たんぽぽ舎です。【TMM:No4066】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東電福島第一原発放射能汚染水の海洋投棄反対!海を汚すな!
「安全な陸上」に保管せよ(土地はある)
11/4(水)東京電力本店へ『私たちの声』を届けよう(第86回)
柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
★2.「お互いの文化を尊重することから、
民族間の溝は埋まっていく…」
城田純生(経産省前テントひろば)さんの文章を紹介します
渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)
★3.死刑台から社会を問うた「連続射殺魔」
書籍紹介 永山則夫 入門
たんぽぽ舎会員でボランティアの市原みちえさんが
永山則夫の身元受け入れ人
山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.核ごみ 根強い不安 全道調査「反対」66%
都市部と町村で開き…ほか
メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より1つ
◆オリンピック中止? 五輪終です
三木義一(青学大名誉教授)
(10月29日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)
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※10/31(土)山崎ゼミにご参加を!
「東電のかかえる汚染水、柏崎刈羽原発再稼働の問題」
お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)
日 時:10月31日(土)14時より17時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 予約の必要はありません。
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※上記の学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。
・受付の前に参加される方の体温を「非接触」で検温致します。
ご協力をお願いいたします。
・マスクなどを着用して下さい。
・会場に手指消毒用ボトルを用意します。
・机の上に消毒液を噴霧しタオルで拭きます。
・講師の前に透明「間仕切り」を置いて飛沫対策をします。
・窓を開けて換気に配慮します。
・「密集」しないように着席していただきます。
・体調に不安のある方は、無理をせず参加をお控え下さい。
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※11/4(水)2つの抗議行動にご参加を!
1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!
日本原電本店抗議行動
日 時:11月4日(水)17:00より17:45
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
銀座線末広町駅4番出口より4分 ※北ビルです!
南ビルではありません!
共 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」
「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549
2.「第86回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:11月4日(水)18:30より19:30
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など138団体
※「新型コロナウイルス」対策を致します。
・マスク、フェイスシールドなどを着用して下さい。
・現場に手指消毒用ボトルを用意します。
・「密集」しないように参加者同士の間隔を空けて抗議します。
・参加される方は、ご自宅で検温の上、ご参加ください。
・体調に不安のある方は、無理をせず参加をお控え下さい。
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┗■1.東電福島第一原発放射能汚染水の海洋投棄反対!海を汚すな!
| トリチウム(三重水素)は内部被ばくをおこす。放射性物質だ
| 「安全な陸上」に保管せよ(土地はある)
| 11/4(水)東京電力本店へ『私たちの声』を届けよう(第86回)
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
◎東電福島第一原発放射能汚染水(トリチウム等)をとめるチャンスの
時間が与えられた。
11月27日(火)国会衆議院会館の前で開催された放射能汚染水海洋投棄
反対の集会(「さようなら原発」主催)は、170名の参加(主催者発表、
たんぽぽ舎も6名で参加)で意気が上がった。
鎌田慧さんのあいさつ、「再稼働阻止全国ネットワーク」の発言
ほか、いくつかの発言があったが、社民党福島氏の「トリチウムを阻止
する時間が与えられた、がんばろう」の発言も印象に残った。
◎「スガ」政府と電力業界は「処理水」を海へ流すといっているが、
ゴマ化しだ。トリチウムは単なる「処理水」ではない。
原発放射能汚染水であり、トリチウム以外にも多くの種類の放射能が
残っている。(「アルプス」で取り切れない)
それを海へ棄てるというのは、風評被害ではない、「実害」である。
トリチウムは水と共に体内に入り、ガンをひきおこす。西尾正道氏の
論文や九州の玄海原発周辺の実状がそれを示している。
◎「安全な陸上」に保管せよ。私たちは一貫してこう主張してきた。
理由は、福島第一原発周辺にタンクを設置する土地はまだある(東電も
環境省の回答も「土地はある」と答えている)。
朝日新聞も調査報道の力を活かして、空いている土地を写真付きで
報道してほしい。
トリチウムの半減期は12.3年だから100年保管すれば放射能は1000分の
1に減少する。
陸上保管の技術は、1970年代の石油危機の時、日本各地に原油を
タンクでためた、優れた技術が日本にはある。お金も600億円程度と
見積もられている。失敗の「凍土壁」の費用を考えれば安い。
海洋投棄をやめて、安全な陸上保管せよ。そうすれば、近隣諸国から
も非難でなく賞賛をうける行為だ。
IAEAや前原子力規制委員長田中俊一氏の誤り(共に「海へ棄てよ」
発言)も天下に明らかになる。
◎11月4日(水)東京電力本店(東京都千代田区内幸町)前にあつまろう!
