たんぽぽ舎です。【TMM:No3929】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
━━━━━━━
★1.核燃料再処理工場は不合格だ
規制委員会の新基準「適合」はまちがいだ
ノボリ旗3本がひるがえり規制委員会の前で抗議行動
柳田 真(再稼働阻止全国ネットワーク)
★2.「原爆を落とされた方として原因を考えたほうがいい」
5/11第2回岩垂さん講演会の感想
岩元修一(たんぽぽ舎会員)
★3.ミサイル迎撃はムダ 武器ではコロナと闘えない
イージス・アショア新屋演習場配備断念に関連して
柏 秀樹(メールマガジン読者)
★4.政府、処理水処分方法で関係者から意見聴取
全出席者が風評被害対策要望
日本スーパーマーケット協会…処理水の処分そのものが
「新しい風評被害につながる可能性が高い」と懸念…ほか
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より2つ
◆コロナ感染実態も把握せず前のめり 緊急事態宣言解除への不安
(5月12日15:49「日刊ゲンダイ」より抜粋)
「コロナ」にたいする防衛は国際協調でしか闘えない
鎌田 慧(ルポライター)
(5月12日東京新聞朝刊21面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
☆ 川柳
【オイ安部よいつまでごたくほざく気だ】
【五輪などと言っている場合かこの国は】 乱 鬼龍
(「コモンズ」2020.5.10第140号「コモンズ川柳」より)
━━━━━━━
※明日です! 5/14(木)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ
「羽田離発着旅客機の都心低空飛行問題と東京都政」
お 話:奈須りえさん(大田区議会議員)
日 時:5月14日(木)18時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 〔講師のお話は19時より〕
☆定員15名です。あと2名となっております。
予約申し込みは、たんぽぽ舎の
TEL 03-3238-9035かメール nonukes@tanpoposya.net へ
ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。
※IWJの中継と、三輪祐児さんの「ユープラン」で
アップされる予定です。
☆「新型コロナウイルス」対策を致します。
・会場に手指消毒用ボトルを用意します。
・机の上に、消毒液を噴霧しペーパータオルで拭きます。
・窓をこまめに開けて換気に配慮します。
・「密集」しないように着席していただきます。
・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。
━━━━━━━
※「スペースたんぽぽ」を≪自習室≫としてご利用ください。
≪自習室≫当面のスケジュール
5月14日(木)14時より17時(18時より学習会利用のため)
5月15日(金)14時より18時
5月16日(土)14時より18時
5月18日(月)14時より18時
5月19日(火)14時より18時
ご利用の方はたんぽぽ舎あて、ご氏名と連絡先電話番号を
お知らせ願います。詳しくはお問い合わせ下さい。
Tel 03-3238-9035 Fax 03-3238-0797
━━━━━━━
┏┓
┗■1.核燃料再処理工場は不合格だ
| 規制委員会の新基準「適合」はまちがいだ
| ノボリ旗3本がひるがえり規制委員会の前で抗議行動
└──── 柳田 真(再稼働阻止全国ネットワーク)
5月13日(水)原子力規制委員会前で、ノボリ旗3本がひるがえり、
「核燃料再処理工場は不合格だ」の抗議の声を挙げ、抗議行動が
おこなわれた。(約20名の参加)
※関連記事の紹介
核燃再処理 新基準「適合」 青森・六ケ所村
規制委了承 稼働は見通せず 「核燃サイクル」必要性に疑問
<解説> 建設費は当初計画の4倍の約3兆円、完成延期は24回、
着工して27年でも未完成−。原発の使用済み核燃料の再処理工場(
青森県六ケ所村)。民間企業ならば断念していたはずの施設が、
稼働の条件である原子力規制委員会の審査を事実上通過した。(中略)
消費者が支払う電気代が元となった約14兆円という巨費が投じられて
きた核燃料サイクルは、実現困難で破綻が明らかだ。 (後略)
(5月13日東京新聞夕刊1面より抜粋)
┏┓
┗■2.「原爆を落とされた方として原因を考えたほうがいい」
| 5/11第2回岩垂さん講演会の感想
└──── 岩元修一(たんぽぽ舎会員)
