たんぽぽ舎です。【TMM:No3582】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3582】

2019年2月21日(木)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.東海第二原発の再稼働反対!

   被災したオンボロ原発の20年運転延長反対!

   日本原電が「東海第二原発の再稼働」方針固める

   関連報道の一部紹介

★2.「毒砂」安西宏之著 たんぽぽ舎からお送りできます

   「毒砂の存在を隠して帰還を奨励するこの国や県の無責任は

  必ず誰かが糾弾しなければならない」

★3.「基地撤去はイデオロギーでなく沖縄のアイデンティティである」

   辺野古埋め立て海域のマヨネーズ状軟弱地盤は

   最深部分が90mにて工事不可能 杭打ちは最深70mが限界

   横井泰夫(あさか・九条の会事務局)

★4.海の戦車(300馬力の海上保安庁ゴムボート)の間を潜り抜け

   毎日、護岸工事現場をめざす

   2/20辺野古レポート

     千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★5.【原発避難訴訟横浜地裁判決】提訴5年、安堵と不満…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★6.新聞より1つ

  ◆福島住宅支援打ち切りへ 原発避難者の生活苦に拍車

   「全員が同じ歩を進めているわけではない」

       (2月21日東京新聞朝刊28面「こちら特報部」より抜粋)

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※2月24日(日)たんぽぽ舎第31回「総会」+「記念講演」と懇親交流会

日 時:2月24日(日)12:30開場

 第1部 第31回「総会」13時より14時45分

 第2部 「記念講演」15時より17時

   講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

      『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

       原発固執する日本はとても危ない』

   講師:内田雅敏氏 (弁護士)

      『3・1独立運動を建国の礎とする

       韓国とどう向き合うか』

第3部 懇親交流会 17:15より

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

         (総会も含め、会員以外の方も歓迎です)

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※2/28(木)学習会にご参加を!

 慰安婦問題植村裁判「真実を捏造したのは歴史修正主義者たちだった。

 私は理不尽なバッシングに負けなかった」

 被告西岡力と櫻井よし子の

 2014年朝日新聞バッシングのウソが証明された

 講 師:植村 隆さん (「週刊金曜日」発行人)

 日 時:2月28日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.東海第二原発の再稼働反対!

 |  被災したオンボロ原発の20年運転延長反対!

 |  日本原電が「東海第二原発の再稼働」方針固める

 |  関連報道の一部紹介

 └──── 「事故情報編集部」

 2月20日早朝から「日本原電が東海第二原発の再稼働方針を固めた」と

報道されています。

 各社の報道がたくさんありますが、とりあえず3つだけ紹介します。

◎東海第二 再稼働方針固める 原電 県と6市村に伝達へ

 再稼働を巡り、6市村は事前同意の対象だが、半径30キロ圏に住む約96

万人の避難計画策定の見通しが立っておらず、原電が同意が得られるかは

不透明な状況だ。 (中略)

 再稼働の意向表明については、6市村長でつくる原子力所在地域首長懇

談会が「安全対策工事前にすべき」として原電に対応を求めていた。首長

らからは「(表明なしに)なし崩しに工事が始まってしまうのは見逃せない」

との意見が出ていた。 (2月21日「茨城新聞朝刊29面」より抜粋)

◎東海第二再稼働方針 原電、月内にも地元に伝達

 日本原子力発電が月内にも、東海第二原発茨城県東海村)の再稼働方

針を県など地元自治体に伝える意向を固めた。20日、関係者への取材で判

明した。東海第二は、地元同意の手続きに立地する東海村だけでなく水戸

市など周辺5市も加わる全国初のケース。だが、各首長は慎重な姿勢で、

同意取り付けは難航必至だ。(後略)

            (2月21日「毎日新聞朝刊」より抜粋)

日本原子力発電 東海第二原発の再稼働方針 地元自治体に伝達へ

 日本原電は必要な安全対策の費用の1740億円について、電力の販売先と

なる東京電力東北電力に支援を求めるとしていますが、安全対策工事は

2年余りかかるとされていて、会社側が目指す再稼働の時期はまだ見通せ

ない状況です。  (2月20日04時08分「NHK WEB」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190220/k10011820811000.html

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┗■2.「毒砂」安西宏之著 たんぽぽ舎からお送りできます

 |  「毒砂の存在を隠して帰還を奨励するこの国や県の無責任は

 | 必ず誰かが糾弾しなければならない」

 └──── たんぽぽ舎

 2月5日発信の【TMM:No3569】鎌田慧氏の「本音のコラム」に掲載さ

れた「毒砂」(安西宏之著)が鎌田慧氏と発行者のご厚意により、たんぽぽ

舎から発送できることになりました。136頁 B6判

 送料180円(1冊)のみでお送りできます。

 ご希望の方は、たんぽぽ舎あてにメールか電話で、発送先住所とご氏名、

電話番号をお知らせ下さい。

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┗■3.「基地撤去はイデオロギーでなく沖縄のアイデンティティである」

 |  辺野古埋め立て海域のマヨネーズ状軟弱地盤は

 |  最深部分が90mにて工事不可能 杭打ちは最深70mが限界

 └──── 横井泰夫(あさか・九条の会事務局)