(18時30分より19時30分)
(前段に、17時より17時45分、「東海第二原発NO!」日本原電本店
抗議行動あり)
毎月1回、第1水曜日におこなわれて、あしかけ8年、86回目の
定例−東京電力本店合同抗議行動だ。
福島第一原発放射能汚染水を出す原因企業の東京電力本店に、多様な
市民の声、海を汚すな=海の生物を放射能汚染させるなの声を届けよう。
※参考記事
近づくタンク満杯 意見聴取は事実上終了
処理水放出 迫る政治判断 漁連は反対「風評被害必至」
(前略)
全漁連は2015年、東電から「海洋への安易な放出はおこなわない」
との約束を文書で得ている。(後略)
(2020年10月17日朝日新聞朝刊3面より抜粋)
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┗■2.「お互いの文化を尊重することから、
| 民族間の溝は埋まっていく…」
| 城田純生(経産省前テントひろば)さんの文章を紹介します
└──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)
以下、転載
◎ 前の週に薄着で来て酷い目にあったので、今日は少し厚着で
出かけた。午前中は少し寒さを感じたが、経産省前まで来て
セッティングをしていたら薄日が差してきて見る間に天気がよくなって
きた。天気予報が見事に外れて爽やかな秋晴れの1日となった。
テレビカメラを担いで海外のTV会社が取材に来ているようだ。
いる。何の取材なのか不思議に思っていたら、どうやら韓国の取材
チームのようだった。きっと汚染水の海洋投棄の問題での取材のよう
だった。
政府が福島第一原発で発生した汚染水を「浄化処理」した後の放射性
物質トリチウムを含む水の処分を巡って水で薄めて海洋投棄をする
ということが明らかになった。
福島県漁連や地元福島の強い反対にも拘わらず、強行することに
対して隣国である韓国も反対の意向である。この問題は、今は亡き渕上
太郎氏がかねてから追求してきた課題である。もちろん、テントひろば
としても全力で反対していくものである。
◎ 3時半ごろ、文科省抗議のMoさんが通りかかり、トラメガを今日は
用意できていないので貸して欲しいとのこと。経産省前抗議と文科省抗議
は時間的なずれがあるので、こんな時は貸し出しをしている。(中略)
今日も朝鮮高校の生徒が2名代表で参加してスピーチをした。
心に響くスピーチだ。また在日2世の牧師さんのスピーチが
素晴らしかった。彼がアメリカに留学中に経験したことの話だ。
自然に日系アメリカ人は踊りだしたそうだ。会の都合上、音楽を止め
たら「止めないで」と皆が叫んだそうだ。そして再び盆踊りが始まった
そうだ。母国の文化である盆踊りが懐かしかったのだろう、踊り続けた
とのことだ。
◎ それぞれの民族の文化は世界中どこでも尊重されるべきもので、
それは朝鮮人の文化も同様であるという。民族が大切にしている文化は
どの民族でも尊重されるべきものである。
朝鮮学校で学ぶ歴史や文化、これも大切にされるべきものである
という。全くその通りであると思う。
ネトウヨは朝鮮と名がつけば何を言っても構わないと言っていて、
ヘイトスピーチを振りまいている。お互いの文化を知り、尊重すること
から民族間の溝は埋まっていくものだと思う。
(「経産省前テントひろば」ニュース 10/16掲載
城田純生さんの了解を得て転載しています)
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┗■3.死刑台から社会を問うた「連続射殺魔」
| 書籍紹介 永山則夫 入門
| たんぽぽ舎会員でボランティアの市原みちえさんが
| 永山則夫の身元受け入れ人
└──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
◎ 1997年8月1日 永山則夫、東京拘置所内で死刑執行から23年。
貧困と格差が広がる現在、永山則夫が残した膨大な書や文章、詩が
私たちに問いかけているものは何だろう。
たんぽぽ舎会員でボランティアの市原みちえさんが、永山則夫の身元
受け入れ人になり、最後に特別面会許可されたのは死刑執行5日前
だった。
面接で永山は市原さんに印税を遺族や貧しい子供たちへと託した。
◎ 今回の出版を通じて、永山の生い立ちから見てほしい。
1949年6月27日、北海道網走市呼人番外地で8人兄妹の第7子として
生まれた。父親は博打に走り、失踪。母親が魚の行商をして家計を
支えていたが、貧困に耐えかね、精神を病んだ長姉、次姉と妹を連れて
青森の実家に帰ってしまった。
三姉(14歳)、次兄(12歳)、三兄(9歳)と5歳の則夫が厳寒の
網走に取り残された。
翌年、飢餓状態の子らは、近隣の通報により福祉事務所に収容された。
一旦、母親の元に行き、中学を卒業、集団就職で上京、懸命に
働くが、どこの職場でも戸籍謄本網走番外地から、刑務所生まれと誤解
されるなどして、長く居つけなかった。
