たんぽぽ舎です。【TMM:No3449】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3449】

2018年8月31日(金)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.「放射性水素」=「トリチウム」の「正体」

   「トリチウム」が出すベータ線は細胞の中にある遺伝子の中に

  入り込み遺伝子を傷つける

   斉藤武一(岩内原発問題研究会)

★2.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

   柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

   東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

   原発事故避難者の住居を奪うな!

   放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

   9/5(水)(第60回)東電本店合同抗議のご案内

   渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.地元漁業者、海洋放出に反対=トリチウム水めぐり公聴会…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.柏崎原発・非常用発電機−試験中に手動停止、出力なくなる…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

   金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.新聞より2つ

  ◆福島第一原発公聴会 トリチウム水放出 郡山でも反対多数

             (8月31日東京新聞夕刊8面より抜粋)

  ◆避難者行き場どこに 仮設住宅 無償打ち切りに反発の声

       (8月31日東京新聞夕刊26面「こちら特報部」右側より抜粋)

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※明日です!

 9/1(土)東海第二原発再稼働STOP!茨城県大集会へご参加を!

 日時:9月1日(土)13:30より15:10(開場12:30)

          15:30〜16:10アピール行動(デモ)

 会場:駿優教育会館(8F音楽ホール) 水戸市三の丸(JR水戸駅北口3分)

 主催:東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会実行委員会

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※9/5(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:9月5日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第60回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:9月5日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか131団体

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┗■1.「放射性水素」=「トリチウム」の「正体」

 |  「トリチウム」が出すベータ線は細胞の中にある遺伝子の中に

|  入り込み遺伝子を傷つける

 └──── 斉藤武一(岩内原発問題研究会)

1.「トリチウム」の3つの「危険性」「内部(放射能)ひばく」

 イ.「トリチウム」が出すベータ線は、体内では10ミリしか飛ばないが、飛ぶ

速さは、非常に速い。細胞の大きさは0.01ミリなので1000個の細胞を突き抜けて

いく。細胞は傷つく。

 ロ.「トリチウム」は、細胞の中にある遺伝子の中に入り込み、放射線により

遺伝子そのものを傷つける。遺伝子は修復されるが、修復に失敗する場合があり、

修復に失敗した遺伝子は異常な遺伝子となり、やがて「がん」になる。

 ハ.放射線は、体内の「水(分子)」にぶつかり、「水(分子)」をバラバラにし

て、「活性酸素」を作り出す。「活性酸素」は、毒(サビ)で、細胞膜を破壊して

いく。

2.「トリチウム」は、「ガス」や「水(雨)」として「沿岸」「内陸部」へ

 イ.泊原発は、過去25年間で570兆ベクレルの「トリチウム」を海へ捨て、排気

筒(煙突)からは、「トリチウムガス」として空へ放出。(空に放出された量は北海

道電力は測定していない)

 ロ.海へ捨てた「トリチウム」は、約40%は蒸発し、「トリチウムガス」とな

り、その半分の約20%は海岸へ。海からと煙突からの「トリチウムガス」は、風

で沿岸、内陸部に運ばれ、空気中で「トリチウム水」となり、雨に混じって降っ

てくる。

 ハ.「がん多発」の沿岸の泊村、寿都町岩内町島牧村をはじめ内陸の町村

で、「トリチウム」の雨が降り、住民は、長年、放射性物質を吸い込んでいる。

(内部ひばく)

 ニ.「トリチウム」は、岩内湾、寿都湾に、地形と海流の関係で湾内に「滞留」

している。

3.汚染水から「トリチウム」を取り出すのは、莫大にお金がかかる。

 イ.1トンの汚染水から「トリチウム」を取り出すのに、2000万円かかる。

 ロ.福島第一原発では、汚染水が73万トンあり、「トリチウム」は750兆ベクレ

ルあり、「トリチウム」を取り出すとなると13兆円かかるので、海に捨てようと

計画。

4.泊原発では、福島第一原発(沸騰水型)より、たくさん「トリチウム」が発生

 イ.原発は、ウランに火種の中性子をぶつけ核分裂させ、熱を取り出す。→ 

ロ.中性子が数多く発生する。→ ハ.中性子の数を「ホウ酸」を使い減らす。

→ ニ.「ホウ酸」が中性子を吸収すると「トリチウム」が発生。

 原子力潜水艦と同じタイプの「泊原発」(加圧水型)は、「ホウ酸」をたくさん

使っているので、大量に「トリチウム」が発生。

※参考記事

 トリチウム 危険知って 道がんセンター 名誉院長が講演

 【岩内】北海道がんセンター名誉院長の西尾正道さんが3日、岩内地方文化セ

ンターで「放射線とがん」と題して、がんの放射線治療を手がけてきた経験を踏

まえて講演した。

 後志・原発とエネルギーを考える会主催。西尾氏は、東京電力福島第一原発

故の汚染水内に大量に存在するほか、北海道電力泊原発からも放出される放射性

物質トリチウムについて解説。「政府はエネルギーが低いから影響ないというが

それは大うそ」と指摘した。 西尾氏は「トリチウムは蒸気でも水でも体の中に

取り込まれる。細胞核に入り、遺伝子を構成する塩基に放射線を与え、遺伝子構

造そのものをおかしくしてしまう」と述べ、がん発生に関連しているとの見方を

示した。 (2016年12月6日北海道新聞より)

