たんぽぽ舎です。【TMM:No4201】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎 重複ご容赦願います
━━━━━━━
★1.菅政権の企む2つの犯罪 許してはならない!
1.老朽原発再稼働、2.汚染水の垂れ流し
許せば、全原発の60年運転、全核施設からの
放射性物質汚染水放出の恒常化に道を開く! (上)(2回の連載)
(通常の原発排水とは異なる!)
木原荘林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
実態>のスピーチ
署名とチラシ配布行動実施
喜多村憲一(脱原発かわさき市民)
★3.ワクチン争奪戦に敗れた日本政府の怠慢
2020年〜新型コロナとの闘いの記録
読み切り連載(20) <1> (4回の連載)
岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)
★4.汚染水対策土のう26トン、10年たって足かせ「厄介な存在」に
メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より4つ
◆避難受け入れ準備進まず 東海第二原発再稼働
総会で報告
◆<さまよう避難計画 東海第二原発運転差し止め判決>
(1)達成困難 94万人の安全どう確保
(5月17日東京新聞「茨城」より抜粋)
◆<さまよう避難計画 東海第二原発運転差し止め判決>
(2)調整3年 難航続く交通手段手配
「事故が起きたら、避難なんかできない」…
(5月18日東京新聞「茨城」より抜粋)
◆<さまよう避難計画 東海第二原発運転差し止め判決>
(3)原因不明 ずさん定員算定(避難所)、県外も
(5月19日東京新聞「茨城」より抜粋)
━━━━━━━
※5/26(水)学習会にご参加を!
日本の入管行政:絶望の外国人収容施設
講 師:柏崎正憲さん[東京外国語大学ほか講師、
SYI(収容者友人有志一同)]
日 時:5月26日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円 予約の必要はありません
━━━━━━━
※5/28(金)学習会にご参加を!
「ゲノム編集トマトと食の安全」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21代表)
日 時:5月28日(金)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」
参加費:800円
予約必要です。
たんぽぽ舎あて 電話 03-3238-9035 か
メール nonukes@tanpoposya.net で、
ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお知らせいたします。
━━━━━━━
※6/5(土)たんぽぽ舎第33回総会と32周年記念講演
日程:6月5日(土)
○たんぽぽ舎第33回総会 13:15〜14:00 無料
○32周年記念講演 14:15〜16:40 資料代800円
1.東海第二原発再稼働阻止に向けて3/18水戸地裁勝利判決を生かそう
講師・大石光伸さん
柏崎刈羽原発の再稼働は認めない
講師・菅井益郎さん
会 場:日本教育会館7F中会議室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
新型コロナ対策のため、総会・記念講演とも会場定員の
半数75名様までの予約受付とさせていただきます。
予約及びお問い合わせは
TEL 03-3238-9035 か メール nonukes@tanpoposya.net へ
お願い致します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.菅政権の企む2つの犯罪 許してはならない!
| 1.老朽原発再稼働、2.汚染水の垂れ流し
| 許せば、全原発の60年運転、全核施設からの
| 放射性物質汚染水放出の恒常化に道を開く! (上)(2回の連載)
| (通常の原発排水とは異なる!)
└──── 木原荘林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
「老朽原発再稼働」については別に譲り、ここでは放射性物質汚染水
垂れ流しの犯罪性について述べる。
政府は、4月13日、福島原発で増え続ける放射性物質汚染水の海洋
放出を決定しました。2年後を目途に放出を始めるとしています。
なお、汚染水は3月時点で約125万トンたまり、来年秋には千基以上
あるタンクの容量(137万トン)が満杯になるといわれています。
また、この汚染水放出で生み出された空地を、福島第一原発2号機の
溶融核燃料の取り出しや1、2号機の使用済み核燃料プールからの燃料
取り出し作業に必要な施設の用地にする計画もあります。
◎汚染水を「処理水」と言いなす政府の欺瞞
この水は、ALPSという吸着装置で処理したからと言っても、全く
除去できないトリチウム(三重水素)、ALPSで除去しきれなかった
放射性物質(ヨウ素、ストロンチウム、セシウムなど)を含んでいて、
処理できていない水=汚染水です!
◎「政府が前面に立って安全性を確保する」という空約束
政府は、海洋放出の決定にあたって、「政府が前面に立って安全性を
確保する」としていますが、同じように安全を確保すると言って運転
した福島原発が重大事故を起こし、現在稼働中や稼働準備中の原発では
トラブル続きです。
原発は現在科学技術で「安全を確保できる」ものではなく、この約束
が国民だましの「空約束」であることは明らかです。
政府の「安全確保」の技術とは「水で薄める」だけです!
