡が残りづらい日本、火山起源のカルデラ跡だったことも
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その438
島村英紀(地球物理学者)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆4/9(土)全国公害弁護団連絡会議(公害弁連)シンポジウム
南雲芳夫さん、三瓶春江さん、森松明希子さん、古賀茂明さん他
★6.新聞より2つ
(3月29日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)
(3月29日.日本経済新聞より抜粋)
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※明日です! 3/31(木)青柳純一さん講座にご参加を!
ウクライナ危機と東アジアの平和づくり
お 話:青柳純一さん(金起林記念会共同代表)
日 時:3月31日(木)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 定員25名。 予約必要です。たんぽぽ舎あて
電話 03-3238-9035か メール tanpopo3238@gmail.com で、
ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えいたします。
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※4/4(月)纐纈(こうけつ)厚さん講座にご参加を!
「米本土防衛の盾にされる日本列島」
米中対立・台湾有事の背景を探る
お 話:纐纈(こうけつ)厚さん(山口大学名誉教授)
日 時:4月4日(月)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 定員25名。 予約必要です。
上記3/31と同じ予約方法です
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※4/9(土)小倉利丸さん講座にご参加を!
「国家と企業から個人情報を守るために」連続講座第4回
サイバー戦争放棄なくして戦争は止められない
お 話:小倉利丸さん(盗聴法に反対する市民連絡会メンバー)
日 時:4月9日(月)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 定員25名。 予約必要です。
上記3/31と同じ予約方法です
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※小若順一(食品と暮らしの安全基金)氏作成の
「炭素のチリをゼロ」石炭火力で危機を克服
-地球温暖化の原因はCO2でない-第2弾資料
以下のアドレスからプリントできます。
http://tabemono.info/cgi-bin/download/download.cgi?name=d0052-print.pdf
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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより
・20220329 UPLAN 孫崎享さん「ウクライナ情勢」
https://www.youtube.com/watch?v=keR0zds_4J8
・20220311 UPLAN 第102回東京電力本店合同抗議行動
https://www.youtube.com/watch?v=vumbrlyOLmI
・安田節子さん6回連続講座の第2回 20220307 UPLAN 安田節子
「子どもの健康と農薬汚染 その1」
https://www.youtube.com/watch?v=DighQUjH_IM
・20220228 UPLAN 外村大「日本の植民地支配は何をもたらしたか?
「反日種族主義」を読む
https://www.youtube.com/watch?v=AU391A7phyk
・20220226 UPLAN たんぽぽ舎33周年記念講演
横関彩子「東海第二原発の再稼働はいやだ」
https://www.youtube.com/watch?v=gHoDIBoFkXg
科学的にまったく根拠がないデマである」
20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】
https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck
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┗■1.電力会社の使命=「電力安定供給」が
| 揺らいだことは深刻な問題
| なぜ「停電の恐れ」か? 50ヘルツと60ヘルツの壁 (上)
└──── 蓮池 透(新潟県在住)
◎ それにしても、福島第一原発事故後、計画停電などが発生しない
よう電力インフラを強化・拡充するよう声高に叫ばれたのに、11年を
経てもなお実現せず、脆弱のままであることは嘆かわしいばかりだ。
とりわけ、広域融通体制が、依然として9電力による設備投資に
頼っているため、東日本と西日本との連系線が弱すぎる。
すなわち、未だに周波数の壁(50ヘルツと60ヘルツ)が立ちはだ
かっているのだ。
計画停電もこれが原因だったことを忘れないで欲しい。
◎ 東京電力(東日本側)と中部電力(西日本側)との間に東西連系線
が必要になるが、2011年以降、その容量は120万キロワットから210万
キロワットの規模に拡大されただけだ。
2021年3月31日、50ヘルツ側の「新信濃変電所」と60ヘルツ側の「
