たんぽぽ舎です。【TMM:No3704】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3704】

2019年7月22日(月)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.被告側(国と東電)弁護士は福島第一原発事故を全く

   反省してない横柄な態度…

   原告の皆さん8人は彼らのしつこい尋問に懸命に耐えました

   7/19(金)原発集団千葉訴訟控訴審第4回期日に参加…ほぼ満席

   冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.2020年4月から原発稼働は電力会社の思いのまま?

   「新」新検査制度は、とんでもない制度…

  施行を許してはなりません     (連載3、5回の連載)

   福島第一原発事故で中断された新検査制度が息を吹き返す

   木原壯林(若狭の原発を考える会)

★3.「国際チェルノブイリ福島連盟」誕生

   副会長に小若順一氏(食品と暮らしの安全基金代表)選出

   7/25(木)報告会にご参加を!

   小山芳樹 (たんぽぽ舎ボランティア)

★4.立憲民主党の小沼氏「東海第二原発は再稼働させない」

  茨城選挙区で初当選     松本英治 (たんぽぽ舎会員)

★5.初当選の打越さく良氏「みなさんの勝利」新潟

  「原発ゼロ」などを掲げ「新潟県のために

  尽くしたい」と訴え…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★6.新聞より2つ

  ◆9議席減 安倍誤算 参院選後は波乱の政局

   改憲だけ阻止 首の皮1枚残った民主主義

   首相がステルス遊説というゆがんだ政権が楽々過半数という絶望

   2議席を得た「れいわ」の山本太郎が政治を変える唯一の希望

           (7月22日発行「日刊ゲンダイ」より抜粋)

  ◆嘉田由紀子氏が初当選、自民現職の二之湯氏破る

   「原発ゼロ社会」を目指すと強調 参院選滋賀選挙区

       (7月22日0:09配信「読売新聞オンライン」より抜粋)

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※7/27(土)「淵上太郎さん、正清太一さんを偲ぶ集い」にご参加を

 日 時:7月27日(土)第一部 14時〜17時、

           第二部 17時30分〜20時まで

 会 場:YMCAアジア青少年センター(JR水道橋駅徒歩5分)

 連絡先:電話:070-6473-1947 メール tentohiroba@gmail.com

 会 費:4000円(ただし第一部のみは1000円。第二部のみ3000円)

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※7/29(月)学習会にご参加を!

 「東日本大震災からの復興と人間の幸福」

 講 師:五十嵐敬喜さん(法政大学名誉教授)

 日 時:7月29日(月)18:00より21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

     ・講師のお話は19時より  新ちょぼゼミ第31回

 参加費:800円

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┗■1.被告側(国と東電)弁護士は福島第一原発事故を全く

