たんぽぽ舎です。【TMM:No3440】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.174万5千世帯が関西電力から離れた(大きな数字)
今月中に関西電力1200万世帯の15%(180万世帯)になるだろう
東京圏でも原発電気からはなれよう
そのため、関西の槌田たかしさんの話を聞こう
8月26日(日)講演会のおさそい
柳田 真(たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)
★2.高浜原発またも蒸気漏れ、再稼働は延期、現地闘争は予定通り
次々にトラブルを起こしている事実
木原壯林(原発うごかすな!実行委員会@関西・福井)
と逃げたい原子力規制委員会
東海第二原発の設置許可確認しておきながら
同時に東電資金支援問題を経産省に問う規制委
木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
★4.蓮池透さんの本がまもなく発売されます
「告発−東京電力は万死に値する」
東京電力で働いた30余年の体験から提言する亡国企業解体論
浜島高治 (神奈川県在住)
★5.新聞より2つ
◆東海第二30キロ圏 避難時 要支援6万人
自治会「リヤカー移動」も 県、バスの調達白紙
(8月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)
◆「できもしないうそ」小泉元首相がエネ基本計画批判
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※9/1(土)東海第二原発再稼働STOP!茨城県大集会へご参加を!
日時:9月1日(土)13:30より15:10(開場12:30)
15:30〜16:10アピール行動(デモ)
会場:駿優教育会館(8F音楽ホール)水戸市三の丸(JR水戸駅北口3分)
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┗■1.174万5千世帯が関西電力から離れた(大きな数字)
| 今月中に関西電力1200万世帯の15%(180万世帯)になるだろう
| 東京圏でも原発電気からはなれよう
| そのため、関西の槌田たかしさんの話を聞こう
| 8月26日(日)講演会のおさそい
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)
◎7年5カ月前の3・11東電福島第一原発の重大事故のあと、原発電気をやめ
たい、原発電気でない・ほかの電気(色々ある)に変えたいという気持ちに運動が
ワーと広がった。
私たちも『原発電気さようなら−電力自由化で原発と電力会社を葬る−』パン
フ(広瀬隆講演録)を発行し、学習会を開き、いくつかの努力をつづけた。
◎あれから7年、関西電力の地(大阪とその周辺)を中心に原発電気さようならの
実践が進み、174万5千世帯が関西電力から離れた。大きな数字だ。
さらに今月中に関西電力1200万世帯の15%(180万世帯)になるだろうと予測され
ている(離脱者数)。
◎一方、東京圏では関西と比して、原発電気さようならは大きくは伸びていない。
この差は何か、関西の運動の中心者の一人・槌田たかしさん(物理学者・槌田敦
さんの弟さん)が、いくつかの資料・レジメを基に話される。
ぜひ槌田たかしさんの話を聞いて、東京圏の運動の今後のヒントにしよう。
原発電力会社が一番いやがることはこれだ!!東京でもやろう
8/26(日)講演会にご参加を!
「原発電気さよなら〜162万世帯が原発電気から離れた関西での取り組み」
お 話:槌田 劭(つちだたかし)さん
(元京都精華大学教員・使い捨て時代を考える会相談役)
日 時:8月26日(日)15:30より18:00
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
(注):「162万世帯は、やや古い数字で、新しい数字は174万5千世帯である」と
槌田たかしさんから聞きました。
詳しい具体的な中味・数字は8月26日(日)に出される予定。
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┗■2.高浜原発またも蒸気漏れ、再稼働は延期、現地闘争は予定通り
| 次々にトラブルを起こしている事実
└──── 木原壯林(原発うごかすな!実行委員会@関西・福井)
◎ すでにご存知かもしれませんが、高浜原発4号機では、8月19日には原子炉
に冷却水を補給するポンプの油漏れを起こし、8月20日には、温度計差込部から
噴出した蒸気が原子炉上蓋から漏れたそうです。
そのため、関西電力は、再稼働の延期を発表しました。
原発再稼働は、電力会社にとって、きわめて重要で、本来なら細心の注意を払
って行うはずのイベントです。
しかし、関西電力は、昨年の高浜原発3号機の再稼働時にもトラブルを起こし、
今回もまた、再稼働準備中にトラブルを起こしました。
運転開始後33年を超えた高浜原発4号機のような原発では、いろいろな部分の
老朽化が進んでいることを示し、その原発を運転しようとする関西電力に、原発
は万が一にも事故を起こしてはならないとする緊張感がなく、そのような体制も
ないことを示しています。
◎ また、原子力規制委員会が「新規性基準」に適合とした原発が、再稼働時に
次々にトラブルを起こしている事実は、「新規性基準」は安全を保障するものと
は程遠く、規制委員会の審査は、いい加減極まりないことを示しています。
◎ このような状況の中で、なお原発を運転しようとする関西電力を断固として
弾劾しなければなりません。
再稼働は延期されても、8月22日(水)には、高浜現地で関西電力を徹底糾弾す
る抗議行動を予定通り決行します。皆様のご結集をお願いします。
高浜町現地で抗議デモ、高浜原発ゲート前で抗議行動を展開します
日時:8月22日(水)12時30分
場所:高浜原発の先300mの展望所に集合後、デモでゲート前へ。
