たんぽぽ舎です。【TMM:No4224】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4224】

2021年6月17日(木)地震原発事故情報−

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.「8つの柱」を中心に引き続き原発のない社会をめざします

  たんぽぽ舎2021年活動方針の紹介 (上)

                       たんぽぽ舎

★2.6月30日(水)学習会にご参加を!

  「3/18水戸地裁判決」の検証

          「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」・

     「再稼働阻止全国ネットワーク」

★3.中国、台山原発の燃料棒5本前後破損と発表

  冷却材中の放射性物質の濃度が上昇…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.《中川会長の自粛破りによって、批判の矛先は日本医師会へ》

  2020年〜新型コロナとの闘いの記録 読み切り連載(22)

           岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

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※明日です!

 6/18(金)「原発いらない金曜行動」にご参加を!

 フクシマは終わっていない 放射能汚染水を海へ流すな!

 東海第二原発の再稼働反対!

 日 時:6月18日(金)18時30分より19時45分

 会 場:「首相官邸」前

 主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会

 呼びかけ人多数、さらに呼びかけ人を募集しています。

 この行動は毎月第3金曜に開催する予定です。

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※6/26(土)山崎ゼミ「先月・今月・来月の原発問題」

 『東電柏崎刈羽原発運転禁止と福島第一原発の現状』

 お 話:山崎久隆さん (たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:6月26日(土)14時〜17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円  予約の必要はありません。

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※6/29(火)学習会にご参加を!

 「青森県六ケ所村再処理工場の実態とその危険性」

 講 師:永田文夫さん

(「三陸の海を放射能から守る岩手の会」世話人)

 日 時:6月29日(火)18時〜21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」

 参加費:800円

 予約必要です

   たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か

   メール nonukes@tanpoposya.net で、ご氏名と電話番号を

   お知らせ下さい。受付番号をお知らせいたします。

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┗■1.「8つの柱」を中心に引き続き原発のない社会をめざします

 | たんぽぽ舎2021年活動方針の紹介  (上)

 └──── たんぽぽ舎

 6月5日(土)第33回総会で確認された「たんぽぽ舎2021年活動方針」

を紹介致します。「8つの柱」を3回に分けたいと思います。

 たんぽぽ舎が今日まで活動を続けることができたのは、会員の皆様、

ボランティアの皆様の絶え間ないご支援と活動のおかげです。

 記して御礼申し上げます。

8つの柱

1.伝え合い、話し合う場を作ります

2.汚染水の海洋放出反対と福島原発震災への取り組み

3.東海第二原発再稼働阻止の取り組み…

  2022年8〜9月の再稼働を阻止しよう

以上を(上)に掲載

4.日本核武装核兵器技術の蓄積を絶つ

5.運動課題を共有できる団体と共闘します

6.東京で出来ること、するべきことを進める

以上を(中)に掲載

7.放射能汚染食品等の測定

8.たんぽぽ舎のさらなる充実へ向けて

以上を(下)に掲載

1.伝え合い、話し合う場を作ります

 たんぽぽ舎が昨年引っ越しを行った結果、残念ながら

「事務スペース」と「ひろば機能」と「スペースたんぽぽ」の3ケ所

が、実質的に手狭になってしまいました。それでも講座会議や各種

イベントの開催場としての機能は維持していますが、

「スペースたんぽぽ」の面積も、これまでよりも狭くなっています。

 それでも必要な情報の発信と話し合いの場を構築するべく、工夫を

しながら引き続き伝え合う場として機能していけるように取り

組みます。また、インターネットを通じてメールマガジンの発行を

続けています。5700人を超える方にメールを発信してますが、書き手を

充実させ今後も継続していきます。

2.汚染水の海洋放出反対と福島原発震災への取り組み

 「アンダー・コントロール」「復興五輪」などと、福島原発震災を

矮小化し、復興が進むことで事故の影響が軽減されるとして、

あからさまな福島攻撃が続いています。国や東電は「アルプス処理水」

と本質を隠し、放射性物質に汚染された水を海洋放出しようとして

います。

 強行されれば福島を含む東日本、そして時間を経て太平洋沿岸地域に

汚染が拡散していきます。何としても阻止しなければなりません。

 また、汚染水放出と同時並行で進められるデブリ取り出しの暴挙も

反対し、止めさせなければなりません。

 汚染水海洋放出は、関係閣僚会議(原子力災害対策本部の元に

作られた単なる下部組織に過ぎない)で「決定」しただけで、少なく

ても設備の認可から建設まで2年以上はかかります。

 決して諦める段階ではないのです。

 「東電本店合同抗議行動」などの行動を通じて、汚染水の海洋放出

反対を訴え、東電にも迫っていきます。

 また、福島から避難している人々に対する攻撃も続いています。

 裁判では国や東電の責任が認められているにもかかわらず、本来は

果たすべき責任、損害賠償だけでなく生活再建を支援することについて

もネグレクトされたままです。

 これに対して戦っている人々とも共感し、連帯して取り組みます。

3.東海第二原発再稼働阻止の取り組み…

  2022年8〜9月の再稼働を阻止しよう

 老朽原発の東海第二原発は、再稼働したら再び過酷事故を引き起こす

可能性の高い原発です。

 事故が起きれば周辺30キロ圏はもとより、100キロ余りしか離れて

いない東京にも重大な被害を与えます。

 福島第一原発事故の際に近藤駿介原子力委員長(当時)が作成し

管直人内閣に提出された「不測事態シナリオの素描」が、そのまま現実

となり東京圏3000万人の避難と大量の犠牲者が発生します。

 そのこともあり水戸地裁(前田英子裁判長)は3月18日に再稼働を

禁ずる判決を出しました。

 しかしこれで再稼働は止まりません。

 日本原子力発電も国も諦めてはいません。

 早ければ2022年9月に再稼働する可能性さえあります。

 止めるための取り組みは「日本原電本店抗議行動」や「とめよう東海

第二たんぽぽ舎相談会(東海ディスカス)」の充実と共に、これまで以上

に強力に進めていきます。

 直近では「茨城リレー行動(キャラバン)」の実現に取り組みます。

                        (中)につづく

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┗■2.6月30日(水)学習会にご参加を!

