たんぽぽ舎です。【TMM:No3611】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3611】

2019年3月27日(水)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.全国のみなさま…原稿のプレゼントです

   『テレビ報道の深刻な事態』

   心を落ち着けて、この長文の原稿(A4で155頁)を

   熟読していただければ幸いです       広瀬 隆 (作家)

★2.8年目の現実 福島原発震災の教訓と危機状況

   次の地震津波に備えるため建屋全体を

  強固な構造で覆い上部をふさぐ工事が必要

    (その1)(2回の連載)   山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.国と東電に賠償命令 原発避難者訴訟 愛媛県松山地裁

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★4.新潟県の避難計画案、詳細めど立たず柏崎刈羽原発全基停止7年…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                    金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆4/11もんじゅ西村裁判−3 第6回傍聴のお願い

   場所:東京地裁611号法廷 原告:西村トシ子

★6.新聞より1つ

  ◆「恥をしのんで福島に来た」「原発事故、本当に申し訳ない」

   週刊誌報道で東電退職した元福島復興本社代表・石崎芳行氏が

   二本松市で講演 「原発は当面は必要悪」発言に怒号も

             (3月25日17:01「民の声新聞」より抜粋)

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※明日です! 3/28(木)学習会にご参加を! 新ちょぼゼミ

 「放射線安全神話」とわたしたちの放射線教育〜学校現場から

 講 師:根岸富男さん (原子力教育を考える会)

 日 時:3月28日(木)18:00より21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.全国のみなさま…原稿のプレゼントです

 |  『テレビ報道の深刻な事態』

 |  心を落ち着けて、この長文の原稿(A4で155頁)を

 |  熟読していただければ幸いです

 └──── 広瀬 隆 (作家)

 大変ご無沙汰していますが、お元気のことと思います。

 本日は、日本に住む人の誰にも、落ち着いてすべてのページを読んで

ほしい内容の原稿を送らせていただきます。

 誰もが、インターネットとメールで、毎日の資料を収集するように

なった今日ですが、私には、もっと長文の、中身の濃い書籍が必要だと

痛感されますので、書籍をPDF文書にした『テレビ報道の深刻な事態』

を送ります。

 テレビ報道が間違った方向に進んでいますので、これを私たちの力で、

正しい道に引き戻す必要があります。

 改めてお願いしますが、心を落ち着けて、この長文の原稿を熟読して

いただければ幸いです。

『テレビ報道の深刻な事態』【2019年3月26日版】 広瀬 隆

目次の紹介

◆物語の始まり─回顧譚

◆第一話 韓国と北朝鮮の民衆が体験させられた苦難の歴史

 ・米朝首脳会談によって南北朝鮮に平和が訪れた

 ・南北首脳会談によって朝鮮戦争が事実上の終戦宣言

 ・朝鮮半島に生まれた南北朝鮮の歩みと歴史のミステリー

 ・韓国の強制徴用被害者(徴用工)に対する賠償命令判決の正しい解説

 ・朴槿恵(パク・クネ)を退陣させた韓国民のロウソク・デモ

 ・韓国人が実行しようとしている歴史の清算とは何か

 ・韓国に独裁者を君臨させ、朝鮮戦争を引き起こしたアメリカ軍政と

  大日本帝国売国奴

 ・南朝鮮の民衆が起こしたアメリカ軍政に対する反乱

 ・南北朝鮮で二つの独立国家が成立し、朝鮮戦争の開戦に向かった

 ・北朝鮮の日本人がたどった地獄の逃避行

 ・北朝鮮朝鮮民主主義人民共和国が成立した経過

 ・北朝鮮に比べて韓国の生活水準と経済力はひどく劣っていた

 ・日本で進められた軍国化

 ・朝鮮戦争が勃発した

 ・サンフランシスコ講和条約によって日本が独立した

 ・日本と韓国は独立国家ではなかった

◆第二話 韓国ドラマと韓国映画が教える人間の気概

 ・反政府活動を展開した韓国の文化人ブラックリストと、

  記録映画『共犯者たち』

 ・朝鮮王朝の歴史を描いた時代劇

 ・日本の植民地統治時代を描いたドラマ

 ・戦後の韓国を描いたドキュメンタリー・ドラマ

 ・韓国人の現代生活を描くドラマ

 ・日本と韓国が崩さなければならない壁は何か

 ・韓国の財閥問題

 ・南北朝鮮を貫く天然ガス・パイプラインと交通網

◆第三話 ノーベル賞東京オリンピック大阪万博・異常気象

 ・ノーベル賞騒ぎと、学歴・肩書社会にはびこる無知

 ・東京オリンピック騒ぎで、福島原発事故を忘れろって?

