たんぽぽ舎です。【TMM:No4400】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4400】

2022年2月4日(金)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.東京電力福島第一原発事故の責任をとれ!

  菅井益郎さん発言−柏崎刈羽原発と連合新潟

  福島の子供たちに甲状腺ガンが増える−東電と県・国の無責任

  2/2第101回東電本店合同抗議行動の内容

  佐々木敏彦(東電本店合同抗議行動実行委員会)

★2.茨城県東海村村議会で推進派が強行

  2月1日避難計画早く作れを強引に採決(→推進派は東海第二原発

  再稼働へ進みたい)  阿部功志(東海村議会議員)

★3.米子市議会は否決 島根原発再稼働の是非問う

  住民投票実施ならず…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.新聞・機関紙より2つ

  ◆川内原発で作業員の感染拡大 2週間で29人、出勤待機者も急増

   九電「安全に影響ない」 新型コロナ

              (2月4日「南日本新聞」より抜粋)

  ◆黄昏(たそがれ)の日本資本主義

   −台湾の半導体メーカーが熊本県に進出を決定−           

                         鎌田 慧

            【出典:2022年1月26日「週刊新社会」

               第8面:沈思実行(86)より転載】

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※2/8(火)安田節子さん6回連続講座にご参加を!

 「食卓の危機」有機学校給食編

 第1回「子どもの健康と食品添加物

 お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21代表)

 日 時:2月8日(火)19時より21時 開場 18時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円 予約必要です。定員25名。

      予約は、たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

  メール tanpopo3238@gmail.com 、 nonukes@tanpoposya.net で

  ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。

 第2回3月7日(月)「子どもの健康と農薬汚染 その1」

 第3回5月23日(月)「子どもの健康と農薬汚染 その2」

 第4回7月25日(月)「子どもの健康とバイオテクノロジー食品(

           GM、ゲノム編集食品)」

 第5回9月27日(火)「世界と日本の有機給食の取り組み」

 第6回11月30日(水)「有機農業が拓く世界」

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※2/10(木)『パスワードが危ない?!』

 個人情報を守るチャレンジ講座

講 師:小倉利丸さん(JCA−NET理事。

           盗聴法に反対する市民連絡会メンバー)

日 時:2月10日(木)「復習・自由学習タイム」 17時より18時30分

          講座受付開始18時30分 講座 19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(コロナ対策をして定員の約半分)

    予約必要です。定員25名。2/8と同じ予約方法です。

参加費:800円

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※2/19(土)『ペテン学 基礎講座!2022』

 これは「報道」か「プロパガンダ」か?はたまた「ウソ八百」か?!

 −戦時下の新聞と今のぼくら−

 アーサー・ビナード浅野健一による「ペテン学」レッスン!

日 時:2月19日(土)13時30分より16時30分

会 場:「スペースたんぽぽ」

    予約必要です。定員40名。2/8と同じ予約方法です。

参加費:800円

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※動画アップの紹介 三輪祐児さんのユープランより

・2/2実施「2つの抗議行動」

20220202 UPLAN 第43回とめよう!東海第二原発原電本店抗議、

「第101回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=1KXFSksDBhQ

広瀬隆二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は

 科学的にまったく根拠がないデマである」

20220127 UPLAN 【総集編・全編6時間】

https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck

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┗■1.東京電力福島第一原発事故の責任をとれ!

 | 菅井益郎さん発言−柏崎刈羽原発と連合新潟

 | 福島の子供たちに甲状腺ガンが増える−東電と県・国の無責任

 | 2/2第101回東電本店合同抗議行動の内容

 └──── 佐々木敏彦(東電本店合同抗議行動実行委員会)

◎ 2月2日(水)、相変わらずの寒さの中64名の人々が参集しました。

 原電前の行動の終了が遅かったのか、開始時間が遅くなりました。

 申し訳ありません。

 定例となった、多摩川太鼓の演奏とコールで抗議行動が開始!