飛騨変換所」にそれぞれ設置した交直変換設備と、これらを連系する
直流送電線で構成する「飛騨信濃周波数変換設備(FC)」の建設工事が
完了し、運用を開始した。
これにより、210万キロワットとなったのだが、まだ不十分である。
今後300万キロワットまで増強する計画だが、運用開始は2027年度だ。
世界最大規模の発電会社となったJERAのパートナーである中部
電力からも満足に融通を受けられないでいる東京電力なのである。
(下に続く)
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┗■2.チェルノブイリ原発占拠のロシア兵「大量被曝」の可能性
| 高濃度汚染地域の「赤い森」を戦車や装甲車で走り
| 防護服を着用せずに現地に入った…
| メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
高濃度汚染地域の「赤い森」を戦車や装甲車で走り
防護服を着用せずに現地に入った
3/29(火)15:30配信「Forbes JAPAN」
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa29c88b6ca7b82b33e72e56d1d868783020c454
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| 目を向ける必要あり
| 日本でも核武装まで含む「国防」論の隆盛が予想される
直言更新しました。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2022/0328.html
今回は、年に1、2回出してきた「わが歴史グッズの話」の
49回目です。
「プーチンの戦争」で使われている兵器に着目しました。
私の研究室は、「危ないもの」が密集展示してあります。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2020/0217.html
先週、上記の写真の真ん中あたりに立っている84ミリ携行式無反動
砲「カールグスタフ」と、110ミリ個人携帯対戦車榴弾「パンツァー
ファウスト3」を廊下に出して、プーチンのマトリョーシカを上に
乗せて撮影しました。
http://www.asaho.com/jpn/img/2022/20220324c.jpg
いま「プーチンの戦争」でロシア軍は、このようなタイプの携帯式の
対戦車兵器に悩まされています。
1発2000万円の米国製「ジャベリン」が大量にウクライナに提供
されて、ロシアの戦車兵が黒こげになっています。
その映像はロシアのテレビはもちろん、西側のメディアも
伝えません。
この兵器はレイセオンとロッキード・マーチンの合併関連会社が
開発・製造しており、欧州各国から注文が殺到する気配です。
ミサイルでした。
その場面が繰り返しCNNの映像で流れたのはご記憶のことと
思います。
今回もレイセオン社です。株価グラフを見ると、2月から急激に
あがっています。
毎日のように命が失われています。
一刻も早くプーチンの暴走を止めなければなりません。
でも、背後にある「不都合な真実」にも目を向ける必要があると
思います。
この戦争が終わったあとに、必ず、日本でも核武装まで含む「国防」
論の隆盛が予想されます。
その際、11年前の直言で論じた問題が出てきます。
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2011/0117.html
それでは、今週もどうぞお元気でお過ごしください。
3/29「原発とめよう!九電本店ひろば第3997日目」
(青柳行信氏発信) より転載
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┗■4.丸い地形はクレーター?
| 中国で世界最大「依蘭クレーター」発見
| 痕跡が残りづらい日本、火山起源のカルデラ跡だったことも
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」その438
└──── 島村英紀(地球物理学者)
中国北東部の山の中で世界一大きなクレーターが発見された。直径は
1.85キロ。発見地の名前を取って「依蘭(いらん)クレーター」と
名付けられた。
いままで最大のものとされてきたのは、米国・アリゾナ州の「
バリンジャー・クレーター」で、直径1.2キロメートルだった。
今から約5万年前に落ちてきた隕石によって作られたもので、深さ
200メートル。クレーターを取り囲む周壁の高さは30メートルある。
この直径でも十分大きい、見渡す限りが丸い大きなクレーターだ。
中国で新たに見つかったクレーターは、4万6000~5万3000年前に
作られた。後期旧石器時代だ。米国のクレーターは約5万年前に
作られたので、ほぼ同時代である。
ともに、これだけの凹みを作るだけに、すさまじい衝突だったに
違いない。これからも、地球のどこかに隕石が落ちてクレーターを
作ることがある可能性は大きい。
ところで日本にもクレーターがないわけではない。長野県飯田市の
南アルプスにある御池山(おいけやま)クレーターは小型で直径900
メートルながら、立派なクレーターだ。
火山が多くカルデラや火口が多い日本列島では丸いものがクレーター
とは限らない。しかも降水による浸食が盛んな日本ではクレーターが
あっても痕跡が残りづらい。
香川・高松市仏生にある緩やかな凹地は「高松クレーター」と呼ばれ
ていたが、近年、1400万年前のカルデラ跡だと判明した。
つまりクレーターではなくて、火山起源だったわけだ。
逆のこともある。当初は、多くの地質学者はバリンジャー・
クレーターが火山の火口であると認定していた。
クレーターかどうかを決定するのは、岩に溶けて再結晶化した痕跡が
