たんぽぽ舎です。【TMM:No3877】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3877】

2020年3月7日(土)地震原発事故情報−

              5つの情報をお知らせします

                       転送歓迎

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★1.コロナウィルス問題処理に関して「事実をありのままに認識」

   することと「人道」にたつ決定機構を求め、

  安倍内閣による「新型インフル特措法の改正と緊急事態

   宣言」に反対します  (その1)(2回の連載)

    矢ヶ崎克馬 (避難者通信77号 2020.3.4)

★2.新型コロナウイルス肺炎の流行が示すもの (下)(2回の連載)

              五島真理為(医療カウンセラー)

★3.見せかけのJR常磐線全線開通

  車両空冷フィルターの「ちり」の放射能濃度23倍

          中村弘美 (茨城県牛久市環境学習同好会)

★4.火山の巨大噴火前兆は「定義困難」 原発の停止基準見送り

  原子力規制委…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

               黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より2つ

  ◆新型コロナウイルス正体徐々に SARS未満の致死率

   ぜんそく薬など有効性 重症化でも半数が回復

       (3月7日東京新聞朝刊2面【核心】より抜粋)

  ◆国立感染症研究所 現場は悲鳴 歴代政権下で人員・予算減

   10年前から流行警鐘 専門家「政府は感染対策軽視」新型コロナ

           (3月7日東京新聞朝刊1面より抜粋)

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※3/9(月)連続講座第1回(10回連続講座)にご参加を!

  「日本人は核にどう向き合ってきたか 被爆75年、

   核廃絶運動を顧みる」

お 話:岩垂 弘さん (ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)

日 時:3月9日(月)14時より16時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

 ※「新型コロナウイルス」が心配されますが、

  会場に手指消毒用ボトルを用意します。

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※3/12(木)学習会にご参加を!

 戦後75年、いまだに続く在日朝鮮人差別〜

 官製ヘイト=高校・幼保「無償化」制度からの朝鮮学校排除の背景

お 話:金 東鶴(キム トンハク)さん

(日本朝鮮人人権協会・副会長兼事務局長)

日 時:3月12日(木)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

 ※「新型コロナウイルス」が心配されますが、

  会場に手指消毒用ボトルを用意します。

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※3/13(金)緊急学習会にご参加を!

 お話〔1〕:安倍政権の遅すぎた対応・「特措法改正」と

       私たちの方向

       山田和秋 (たんぽぽ舎会員、なの花会)

 お話〔2〕:「新型コロナウイルス」による肺炎の本質と対応

       色平哲郎さん (いろひらてつろう)

  (JA長野厚生連・佐久総合病院 地域ケア科医長)

 日 時:3月13日(金)18時より20時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 予約制・定員50名  参加費:800円

     申し込みはメールかTEL 03-3238-9035でお願い致します。

     ご氏名と電話番号をお知らせ願います。

 ※会場に手指消毒用ボトルを用意します。

 ※マスクは自分で作れます(短時間で)

  手作り実演あり…鈴木千津子 (たんぽぽ舎共同代表)

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脱原発川柳【Jヴィレッジ聖火は業火かも知れぬ】

      【福島のどこが除染だ復興だ】 乱 鬼龍(転載歓迎)

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┗■1.コロナウィルス問題処理に関して「事実をありのままに認識」

 |  することと「人道」にたつ決定機構を求め、

 | 安倍内閣による「新型インフル特措法の改正と緊急事態

 |  宣言」に反対します  (その1)(2回の連載)

 └──── 「つなごう命の会 〜命どぅ宝〜 放射能公害被災者に

  人権の光を! 矢ヶ崎克馬」

「避難者通信77号(2020年3月4日)福島原発事故

実相2飛び入り版」より

皆々様お元気ですか?福島原発事故9周年になろうとしています。

セシウム137の放射線強度が10分の1になるには100年掛かります。

事故後9年はたった9年しか経っていないのです。

「オリンピックどこじゃねえ」のです。

 コロナウィルスの感染防止が大きな課題となっています。

 「事実をありのままに認識することと人道、これが民主主義の

基礎です」と、私は言い続けてきました。

 予定していた論に入る前にどうしても今回のコロナウィルスの

対応と福島原発事故後の政府対応との比較について話さざるを

得ません。

 コロナウィルス感染拡大に対しては「事実をありのままに」

認識してそれに対応する「人道的」な施策を取ることを要求し、

安倍内閣による新型インフル特措法の改正と緊急事態宣言に

反対します。

(1)安倍首相の危険性=事実に基づく認識と人道(人権/法律/

当たり前の合意・手順)を実行できない。今まで民を保護したこと

がない(原発事故放射線被曝、農薬等々)、憲法等を自己目的で

解釈変更してきており順法精神がない。3権分立などを実践的に

破壊する<忖度>を強要。

イ.(新型インフルエンザ対策措置法「改正」)