◎トリチウムは法令基準の「1/40に希釈」しても
環境中濃度の1000倍以上
海水中のトリチウム濃度は、1リッターあたり1ベクレルの
レベルです。
これに対し、原発からの放出水では、1リッターあたり60000ベクレル
が規制値とされています。
これは、原発を運転すれば、この濃度のトリチウムが生成し、それを
除去する方法が無いからです。すなわち、60000ベクレルは原発を運転
するために設定された濃度で、生態系等への影響は考慮されて
いないのです。
政府が「安全を確保する」とした汚染水中のトリチウム濃度は、
60000ベクレルの1/40ですから、海水中濃度の1000倍以上です。
(通常の原発排水とは異なる!)
今、垂れ流そうとしている汚染水には、トリチウムだけでなく、
ALPSで取りきれなかったセシウム、ストロンチウム等の放射性物
質が残存しています。これらを希釈して流しても、海の中で、生体
濃縮されて、生態系を循環する可能性があります。
放射性物質の残存について、2018年10月3日の毎日新聞は、「東電
は、ALPSによってトリチウム以外の放射性物質の濃度を基準値
以下にできると説明してきた。
ところが、2018年8月時点でタンクに貯蔵していた処理水89万トンの
いなかった。基準の100倍以上の放射性物質を含む処理水だけで、
6万5000トンもあった」と報道しています。ALPSでの処理は完全
ではないのです。 (下)に続く
┏┓
| 実態>のスピーチ
| 5/16溝口駅(神奈川県)前で「東海第二原発工事中止」など
| 署名とチラシ配布行動実施
└──── 喜多村憲一(脱原発かわさき市民)
以下駅頭署名のご報告です。
5月16日(日)は溝口駅前での署名行動でした。みんなで11人が集まっ
てくださいました。
ユニオン書記長さんに来ていただき、原発関連の労働者の実態を
スピーチしてもらいました。
ご自身も3次の下請けで働いていたとのこと、狭いアパートに6〜7
人がいっしょにいる生活、事故があってもほとんど労災と認められず、
ガンや白血病になって何とか労災と認められても、今度は「労災では
ない、自分の喫煙や飲酒が原因だ」と雇主の東電に言われ、裁判でも
負けてしまう(!)などが話されました。
また、たんぽぽ舎のWさんも参加、私たちに今後の<首相官邸前など
での金曜行動>への参加を訴えられました。
16日は天候も良かったこともあって人どおりもけっこうありました。
が、どうもなかなかうまく署名やチラシまきもやや苦戦ぎみでした。
チラシは120枚ほどの配布でした。(いつもは200枚近くですが)
多くの種類をそろえた署名の方は手分けしてやりました。
「東海第二原発工事中止署名」が20筆、「青森県を最終処分地に
するな署名」6筆、「浪江町・津島ふるさと返せ署名」7筆、「柏崎
たまたま福島県いわき市に住んでいた方も署名していただき、少し
話もできました。
参加のみなさん、お疲れさまでした。
また、6月の脱原発署名を、20日(日)14:00から15:30登戸駅前と
決めました。
みなさん、よろしくお願いします。
(初出:5/18「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」ML)
┏┓
┗■3.ワクチン争奪戦に敗れた日本政府の怠慢
| 2020年〜新型コロナとの闘いの記録
| 読み切り連載(20) <1> (4回の連載)
└──── 岩井 哲(かごしま反原発連合 共同代表)
※たんぽぽ舎は、新型コロナワクチン接種に対する統一した見解を
持っていません。
反原発では、たんぽぽ舎として一致した方向を示すことはこれまでも
してきました(毎年の総会や声明文など)。
しかし、「新型コロナ」についてはたんぽぽ舎の会員や応援する
人の間でも、さまざまな考え方・感じ方があります。従って、各人の
判断で対応しています。
岩井 哲氏の寄稿は貴重な内容ですが、岩井さんの見解です。
たんぽぽ舎としての見解ではありません。
以下、岩井 哲氏の寄稿
《ワクチン争奪戦に敗れた日本政府の怠慢》
―『紙の爆弾』5月号、広岡裕児氏の論考より(タイトルは適宜変更)
【日本の言い訳のウソ】
・米国ファイザー社の新型コロナワクチン第一便が、2月12日、
ベルギーから成田空港に到着した。菅首相は、2月2日の記者会見で、
「先日3社(ファイザー・モデルナ・アストラゼネカ)から3億1400万
回分の供給を受ける契約の締結に至ったところであります。(中略)
2月中旬に接種をスタートしたいと思います。医療関係者から始め、
高齢者については4月から接種を進めます。政府を挙げて準備を進め
ます」と誇らしげに述べた。
・たしかに、2月17日からスタートしたものの、遅れが生じており、
東京五輪前はおろか、年内に集団免疫を獲得できるかもわからない。
連立与党の公明党・山口那津男代表も3月12日、首相官邸で開かれた
政府・与党連絡会議で「適切な情報提供に努め、市区町村が円滑に