 | 「3/18水戸地裁判決」の検証

 └──── 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」・

  「再稼働阻止全国ネットワーク」

6/30(水)学習会「3/18水戸地裁判決」の検証

『被告日本原電は東海第二原発の原子炉を運転してはならない』

『避難計画及びこれを実行し得る体制が整えられているというには

ほど遠い状態で(中略)…住民の人格権侵害の具体的危険がある』

日 時:6月30日(水)18時より20時30分

参考テキスト:・上岡直見著『原発避難はできるか』(緑風出版)

        ・3/18水戸地裁判決要旨

会 場:「スペースたんぽぽ」(東京都千代田区神田三崎町3-1-1

高橋セーフビル1F)

共 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」・

「再稼働阻止全国ネットワーク」

問い合わせ・連絡先:TEL 070-6650-5549

資料代:500円  予約の必要はありません

※上岡直見(環境経済研究所代表)氏も「助言者」として

 参加してくれます。

 4月16日、私たちは「3/18水戸判決勝利集会」を大急ぎで準備し、

水道橋の「東京学園会議室」で開催した(36人結集)。

 報告と解説は、河合弘之弁護士。彼は、全文800頁もある判決の中の、

「勝った」1項目、「避難計画」(「日本一の人口密集地帯で避難は困難

であり、事故が発生すれば人格権を侵害することは必至」)が、誰に

でも、よく理解できる争点であることの意義を力説。

 それは、運転差し止めを命ずる根拠が避難計画におかれたことは

初めてである点をも踏まえ、「第五層防護レベル」の欠落は許されない

という判決(司法の判断)を、どのように運動に活かしていくかが

私たちの今後の大きな課題であることを、強く実感させてくれる

レポートであった。

 集会後、あらためて、新規制基準による「避難計画」作りをめぐって

原子力規制委員会自治体・電力会社の権限・責任がどういう関係に

あるかという制度上の問題の再確認と、「避難計画」がまったく机上の

空論である実態をより具体的に明らかにしていく作業へ向けて、

<学習会>をスタートさせることとなった。

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┗■3.中国、台山原発の燃料棒5本前後破損と発表

 | 冷却材中の放射性物質の濃度が上昇…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.中国、台山原発の「燃料棒5本前後破損」と発表

  冷却材中の放射性物質の濃度が上昇

  6/16(水)18:43配信「共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/0bde5a9274ba278db211385588590ee40b79db78

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┗■4.《中川会長の自粛破りによって、批判の矛先は日本医師会へ》

 | 2020年〜新型コロナとの闘いの記録 読み切り連載(22)

 └──── 岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)

  以下、【『週刊スパ』6月1日発売号より】

・自粛、自粛、自粛と、口を酸っぱく国民に要請してきた日本医師会

中川俊男会長は、身を挺し、自粛の難しさを教えてくれたのだろうか。

・医師会お抱えの政治家(自見英子)が開いた100人規模の政治資金

パーティ参加に続いて、今度は医師会関連組織の女性研究員との親密

寿司デートが週刊誌に報じられた。これまで国民に対して上から目線で

自粛を強いて来た中川氏自らが、言ってることとやってることが違う

「Wスタンダードの」の自粛破り。

・医療ガバナンス研究所の上昌大医師はこう話す。

 「ワクチン接種が遅々として進まない最大の要因は打ち手不足。

だから政府は、接種の担い手として新たに歯科医を加えようとしていた

のに、それを最後まで阻止していたのが中川会長です。医師の独占業務

が脅かされるわけですから、来年の会長選を見据えれば、認められな

かったのでしょう。」

・昨年、政府がPCR検査を増やすため、鼻腔・咽頭拭い液の採取を

歯科医師にも出来るよう要請した時も、医師会は厚労省とタッグを

組んで猛反発している。

 「PCRのときも、早い段階で検査を拡大していたら、保健所では

対応しきれなかったので、民間にもゆだねるという流れになっていた

はず。現在は、医師会に所属していないとワクチンを貰えないという

批判も上がっています。厚労省が配布を自治体に丸投げし、一部の

自治体では医師会がワクチンを管理しているので、結果的に医師会

所属の開業医から優先的に配られている。」

・コロナ患者を受け入れ疲弊している病院も多いが、「中川会長は診療

報酬の引き上げもせず、逆に足を引っ張ってきました。本来、医師会は

志ある開業医を応援してしかるべきです。」

  以下、【『デイリー新潮』6月3日配信より】

・現実には、17万3千人の日本医師会会員に、新型コロナの指定病院で

体を張って治療に当たっている医師はほとんどいない。

 日本医師会は、新型コロナ患者を受け入れていない開業医が中心の

団体で、さる病院の勤務医は、「日本医師会は開業医の利益を守るため

の圧力団体で、一部の公立病院に負担が集中する現状を維持したいのが

本音。感染者が増えて開業医に火の粉が降りかかるのを阻止するため

に、国民の危機感を煽って来た」と断じる。

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

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 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

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 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。

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