 3月2日の参院予算委員会で、安倍首相が新型インフル特措法の

改正と緊急事態宣言を発すると発言。緊急事態宣言はすべての権限を

内閣総理大臣に集中するものです。

ロ.(政府の失政)コロナウイルスによる肺炎患者が確認されたのは

1月15日のこと。内閣に安倍首相を本部長とする「新型コロナウイルス

感染症対策本部」が設置されたのは1月30日;平均12分足らずの会議

時間/官僚の欠席。

 台湾では既に(1月15日)指定感染症に指定し入国制限など

実施している。安倍政権は2月7日まで武漢からの観光客まで

受け容れていた。

 ダイヤモンドプリンセス号の船内を感染拡大が展開する状態に置き、

「陰性」者を下船させ、公共交通などを利用させて帰宅させた。

 検査には検出限界が有り、「陰性」であっても「非保菌者」とは

限らない。この間の感染事情−感染ルート不明−は発症しない状況で

感染を拡大していることを示している。

伝染病予防法で隔離すべきだった。

ハ.(検査させない体制:異常な目的意識を疑う)

 6800の検査能力があると公表しているのに日量900に止め、まともに

感染状況を把握しようとしていない。重症化するまで検査しない:

「まず家族に感染させてから検査に来なさい」、異常な政策が今も継続

ニ.(政治的独断)=事実に基づいて判断しない:利権の絡む他の

目的?

(例えばオリンピック)のための手段を労しているのか?

<1>専門家の意見を聞かないだけでなく、

<2>文科大臣のいうことも聞かない、

<3>突然全国の小中高校に休校措置要請の独断。

<4>科学的根拠の無い施策であるからこそ:ファシズム的権力行使:

典型的弱者切り捨てである。

ホ.(突然の小中高校の休校要請/命令の危険性)「新型インフル

エンザ対策措置法「改正」」の「緊急事態宣言」の先取りである。

ヘ.緊急事態宣言で、集会の自由など人権が制限される恐れ:宣言

およびその解除は内閣総理大臣。事実の認識、科学的判断が行われない

基盤にはその人物の教養程度が反映するが、利権の絡む独裁への大権

掌握はファシズムの危険あり。  (その2)に続く

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┗■2.新型コロナウイルス肺炎の流行が示すもの (下)(2回の連載)

 └──── 五島真理為(医療カウンセラー)

