たんぽぽ舎です。【TMM:No4315】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4315】

2021年10月12日(火)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.岸田政権 要所に経産省人脈−原発活用推進

  「原発推進さいこう内閣=甘利カラー」「実態は黒い男」の指摘

  私たちは持ち場で反原発−10月15日(金)金曜官邸行動へ集まろう!

                柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★2.10/31(日)「脱原発青空川柳句会」

  “経産省どまん前路上にて”

  毎日「座り込み抗議活動」を続けています

          乱 鬼龍(経産省前テントひろば、川柳作家)

★3.米バイデン政権による豪への米国製原潜導入計画は危険

  ASEAN諸国内にも衝撃

  米国第一主義で負担を他国に押しつけるもの

  被爆国日本が「AUKUS」に賛意を示すことは極めて危険

               山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★4.過去の破損、管理職に報告せず 福島第一原発の汚染水浄化設備

  2019年、設備の配管で結露が発生。

  実際には全25カ所が破損…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より3つ

  ◆JR東 変電所火災 10路線23万人影響 機器トラブルか

            (10月12日朝日新聞朝刊37面より見だし)

  ◆変電所火災 休日の首都圏寸断 JR東 主要10路線一時ストップ

   漏電・ミス 過去にもトラブル タクシーに行列 疲労の色

              (10月11日朝日新聞夕刊より見だし)

  ◆首都圏の地震 対策の穴次々 見直しを

            (10月12日朝日新聞朝刊「社説」見だし)

━━━━━━━ 

※10/14(木)学習会にご参加を!

 「幻想の新型原子炉」−高温ガス炉(HTGR)と小型原子炉

お 話:後藤政志さん(元東芝原子炉格納容器設計者)

日 時:10月14日(木)18:00〜21:00(開場17時30分)  

会 場:「スペースたんぽぽ」 講師のお話は19時より

資料代:800円

予約必要です。たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

 メール nonukes@tanpoposya.net で、ご氏名と電話番号を

 お知らせ下さい。受付番号をお知らせいたします。残席2名様です。

━━━━━━━ 

※10/15(金)第5回「原発いらない金曜行動」にご参加を!

  フクシマは終わっていない! 放射能汚染水を海へ流すな!

  東海第二原発の再稼働反対!

 日 時:10月15日(金)18時30分より19時45分

 場 所:「首相官邸」前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

   「毎月第3金曜」に開催、11月は26日、12月は17日です。

━━━━━━━ 

※10/25(月)学習会にご参加を!

 「ウイシュマさん死亡事件から考える」−日本の入管制度の歴史−

 お 話:金 東鶴(キム トンハク)さん

         (在日本朝鮮人人権協会副会長兼事務局長)

 日 時:10月25日(月)19:00〜21:00(開場18時30分)

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 資料代:800円

 予約必要です。たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

   メール nonukes@tanpoposya.net で、ご氏名と電話番号を

   お知らせ下さい。受付番号をお知らせいたします。

━━━━━━━ 

※10/6日本原電と東電2つの本店抗議行動を三輪祐児さんが

 アップしてくれました。

20211006 UPLAN 日本原電本店抗議行動・第97回東電本店合同抗議

https://www.youtube.com/watch?v=CuLt3fhvfW4

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.岸田政権 要所に経産省人脈−原発活用推進

 | 「原発推進さいこう内閣=甘利カラー」「実態は黒い男」の指摘

 | 私たちは持ち場で反原発−10月15日(金)金曜官邸行動へ集まろう!

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

自民党新幹事長(甘利氏)は、大臣室で現金を受け取って辞めた人。

「いずれ国会で説明する」と言ったきり。何も説明していない。睡眠

障害を理由に国会を長期欠席して説明責任はウヤムヤなまま。

 「日刊ゲンダイ」10月6日号は、甘利幹事長を指して『原発推進

最高内閣』と報じている。

 同じく、10月8日に日本経済新聞は、『岸田政権 要所に経産人脈

経済安保や原発活用推進』との見出しで報じている。「首相筆頭秘書官

の嶋田隆氏ら経済産業省とかかわりの深い政治家や官僚を要所に

起用している」と。

 岸田内閣は、原発推進の危険な内閣だ。

 2021年全エネルギー予算1兆2208億円のうち、原子力対策費は4121

億円と33.8%をしめています(10月9日「赤旗」より)。

 4121億円もの原発予算を削り、社会福祉予算にまわせば、コロナ下で

苦しむ人々を「ずいぶん助けられるのに」と思う。

◎私たちは、それぞれの現場で、持ち場で、原発NOの声をねばり強く

あげつづけよう。

 第三金曜日の10月15日(金)は、「原発いらない金曜官邸行動」(

第5回)18時30分より19時45分、首相官邸前に集まろう!