 東京電力の問題点について、菅井益郎さんより柏崎刈羽原発の「運転

差し止め裁判」の報告を中心にして発言しました。

「雪、竜巻などで避難計画がまともに作れない」と。さらに、野党共闘

を破壊する連合の問題など、さまざまな柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる

問題点を話しました。

 続いて、宮口高枝さん(脱被ばく実現ネット)より。

 きれいな声で歌をうたい、そのあと福島の子供たちに、甲状腺ガンが

増えている状況を明らかにし、国、県、東電などが、何ら対応しない

無責任さを怒りを込めて糾弾しました。

カンパアピール

 ヨーロッパ発の「原発回帰」の流れを絶対に阻止しよう、とアピール

しました。

 カンパは、1万8千円強が寄せられました。(たんぽぽ舎に戻って

から集計)

東京電力へ申し入れ

 「反原発自治体議員・市民連盟」「原子力民間規制員会・東京」の

二つの団体から東電に、申し入れを行いました。

◎再びコール・告知が続きます。

 柳田真さんから「老朽原発廃炉」を参議院選挙の争点に押し上げ

て、「老朽原発=東海第二原発廃止」の運動を進めていこうと提起が

ありました。

 「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク」からは、3月5日

(土)の東海第二原発再稼働に反対する一斉行動・第3波への参加の

呼びかけを行いました。

 「原発いらない金曜行動」実行委員会は、2月18日(金)第9回首相

官邸前抗議行動への参加をよびかけ、さらに、安田節子講師による連続

講座「食卓の危機」有機学校給食編のお知らせなど、多数ありました。

 告知の最後に、東電本店合同抗議実行委員会から

次回、3月11日(金)の第102回東電前合同抗議は、18時45分から20時まで

と時間の変更。その日の発言者は、鎌田慧さん、落合恵子さん、

鴨下さん、茨城。福島からも発言の予定があることを

お知らせしました。

最後にドンパン節と多摩川太鼓の演奏で終了しました。

※動画は、ユープラン三輪さんがアップしてくれています。

20220202 UPLAN 第43回とめよう!東海第二原発原電本店抗議

・「第101回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

https://www.youtube.com/watch?v=1KXFSksDBhQ

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┗■2.茨城県東海村村議会で推進派が強行

 | 2月1日避難計画早く作れを強引に採決(→推進派は東海第二原発

 | 再稼働へ進みたい)

 └──── 阿部功志(東海村議会議員)

 皆さま 阿部功志です。

◎ 2月1日の東海村議会、原子力問題調査特別委員会(原特委)での

請願審査の報告です。

 会議は10時より12時30分ごろまで。

 避難計画関係の請願2件のうち、早く作れ、という請願のみが話し

合われました。

 8時前にNHK記者が並び、続いて商工会関係者(推進派)が並び、

室内10席は商工会6〜7名、原電1〜2名、記者2名で埋められました。

 反再稼働の人はだれも入室できませんでした。傍聴者はおよそ50名

超か。音声だけ聞ける別室に20名、あとは廊下で立ち聞きです。

 体調の悪い人もいるだろうから、と事務局に椅子を頼むと、いるん

ですか、と言われました。通路だから椅子は出せないと。開かれた議会

にはほど遠い現状です。

◎ 委員は17名中1名欠席。16名中、会派「新政とうかい」(推進派)

が委員長を除いて9名。

 前回12月17日と同じく、理不尽に強行採決されました。

 「新政とうかい」は、「慎重に作れ」の請願には今回も触れず、

商工会の出した「早く作れ」の請願だけに絞って、「論点は早く作れ

か、ゆっくり作れかだ」とまたもすり替えを強弁し、避難計画の内容

には踏み込ませない進行に。

 村民は早く作ることで安心したがっている、という屁理屈をつけて、

様々な質問にもまともに答えないまま、委員長が議論を途中で打ち

切り、抵抗むなしく強引に採決、「新政とうかい」の9名が

賛成しました。

 「新政とうかい」は、すでに決定していた「専門家の話を聞く」案件

を反故にし、水戸地裁判決も、国や県の「実効性が前提」という方針も

無視。

 「考え方の違い」と逃げて、策定の重要課題もいっさい取り上げよう

としません。

◎ 次回の委員会は2月14日の週とのことです。

 ここで「新政とうかい」は「慎重に作れ」の請願を採決するつもり

です。「早く作れ」と逆の主張だから、もう話し合う必要なし、と

一蹴するでしょう。

 このあと3月の本会議でさっさと通して、村担当課に圧力をかけ、

周辺自治体、県や国などへのアピールを強めるねらいです。そうして

いざ再稼働へと突き進みたい目論見、こんなあからさまな暴挙を強行

するのは焦っているのでしょうか。政権のまねをしているのでしょう

か。この醜態を村の有権者が許しているわけです。

 なお、原電の工事は、12月までには終わりそうもないようだと

原特委委員長が言っていたそうです。又聞き。

燃料装荷予定も少し遅れるのでしょうか。

    (「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」MLより転載)

