たんぽぽ舎です。【TMM:No3797】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3797】

2019年11月20日(水)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.原発立地町、大熊町議会選挙の報告 (上)(2回の連載)

   脱原発派議員木幡ますみさんトップ当選で、東電に勝つ!

   「帰る人も帰れない人も

   等しく支援し続ける」−政策スローガン

            高橋光利(大震災義援・ウシトラ旅団)

★2.12000世帯の東海村内に3800セット(3枚組)のビラ配布

   『11/17東海村アメーバ行動』参加して

        ひろせしんじ

          (「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」)

★3.避難訓練で「原子力艦の危険性と災害対策の不備」を訴える

   神奈川県横須賀港には年間300日も停泊

   (原子力空母と原子力潜水艦)

             東京湾の原子炉から首都圏を守る会

★4.古賀茂明「関電裏金発覚後でも金品をもらう余地を

  残そうとする大手電力」

  こんな会社が原発を動かしていると思うと背筋が凍る…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

            (お問い合わせは主催者へ)

  ◆12/7(土)鹿砦社創業50周年の集いにご参加を!

   Pai×2(ぺぺ)ミニライブと記念講演:前田和男さん

   会場:「スペースたんぽぽ」 懇親会あり

★6.新聞より2つ

  ◆原発全廃宣言    鎌田 慧(ルポライター

      (11月19日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)

  ◆福島第一原発処理水の海洋放出 年間線量3300分の1

   経産省試算 自然被ばくと比較

              (11月19日「福島民報」より抜粋)

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関西電力東京支店への抗議行動に参加しよう!

 原発マネー許せない!

 日 時:11月22日(金)17時45分より18時30分

29日(金)は、ありません。

(11/27(水)「日本原電本店抗議大アクション」のため)

 場 所:関電東京支社前

         日比谷パークフロントビル(内幸町2‐1‐6)

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク/

     とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

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※11/25(月)学習会にご参加を!   新ちょぼゼミ38回

 「アベ政治で国富がどれだけ失われたか」

 講 師:上岡直見さん (環境経済研究所代表)

 日 時:11月25日(月)18時より21時 〔講師のお話は19時より〕

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※冊子『たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望』

 好評です!よみごたえあり、写真特集7頁あり、ヒントになる資料も

 お問い合わせ先:たんぽぽ舎  TEL 03-3238-9035

  メール nonukes@tanpoposya.net

  B5判 180頁 定価1000円+税 1冊の送料は100円となります。

☆12/16(月)『たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望』の読者会開催!

 「たんぽぽ舎30年」に寄せて…「感想と今後の活動」を話し合います

 日 時:12月16日(月)18:30より21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:無料

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┗■1.原発立地町、大熊町議会選挙の報告 (上)(2回の連載)

 |  脱原発派議員木幡ますみさんトップ当選で東電に勝つ!

 |  「帰る人も帰れない人も

 |  等しく支援し続ける」−政策スローガン

 └──── 高橋光利(大震災義援・ウシトラ旅団)

 福島県双葉郡大熊町町議会選挙が10月31日告示、11月10日投開票で

行われました。定数12名に対し候補者13名の選挙戦でした。

 大熊町議会で紅一点の脱原発派議員の木幡ますみさんは、今度で

2期目の挑戦です。

 選挙公報、ポスターに掲げられた、木幡ますみの政策スローガン

です。

○ 町民のいのちを暮らしを守る。

○ 子どもの健康と未来をささえる。

○ 帰る人も、帰れない人も等しく支援し続ける。

【選挙活動のスタイル】

 殆んどの町民が仮設住宅を離れた現在、大熊町民は福島県内(県外)