17歳で、横須賀米軍基地に侵入、偶然「22口径の拳銃」を発見、
実弾50発を盗む。
その後、連行した警備員、タクシー運転手射殺、何度か死ぬ気に
なったが、かなわず、せめて20歳までは生きようとするが、逮捕される。
刑務所で永山は自分の無知がなせる業に気がつき、現世社会を必死に
学び、その思いを綴ることを始める。
獄中ノート、「無知の涙」は私も若い時代に読んで感動したことを
覚えている。
その後、彼の小説は新日本文学賞、文芸賞特別号に掲載されるなど
注目を集めた。
獄中29年間に蓄積した膨大なノート類、日記をはじめ、段ボール120箱
に及ぶ遺品を市原さんは自宅に引き取り、自宅を改造、名称「いのちの
ギャラリー」として、見学者に開放、トークイベントなどをおこなう。
◎ 最後に永山則夫が残した文章の一部を紹介。
「市民に問う」
「犯罪」者は少なくとも人間である。同じ地球に住んでいる。
私“連続射殺魔”というレッテルを市民から貼られた永山則夫は、
日本人である人々にとって、日本人ではなかったか。
私は思う。日本国憲法に保障された最低限の生活に浴さなかったが、
とにかく日本人として育ってきたのだ、と。とするとあなたはどこかで
関係することにならないか?
かつて、あなたは「犯罪」者をつくらなかったか?
市民生活を営む人々よ。胸に手を当てて考えて欲しい。
あの太郎ちゃんのお父さんは前科者だからお母さんは遊ぶなって。
中略
ここに指を差される人と、指を差す人とが誕生する。
前者を被抑圧者、後者を抑圧者という。
あなたはこれのどれであったか?
そしていまどれであるか?
<世の中にいわれのない愛もなければいわれのない憎悪もない>
◎ 永山則夫 入門 死刑台から社会を問うた「連続射殺魔」
発行:いのちのギャラリー、発売:梨の木舎 定価800円+税
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┗■4.核ごみ 根強い不安 全道調査「反対」66%
| 都市部と町村で開き…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.核ごみ 根強い不安 全道調査「反対」66% 都市部と町村で開き
10/28(水)15:01配信「北海道新聞」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61fa8aad666546ada62324cb7963094b52b721c6
2.規制委、原電の社内体制を異例の検査へ 審査資料書き換え問題で
10/28(水)17:13配信「毎日新聞」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef85d3a940388c8add4f662b7d002ffc2a6be2ca
人事による恫喝と密室権力を国民にも用いている
10/28(水)16:22配信「デイリースポーツ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/383c34bb550e4ee01ddacd40e82754bc75ceb187
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┗■5.新聞より1つ
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◆オリンピック中止?
五輪終です 三木義一(青学大名誉教授)
「ご隠居、おっしゃっていたとおりになるかもしれませんぜ」
「ああ、あのオリンピックのことかい?」
「そうですよ。もうIOCが中止を決定したなんて情報がネット上で
騒がれてやすよ」
「冷静になって世界を見てごらん。東アジア地域を除いて、世界中が
コロナ禍でまだ悲鳴を上げている。世界の選手達が落ち着いてスポーツ
に専念できる環境にないことは明らかじゃないか。それなのに、血眼に
なって開催ばかりにこだわる人達がいるというのが不思議じゃの〜」
「政府にももう伝えられていて、いつ発表するかのタイミングを
考えているとか」
「選挙に不利にならないように、いろいろな口実を考えておるんじゃ
ろう。しかし、組織委員会の人達の根性が気に入らん。
コロナ禍で必死に市民のために働いてくれたお医者さん達にさらに
ボランティア活動を要請したのには驚いたな」
「え〜、そりゃひでえ」
「万一、それをお願いするなら、自らの活動もボランティアにするの
が筋じゃろ。自分達は高額な報酬を受け取っていて、周りにはオリン
ピックに協力させてあげるのだからボランティアだ、という姿勢が
嫌でならない。もうお医者さんに宣言してもらうしかない」
「お医者さんに?」
「そう、わしには言えんな〜。五輪終です、なんて」
(10月29日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)
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