 ・大阪万博騒ぎで、おそろしいファミリーが再び動き出したぞ

 ・二酸化炭素温暖化説の嘘が警告する地球の危機

◆第四話 先人の行動と、残された資料を受け継ぐ人間はいないか?

 ・日本のテレビ番組はプロの域に達しているか?

 ・編集者の気概と読書人の気概があって初めて、

  書籍を売ることが可能になる

 ・ジャマル・カショーギ惨殺事件とダイアナ妃黄金伝説

 ・実業史観をもって海外の人脈を調査しなければならない

 ・次世代に受け継いでもらわなければならない資料が秘蔵されている

 ・ナチスが略奪した絵画の行方

広瀬隆文庫

※《事故情報編集部》より

 PDF文書『テレビ報道の深刻な事態』全文ご希望の方は、添付で

 お送りできます。メールでご連絡ください。

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┗■2.8年目の現実 福島原発震災の教訓と危機状況

 |  次の地震津波に備えるため建屋全体を

 | 強固な構造で覆い上部をふさぐ工事が必要

 |     (その1)(2回の連載)

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

目次の紹介

1.津波の危険性がバージョンアップ

2.福島第一原発のリスク

  建屋全体を強固な構造で覆い上部を塞ぐ工事が必要

  以上は(その1)に掲載

3.未解決の汚染水問題

  「長期保管」でトリチウムの減衰を待つ

4.デブリはいじらず石棺で長期密封すべき

5.原発再稼働が福島第一原発事故対応を阻害する

  以上は(その2)に掲載

1.津波の危険性がバージョンアップ

 3月3日のNHKスペシャル「黒い津波」では、対津波対策に重大な

影響を与える新たな事実が明らかにされた。

 津波被災地では、最初は透明な海水が防潮堤を越えてきたがしばらく

すると「黒い水」に変わったことが知られている。映像でも数多く残され

ている。

 この「黒い津波」は、海底のヘドロなどが津波の潮流に押し流されて

形成された。NHKは、今まで保管されていた「黒い水」を入手し分析

した。その結果は恐ろしいものだった。

 泥混じりと言うよりも墨汁のような黒い水は、8年の歳月の後にペット

ボトルの底に真っ黒なヘドロが沈殿し、褐色の水と分離していた。しかし

混ぜると元の黒い水に戻った。

 ヘドロなどを巻き上げて形成された黒い水を壁に衝突する時の力を比

べる実験をした結果、「通常の水」の256kg重/平方メートルに対し

「黒い津波」では556kg重/平方メートルと、2倍以上に達したことが

分かった。

 比重の重い津波は、建物を浮かせる力つまり浮力も増していたことが

わかった。水の密度が増したことで浮力も大きくなった。

 NHKが気仙沼湾に潜り調査したところ震災前は水深6メートルとされ

た場所が、水深13メートルになっていたという。気仙沼湾全体で推計100

万トン分の海底が削り取られ津波となって地上を襲った。黒い水は人々を

溺死ではなく窒息死させた可能性も指摘されている。また、その後、乾燥

して粉じんとなり、人々を襲った。そのため肺炎や合併症を発症した人々

も多数いた。

 同じ現象が東海第二原発などの前面で起きれば、黒い津波は想定を遙か

に超える破壊力をもって防潮堤を叩くであろう。想定潮位以下の高さでも

防潮堤をたたき壊し、その残骸と共に原子炉建屋に激突する。各地の原発

が、それでも支えられるとは思えない。

2.福島第一原発のリスク

  建屋全体を強固な構造で覆い上部を塞ぐ工事が必要

 福島第一原発の報道は、最近めっきりと減っており、依然として続く

原子力緊急事態」の下で、巨大な汚染地帯に帰れない、帰らない人々が

大勢いる。

 現状の認識について被災者と行政の間に巨大な解離が生じている。

 除染と舗装により原発敷地内の空間線量は原子炉建屋内内部以外はマス

クや防護服はほとんど必要ないレベルまで低下しており、年間1万人以上

の見学者を受け入れているという。

 しかし、リスクがなくなったわけではなく津波地震への備えが不十分

なことは変わりがない。

 現在の想定津波高は26mだ。地震津波で破損し、多くの開口箇所が

ある建屋に大量の海水が浸入する。放射能放出事故が再び起きるリスク

は高い。

 東京電力が進めている開口箇所を塞ぐ工事のペースは遅々としている。

東電は2018年10月10日の段階で122箇所のうち61箇所まで塞いだと説明し

ている。8年で半分しか塞げないし、建屋の強度は劣化が進み悪化する

だけ。

 地震津波に備えるためにも、建屋全体を強固な構造で覆い、上部を

塞ぐ工事が必要だ。国有企業東電に対して、福島第一原発の安全性強化こ

そ第一に取り組ませる責任が政府にはある。

 東海第二原発柏崎刈羽原発に回す資金はないはずだ。

                   (その2)へ続く

 (初出:月刊たんぽぽニュース2019年3月No279より転載)

