たんぽぽ舎です。【TMM:No3790】地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3790】

2019年11月12日(火)地震原発事故情報-

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.「高浜で原発反対とは言えない」

   「高浜町原発のことを言うと住めなくなる」

   思っていることを自由に話せる故郷を帰せ!!

   =原発マネー還流に思う=  石地 優 (福井県若狭町在住)

★2.本年最後の大アクション!東海第二原発再稼働STOP!

   11.27廃炉デー大アクション!に大結集のお願い

      永野 勇 (「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」)

★3.天皇制と国民性  (その1)(3回の連載)

   令和祝賀に騙され、誘導される国民

             山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.地質調査の許可、撤回を山口県に要請

  上関原発反対の地元住民など…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆12/8(日)山崎久隆さん講演会パート11

   会場:茨城県牛久市三日月橋生涯学習センター

   主催:原発いらない牛久の会

★6.新聞より1つ

  ◆東海村長を後継指名した前任者村上達也氏が講演で批判

   「村内の意見がまとまっていない中で再稼働を容認するような

   発言をするのは村長として軽薄だ」

               (11月12日東京新聞朝刊6面より)

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※11/16(土)-17(日)茨城県(水戸・東海村)へ行こう

 11月16日(土)13:30よりSTOP!東海第二原発再稼働いばらき大集会

       会場:駿優教育会館(茨城県水戸市)

 11月17日(日)午前中→東海村現地見学、午後よりアメーバ行動

 参加ご希望の方は「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 TEL 070-6650-5549 へ至急ご連絡ください。

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※冊子「たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望」

 好評です!よみごたえあり、写真特集7頁あり、ヒントになる資料も

 お問い合わせ先:たんぽぽ舎  TEL 03-3238-9035

  メール nonukes@tanpoposya.net

  B5判 180頁 定価1000円+税 1冊の送料は100円となります。

 目次については、9/13発信【TMM:No3745】、9/14発信【TMM:No3746】を

 ご参照下さい。

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関西電力東京支店への抗議行動に参加しよう!

 原発マネー許せない!

 日 時:11月15日(金)17時45分より18時30分

22日(金)17時45分より18時30分

29日(金)は、ありません。

(11/27(水)「日本原電本店抗議大アクション」のため)

 場 所:関電東京支社前 日比谷パークフロント(内幸町2‐1‐6)

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク/

     とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

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※11/14(木)学習会にご参加を!

 「韓国は敵なのか~元徴用工「韓国大法院判決」から考える~

  日本の植民地支配責任」

 お 話:矢野秀喜さん (朝鮮人強制労働被害者補償立法を目指す

            日韓共同行動事務局長)

 日 時:11月14日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※11/16(土)山崎ゼミにご参加を!

 「関電のブラックマネー」「福島第一原発の汚染水」

 「東海第二原発」「東電の日本原電への資金援助問題」等々

 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:11月16日(土)14時より17時

 場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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・当世政怪(政界)イイカゲン節

 【法相辞任カワイくはなし】【ああ政怪は日々イイカゲン】

                     乱 鬼龍(転載歓迎)

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┗■1.「高浜で原発反対とは言えない」

 |  「高浜町原発のことを言うと住めなくなる」

 |  思っていることを自由に話せる故郷を帰せ!!

 |  =原発マネー還流に思う=

 └──── 石地 優 (福井県若狭町在住)