 |  反省してない横柄な態度…

 |  原告の皆さん8人は彼らのしつこい尋問に懸命に耐えました

 |  7/19(金)原発集団千葉訴訟控訴審第4回期日に参加…ほぼ満席

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

 午前9時40分、東京高裁第101号法廷はほぼ満席で開廷しました。

 弁護団はこの日の公判を山場と捉えて準備してきました。6月24日に

は裁判官を伴って現地視察(現地進行協議)がおこなわれました。

 千葉地裁は現地検証をしないまま、国の責任を否定した判決と東電の

無過失での損害賠償の判決を言い渡しましたが、このたびは「書類だけ

を見て考えた福島の姿ではなく、実際に身をおいて感じた被災地の状況

を頭の真ん中に置いて判決を出してほしい」という原告の願いが実現

しました。

 「支援する会」7人は弁護団、原告、家族の会とともに6月6日の

リハーサルに参加しました。

 お昼休みと3時の休憩をはさんで、8人の原告の本人尋問がおこなわ

れました。

 原告Aさん一家は、南相馬市小高区出身、住宅支援は打ち切られまし

たが、「年間20ミリシーベルト以下では健康被害はないという」理屈を

信じられず、帰還しません。身体障がい者となったので、やむなく生活

保護を受けています。

 原告Bさんは第二の人生を自然豊かな浪江町で無農薬野菜を作って

暮らすという夢を実現すべく、2000年ころから土地を探し、畑を整備

し、トラクター・耕運機をそろえ、家を建てて農業生活を送ってきまし

た。その人生が福島第一原発事故でめちゃクチャに破壊されました。

 原告Cさんは、大工さんで、自分で建てた富岡町の自宅は先日解体

されました。足を痛めて仕事できず、生活保護を受けています。膵臓

手術のあとステントを入れています。

 原告Dさんは、6月24日現地視察で自宅に行きました。自宅はたたみ

も床も腐って陥没していました。庭は森と化していました。

 原告Eさんは矢吹町出身、事故直後は子供の健康が心配でしたが「た

だちに影響ない」という発言を聞いて、避難を躊躇していました。

 しかし、子供の尿検査の結果セシウムが検出されたので千葉県に避難

しました。40歳という年齢のためか、何度面接を受けても採用されず、

苦しい生活を続けてきました。

 Eさんのような避難指定区域外からの原告に対し、被告側(国と東京

電力)弁護士は相変わらず、「避難したとき市町村発表の放射線量を見た

か、尿から出たセシウムは微量ではないか、専門家の発言を聞いたか」

など、すでに信用をなくした御用学者を持ち出すなど、まったく事故を

反省してない横柄な態度でした。

 こうした被告側弁護士のしつこい尋問に原告の皆さんは懸命に耐えま

した。我慢しきれず傍聴席は応援のヤジを飛ばしました。

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┗■2.2020年4月から原発稼働は電力会社の思いのまま?

 |  「新」新検査制度は、とんでもない制度…

 | 施行を許してはなりません    (連載3、全5回の連載)

 |  福島第一原発事故で中断された新検査制度が息を吹き返す

 └──── 木原壯林(若狭の原発を考える会)

《3》新検査制度の見本は米国にあります

 米国原子力規制委員会(NRC)は「計画的に行う機器の分解修理作

業を縮小し、代わりに、確率論的リスク評価(PRA;注3)で原発

ステムの故障時期を予測し、実際に故障する数週間前に対応して、故障

を避けるという方針を推し進めました。

 また、この方針の下で、「運転中に保守・検査を行うか、12ヶ月毎に

保守・点検をしなくても故障に至らないことを高い信頼性で示すことが

できれば、12ヶ月を超える連続運転を承認する」ことにしました。

 その結果、原発の連続運転期間が18〜24ヶ月へ延長され、核燃料の高

燃焼度化が可能になり、設備利用率が1990年代に70〜80%へ急上昇し、

2002年には91.5%に達しました。

 例えば、ブランズウィック1号機は、2003年3月の停止までの23.2ヶ

月の連続運転で、軽水炉運転の世界最長記録を達成しました。

 保守・点検も蒸気発生器細管検査を10%のサンプリング(抜き出し)

検査で済ませるなどで時間とコストを節約し、検査のための原発停止

期間は平均60日から40日以下へと短縮されました。

 また、2002年9月までに、約半数の原発で安全対策を犠牲にした電気

出力の上昇(1〜10%)が認可され、2001年以降は、蒸気発生装置や

タービン等の効率改善による大幅な出力上昇(15〜18%)も相次いで

承認されました。運転ライセンスの40年から60年への延長も認められ

ました。

 米国では、建設費高騰で原発新設は経営的に成り立たず、既設原発

でも設備利用率が90%台を割り込めば、LNGやシェールガスによる

火力や再生可能エネルギーに太刀打ちできない状態に立ち至っていま

す。そのため、老朽原発の一層の経済性追求と運転延長が推し進めら

れています。

 日本は10年以上遅れて米国の安全規制緩和に追従しようとしたの

です。

《4》福島第一原発事故で中断された新検査制度が息を吹き返す

 福島第一原発事故で棚上げになった新検査制度は、原子力安全・保安

院と原子力安全委員会の解体に伴って発足した原子力規制委員会に引き

継がれましたが、2017年4月に抜本改訂され(以後、これを「新」新検

査制度と呼びます)、規則や運用ガイドの整備が行われ、昨年10月から

始まった試運用も、本年10月から全原発で最終フェーズに入り、来春4

月から施行されようとしているのです。

※注3 事故は、事故のきっかけとなる出来事(起因現象)と、その

出来事が事故に発展することを防ぐための様々な安全対策との関りで

発生する。PRAでは、起因現象の発生頻度に各種安全装置が故障な

どで機能しない確率を掛け合わせて、事故に至る頻度を評価する。

(「連載4」に続く)

       (7月19日「京都の金曜行動で配布のチラシ」より)

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┗■3.「国際チェルノブイリ福島連盟」誕生

 |  副会長に小若順一氏(食品と暮らしの安全基金代表)選出

 |  7/25(木)報告会にご参加を!