見られることや、粉々になった衝撃石英が含まれていることだ。
いずれにせよ、近代的な解析が必要になる。
秋田・青森の県境にある十和田湖は丸い。周長は46キロメートル。
面積は日本で12番目。かつて、丸いがゆえにクレーターかも、という
説もあったが、このたび秋田県と青森県が火口噴火の対応策を決めた。
想定される火口は、半径3.4キロメートルの圏内に設定されている。
圏内には約200人が住む。火口の想定範囲をさらに4キロメートル
外側まで広げると約350人だ。
だが、直近の噴火は平安時代の西暦915年で、日本史上最大級の噴火
だった。この規模の噴火が起きたら約34万人が避難対象になる。
十和田湖は1000~3000年ごとに噴火を繰り返している。将来いつ噴火
してもおかしくはない。
今回は危険度を示すレベル指標を5段階ではなく3段階にして引き
上げやすくした。
十和田湖は小規模な噴火をしても住民の生命に危険が及ぶ可能性が
あるためだ。
レベル2とレベル3は、レベル引き下げに限って発令される。
特別な体制だ。
2018年には噴火被害を予想したハザードマップを作って配布した。
秋田県は最寄りの国道を使って火口から避難する経路も示した。
十和田湖は怖い火山のひとつなのである。
(島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/
「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より3月25日の記事)
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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
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◆4/9(土)全国公害弁護団連絡会議(公害弁連)シンポジウム
日時:4月9日(土)13:30~16:30 会場・リモート併用
・基調報告 南雲芳夫さん
・被害の訴え(三瓶春江さん、森松明希子さん)
・全国各地の原告団の共同要求
・ミニ講演 古賀茂明さん
・特別報告 海渡雄一さん
https://plaza-f.or.jp/index2/access/
※詳細・「会場・リモートとも要登録」下記より
https://docs.google.com/forms/d/1nyqeJLhuhyWLnxmVpN1oEHJe1avmYiWBjzs6LTBeGXM/edit?usp=sharing
主催:全国公害弁護団連絡会議 http://www.kogai-net.com/
事務局:熊本市中央区京町2-12-43 熊本中央法律事務所
TEL 096-322-2515
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┗■6.新聞より2つ
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◆大地震弧状列島
鎌田 慧(ルポライター)
法事があって盛岡へ出かけた。両親を引き取っていた長兄が亡く
なり、義姉が他界して一周忌だった。
今月16日、マグニチュード7.4の地震の影響で、2週間たっても郡山-
一ノ関間の東北新幹線は運行停止中。それで在来線、新幹線を交互に
乗り継ぎ、自宅から9時間以上もかかって、盛岡駅に到着した。
通常なら4時間のコースだ。
まん延防止等重点措置が解除された土日の行楽日。それも指定席
なし、全席白由席だったから、乗り換えるたびに席取り競争。
運よく立ちっ放し乗客にはならなかったが、80過ぎの老人には過酷な
旅だった。11年前、強烈な放射線下を逃げ惑い、命を落とした老人や
入院患者たちの苦悩を思った。
地震によって東北新幹線は脱線、不通となった。それでも転覆しな
かったから惨事は免れた。
福島第一原発、第二原発あわせて10基も、二度目の強度の地震襲来を
なんとかかわして、再度の事故にはならなかった。
東北ばかりか全国の新幹線もあらためて大地震の発生が心配になった。
予想されている東海大震災、伊方原発や玄海原発に影響する長大な
この日本弧状列島は世界に冠たる大地震列島だ。
この海岸線にずらりと原発や核再処理工場など地震に弱い、超危険な
原発を建ち並べた責任者はだれか。
(3月29日東京新聞朝刊25面「本音のコラム」より)
国際原子力機関(IAEA)は29日、グロッシ事務局長がロシア軍の
侵攻が続くウクライナを訪問していることを明らかにした。
原子力発電所の事故回避に向けた技術支援をめぐり、政府高官らと
協議する。 (後略) (3月29日.日本経済新聞より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR299QX0Z20C22A3000000/
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
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☆《事故情報編集部》より
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3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
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日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
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