〇 原発マネーの本流

 原発マネーという言葉が巷を賑わせていますが、原発のある地域では

原発マネーが様々な使われ方をしています。

 本流は、関西電力から自治体や住民にばらまかれています。立地

自治体には、寄付金といわれている億単位のお金が、匿名で寄付されて

います。

 また、祭りや花火大会などのイベント、文化行事などに協賛金や人的

応援をしています。ばらまかれたお金は還流することはありません。

 ではどうやって関電はばらまいたお金を回収するのでしょうか。

 自治体は、原発稼働に協力することで関電の要求に応え、住民は協賛

してもらったことにより関電や原発のへの疑問や批判を封じられるのです。

 こうして関電は直接原発に関わっていない人も取り込んでいって、

原発を稼働させています。

〇 民主主義の崩壊

 それだけではありません。今の高浜町議会議員14人の内、関西電力

社員が2名(継続社員含む)、原発関連の仕事をしている会社員が3人

います。

 3分の1を越える議員が原発に関係している会社の社員が占める議会

で、原発再稼働の判断が行われればどうなるでしょうか、結果は目に

見えています。

 加えて、選挙の時には関電社員、関連会社社員が家族ぐるみで投票に

加わります。これで民主主義が成り立つでしょうか。

〇 高浜町の地域経済の現状

 高浜町商工会をネットで検索してみました。

 商工会加盟企業281社の内、73社(26パーセント)が建設業で1位です。

 原発に関連すると思われる建設業と飲食・宿泊とサービス業の3部門

を合計すると177社(63パーセント)になっていました。

 高浜町は、原発関連と思われる事業が6割を超える、文字通りの原発

城下町です。

〇 関西電力の罪

 友人と原発など社会問題をテーマにカフェ(茶話会)を福井県内各地で

開催しています。高浜町でも2回開催し、高浜町から参加された方は

「高浜で原発反対とは言えない」、「高浜町原発の事を言うと住め

なくなる」と話されました。

 以上の事からもわかると思いますが、原発の地元では原発マネーが

様々な形で暗躍し、地域の経済を牛耳り、民主主義を壊し、住民の

尊厳を奪っています。そして、原発事故による放射能汚染や生命の

危険、健康障害から目をそらされ考えることを封じられています。

〇 国と関西電力原発廃炉と後始末に全力を注げ

 関電役員らへの金品授受の還流も許せないひどい話ですが、関電に

よる原発マネーの本流で地元住民が痛めつけられていることも知って

いただければ有難く存じます。

 こんな形でしか存在できない原発は、国と関電の責任で即刻廃炉

し、後始末に全力を注ぐべきです。

 そして、思ったことを何でも言える故郷を帰してください。

 (「美浜の会ニュース」No161 2019.10.29発行より了承を得て転載)

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┗■2.本年最後の大アクション!東海第二原発再稼働STOP!

 |  11.27廃炉デー大アクション!に大結集のお願い

 └──── 永野 勇 (「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」)

 茨城県にある東海第二原発(110万kW、沸騰水型)は、問題点だらけの

東京に一番近い老朽被災原発です。

 そして、日本一事故率が高く、さらに再稼働に必要な工事費用3500

億円を自前で用意する事が出来ず、東京電力が2200億円の融資を

決定、他の1300億円も電力会社からの支援です。

 日本原電は、東海第二原発敷地内に建設事務所を建設し、再稼働(20年

延長運転)に本腰を入れています。

 もし仮に、東海第二原発が再稼働し過酷事故が起きた場合、関東一円

はおろか日本は壊滅的な状況になる危険性が大きいのです。

 どうしても再稼働をとめなくてはならない原発なのです。

 そこで、下記の通り「11.27廃炉デー大アクション」を開催します。

 お忙しいとは存じますが、東海第二原発の再稼働を止めるために

ご協力下さい。 短時間での参加も歓迎です。

 場 所:日本原電本店前(台東区上野5-2-1

             住友不動産秋葉原北ビル、蔵前橋通り、

      最寄駅:銀座線末広町駅/JR秋葉原駅)

 期 日:2019年11月27日(水) 雨天決行

 内 容:(1)15:00~16:00 署名提出

     (2)16:15~16:50 デモ

     (3)17:15~18:45 集会とヒューマンチェーン

 共 催:「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」

     「再稼働阻止全国ネットワーク」

 連絡先:TEL 070-6650-5549 FAX 03-3238-0797

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┗■3.天皇制と国民性  (その1)(3回の連載)