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┗■2.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

 |  柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

 |  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 |  原発事故避難者の住居を奪うな!

 |  放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

 |  9/5(水)(第60回)東電本店合同抗議のご案内

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」呼びかけの、

“東電は責任をとれ!東電本店合同抗議”を、以下の通り開催致します。

  日時:9月5日(水)18時30分より19時45分頃まで

  場所:東京電力本店前   *当日の天気予報は、「曇り」です。

賛同:東電株主代表訴訟ほか131団体

・ぜひ多くの方々の参加を、お願いします。

・東電への「申し入れ行動」を行いますので、希望される方は「申し入れ書」を、

ご持参願います。

・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。

・なお、当日は前段で、

 「とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動」がおこなわれます。

 日時:9月5日(水)17時より17時45分頃まで

 場所:日本原電本店 (都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク/

    とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

※東電関連の新聞記事など

(1)トリチウム水「放出反対」福島の漁業者ら多数 初の公聴会

  8/30 東京新聞

(2)<原発事故避難者集団訴訟>「手順従わず炉心溶融」専門家が証言:

  8/29 河北新報

(3)東電HD、東通原発の地質調査開始。予定前倒し:8/28 時事通信

(4)福島第一原発の除染作業員に被曝の危険。国連人権理事会、

  日本政府に保護策要求:8/17 産経新聞

(5)水位一時監視できず。東電福島第一原発1号機:8/14 福島民報

(6)福島第一原発記念品の販売見合わせ。東電「批判受け止める」:

  8/9 時事通信

(7)<新潟県>「安全最優先は行動で」花角知事、東電社長に注文:

  8/2 毎日新聞

(8)原発兵庫訴訟、東電が「対策引き延ばした」原告側がメモ提出:

  8/2 神戸新聞NEXT

(9)<東電>柏崎刈羽原発1〜5号機「廃炉計画策定を検討」:

  8/2 毎日新聞

(10)東電の原発訓練、情報共有で最低評価。「縦割りの印象」:

  7/26 朝日新聞デジタル

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┗■3.地元漁業者、海洋放出に反対=トリチウム水めぐり公聴会…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.地元漁業者、海洋放出に反対=

トリチウム水めぐり公聴会資源エネルギー庁小委

8/30(木)12:29配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00000049-jij-soci

2.<経産省トリチウム水海洋放出「反対」多数 福島で公聴会

  8/30(木)21:56配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00000108-mai-soci

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┗■4.柏崎原発・非常用発電機−試験中に手動停止、出力なくなる…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発・非常用発電機−試験中に手動停止、出力なくなる

 東京電力は30日、柏崎刈羽原発1号機原子炉建屋地下1階で、電源喪失時に電

源を供給する非常用ディーゼル発電機の試験中、出力がなくなったため、発電機

を手動停止したと発表した。

 非常用発電機は法令上「安全上重要な機器」とされるが、1号機には3台の非

常用発電機があり、他の2台で安全は確保できるため、東電は「安全上の問題は

ない」としている。

東電によると、月1回の定例試験を行っていたところ、異音がして出力が出なく

なり、手動で停止させた。場所は放射性物質を扱わない非管理区域で、外部への

放射能の影響はない。

(8月31日「新潟日報」より、紙面のみでネット上に掲載なし)

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┗■5.新聞より2つ

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 ◆福島第一原発公聴会 トリチウム水放出 郡山でも反対多数

 東京電力福島第一原発で汚染水を浄化しても除去できない放射性物質トリチウ

ムを含む水の処分方法を巡り、政府の有識者会議は31日、福島県郡山市で2回目

公聴会を開いた。

 政府は濃度を薄めて海洋放出することを有望視するが、前日の同県富岡町の公

聴会に続き、反対意見が多数を占めた。

 この日、14人の個人や団体代表者が意見を表明。公表された意見概要によると、

11人が海洋放出に反対している。(中略)

 「福島第一の敷地内はタンク用地が不足しているとしても、敷地外に確保すれ

ばいい」など、タンク貯蔵を続け、トリチウム放射能半減期は約12年)が低

下するのを待つべきだとの意見も多かった。(後略)

  (8月31日東京新聞夕刊8面より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018083102000284.html

 ◆避難者行き場どこに 仮設住宅 無償打ち切りに反発の声

 東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県が帰還困難区域を含めた4町村の避

難者におこなってきた仮設住宅の無償提供は、2020年3月末で終了する。

 原発事故から7年半がたった今も、高齢化や病気などさまざまな事情を抱えて

生活を立て直しきれない被災者は大勢いる。

 避難生活を強いられた人たちへの配慮や支援は十分なのか。スケジュールあり

きの提供打ち切りに反発の声が上がっている。(中略)

原発事故後は二本松市の仮設に住んでいた浪江町の畜産業吉沢正巳さん(64)は

「復興住宅に移っても、それまでの仕事や地域のつながりを失い、必ずしも幸せ

ではない。今仮設に残る避難者は、出ようにもでられない人」と語る。(中略)

吉沢さんは「東京五輪パラリンピックまでに仮設住宅をなくし、避難者はも

ういないとみせたいのだろうが、ごまかしは許されない」と語気を強めた。

    (8月31日東京新聞夕刊26面「こちら特報部」右側より抜粋)

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