             (上)は3/5発信【TMM:No3875】に掲載

◎ 要は、特定の疾患やウイルスにのみ神経質になるのではなく、

身近な感染症を含むあらゆる疾患への対応を心がけることである。

 それがどう勘違いされたか、健康に人一倍自信のある人びとの

集まりである東京マラソンをはじめ、全国で自治体主催のイベントは

中止され、初の天皇誕生日一般参賀も中止した。

 もっとも一般参賀には高齢者が多く集まると思われるので、これを

機会に、インフルエンザの流行季節である正月や2月に行なわれる屋外

一般参賀をいっさい中止するなら有意義なことといえよう。

◎ クルーズ船を「移動隔離施設」とした背景には、国内の医療

機関の受け入れの問題があろう。

 新しい未知の疾患に対する医療現場の異常な反応は、AIDS

いらい改善されていない。コロナウイルスにせよHIVエイズ

ウイルス)にせよ、発症者は感染者のきわめて一部で、すべての住民に

ついて感染有無を検査することなどはできない。

 血液由来ウイルスを通じたAIDS発生以来、「すべての受診者の

血液を、何らかの感染源として扱う」というユニバーサル・

プリコーション(UP)が提唱され、SARS発生以後は、咳・痰・

唾を含む「あらゆる体液を何らかの感染源」とするスタンダード・

プリコーション(SP)が、あらゆる医療における必須対策と

されている。

◎ 新型コロナはSARSより感染力・死亡率が小さいものの

「潜伏期にも感染力がある」とされるが、UPもSPも、症状や自覚、

感染症の有無にかかわらず「すべての受診者の、汗を除く体液を

何らかの感染源」とみなして、未知の疾患に備えて万全の予防対策を

とることが原則とされている。

 新型肺炎への対応に医療側が躊躇するのは、従来より

「危ない予防対策しかしていない」と表明することになる。

◎ 武漢での発生以来、マスコミは中国と、この1,000万都市の

医療崩壊」を書きたてるが、現地の事情について、広州市保健局の

要請で武漢市や湖北省から来た人びとの相談・生活支援活動に

アドバイザーとして日本から馳せ参じている中医の公衆衛生専門家は

私信で述べている。

 流行地域からの帰省者は14日間の自宅隔離と毎日の検温・

体調確認、住居を持たない者には臨時避難所の提供、発熱などの症状が

あれば所定の医療機関への強制受診と医学観察など、「想像していた

内容よりかなりうまく運営しており、中国全国の自治体の対応には

国民からの評価が高い」という。

◎ 全国の都市部や村でも自主的閉鎖が相次ぎ、新規感染者数が激減、

ゼロの市町村が大半となった。

 広州市杭州市等の都市部は地方からの労働者を輸送するための

新幹線を貸切りし、交通費はすべて市が負担。企業側には接触擬似者の

隔離スペースの確保を義務づけて活動再開に向かっているようだ。

 この時とばかり中国バッシングを煽るマスコミに気を取られ、

政府の対応も右往左往するが、住民も医療側も、特定の感染者や疾患を

敵視するのでなく通常の健康管理や身近な疾患への原則的な対処を

どこまでとっているか、今、日本の社会が試されている。(了)

  (「思想運動」2020年3月1日1050号より了承を得て転載)

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┗■3.見せかけのJR常磐線全線開通

 | 車両空冷フィルターの「ちり」の放射能濃度23倍

 └──── 中村弘美 (茨城県牛久市環境学習同好会)

 JR常磐線3/14全線開通を、喜んではいけない!

 東京オリンピック開催までに福島第一原発事故被災地は復興した

という見せかけだ。

 ずっと不通だった富岡−夜ノ森−大野−双葉−浪江の区間には、

住民が帰る見通しが立たない「帰還困難区域」があり、今でも放射能

測定器の針が振り切れる高線量の地域が近くにある。

 JRは駅周辺と線路上を除染し、列車は高速で走るので車両に

放射能はつかないとして放射能測定を行なわないと聞いた。

 2/29東京新聞には、試運転した車両の空冷フィルターの「ちり」に

セシウム137が2350ベクレル/kg検出とある。

通常運行車両の23倍だ。

 運転士や車両整備員等が内部被ばくする。乗客や車両センター

周辺の住民も被ばくする。

 1日上下各3本上野・品川〜仙台直通列車が走る。

 放射能は運ばれる。

 大好きな常磐線が悲しい。さらに悔しいのは、えきねっと会員

対象に常磐線特急料金+乗車料金が50%OFFという破格の割引で

全線開通記念と銘打って利用促進を呼びかけていることだ。

 被災地を想う温かい心の人々への裏切り行為だ。

 みんな騙されないで!みんなに、このことを知ってほしい!

※「YouTube」で動画が見られます。

 「常磐線全線再開は安全か?帰還困難区域現地調査報告」

https://www.youtube.com/watch?v=s-X2A7HDS-k

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┗■4.火山の巨大噴火前兆は「定義困難」 原発の停止基準見送り

 | 原子力規制委…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.火山の巨大噴火前兆は「定義困難」 原発の停止基準見送り

  原子力規制委

  3/6(金)19:07配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000084-mai-soci

2.ついに日本は終わった「中韓2国からの入国規制は200%誤り」

  諸悪の根源のスタッフ、側近、ニセの専門家を交代させよ

  中立的で、まっとうなスタッフ、真の専門家を官邸に招集せよ

  3/6(金)17:07配信「ニューズウィーク日本版」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200306-00010004-newsweek-int

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┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆新型コロナウイルス正体徐々に SARS未満の致死率

  ぜんそく薬など有効性 重症化でも半数が回復

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、感染経路が特定できない

患者が増えてきた。政府は全国一斉の休校や中国と韓国からの入国者に

2週間待機を求め、多数の人が集まるイベントの自粛を要請するなど

封じ込め対策を急ぐ。

 ウイルスについては、未知の部分が多く社会不安が広がるが、

知見が徐々に集まってきたのも事実だ。(後略)

        (3月7日東京新聞朝刊2面【核心】より抜粋)

 ◆国立感染症研究所 現場は悲鳴 歴代政権下で人員・予算減

  10年前から流行警鐘 専門家「政府は感染対策軽視」新型コロナ

 新型コロナウイルスの感染に関する検査や終息に向けた活動を行う

国立感染症研究所(東京都)の人員や研究費の減少傾向が続いている。

 外部の有識者は十年前から今回のような感染症流行時に支障を

来すとして増員、増額を要望していたが、歴代政権は聞く耳

持たなかった。

 研究者らは感染拡大への対応に追われ、専門家は「政府は対策を

軽視していた」と批判する。

          (3月7日東京新聞朝刊1面より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202003/CK2020030702000161.html

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