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┗■3.米子市議会は否決 島根原発再稼働の是非問う

 | 住民投票実施ならず…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.米子市議会は否決 島根原発再稼働の是非問う住民投票実施ならず

  2/3(木)20:58配信「TSKさんいん中央テレビ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/e18d1f3769ce9ab21be350a778147f3541a46df6

2.EU2カ国オーストリアルクセンブルク

  欧州委提訴へ 原発「グリーン」認定に反発

  2/3(木)8:37配信「時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a0c681df81c6153d5b5dac6d72f3be1e5f40679

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┗■4.新聞・機関紙より2つ

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 ◆川内原発で作業員の感染拡大 2週間で29人、出勤待機者も急増

  九電「安全に影響ない」 新型コロナ

 九州電力川内原発薩摩川内市)で作業員の新型コロナウイルス感染

が続発している。

 「電力の安定供給」のため、コロナ対策に力を入れてきたが、1月

中旬から3日までの約2週間で29人が感染。出勤待機者も急増している。

 今月下旬には県内外から多数の作業員が派遣される定期検査と、原則

40年の運転期間延長に必要な特別点検が2号機で予定され、九電は

感染封じ込めに神経をとがらせている。(後略)

            (2月4日「南日本新聞」より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3570b2d8fab41d7b86222d5cd344b680e4b34db

 ◆黄昏(たそがれ)の日本資本主義

  −台湾の半導体メーカーが熊本県に進出を決定−

                                    

                         鎌田 慧

 台湾の半導体メーカー「台湾積体電路(TSMC)」が熊本県

菊陽町に進出を決定した。これは無惨な「日本の新しい資本主義」の

出発を告げるニュースなのだろうか。

 これまで、日本企業の海外進出は破竹の勢いで進められてきた。

 1970年代のはじめからだが、公害の規制が弱いアジア諸国への逃避で

あったり、賃金の安さをもとめての進出だったりした。

 ユニクロ製品がバングラデシュミャンマーでつくられているのを

みれば、販売拡大が労働者の人権と福祉の少なさとに反比例している

のがよくわかる。

 繊維、電機、造船、自動車などの労働集約型産業の輸出量が多く、

海外生産を拡大させた。

 それが国内生産の空洞化を招いてきた。

 「産業のコメ」といわれた鉄鋼でさえ、最大手の日鉄がインドなど

海外生産量をふやそうとしている。

 ところが、その一方、最近では産業の主食である半導体生産が、いつ

のまにか世界トップの座から転落して、世界での占拠率は10パーセント

にもみたない。

 1990年代、NEC、東芝、日立は世界の一位から三位を占め、

富士通三菱電機がそれにつづいて、シェアは50パーセントを

占めていた。

 「ジャパン・アズ・ナンバーワン」「技術立国」。かつての栄光だ。

 いまはアメリカのインテル、韓国のサムスン、台湾のTSMCには

歯が立たない。そして、ついに台湾企業の日本進出。

 日本政府は400億円の補助金をだす。

 が、最先端半導体ではない、汎用型の生産にすぎない。

 日本の異論を認めない、集団主義教育がこの敗戦をもたらした。

 知識を覚えるだけの教育が、対話と他者を思いやることのできない

優等生をつくり出した。

 隠蔽、捏造、排除の論理は、安倍、菅、岸田の長期自民党政権

つづき、官庁と企業を覆う悪習として常態化した。

 裁判を拒否してカネで口封じを図った、財務省の「赤木俊夫事件」

の顛末。

 日本学術会議会員6名を未だ認めない任命拒否事件。

 個の自由と尊厳を認めない教育と政治が、民主主義と国を滅ぼす。

            【出典:2022年1月26日「週刊新社会」

               第8面:沈思実行(86)より転載】

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