たんぽぽ舎です。【TMM:No3642】地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3642】

2019年5月9日(木)地震原発事故情報−

               7つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.2種類の抗議ハガキを活用しよう!

   東京電力(日本原電への1900億円資金援助をやめて!)へ

   日本原電(茨城県に巨大地震!東海第二原発を動かすな!)など

   4ヵ所へ      内海洋子(たんぽぽ舎「ハガキチーム」)

★2.北関東の複雑なプレートの重なりを考えたなら

   東海第二原発の再稼働はしてはいけない

  4/27島村英紀さんのお話

   「地震多発地帯・北関東の地震活動」を聞いて

                今井孝司(地震がよくわかる会)

★3.韓国蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)、

  原子力船用「超小型原子炉」本格開発へ…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★4.テロ対策(特重施設)遅れ原発停止方針−

  柏崎市長「規制委を支持」…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.山頂から見る名護湾はオーシャンブルーに輝き素晴らしい眺め

   辺野古の海を埋め立てるとはすさまじい自然破壊である

   5/2「やんばる」レポート

           千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆5/17(金)原発ゼロ実現のための映画会・講演会

   会場:練馬文化センタ−小ホ−ル

   主催:「核・原発のない未来を子どもたちに@練馬」

  ◆6/9(日)小児甲状腺エコー検診

   会場:かつしかシンフォニーヒル

   主催:甲状腺検診かつしか

★7.新聞より2つ

  ◆再生エネ電力 地域超え融通 送電線強化、

   全国10電力で工費分担(※) 経産省検討 都市部へ供給

            (5月8日、日本経済新聞朝刊より抜粋)

  ◆幼児教育無償化の愚

   保育料一律無償化が格差を拡大する逆進的な政策

   すでに全額免除されている低所得層には全く恩恵がない

              前川喜平(現代教育行政研究会代表)

        (4月28日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)

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※5/12(日)木幡ますみさんのお話と激励会

福島第一原発事故9年目福島の現状−町議として活動4年目で

見えてきたこと−」

 お 話:木幡ますみさん (大熊町町議会議員)

 日 時:5月12日(日)13時より17時   

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 協 力:ウシトラ旅団

 参加費:800円 激励会の費用は実費です。

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┗■1.2種類の抗議ハガキを活用しよう!

 |  東京電力(日本原電への1900億円資金援助をやめて!)へ

 |  日本原電(茨城県に巨大地震!東海第二原発を動かすな!)など

 |  4ヵ所へ

 └──── 内海洋子(たんぽぽ舎「ハガキチーム」)

 安倍政権は「原発はベースロード電源」といって原発をなくすことは

全く考えていない。

 こんな泥船に乗り合わせていても、「原発さよならの一歩」を私たち

市民一人一人が舵を取ることで変えられる世界が始まると思います。

 1.原発再稼働反対のハガキを原発の会社に出す。自分の意識が

  変わる。一人一人が闘う。

 2.自分の生活の中で原発のエネルギーを追い出す。

  「原発電気さようなら」しよう。

 3.自分の生活をきちんと見直す、見直し続ける。

  仲間が家族が少しずつふえる。一番大事な場所。

 4.「1.2.3.」を続けることと学習を続ける。

 5.自分の年を忘れることで自由になる。

1.東京電力への抗議ハガキ

 本文

  東京電力は日本原電への支援をやめて!

  東海第二原発へ1900億円の経済支援反対!

お金があるなら福島第一原発事故の被害者に誠実に賠償せよ!

税金交付でやっと成り立っている東電が

他社の原発支援だなんておかしい!

 「私の一言」欄あり

2.日本原電・原子力規制委・東京電力茨城県への抗議ハガキ

 本文

  茨城県にM7から7.5の巨大地震!30年内に80%の確率

  危ない東海第二原発を動かすな!