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┗■3.国と東電に賠償命令 原発避難者訴訟 愛媛県松山地裁

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.国と東電に賠償命令 原発避難者訴訟 愛媛県松山地裁

  「悲しいこと、悔しいこと、苦しいことが多すぎた8年でした」

  3/26(火)20:51配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000078-mai-soci

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┗■4.新潟県の避難計画案、詳細めど立たず柏崎刈羽原発全基停止7年…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆新潟県の避難計画案、詳細めど立たず

柏崎刈羽原発全基停止7年

 東京電力福島第一原発事故などの影響で柏崎刈羽原発の全7基が停止

して26日で7年。東電は再稼働に向け、原発の安全対策工事を着々と

進める。

 一方、新潟県原発事故を想定した広域避難計画案を1月に示したばか

りで、具体的な対応は決まっていないことが多い。原発が立地する柏崎市

内の福祉施設や学校などは、計画の実効性に不安を抱えたままだ。(後略)

(3月26日14:05「新潟日報」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190326459267.html

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆4/11もんじゅ西村裁判−3 第6回傍聴のお願い

日 時:2019年4月11日(木)11時より

被 告:日本原子力研究開発機構(旧動燃)、大畑宏之(元理事)の遺族

原 告:西村トシ子

内 容:未返還遺品請求

    原子力機構に対し,西村事件直後,動燃内の机を封印した,

    その遺品。

    大畑氏の遺族に対し,中央署が大畑理事に渡した西村の

    遺品+FAX等

場 所:東京地裁611号法廷

        アクセス:東京メトロ霞が関」A1出口1分

核燃料サイクル政策、原子力ムラの隠蔽体質!≫

☆警察と動燃が関与した疑獄「もんじゅ西村事件」、

警察と動燃の発表「死因8階から飛び降り自殺、

死亡推定時刻1996.1/13AM5時頃」と遺体が全く違っていた。

 法医学及び遺書(実は始末書)の鑑定書から、核燃料サイクル

政策の狂気を白日のもとにさらすことを決意!

最新情報は原告ブログ:もんじゅ西村裁判−3

   https://95381767.at.webry.info/

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┗■6.新聞より1つ

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 ◆「恥をしのんで福島に来た」「原発事故、本当に申し訳ない」

  週刊誌報道で東電退職した元福島復興本社代表・石崎芳行氏が

  二本松市で講演 「原発は当面は必要悪」発言に怒号も

 昨年3月末で東電を退職した石崎芳行氏(65)=元福島復興本社代表、

副社長=が24日午後、福島県二本松市内で行われた「下村満子の生き方

塾」で講演し、「安全に対する想像力の欠如が原発事故の最大の原因」、

「御迷惑をおかけして本当に申し訳ない」、「今の日本には当面は原発

必要悪」などと語った。 (中略)

【「被曝リスクは専門家の意見で判断を」】

 「そういう事はね、原発推進者の集まった所で言えば良いんだよ!

ここで言うべき言葉じゃねえべ!」(中略)

 大熊町議会議員の木幡ますみさんも「2004年に『自家発電設備を高い

場所に上げてください。今やらないと後で大変な事になる』と言いました。

 でも『馬鹿な事を言ってるんじゃないよ。そんな金がかかる事はやって

られない』と言われました。

 亡くなった吉田所長にも後に同じような事を言われました」、「世間で

は復興、復興と言われているが、空間線量が低くなったから帰りなさいと

言われても、まだまだ高いんです。

 テレビで常磐線大野駅が1.6μSv/hに下がりました、良かったですね

なんて言っていたけれど、え?1.6μSv/hで下がったのかね、おかしいで

しょと思います」と発言した。(後略)

            (3月25日17:01「民の声新聞」より抜粋)

 詳しくはこちらを

http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-318.html?fbclid=IwAR3EsUZGPM

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

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☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

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