 |  令和祝賀に騙され、誘導される国民

 └──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

 このところ、安倍政権は一連の祝賀行事を利用して国民をソフトに

露骨に誘導している。

 11月9日パレードの前日、天皇即位「国民祭典」と称する行事が、

第一部皇居前にて、第二部特別会場と昼夜行われた。

 主催は民間団体のようであったが、NHKはじめ各テレビ報道が

あり、(読売テレビなど長時間実況放映)まるで国が主催であるかの

ような印象を与えた。参集した人は三万人ほどだが、彼らは一様に

日の丸の旗をうちふり、バンザイを幾度も繰り返していた。

 11月10日のパレード当日は、天皇の姿をまじかに見て感激したという

人たちの声をテレビで流し続けた。これらの光景をテレビで見ていた人

たちは何を思っただろうか。

 天皇が被災者のことに触れたことで、ふと我に帰った人もいたに

違いない。

つまり、バンザイを叫んでいるとき、何か大事なことを忘れているの

ではないか。

1.天皇も触れたように、今回の災害で被災した人たちのこと。

度重なる台風や豪雨のため、不自由な避難生活を送っている人たち。

 家屋の被害でいまだに普通の生活に戻れない人たち。

2.東日本大震災で地元を離れた大勢の人たち。

 家族が離れ離れに暮らさねばならなくなった人たち。

 住宅提供の打ち切りで立ち退きを迫られる避難者たち。

 増え続ける子供甲状腺がん。多発する大人のガン。

 仮設住宅孤独死した人たち。

3.アベノミクス破綻による貧困問題

 特に「子供の貧困」問題は深刻。日本人の子供の7人に1人が貧困

状態にある。

 また、母と子の一人親所帯の半数以上が貧困に苦しむ。

 日本の貧困率の高さはG7中、米国に次いでワースト2位。一人親

所帯ではOECD加盟国35カ国中ワースト1位。

 金融庁が公表したように老後資金2千万必要の実態。年金だけでは

生活出来ず、生活保護に頼る人が増えている。

さらに消費増税による収奪。

4.原発事故を隠して、電気料金を私服する原発マフィア(関電金品

授受問題)。

 国民の意志を無視、原発再稼働を目論む。

 天下り先確保。(例、霞が関キャリア官僚108人、

 高額退職金と天下り先で悠々自適。「週刊現代」から)

5.以上、オリンピックも同じようにネガティブ事実を隠し、

国民を誘導。  (その2)に続く

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┗■4.地質調査の許可、撤回を山口県に要請

 | 上関原発反対の地元住民など…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.地質調査の許可、撤回を山口県に要請 上関原発反対の地元住民など

  11/11(月)16:18配信「共同通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191111-00000094-kyodonews-soci

2.梶山弘志経産相「推進方針に変わりない」核燃料サイクル政策巡り

  11/11(月)15:24配信「共同通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191111-00000087-kyodonews-soci

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆12/8(日)山崎久隆さん講演会パート11

 講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2019年12月8日(日)13:30より16:00(開場13:00)

 内 容:・「特定重大事故等対処施設」問題

     ・トリチウム汚染水問題

 会 場:茨城県牛久市三日月橋生涯学習センター第一研修室

 主 催:原発いらない牛久の会

 賛 同:環境学習同好会、チームさくら台、常総生活協同組合

 問い合わせ:080-5193-5218(藤田)

 資料代:500円

山崎久隆講演会のご案内

  たんぽぽ舎副代表の山崎久隆さんに、上記内容でお話を

していただきます。山崎さんの講演は、今企画で11回目になります。

皆様の参加をお待ちしております。

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┗■6.新聞より1つ

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 ◆東海村長を後継指名した前任者村上達也氏が講演で批判

  「村内の意見がまとまっていない中で再稼働を容認するような

  発言をするのは村長として軽薄だ」

 茨城県東海村の山田修村長が雑誌の対談で、立地する日本原子力発電

東海第二原発の再稼働を容認するような発言をした問題を巡り、再稼働

に反対する村上達也前村長(76)が「村内の意見がまとまっていない中

で、再稼働を容認するような発言をするのは村長として軽薄だ」と

批判した。

 村上氏は10日、茨城県土浦市で開かれた講演会で、山田村長の発言に

言及。

 2013年9月の村長選で山田村長を後継指名した際、「山田村長に『

東海第二の再稼働は絶対に止めたい』と伝えると、山田村長は『私を

信じてください』と言っていた」と述べた。

 山田村長は本紙の取材に「記憶が定かではないが、『村長の思いは

分かりました。私に任せてください』と伝えたと思う」と、メールで

回答した。

 山田村長は、10月発行の原子力業界誌で、東海第二などが含まれる

BWR(沸騰水型原子炉)について「しっかりと再稼働していく必要

がある」と述べ、原発に否定的な人は「自宅から一歩も出ては

いけない」とも発言。

 その後の取材に「BWR全般の話。個別の発電所の話はして

いない」と、東海第二の再稼働容認の意図を否定した。

 講演会の終了後の取材に村上氏は「原発を認めない人をばかにする

ような発言は問題だ」とも話した。(11月12日東京新聞朝刊6面より)

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2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

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