主催:原発うごかすな!実行委員会@関西・福井
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| と逃げたい原子力規制委員会
| 東海第二原発の設置許可確認しておきながら
| 同時に東電資金支援問題を経産省に問う規制委
└──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)
東海第二原発のパブコメ開始を決定した定例会議の議題をご覧いただきたい。
< 第18回原子力規制委員会の開催のお知らせ
日時 2018年7月4日(水)10:30〜12:00 場所 原子力規制委員会会議室A
議題1 日本原子力発電株式会社東海第二発電所の発電用原子炉設置変更許可申
請書に関する審査書案に対する意見募集等について(案)
議題2 東京電力ホールディングス株式会社による日本原子力発電株式会社に対
する資金支援について(案) >
http://www.nsr.go.jp/disclosure/committee/kisei/00000347.html
議題2で、東電による日本原電への資金支援について原子力規制委員会が経産
省に問うているのだ。
引用開始<…
ついては、東京電力が日本原電に資金支援を行うことについて、貴職が上記回
答のとおり東京電力を監督・指導する上で支障とならないか貴職の見解を示され
たい。>引用終わり…と。
◎ 経産省は柏崎刈羽原発設置変更許可の折に「廃炉・損害賠償において東電を
適切に監督・指導していく所存」と答え、東電が日本原電に資金支援することが
福島第一原発廃炉作業と柏崎刈羽原発安全対策に祖語を来すことはないと説明し
たが、大丈夫か?と経産省に問うているのだ。
これに対する経産省の回答は7月31日出され、「東海第二原発の設置許可をす
ることに異存はない、適切に対応していく、東電を適切に監督・指導していく」
と答えた。 http://www.nsr.go.jp/news_only/20180731_01.html
◎ 経産省と規制委との茶番だ。しかしながら、先の更田発言(その170)に照ら
してみても原子力規制委員会の逃げ腰が見える。
川内・高浜・伊方・玄海・大飯と緩やかに過ぎ、合理性を欠く「新規制基準」
と審査で再稼働を推進してきたが、いくらなんでも東海第二原発を合格させるの
はと考えて、経産省に問うて責任を押し付けているのだ。
なお、日本原電の「経理的基礎」問題を考えれば、これら規制委−経産省間の
やりとりが終わってから設置許可確認・パブコメ開始をすべきだ。そうはしなか
ったのは11月中に審査合格・運転延長合格を出す為であろう。これについて私は
パブコメで指摘しておいた。
◎ それにしても、誰が東海第二原発の運転延長・再稼働をしたいのであろうか?
老朽・被災原発の超危険性は明らかだし、電気は足りているし、経営的にもあ
り得ないし、例えば1740億円もかけて防潮堤を造るのも本当にナンセンスだし、
…。
やはり第5次「エネルギー基本計画」でいう「2030年の原発電源比率20〜22%」
の実現を目指しているからか。
核燃料サイクル問題も止める提案を出すと損害を被るので国も日本原燃も言い
出せないと聞いた。
東海第二原発は、今後の地元の反対がより盛り上がる前に、規制委が止めるべ
きだ。
私たちがずっと言い続けてきた「原子力規制委員会は再稼働推進委員会」の汚
名を、今回ばかりは自分たちで返上してもらいたい。
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┗■4.蓮池透さんの本がまもなく発売されます
| 「告発−東京電力は万死に値する」
| 東京電力で働いた30余年の体験から提言する亡国企業解体論
└──── 浜島高治 (神奈川県在住)
主な内容
「日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由」
1.核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場がない
2.「世界一厳しい基準」は大ウソである
3.避難計画の不備は人命軽視である
2018/8/27発売予定
蓮池 透 出版社:ビジネス社 ¥1,836
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┗■5.新聞より2つ
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◆東海第二30キロ圏 避難時 要支援6万人
自治会「リヤカー移動」も 県、バスの調達白紙
日本原子力発電東海第二原発(茨城県東海村)から30キロ圏内の市町村が、重
大事故を想定した避難計画の策定を進めているが、自力で逃げられない高齢者や
障害者ら約6万人に及ぶ「要支援者」の移動手段が確保できていない。
ストレッチャーなどを載せられる福祉車両を準備できるめどは立たず、自治体
が指定する一時集合場所まで自宅から連れて行くことが難しい。
さらに、集合場所から避難所へ移動するバスを調達する県の計画も白紙状態だ。
(後略) (8月21日東京新聞朝刊1面より抜粋)
詳しくはこちらを
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018082102000119.html
◆「できもしないうそ」小泉元首相がエネ基本計画批判
小泉純一郎元首相は20日、東京都内での講演で政府が7月に改定した「エネル
ギー基本計画」を批判した。
計画で示された原発の発電割合達成には、30基程度の稼働が必要とされている
ことに触れ、「できもしないうそを発表したとあきれている」と述べた。(中略)
講演は小池百合子都知事を支援する有志の団体「百乃会」が主催。小泉政権で
環境相を務めた小池氏や会の代表世話人を務める杉浦正健元法相も登壇し、“同
窓会”さながらに元首相を支えた面々が顔をそろえた。
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