 たんぽぽ舎は、「原発やめよう たんぽぽ舎」ののぼり旗や「放射能

汚染水を海へ流すな!」の横断幕を持って、みんなで参加します。

 なお、当日16時から、たんぽぽ舎にて事前打ち合わせがあります。

 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」の人たちも参加し、

「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」ののぼり旗・その他を持って

行かれます。

 いっしょに首相官邸前で原発NOを叫ぼう!

┏┓ 

┗■2.10/31(日)「脱原発青空川柳句会」

 | “経産省どまん前路上にて”

 | 毎日「座り込み抗議活動」を続けています

 └──── 乱 鬼龍(経産省前テントひろば、川柳作家)

 日 時:10月31日(日)12時より15時

 場 所:経済産業省

 席 題:2題、各2句吐、乱 鬼龍選  呈賞あり

 「脱原発青空川柳句会」は、「経産省前テントひろば」があった頃

からつづけて(毎月1回)、はや10年目。

 「経産省前テントひろば」は、今も引き続き、毎日「座り込み抗議

活動」を続けています。

 平日は12時より16時まで。金曜日は、13時より17時まで。

 毎週金曜日は、17時より18時まで「経産省への抗議行動」。

 土曜・日曜・休日の「座り込み抗議活動」は12時より15時まで。

 ぜひ、ご参加、ご支援をお願い致します。

┏┓ 

┗■3.米バイデン政権による豪への米国製原潜導入計画は危険

 | ASEAN諸国内にも衝撃

 | 米国第一主義で負担を他国に押しつけるもの

 | 被爆国日本が「AUKUS」に賛意を示すことは極めて危険

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

1.オーストラリア潜水艦導入計画の変節

 「AUKUS」(オーカス)条約により、オーストラリアが原子力

潜水艦を保有するために、米・英が協力をすることが決まった。

 オーストラリアにとっては、原潜を配備して中国と事を構える必然性

はどこにもないはずだ。つい数ヶ月前までフランス製のアタック型

ディーゼル潜水艦を12隻程度導入する計画だった。

 これに横やりを入れ、米国製原潜を8隻導入させることにしたのが

バイデン政権。何のためか、それは中国の原潜などの艦船を追尾、

監視するためだ。

 9月19日の日経新聞に『マレーシア、米英豪の核軍拡に「懸念」』と

の記事が載った。

 記事では、マレーシアの他にもインドネシアシンガポールも懸念を

表明、ASEAN諸国内にも衝撃を与えたことが分かる。

 マレーシアのイスマイルサブリ首相はオーストラリアのモリソン首相

との電話協議で、米・英・豪の新たな安全保障協力の枠組み

「AUKUS」がインド太平洋地域で核兵器の軍拡競争を引き起こすと

して「懸念」を表明し、インドネシア政府も原子力潜水艦保有

めざす豪州の方針を「注意深く見守る」とし「AUKUSは他の大国が

特に南シナ海で攻撃的に振る舞うことを誘発する」と懸念を

伝えているという。

 東南アジアは、域内の非核化を定めた「東南アジア非核兵器地帯

条約」を順守する重要性も強調し、米英両国の支援を受けて原子力

潜水艦の配備をめざす豪州に自制を促した。

 東南アジア諸国は、総じてオーストラリアの計画に批判的だ。

 それも当然で、南シナ海を中心に軍事緊張型が高まることは、この

地域の経済にとって大変なマイナスになるし、もし武力衝突に

発展すれば大変な被害を被ることになる。

2.オーストラリアは非核地帯のど真ん中にある

 ラロトンガ条約、バンコク条約、これはいずれも南太平洋から

インド洋にかけての非核地帯条約の名前だ。

 それぞれ「南太平洋非核地帯条約」「東南アジア非核地帯条約」と

呼ばれている。包摂する地域を見れば、オーストラリアはすっぽりと

囲まれていることが分かる。

 原子力潜水艦保有するということは、非核地帯条約に

反する行為だ。

 核動力艦を保有する国で非核地帯条約に加盟している国は無い。

実際に保有したら世界最初の暴挙となる。

 また、オーストラリアが核兵器保有する事態にでもなれば、非核

地帯条約は崩壊するから、世界の安全と平和に取り返しのつかない

打撃を与える。

 モリソン首相もバイデン大統領も原潜に核を搭載することはないと

している。

 しかし、トマホーク巡航ミサイルを搭載する能力は持つという。

 巡航ミサイルは核・非核両用なので、米国が核弾頭搭載トマホーク

ミサイルを配備し始めたらどちらか判別がつかなくなる。

 そうなったら中国などは、核弾頭搭載艦として扱うだろう。

 非核条約国に核弾頭の疑惑が生じること自体、許されないことである。

3.ニュージーランドは入港拒否を早くも表明

 ニュージーランドは、1980年代半ば以降、領海・領空を非核地帯と

する厳しい政策をとってきた。

 核実験の影響を受けている太平洋の島々との連帯もあってなされた

この政策は、同盟国の艦船であろうと、原子力艦船の寄港や領海通過を

禁じた。

 米国と対立することとなり、米国はアンザス条約(オーストラリア・

ニュージーランドアメリカ合衆国安全保障条約)でのニュージー