出来るように万全を期してほしい」と訴えた。
これを伝える読売オンライン(3/12付)は言う。
<公明がワクチン接種で神経を尖らせるのは、7月の東京都議選や秋
までに行なわれる衆院選を控えていることが大きい。接種が進まなけれ
ば、支持母体の創価学会は座談会や訪問などの対面活動もままなら
ない。「全力で選挙を戦うには、ワクチン接種の成功が不可欠」
(党幹部)の声もある。
・同日、河野太郎ワクチン担当大臣は、記者会見で、今後の供給に
ついて数字を出し、かなり順調にこなせる見込みであることを強調
した。ただし、「EU(欧州連合)の承認が大前提だという状況は
変わりません」と念を押した。(中略)
まるで日本で接種がうまく行かないのはEUのせいの様だ。
1月30日からEUで域内生産ワクチンの輸出管理が始まったが、
この日までに輸出を差し止めたのは、オーストラリア向け約25万回分
だけである。
しかも、日本ではまだ承認されていないアストラゼネカ製ワクチン
だ。であるから、現在の接種の遅れにEUの姿勢は関係がない。(中略)
・安倍晋三前首相は、ワクチンの連携を新型コロナをめぐる日米協力の
柱の一つとして、ドナルド・トランプ米大統領との協力で一致していた
と自慢していた。
菅首相も、たとえば就任後間もない昨年9月20日の4電話会談で
「治療薬やワクチンの開発・普及における日米協力を進めていくという
ことで一致しました」と発表している。(中略)
強固な日米関係が政府の売り物だったのではないか?
<2>に続く
┏┓
┗■4.汚染水対策土のう26トン、10年たって足かせ「厄介な存在」に
| 土のうの表面で最大毎時4.4シーベルトの放射線量を計測…
| メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.汚染水対策土のう26トン、10年たって足かせ「厄介な存在」に
5/18(火)16:00配信「毎日新聞」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a50e6f05c38406c35f746ba823ec47c606eb101f
┏┓
┗■5.新聞より4つ
└────
◆避難受け入れ準備進まず 東海第二原発再稼働
総会で報告
避難元の広域避難計画策定が進まないため
受け入れ計画も手付かずになっている実態
(5月17日東京新聞「茨城」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/104676?rct=ibaraki
◆<さまよう避難計画 東海第二原発運転差し止め判決>
(1)達成困難 94万人の安全どう確保
日本原電に東海第二の運転の差し止めを命じた水戸地裁判決から
18日で2カ月。判決は「実効的な避難計画を策定できるか疑問がある」
と問題提起した。住民の生命と財産を守る避難計画の策定は
可能なのか。4回にわたって検証する。
(この連載は松村真一郎が担当します)
(5月17日東京新聞「茨城」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/104677?rct=ibaraki
◆<さまよう避難計画 東海第二原発運転差し止め判決>
(2)調整3年 難航続く交通手段手配
「事故が起きたら、避難なんかできない」…
(5月18日東京新聞「茨城」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/104906?rct=ibaraki
◆<さまよう避難計画 東海第二原発運転差し止め判決>
(3)原因不明 ずさん定員算定(避難所)、県外も
避難所の確保は、避難計画の基本的な要素の一つ。それも整え
きれないのは、県や市町村が本気で計画を策定しようとして
いるのか疑念さえ生じさせる。
(5月19日東京新聞「茨城」より抜粋)
詳しくはこちらを
https://www.tokyo-np.co.jp/article/105137?rct=ibaraki
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の
アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。
ご了解下さい。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ
◆メールマガジンをお送りします
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり
ます。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-1-1
高橋セーフビル1F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856