たんぽぽ舎です。【TMM:No3754】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3754】

2019年9月27日(金)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.9/22たんぽぽ舎大盛会、大熱気

   30周年記念の集いが開かれる

   東電福島第一原発事故という過酷な事態をもたらした

   「原発原子力マフィア」に私たちの手で

   “引導”を渡す(小出裕章氏講演)

             乱 鬼龍(経産省前テントひろば)

★2.9/24「福島原発被ばく労災 損害賠償裁判」

   (あらかぶさん裁判)第13回口頭弁論開かれる

  東電は被ばく労働と白血病発症の因果関係を

   全面否定する最終的反論を提出

          池田 実(あらかぶさんを支える会共同代表)

★3.原子力空母ロナルド・レーガンの配備撤回を求める神奈川集会

   危険な放射能汚染の被害に合わないために

   10/1(火)18時より、横須賀ヴェルニー公園

                  山城 (横須賀市民)

★4.たった1日の花見に5700万円使う安倍政権、

  千葉の災害には13億円

  増税の前に「カネの使いみち」を厳しく監視しよう…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より3つ

  ◆関西電力会長ら20人 7年間で3.2億円受領 高浜町元助役資金

   原発マネー「還流認識ない」 社長、辞任否定

              (9月27日東京新聞夕刊1面より抜粋)

  ◆原発いらない しぜんエネで 菅谷実幸(東京都文京区、小学生)

       (9月27日東京新聞朝刊5面「発言」より)

  ◆米国スリーマイル島原発停止 採算悪化 60年かけて廃炉

           (9月22日毎日新聞「ニューヨーク時事」より)

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※明日です! 9/28(土)山崎ゼミにご参加を!

 「福島第一原発の実情、汚染水から廃炉の現実」

 日 時:9月28日(土)14時より17時

 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

 場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※10/2(水)2つの抗議行動にご参加を!

 ・とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

 日 時:10月2日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前

        (住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

         銀座線末広町駅4番出口より4分

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

 ・「第73回東電本店合同抗議」

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:10月2日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

  「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体

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┗■1.9/22たんぽぽ舎大盛会、大熱気

 |  30周年記念の集いが開かれる

 |  東電福島第一原発事故という過酷な事態をもたらした

 |  「原発原子力マフィア」に私たちの手で

 |  “引導”を渡す(小出裕章氏講演)

 └──── 乱 鬼龍(経産省前テントひろば)