  政府の地震調査委員会が、東北から関東の日本海域で、30年内に

  M7から8の大地震が起きる予測を発表しました。

  東海第二原発は40年経った被災・老朽のおんぼろ原発で、近くには

  高レベル廃液を大量に貯蔵する再処理工場もあり、住民の不安・

  恐怖はつのるばかりです。

  再稼働のための工事を直ちに中止し、廃炉を決断して下さい。

 「私の意見」欄あり

※2種類の抗議ハガキは、たんぽぽ舎で扱っています。

 どちらもハガキ2枚と宛名メモで1セット150円です。

 発送の場合は、送料100円(7セットまで)です。

 お問い合わせは、

 たんぽぽ舎へ メール〈nonukes@tanpoposya.net〉か

        電 話〈03-3238-9035〉でお願い致します。

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┗■2.北関東の複雑なプレートの重なりを考えたなら

 |  東海第二原発の再稼働はしてはいけない

 | 4/27島村英紀さんのお話

 |  「地震多発地帯・北関東の地震活動」を聞いて

 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

〇 初めに

 4月27日(土)に行われた島村英紀さんの講演「地震多発地帯・北関東の

 地震活動」に参加しました。新刊(5末)の出版を控え、お忙しい中

 ありがとうございました。

 北関東が地震多発地帯であるということが、参加者に十分伝わったの

 ではないでしょうか。

〇 講演の中で私が特に知りたかったのは、関東の下のプレートはどう

いう構造になっているのかということでした。

 当日の図の中に、以下のような説明があり、理解が進みました。

 首都圏のプレート構造の説明図があり、そこでは陸のプレート(北米

プレート)を上のパン、その下にあるフィリピン海プレートは挟まれた

ハム、その下には下のパンとして太平洋プレートがあるというものです。

 これは、中々わかりやすい例えではあると感じました。

 いわば、サンドイッチのようなものでしょう。ただし、サンドイッチ

とはいっても、下のパンは上に比べてかなり厚みがあります。

 島村さんによると、この挟まれたフィリピン海プレートの先端部が茨城

県南東部や千葉県北部にあるため、歪みが溜まりやすくなっている。

その結果として、この地域が地震多発地帯となっているとのことです。

 茨城県北部に位置する「東海第二原発」について、講演において、

地震との関連で、直接言及することはありませんでした。

 ただ、私は、このフィリピン海プレート先端部とこの原発はそれほど

離れているわけではないことから、万万が一の事に対して対策を考えな

ければいけない原発は、こういった特異な場所に隣接して建てるべきで

はないと考えます。

ましてや、40年を延長しての再稼働は有り得ないと考えます。

 以下に当日の講演のレジュメのテキスト部のみを掲載します。

 テキストに対して、元図を挿入後、地震等に対してリンクを付加した

ファイルを作成し、当会HP( http://jishinga.com/ )にアップ

しました。

 場所は当会HPから【特集】コーナーの「北関東の地震活動」を

クリックか、下記のアドレスで直接たどれます。

よろしかったらご覧ください。

http://jishinga.com/tokushuu/SHIMA_KITAKANTOU/main.html

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┗■3.韓国蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)、

 | 原子力船用「超小型原子炉」本格開発へ…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.韓国蔚山(ウルサン)科学技術院(UNIST)、

  原子力船用「超小型原子炉」本格開発へ

  5/8(水)17:07配信「中央日報日本語版」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190508-00000046-cnippou-kr

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┗■4.テロ対策(特重施設)遅れ原発停止方針−

 | 柏崎市長「規制委を支持」…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆テロ対策(特重施設)遅れ原発停止方針−柏崎市長「規制委を支持」

 柏崎市桜井市長は8日の定例会見で、原子力規制員会が電力会社に

対し、原発に設置を義務付けたテロ対策施設「特定重大事故等対処施設」

(特重施設)の完成期限を延長せず、期限内に完成しなければ原発の運転を

停止させる方針を決めたことについて「規制委を100パーセント支持

する。当たり前のことだと思っている」と述べた。(中略)

 桜井市長は規制委の決定を「厳しいと言えば厳しい」としつつ、

「それぞれ事情があるだろうが、約束事は約束事だ」とした。東京電力

柏崎刈羽原発6、7号機は工事計画の認可は受けていない。

 一方、市長が6、7号機の再稼働の条件として、東電に6月までの

策定を求めている1〜5号機の廃炉計画については「東電が真剣に検討

していると思う。内容は承知していないが、(期限内に)出されると

確信している」と述べた。

 (5月9日「新潟日報」より抜粋、紙面のみでネット上に掲載なし)

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┗■5.山頂から見る名護湾はオーシャンブルーに輝き素晴らしい眺め

 |  辺野古の海を埋め立てるとはすさまじい自然破壊である

 |  5/2「やんばる」レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 5月2日(木) 天候:晴れ、少しムシ暑い。

本土では「令和」への改元で浮かれているようですが興味のない私は、

沖縄北部の嘉津宇岳(かつうだけ)452mに登り自然を満喫した。

 山頂から見る名護湾はオーシャンブルーに輝き素晴らしい眺めで

あった。

 しかし、その一画に“琉球セメントの桟橋”が見えた。悲しいことで

はないか、ここから辺野古の海を埋め立てるための土砂が運ばれている。

新聞の報道によると既に10トンダンプカーで36,000台分運ばれ辺野古

海に投入されている。

 ちなみに、埋め立て全体に必要な土砂の量は10トンダンプカーで350万

台と言われている。すさまじい量であり、すさまじい自然破壊である。

今は10連休と言うことで名護湾はひっそりとしている。

従って、私もこの連休に撮った写真…コノハチョウ(※)を皆さんに

見てほしい。

(※)写真は、たんぽぽ舎のHPサイドメニューの

  「ブログ」をクリックして下さい。

  下記のアドレスです。

https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

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┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆5/17(金)原発ゼロ実現のための映画会・講演会