◎ 沖縄辺野古新基地建設現場のマヨネーズ状軟弱地盤は最深部分が90m

にて工事不可能。杭打ちは最深70mが限界。地盤沈下しない実績は、羽田

空港の40mのみです。

 関西国際空港では地盤沈下が続いており、滑走路が水に覆われました。

 90m杭打ち可能な作業船は、現存しない。かつ杭は6万3千本も必要。

 この他に陸上にも1万3千本必要。作業船が入れない浅瀬にまで及んで

いる。

沖縄県は4万本の杭にて、約500億円と試算→防衛省「7万6千本にて3

千5百億円以上」としているが、地盤改良費は一切見込んでおらず、工費

がさらに膨らむのは必至。

施工機械もなく不可能、多数の杭が地盤に届かず、長期間にわたり沈下

続く、「完成」しても沈下対策は、膨大な費用になる。

◎ 珊瑚の移植、埋め立ての土砂に赤土混入、今回の杭打ち等は、沖縄県

にとっては、基本的設計変更により、知事の承認が必要。

そもそも沖縄の「普天間基地」は、米軍が日本本土攻撃の為、短期間に

作った最初の基地→人家密集地に「銃剣とブルドーザー」で造った→最も

旧く、施設も老朽化しており、危険そのもののオンボロ基地(港湾施設なし)

である。

 この「普天間基地」を日本に「返還」し、日本の経済負担にて「最新(港

湾施設付の)基地」を辺野古につくる。

◎ 韓国は3分1の米軍基地撤去、フィリピンは大きな米軍基地2つ撤去。

米軍基地の縮小・撤去問題は、沖縄県翁長前知事…「基地撤去は、イデ

オロギーでなく沖縄のアイデンティティである」

 以上は2月20日東京新聞朝刊1面の記事の概要と若干の私の意見です。

※参考記事

 軟弱地盤 最深90m 辺野古 杭打ち70m限界

 世界に実績なし/長期沈下の恐れも

       (2月20日東京新聞朝刊1面<税を追う>より見出し)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019022002000132.html

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┗■4.海の戦車(300馬力の海上保安庁ゴムボート)の間を潜り抜け

 |  毎日、護岸工事現場をめざす

 |  2/20辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

2月20日(水) 天候:曇り時々薄日が差し暖かい。海は比較的穏やか。午後

からは雲が多くなり寒くなった。

本日はカヌーメンバーが多かったのでN4護岸と安和(あわ)の2カ所に

分かれて抗議及び阻止活動をした。

 2カ所で活動できるということは私たちの大きな抗議の姿勢を示すこと

ができるので本当にうれしい。

<N4護岸工事現場>

午前中2度、午後1度オイルフェンスを越えて抗議/阻止行動をした。

 午後2度目は15時に現場に行ったが雨が降ってきて、雷が鳴ってきたので

オイルフェンスを越えないで戻った。

 いずれも海保の硬い守りで工事現場まで到達できなかった。海上保安庁

GB(ゴムボート)は8艇であった。カヌーは手漕ぎでせいぜい0.3馬力、

GBは300馬力、機動力の開きは1,000倍はある。まるで海の戦車である。

 私たちは毎日、これに阻まれながら、間を潜り抜け工事現場をめざす。

<安和(あわ)砕石積み込み現場>

現場に行ったメンバーの報告によるとガット船(輸送船)に積み込み完了

後(14時)周りにいたカヌーが排除されるまで20分ほどかかった模様。現状

からすればかなりの善戦であると思う。

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┗■5.【原発避難訴訟横浜地裁判決】提訴5年、安堵と不満…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.【原発避難訴訟横浜地裁判決】提訴5年、安堵と不満

  「国の責任が明確に認められた…」「…賠償額があまりにも少ない」

  2/20(水)21:35配信「カナロコ by 神奈川新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00033598-kana-soci

2.「国を厳しく指弾」原告弁護団評価 原発避難者訴訟・横浜地裁判決

  2/20(水)21:04配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000089-mai-soci

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┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆福島住宅支援打ち切りへ 原発避難者の生活苦に拍車

  「全員が同じ歩を進めているわけではない」

 今年の春は、東京電力福島第一原発事故で避難した人たちにとって大き

な意味を持つ。住まいの無償提供や家賃補助の打ち切りが予定されている

のだ。

 子どもの生活環境などを考え、避難を続けたいと希望する人は少なくな

いが、今でさえ生活資金の確保に苦労する例も目立つ。声高に復興が叫ば

れるが、一人一人の生活に根差した支援が求められている。(中略)

 福島県郡山市から自主避難して川崎市で暮らす松本徳子さんはこう

語る。「被災者は全員が全員、同じように歩を進めているわけではない。

一人一人が今、どういう状況に置かれているのか、しっかり目を向けて

ほしい」 (2月21日東京新聞朝刊28面「こちら特報部」より抜粋)

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☆《事故情報編集部》より

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 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

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 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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