◎ 「脱原発」の旗を掲げつづけて、その世論形成と、市民運動のため

に、力を尽くしてきた「たんぽぽ舎」が、今年、創立30周年を迎えて、

9月22日(日)、その「記念の集い」(東京・神田)が開かれた。

 当日は、開場前から、続々と多くの人びとが結集して、会場はあふれ

るほどの人の熱気に充ちたものになった。

◎ かつて「チェルノブイリ原発事故」のあと、一時的に盛り上がった

日本の反原発運動が、その後不活発になる中でも「たんぽぽ舎」の旗を

すっくと掲げて、地道に、たゆまず「原発反対」の声を上げつづけて、

世の中に灯明の灯りをともし続けて来た。

◎ あの2011年3・11の東日本大震災と、福島第一原発事故という

大惨事という事態を目の前にして、驚き、怒り、原発反対の声を上げ

て、一気に大運動へと広がった状況の中で、それまでの運動の蓄積や、

経験、人脈などの全ても活かし、この歴史的な大潮流の渦巻の中に

運動の中で、多大な働きをつづけてきた「たんぽぽ舎」の重さ、

実績に対する、多くの皆さんの感謝と敬意の表れであったと思う。

◎ 「集い」は、まず「たんぽぽ舎」の共同代表柳田真さん、鈴木

千津子さんからそれぞれ挨拶があり、小出裕章さんの記念講演。

 小出裕章さんは、映像を使って、いつも判りやすい話で(詳細は字数

の関係もあり省略するが)ヒロシマナガサキの原爆の被害に比べて

も、福島第一原発の被害は、いかにすさまじいものであり、今後、

100年、200年…とその汚染された世界で、次の世代もまた、生きなけれ

ばならない、と話された。

 そして、そのような過酷な事態をもたらした「原発原子力マフィ

ア」に私たちの手で“引導”を渡さなくてはならない、という小出

さんの結語からは、重い決意と覚悟とを受けとめた。

◎ その後のリレートークは7人の方の、それぞれの思いが語られ、

皆、中味の濃いものであったが、中でも、福島から東京に避難して

きて、イジメや様々な困難の中を生活してきた鴨下全生(まつき)

さん(17歳、高校2年)の訴えは胸に迫るものがあり、参加者一同、

胸が熱くなった。

 なお、この日を記念して「たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望」

(定価1000円+税)が発行された。

 これは、大変良い資料です。多くの皆さんに、おすすめしたい。

     (2019年9月24日「経産省前テントひろばニュース」

                第175号より了承を得て抜粋)

※冊子「たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望」は、たんぽぽ舎で

 扱っています。

  お問い合わせ先:たんぽぽ舎  TEL 03-3238-9035

  メール nonukes@tanpoposya.net

  B5判 定価1000円+税 1冊の送料は100円となります。

・目次の紹介は、9/13発信【TMM:No3745】、9/14発信【TMM:No3746】を

 ご参照下さい。

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┗■2.9/24「福島原発被ばく労災 損害賠償裁判」

 |  (あらかぶさん裁判)第13回口頭弁論開かれる

 | 東電は被ばく労働と白血病発症の因果関係を

 |  全面否定する最終的反論を提出

 └──── 池田 実(あらかぶさんを支える会共同代表)

◎ 9月24日、東京地裁103号大法廷で「福島原発被ばく労災 損害

賠償裁判」(あらかぶさん裁判)の第13回口頭弁論が開かれた。

 原告および被告東京電力九州電力からそれぞれ準備書面が提出され

た。東電の準備書面は、この間の原告主張に真向から反論する内容

だった。

◎ 例えば、あらかぶさんが発症した急性骨髄性白血病の要因につい

て、喫煙や飲酒によるリスクを述べ、「放射線被ばくでの発症リスク

上昇が確認されているのは200mSv以上の被ばく」と述べる。

 さらに「原告の第16番染色体に異常が認められることが、急性骨髄性

白血病の原因が放射線被ばくであることの根拠になる」という主張も

「失当である」とした。

◎ 結語として「本件作業中に原告が受けた放射線ひばくによって、

白血病の発症が招来された高度の蓋然性があるとは評価できない」と

し、白血病に関する労災認定基準については「必要最小限度の医学性の

担保のために3要件に限って検討して労災認定の可否を判断するという

政策的意思決定を示すものであり、この認定基準は因果関係の判断を

尽くさないという点に特徴があり、かかる労災認定基準を充足すること

をもって因果関係の存在が基礎づけられるとする原告の主張は失当で

ある」と反論した。

◎ 今後の予定は、次回12月4日午後2時から、次々回2月7日午後

2時から、その後進行協議を行うことが決まり閉廷した。なお傍聴者は

約70人だった。

 その後、参議院議員会館で「裁判報告集会」を開く。

 弁護団から「向こう側が全面展開で反論してきているのでこちら側と

してもキッチリ反論していきたい」と決意が表明された。

 ミニ学習会として川本浩之さん(神奈川労災職業病センター)から

「保険からも除外されている被ばく労災」と題して原発関連の労働が

保険各社の労働災害保険から除外されている事実と背景について説明を

受け、今後、知恵を出し合い、活かしていこうと確認した。

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┗■3.原子力空母ロナルド・レーガンの配備撤回を求める神奈川集会

 |  危険な放射能汚染の被害に合わないために

 |  10/1(火)18時より、横須賀ヴェルニー公園

 └──── 山城 (横須賀市民)