◎ 5月11日(月)、「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)で
開催されたジャーナリスト岩垂弘さんの講演「日本人は核にどう向き
合ってきたか 被爆75年、核廃絶運動を顧みる 第2回原爆被害の
実相」を聞いた。
コロナ禍の中、外出を家族に反対されたが「一人でも聞いてくれる人
がいれば」と講演をされた。
◎ 講演は最初に、第1回で話された米国による広島、長崎への原爆
投下までを説明。
本論に入る前に「核の被害の残酷さや悲惨さは伝えきれない。語って
いいのかという気持ちもある。」と前置きされた。
被爆」、「原爆被害の特徴」などいろいろな角度から原爆被害の実相に
触れられた。
◎ 岩垂さんは以前から「日本は唯一の被爆国」というよくある言い方
はやめるべきだと主張されていたそうだ。
核兵器の開発途上で多くの国の人々が被害にあっているからだ。
最近マスコミが「唯一の戦争被爆国」という表現を使い出しているのは
そんな経過があったのかと思った。
◎ 最後に「被爆直後、原爆投下はどう受け止められたか」について、
日本政府、一般国民、広島市民、世界、アジアの諸民族は、など
いろいろの視点からお話された。私はこの部分が一番印象に残った。
3つだけ紹介したい。
第1は、いまでは誰でも知っているヒロシマ・ナガサキの被爆だが、
日本国民は戦後9年間ヒロシマ・ナガサキを知らない期間があった
ことだ。GHQのプレスコードによる検閲で原爆に関する発言を封じ
られていたことも一因らしいが、意外な史実であった。
有名な1954年のビキニ水爆実験に対する反対署名運動も当初は「水爆
反対署名」だったというのだ。原爆のことが知られていなかったので。
後に原水爆禁止署名になった。
第2は、講演で引用された栗原貞子の「ヒロシマというとき」という
詩だ。太平洋戦争における日本の加害の問題を改めて考えさせられた。
第3は、アジアの諸民族の原爆投下に対する反応だ。岩垂さんが
フィリピンの作家から直接聞いた言葉だが「アメリカは広島にしか
原爆を落とさないのか、東京にも落とせばいいのにと思った」と語った
というのだ。
◎ 岩垂さんは「原爆を落とされた方として原因を考えたほうがいい」
という言葉で講演を締めくくられた。
長年にわたって取材された核兵器の問題を「伝えたい」という
岩垂さんの熱い思いを感じた講演だった。
次回の第3回は6月8日(月)14時より。10回連続講座のまだ2回目が
終わったばかり。多くの方に参加していただきたい。
オンラインばやりだが、やはり直接話をうかがうと理解が深まるなと
思った。
┏┓
┗■3.ミサイル迎撃はムダ 武器ではコロナと闘えない
| イージス・アショア新屋演習場配備断念に関連して
└──── 柏 秀樹(メールマガジン読者)
◎ 政府は、ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の
新屋演習場(秋田市)配備を断念。
東京新聞夕刊2020年5月7日
<https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202005/CK2020050702000023.html>
◎ これに関連して2点
ミサイル迎撃はムダ 北朝鮮は、レーダーに探知されない巡航ミサイル
を開発している(2017/6と2020/4に発射実験:200km飛行)。
この射程距離が1000kmくらいになって実戦配備されれば、
地上イージスは全てムダな装備になる。
西日本の原発は射程距離に収まり、通常弾頭のミサイルは、原発を
狙うことで核兵器になる。
配備する方針:
<http://japan.hani.co.kr/arti/international/29209.html>
ミサイルの迎撃や配備を止めること、ミサイル開発をやめさせる
外交の方が、よほど安上がりで平和的。
◎ 声をあげれば政府も動く
もう一つ、この記事から言えること。
地域(住民、自治体)の反対の声が強くなれば、政府も聞き入れ
ざるを得ない。
関連して、玉木雄一郎氏が「陸上イージスは白紙に戻すべき」と
主張した。朝日新聞が小さく報じている(5/8)。
が、よく読むと
「新しい戦い方に対する対抗措置として何がベストなのか」の検討を
提案。
防衛費を減らせという主張ではない。日本国憲法は、日本は、武力や
戦争ではなく、国際平和を守ることによって日本の平和を守ることを
規定(前文・第9条)。
安倍政権は、国民世論の声に押され、補正予算案を組み替えて10万円
一律支給することにした。
声を上げ続けることで、軍備にかけるカネを医療や生活に回すように
できるはず。
◎武器ではコロナと闘えない!