ランドへの義務を保留した。

 そうした政策の背景もあって、ジャシンダ・アーダーン首相は、既に

モリソン首相に対して原潜の入港拒否と領海通過の禁止を口頭で

通告した。

4.オーストラリアの原潜就航は早くても2030年代か

 とはいえ、原潜が明日にも配備されるというわけではない。

 建前はオーストラリアが原潜を建造する支援をすることとなって

おり、米国のバージニア級か英国のアスチュート級攻撃型原潜を導入

するとされている。

 条約上は「オーストラリアが原潜8隻を導入。アデレードで建造し、

初号艦進水までに約10年を見込む」としているから、どんなに早くても

2030年代にならないと配備されない。

 ただし、現在のコリンズ級が老朽化していることを口実に、その

つなぎとして、米ロサンゼルス級をリースする計画も含まれるので、

これが導入されればそれよりも前に原潜配備が進められることになる。

 原潜配備計画は、古くからオーストラリア国内では議論されていた

ようで、労働党政権時代にも検討をしていた経緯がある。そのため今後

政権が変わったとしても、この計画は止まらないかも知れない。

5.「AUKUS」に対する日本の立場は

被爆国日本が安易に賛意を示すことは極めて危険

 日本とオーストラリアの間では、経済と技術開発の協力を目指す日・

米・豪・印4カ国の「Quad(クアッド)」がある。

 その日本政府の対応は、茂木敏充外相が英・豪両外相と電話会談し、

「AUKUS」を歓迎する意向を早々と伝えたという。

 このような核拡散につながる危険性が高い原潜導入を目指す

「AUKUS」に、被爆国日本が安易に賛意を示す姿勢は、国際社会

での信頼を失う行為でもあり極めて危険だ。

 オーストラリアへの原潜導入は、米国が中国などと対抗するには既に

軍事力も経済力も持たなくなっていて、これを同盟国に肩代わりさせる

思惑があるのだから、そのまま日本に当てはめれば、現在以上に米国の

最前線として機能させられる危険性を高める行為でもある。

 例えば、対中国で中距離弾道ミサイルギャップがあると見なしている

米国は、日本国内に中距離核ミサイルの配備を進めていきたいと

思っている。

 しかし、日本には非核三原則があるから核を配備することは困難と

し、中距離核ミサイル搭載型原潜を中心に日本周辺に配備する可能性が

あり、それら艦船の寄港を求めてくるだろう。

 こうした動きに、今の政府自民党の抵抗感は、ますます低くなって

おり、近い将来こうした事態に直面する可能性は高い。

 そのような観点からも「AUKUS」について見ていく必要がある。

┏┓ 

┗■4.過去の破損、管理職に報告せず 福島第一原発の汚染水浄化設備

 | 2019年、設備の配管で結露が発生。

 | 実際には全25カ所が破損…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.過去の破損、管理職に報告せず 福島第一原発の汚染水浄化設備

  2019年、設備の配管で結露が発生。実際には全25カ所が破損

  10/11(月)19:29配信「共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/a55a8e25984016c08180d7f2f25d0c3db2471e99

2.低レベル廃棄物を認可外「仮置き」148カ所

  福島第一原発、正規の保管場所に移さず

  10/11(月)19:46配信「朝日新聞デジタル

https://news.yahoo.co.jp/articles/70d733b7d915e08a80affce2ba17e0148cf5ff68

┏┓ 

┗■5.新聞より3つ

 └──── 

 ◆JR東 変電所火災 10路線23万人影響 機器トラブルか

            (10月12日朝日新聞朝刊37面より見だし)

 ◆変電所火災 休日の首都圏寸断 JR東 主要10路線一時ストップ

  漏電・ミス 過去にもトラブル タクシーに行列 疲労の色

              (10月11日朝日新聞夕刊より見だし)

 ◆首都圏の地震 対策の穴次々 見直しを

            (10月12日朝日新聞朝刊「社説」見だし)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し

 よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、

 どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先

 など必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例が

  あります。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1

               高橋セーフビル1F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

        HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856