の広域に分散し、会津若松、郡山、いわきの各市の復興公営住宅、個人

で建てた戸建住宅に居住しています。そして新設された大熊町役場に

隣接する町営住宅です。

 復興公営住宅、戸建住宅の集落は、大熊町民だけでなく双葉郡他市

町民と混在しているため、町内を選挙カーのマイクから連呼するような

選挙活動スタイルは難しいと判断されました。そのため、復興公営住宅

に対しては拡声器の音量を低く絞り、全体に何とか声が届く程度の距離

にポジションして、拡声器あるいは生声で呼びかけるというスタイルを

とりました。

 他の候補者がどのような選挙活動のスタイルだったのかは、現場で

遭遇することがなかったため、不明です。

 活動の中盤、「木幡ますみが、公営住宅の他市町民の迷惑を顧みず、

拡声器で連呼している」という口コミが広まっているから、

注意した方がいいよという支持者からの助言がありました。

 終盤、それは他陣営の中傷であることが判明しました。

【選挙運動】

 他陣営はもっぱら親戚すじを動員した票読み活動をしていたのでは

ないかと思います。

 木幡家は残念ながら町内に親戚すじがなく、そうした活動は無理

でした。

 木幡ますみの支持母体は「大熊町の明日を考える女性の会」ですが、

今はそれぞれ家庭の事情を抱え分散し、加えて高齢となっています。

 そのため、一律な運動展開は望めませんでしたが、女性たちによる

電話や誘いかけはありましたが、一律の票読み活動までには至り

ませんでした。

 選挙ハガキは800通を用意し、「女性の会」が宛名書きを担当して

くれました。

 木幡ますみの選挙運動はもっぱら本人による拡声器、地声による

「空中戦」中心の訴えとなりました。

 公営住宅では一人、二人と出てきて、住宅前の広場で井戸端会議の

様相となり、そこで懇話するかたちを繰り返しました。

【開票結果】

 11月11日の投開票結果は、木幡ますみ候補が561票を獲得し、

トップ当選を果たしました。

 投票率は前回町議選の51.4%を上回る53.1%。2位当選の石井和弘氏

東京電力が推す候補です。24票差でした。 (下)に続く

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┗■2.12000世帯の東海村内に3800セット(3枚組)のビラ配布

 |  『11/17東海村アメーバ行動』参加して

 └──── ひろせしんじ

          (「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」)

 11/16の水戸集会とデモに参加させてもらいありがとうございます。

 また11/17の東海村アメーバー行動と現地見学会に参加頂きありがとう

ございます。

 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」よびかけの2回目の東海村

アメーバ行動、前回よりも少し多めに関わりました。

 アメーバチームの一員としては反省点が沢山。

 「ありがとう。」という以上に「上手く行かないことばかりで申し

訳ない。」という気持ちです。

 でも、地元から車を4台出してもらって全部で車6台、30人で3800枚

のビラ入れは成功だと思う。何か2回目で、形ができてきた気もする。

 反省点としては、配布地区、配布戸数等事前に検討がどうしても

必要。グループに配る地図も次回からは確実に改良します。

 町名番地が入っていないのが問題。配布地区の区割りをもっと明確に

しないとゴタゴタと時間を取るし。

 今回、配り終わったら駅前に戻ってもらって駅周辺に再度入って

もらったのは正解。けど、「あれ、もう入っているよ。」ということは

多かった。

 僕にしたら、やはり、「音」と「旗」が欲しい。

 『東京から配りに来ていますよ』というのをもっと地元の人に見て

もらいたかった。地元の配り手との交流をしっかりやりたかったね。

 何か注文ばかりだね。チームとしては反省点です。

 現地見学会は、JCO東海事業所はOgさん、東海再処理工場は

Oiさんに説明してもらいすごく充実していました。

 茨城の人との交流会、現地見学会をセットにしたアメーバ行動を

次回は提案しようかな。

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┗■3.避難訓練で「原子力艦の危険性と災害対策の不備」を訴える

 |  神奈川県横須賀港には年間300日も停泊

 |  (原子力空母と原子力潜水艦)

 └──── 東京湾の原子炉から首都圏を守る会

11月10日、横須賀市で約70名が参加し原子力艦事故避難訓練

行いました。

 横須賀港は母港としている原子力空母ロナルド・レーガンと共に

原子力潜水艦も寄港し、年間300日ほど原子力艦が横須賀港に停泊して

います。

 今年11月2日原子力艦の入港は1966年以来1000回に達しました。

 過密な浦賀水道を航行する艦船はいつ事故が起きるとも限りません。

 また三浦半島には活断層があり大地震津波や隆起により浅瀬に

原子力空母が座礁した場合、原子炉を冷却する海水が取り入れ不能

なりメルトダウンが発生します。

 しかし、国や市の原子力艦事故に対する防災基準や災害マニュアルは

不十分です。

 原発には新しい「原子力災害対策指針」が適用され半径5kmは避難

計画が必要となりました。

 しかし原子力艦は「災害対策マニュアル」が2016年に改訂されたもの

の避難計画が必要な範囲は「避難は概ね半径1km以内、屋内避難は概ね

1〜3km」となっています。

 原子力艦も原発と同様の避難計画が必要であり、実際の風向きを考え

参加者は帽子、マスク、ビニールコートを身に着け徒歩で約2キロの

避難訓練を行い、原子力艦の危険性と事故が発生した時のマニュアルの

不備を市民にアピールしました。

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┗■4.古賀茂明「関電裏金発覚後でも金品をもらう余地を

 | 残そうとする大手電力」

 | こんな会社が原発を動かしていると思うと背筋が凍る…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.古賀茂明「関電裏金発覚後でも金品をもらう余地を

  残そうとする大手電力」

  こんな会社が原発を動かしていると思うと背筋が凍る

  11/19(火)7:00配信「AERA dot.」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191118-00000019-sasahi-pol

2.将来にわたって時効を理由に賠償を拒否しない方針明文化を

  福島県対策協が東京電力に要求

  11/19(火)10:45配信「河北新報

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191119-00000006-khks-pol

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆12/7(土)鹿砦社創業50周年の集いにご参加を!