★貴重な税金は軍事費ではなく、医療や暮らしを支えるために
使ってください。
立ち向かうことを世界の国々に働きかけてください。
<https://www.change.org/decision-makers/JP-PM-ShinzoAbe>
署名キャンペーンサイト:<http://chng.it/jFMNxy8fW2>
┏┓
┗■4.政府、処理水処分方法で関係者から意見聴取
| 全出席者が風評被害対策要望
| 日本スーパーマーケット協会…処理水の処分そのものが
| 「新しい風評被害につながる可能性が高い」と懸念…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.政府、処理水処分方法で関係者から意見聴取
全出席者が風評被害対策要望
日本スーパーマーケット協会…処理水の処分そのものが
「新しい風評被害につながる可能性が高い」と懸念
5/12(火)8:32配信「毎日新聞」
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a6c4bfc9893cd67421b1e7eb263c23cbfab2309
2.安倍首相が憮然「検察庁法改正案」
国会「キョンキョンや、きゃりーも」追及に…長い反論
5/12(火)14:12配信「デイリースポーツ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c330cb4bf35741ad6f2f93e56ed34c846a82503
┏┓
┗■5.新聞より2つ
└────
◆コロナ感染実態も把握せず前のめり 緊急事態宣言解除への不安
「14日に専門家から意見をいただき、一部解除が可能か
どうか発表したい」
緊急事態宣言の解除をめぐり、11日の衆院予算委でこう答弁した
安倍首相。西村コロナ担当相も特定警戒都道府県以外の34県について、
新規感染者数が減っていることから「解除が視野に入ってくる」と
緩和に前のめり。
早ければ、14日にも一部で緊急事態宣言が解除される可能性が
出てきた。
しかし、解除の判断を安倍政権に任せて大丈夫なのだろうか。
感染の実態を把握していないからだ。(中略)
◎韓国やドイツですらクラスター発生
日本の約6.5倍PCR検査をして感染拡大を防いだ“優等生”の韓国や
ドイツですら、外出規制を緩和した途端、クラスター発覚が相次いで
いるのに、感染実態すら分かっていない“劣等生”の日本政府が
緊急事態宣言を解除して心配はないのか。
感染症学が専門で西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏
が言う。
「そもそも、政府は『人との接触を8割減らす』ことを訴えて
いますが、具体的に何を8割減らせばいいのかサッパリ分かりません。
人数や行動範囲、仕事時間などいろんな基準がありますから、
データに基づくサイエンスとは言い難い。数字の扱い方を理解して
いない時点で話になりません」
まだ感染の“第1波”を封じ込められていない安倍政権。
緊急事態宣言を解除したら、たちまち感染第2幕となりかねない。
(5月12日15:49「日刊ゲンダイ」より抜粋)
詳しくはこちらを http://c.bme.jp/68/314/1502/79631
「コロナ」にたいする防衛は国際協調でしか闘えない
鎌田 慧(ルポライター)
「自粛」期間が長引いて運動不足。内閣の息のかかった黒川弘務氏
を、検事総長ヘゴリ押しするデタラメ格上げ人事への抗議デモも
できず、欲求不満。
地上では見えないコロナウイルスに頭を垂れ、鬱屈しているうちに、
秘密裡にすすめられているのが、はるか上空での米戦略爆撃機と自衛隊
戦闘機との編隊訓練だ。
混乱につけ込むのがアベ政治特有の戦術だが、この合同訓練が
いままでとちがうのは、米本土を飛び立った爆撃機が、日本列島に到達
しても着陸することはない。
何回かの空中給油を受け、30時間ほどの飛行を続け、そのまま米本土
へ帰還している。だから、コロナ騒ぎのなかで、誰からも気付かれる
ことはない。
自衛隊戦闘機を15機ほど護衛に従え、先月下旬から週1回ほどの
演習を繰り返している。高度1万メートルからの精密誘導弾投下の
秘密作戦である。
米軍は北朝鮮、中国に対する抑止力として、グアム島に配備していた
B1とB52戦略爆撃機を先月、本土の基地に引き揚げた。
光政記者は「最初は三沢基地付近での日米合同訓練だったのが、いまは
沖縄まで足を延ばして訓練、米本土に帰っているようです」と
指摘している。
コロナにたいする防衛は国際協調でしか闘えない。
軍事強化では勝てない。
(5月12日東京新聞朝刊21面「本音のコラム」より)
──────────
☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも
2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・
グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)
及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。
ご了解下さい。
──────────
◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ
◆メールマガジンをお送りします
発信しています。
ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の
Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを
送ってください。
違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは
間違いの元となりますのでやめて下さい。
登録できしだい発信致します。
・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。
・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。
たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net
◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり
ます。
──────────
たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、
日曜・休日はお休みです。
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2
ダイナミックビル5F
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎
口座番号 00180-1-403856