 今秋で、在日米軍横須賀基地原子力空母の母港となって11年になり

ます。

 又、米原子力潜水艦の寄港は1966年から始まり原子力艦船寄港1000回

目になろうとしています。

 原子力艦船の港として危険な放射能汚染の被害に合わないために

原子力空母母港撤回を日米政府に求めましょう。

 「原子力空母母港抗議集会」が平和運動センター主催で下記の通り

開催され、その後横須賀市内をデモ行進します。

 ぜひご参加ください。

日時:10月1日(火)18時30分から

場所:横須賀ヴェルニー公園(京急線「汐入」駅下車3分)

主催:神奈川平和運動センター三浦半島地区労

共催:平和フォーラム、平和運動センター関東ブロック、

   全国基地ネット

※ 10月6日(日)13時より 横須賀ヴェルニー公園にて

  戦争法廃止!米原子力空母永久母港化に反対する

  「原子力空母いらない!横須賀集会」も開催されます。

主 催:原子力空母いらない!横須賀集会実行委員会

連絡先:安保破棄中央実行委員会(03-3264-4764)

    安保廃棄神奈川県統一促進会議(045-201-3684)

    原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会

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┗■4.たった1日の花見に5700万円使う安倍政権、

 | 千葉の災害には13億円

 | 増税の前に「カネの使いみち」を厳しく監視しよう…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.たった1日の花見に5700万円使う安倍政権、千葉の災害には13億円

  増税の前に「カネの使いみち」を厳しく監視しよう

  9/26(木)8:33配信「HARBOR BUSINESS Online」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190926-00202618-hbolz-soci&pos=2

2.法人税逃れ大国ニッポン 消費増税内部留保463兆円のカラク

  9/26(木)8:00配信「AERA dot.」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190925-00000015-sasahi-bus_all

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┗■5.新聞より3つ

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 ◆関西電力会長ら20人 7年間で3.2億円受領 高浜町元助役資金

  原発マネー「還流認識ない」 社長、辞任否定

 関西電力八木誠会長(69)を含む役員ら6人が関電高浜原発が立地

する福井県高浜町の元助役の故森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)か

ら多額の金品を受領していた問題を受け、関電の岩根茂樹社長(66)が

27日、大阪市の本店で臨時の記者会見を開き「2011年からの7年間で

20人が計3億2千万円を受け取っていた」と明らかにした。

辞任は否定した。(後略) (9月27日東京新聞夕刊1面より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019092790135520.html

 ◆原発いらない しぜんエネで

              菅谷実幸(東京都文京区、小学生)

 学校でいけんこうかん会というのがあって、その会は、たとえば、

「和食」と「洋食」はどちらがいいかというぎだいについて、2つの

チームにわかれてぎろんをする会です。

 4つのぎだいの中で、ぼくは「原発」と「しぜんエネルギー」はどち

らがいいかというぎだいに、さんかしました。

 9人、さんかしましたが、全員がしぜんエネルギー派で、ぎろんに

なりませんでした。

 ふだん学校では原発の話はあまりしませんが、やはりみな、原発

より、安全でかんきょうにもやさしいしぜんエネルギーがいいんだな

と思いました。

 この世界に原発はいりません。

           (9月27日東京新聞朝刊5面「発言」より)

 ◆米国スリーマイル島原発停止 採算悪化 60年かけて廃炉

 米電力大手エクセロンは20日、東部ペンシルベニア州のスリーマイル

原発の運転を停止したと発表した。米メディアによると、今後60年

かけて廃炉作業を完了させる。

 同原発では1979年に2号機で炉心溶融の大事故が発生。1号機のみ

運転を続けていたが、採算悪化で45年の歴史に幕を下ろした。

 1号機は1974年9月に営業運転を開始し、2000年に同社が取得。

 近年、安価なシェールガスを燃料とする火力発電との競争で採算が

悪化しており、同社が2017年に廃止を表明した。

         (9月22日毎日新聞「ニューヨーク時事」より)

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