日時:12月7日(土)14:30開場/15:00開会

   15:10 Pai×2(ぺぺ)ミニライブ

   16:10 出席者発言:山口正紀さん、小出裕章さん、板坂剛さん、

             立石泰則さんほか

   17:30 講演:「1969年、鹿砦社創業の頃」

       講師:前田和男さん

       (創業メンバー/『続全共闘白書』事務局)

   18:30頃より 懇親会

会場:「スペースたんぽぽ」

    (東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル4F)

主催:鹿砦社

会費:3000円(学生2000円)

準備の都合がありますので、できるだけ事前に

主催者 matsuoka@rokusaisha.com にお申し込みください。

 飲食につきましては会費以上のものをご用意させていただきます。

 参加者全員に、魂の書家・龍一郎揮毫の2020鹿砦社カレンダー、

 パブリシティ・グッズを贈呈いたします。

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆原発全廃宣言   鎌田 慧(ルポライター

 日本憲政史上最長内閣とか。安倍内閣のことだが、さてそれでは何を

遺(のこ)したのか。平和憲法を破壊したい野心の表明だけでは、のちの

歴史学者は困惑しよう。そこで提案したい。

 「原発全廃宣言」。これで最長の掉尾を飾ったら如何。

 曰本は火山国。活断層がちいさな列島を無数に走る地震国では、

パイプだらけの巨大装置など無理筋だったのだ。それに東洋的と言う

べきか、側近身内優遇私物化内閣が醸成した官僚、裁判所の忖度は度を

越している。

 このとき、キッパリ断言して拍手を浴びているのが、原子力規制

委員会の田中俊一前委員長だ。

 「日本の原子力政策は嘘だらけでここまでやってきた。結果論も含め

本当に嘘が多い」(「選択」11月号)

 わたし自身、いままで原発立地各地を取材して「原発はウソとカネと

脅しとで進められてきた。原発は民主主義の対極にある」と書いてきた

ので田中さんの発言には驚かないが、なにせ日本原子力学会会長、

原子力委員長代理などの公職に就いてきた専門家の発言である。

原発はフェードアウトする」とも仰有る。

 安倍さん。公費で花見などの暇はありません。

 「嘘で世論を誤摩化しながらやる」と田中さんがいうのは安倍政治

ではなく原発のことですが、どうせダメな原発なら早い者勝ち、原発

退陣させた宰相と歴史に刻まれませんか。

 (11月19日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)

 ◆福島第一原発処理水の海洋放出 年間線量3300分の1

  経産省試算 自然被ばくと比較

 経済産業省東京電力福島第一原発で発生し続ける放射性物質

トリチウムを含んだ処理水を1年間で海洋に全量放出した場合、追加

被ばく線量は一般の人の年間被ばく線量の約3300分の1〜約4万分の

1にとどまるとの試算結果をまとめた。

 大気放出の場合は約1600分の1で、いずれの方法でも「影響は十分に

小さい」とした。18日に東京都で開かれた処理水の扱いを検討する政府

小委員会の会合で示した。

大気放出は1600分の1

 経産省は放出地点近くでの年間放射線量を国連科学委員会のモデルに

基づき推計した。現在、東電福島第一原発のタンクに保管されている

処理水約117万トンに含まれているトリチウムの推計約860兆ベクレルと

その他の核種を1年間で全て放出したとして算出した。

 砂浜からの外部被ばくや魚などの摂取による内部被ばくを想定した

海洋放出の影響は年間約0.052〜0.62マイクロシーベルトと試算した。

 大気放出は吸入による内部被ばくなどを想定し、約1.3マイクロシー

ベルトと見込んだ。線量の影響は年間放出量に比例するため、放出量が

10分の1、100分の1になれば、影響も同様に小さくなる。国内での通常

の生活で宇宙線や食物から自然に被ばくする線量は年間2100マイクロ

シーベルトとされている。(11月19日「福島民報」より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191119-00000001-fminpo-l07

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