 └──── 小山芳樹 (たんぽぽ舎ボランティア)

 会員数70万人で世界最大の原発被災者の組織であるウクライナ・チェ

ルノブイリ連盟は、被災者を救済するチェルノブイリ法の制定を推進

し、ソ連崩壊でバラバラになった各国の組織をまとめて、「国際チェル

ノブイリ連盟」を組織しています。

 国連の原発事故被災者を救済するプロジェクトなどに参加した実績が

ある「国際チェルノブイリ連盟」は、5月17日の総会で日本の「食品と

暮らしの安全基金(日本子孫基金)」の小若順一代表を理事に選出した

後、名称を「国際チェルノブイリ福島連盟」に変更。そして、小若代表

を副会長に選出しました。

 この様子を取材した浅野健一さんが、国際チェルノブイリ福島連盟の

総会とシンポジウムについて、副会長になった小若順一さんが、選ばれ

た経緯と、これからの活動について7月25日(木)に報告します。

 なお、小若さんが酒コンペ2019年1位の純米酒を持ち込んで、副会長

就任の祝杯を挙げますので、多くの方のご参加をお待ちします。

   7/25(木)「チェルノブイリと手を結んで」

    汚染地の子どもや孫を救おう!

 講 師:浅野健一さん(ジャーナリスト)

     小若順一さん(食品と暮らしの安全基金代表)

 日 時:7月25日(木)18時より20時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:国際チェルノブイリ福島連盟日本支部

 連絡先:食品と暮らしの安全基金 048-851-1212(平日10〜18時)

 参加費:1000円(懇親会費含む)

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┗■4.立憲民主党の小沼氏「東海第二原発は再稼働させない」

 | 茨城選挙区で初当選

 └──── 松本英治 (たんぽぽ舎会員)

 動画より引用

 茨城選挙区で初めての当選を確実にした立憲民主党の新人の小沼巧

氏は、「東海第二原子力発電所は再稼働させないとともに、みずからの

官民の経験を生かして、東京に置いてきぼりにされないようなしっかり

とした地域経済を作っていきたい。これからも懸命にまじめに県民の声

を聞いていきたい」と話していました。

動画はこちらを

 立憲民主党の小沼氏「東海第二原子力発電所は再稼働させない」

 NHK茨城県 2019年07月21日(日)20時49分(動画)

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190721/1070006764.html?fbclid=IwAR2tz1Z

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┗■5.初当選の打越さく良氏「みなさんの勝利」新潟

 | 「原発ゼロ」などを掲げ「新潟県のために

 | 尽くしたい」と訴え…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.初当選の打越さく良氏「みなさんの勝利」新潟

  「原発ゼロ」などを掲げ「新潟県のために尽くしたい」と訴え

  7/21(日)23:51配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190721-00000597-san-pol

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆9議席減 安倍誤算 参院選後は波乱の政局

  改憲だけ阻止 首の皮1枚残った民主主義

  首相がステルス遊説というゆがんだ政権が楽々過半数という絶望

  2議席を得た「れいわ」の山本太郎が政治を変える唯一の希望

 今度の選挙で見えた唯一の希望の光は山本太郎代表率いる「れいわ

新選組」の大躍進だ。比例で220万票を集め、2議席を獲得。得票率でも

2%を超え、政党要件を満たした。(中略)

 公示後の街宣には1000人規模が集まり、他党を圧倒。かつてない社会

現象なのに、テレビは「れいわ」が「政党要件を満たしていない」こと

を口実にしてほとんど報じないデタラメだったが、政見放送はネットで

100万回以上視聴され、これまで選挙に行かなかった層をも確実に動か

した。(中略)

 “れいわ現象”は、永田町の常識に染まった既存野党や大手メディア

にガツンとキツイ一発を食らわせた。米国のサンダース現象に通じる

「下からの政治の変革」が、日本でも現実のものとなる可能性が

出てきた。

 山本太郎が日本の政治を本当に変えるかもしれない。

           (7月22日発行「日刊ゲンダイ」より抜粋)

 ◆嘉田由紀子氏が初当選、自民現職の二之湯氏破る

  「原発ゼロ社会」を目指すと強調

  参院選滋賀選挙区

 滋賀選挙区(改選定数1)では、野党統一候補で無所属新人の嘉田

由紀子氏が初当選を決めた。

 嘉田氏は滋賀県知事を2期8年務めた知名度を強みに、立憲民主、

国民民主、共産、社民各党の推薦を得て選挙戦を展開。

 4党の共通政策を基に消費税率の引き上げ反対や「原発ゼロ社会」を

目指すと強調。(後略)

      (7月22日0:09配信「読売新聞オンライン」より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00050000-yom-pol

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