日 時:5月17日(金)18:30より21:30

会 場:練馬文化センタ−小ホ−ル

      (西武池袋線都営大江戸線練馬駅北口)

映 画:「おだやかな革命」

    自然エネルギ−を活用し,地域を豊かに

    再生させている人々の物語を描いた映画。

講 演:「『原発ゼロ基本法案』について」

    立憲民主党山崎誠議員、日本共産党笠井亮議員、

    社会民主党福島みずほ議員による国会からの報告。

主 催:「核・原発のない未来を子どもたちに@練馬」

入場料:前売り800円 当日1000円 高校生以下・福島からの避難者無料

予約・問い合わせ:TEL 070-5460-7955 伊丹

         メ−ル nonukes.nerima@gmail.com

 ◆6/9(日)小児甲状腺エコー検診

日 時:6月9日(日)

    午前の部 説明会10:00より 検診10:30より12:30

    午後の部 説明会13:30より 検診14:00より16:00

会 場:かつしかシンフォニーヒルズ(別館2階 メヌエット

対 象:おおむね8〜26歳(震災時0〜18歳)の方

      (その他の年齢の方はお問い合わせください。)

お申し込み:お申し込みフォームよりお願いいたします。

      https://forms.gle/poybadxisg8CBB2n7

主 催:甲状腺検診かつしか TEL 090-2441-6033

      メール kjs.k.katsushika@gmail.com

費 用:お一人1500円程度のカンパをお願いしております

詳しくはブログをご覧ください。

https://koujousenkenshinbl.wixsite.com/mysite

市民ボランティア団体による甲状腺エコー検診です。

当日は医師による説明会の後、お申し込み順に検診をおこないます。

ぜひご受診ください。

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┗■7.新聞より2つ

 └──── 

 ◆再生エネ電力 地域超え融通 送電線強化、全国10電力で工費分担(※)

  経産省検討 都市部へ供給

 経済産業省太陽光発電風力発電などの再生可能エネルギーを地域を

またいで融通する送電線の整備を進める。

 適地に恵まれて再生エネの発電量が多い北海道や東北などと他の地域を

つなぐ「連系線」を増やすため、全国の大手10電力会社で工事費を分担

する仕組みを検討する。

 再生エネを全国で利用しやすい環境を整えることで普及を促す。震災時

の電力安定供給にもつながりそうだ。(中略)

 最終的に費用が消費者に転嫁される見込み。(後略)

           (5月8日、日本経済新聞朝刊より抜粋)

(※)《本日の事故情報編集担当》よりひとりごと

 「全国10電力で工費分担」というが、上記に抜粋したように「消費者に

転嫁される」のだ。

 どこまで電力会社に甘い、市民に冷たい経済産業省のやり方

なのだろう。

 ◆幼児教育無償化の愚

  保育料一律無償化が格差を拡大する逆進的な政策

  すでに全額免除されている低所得層には全く恩恵がない

              前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 安倍首相は、消費税率引き上げ分の使い道を変更して、今年の10月から

3歳以上の子どもの保育料を一律に無償化する方針を打ち出した。

実に愚かな政策だ。優先順位が完全に間違っている。

 教育の無償化とは本来、全員が無償で教育を受けられるようにする

ことだ。それは学習権を保障することであり、その大前提として全員に

確実に教育機会が保障されていなければならない。ならば一律無償化より

も前に待機児童の解消を行わなければならないのは、理の当然という

ものだ。

 待機児童の解消のためには認可保育所の増設が必要だが、保育所不足の

最大の原因は保育士不足であり、保育士不足の最大の原因は勤務条件の

悪さだ。年間7700億円もの予算が使えるなら、まずは保育士と幼稚園

教諭の待遇と配置基準の改善に充てるべきなのだ。

 さらに問題なのは、保育料一律無償化が、格差を拡大する逆進的な

政策ということだ。

 すでに全額免除されている低所得層には全く恩恵がない。より高所得の

階層に恩恵が生じるだけだ。当面は保育料減免の対象者の拡大にとどめ

るべきだ。

 「少子高齢化の克服」「一気に無償化」「人づくり革命」など威勢の

いい言葉で飾られた政策だが、この幼児教育無償化は逆進的な税制で

逆進的な政策を行い、格差を拡大して財政を悪化させるだけなのである。

        (4月28日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

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