たんぽぽ舎です。【TMM:No3424】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3424】

2018年7月25日(水)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.賛同要請…トリチウムは非常に危険な放射性物質である

   『トリチウムを含む福島原発放射性廃液の

  海洋投棄に反対する決議』に賛同して下さい

        渡辺悦司 (市民と科学者の内部被曝問題研究会)

★2.雑誌記事紹介

  「東海第二原発再稼働に難問山積 専業『日本原電』の命運」

  『東洋経済』2018年7月28日号(23日発売)

          上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

★3.「安倍首相で原発ゼロ もう無理だ」小泉元首相が失望感…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

        (お問い合わせは主催者へ)

  ◆【2018年9月原発のない未来へ】伊方現地行動

   「ゲート前、全国集会、蓮池透さん講演」のお知らせ

    主催:「伊方から原発をなくす会」

★5.新聞より3つ

  ◆復興庁パンフ「放射線のホント」 内容は「責任放棄」?

   専門家ら「リスク伝えず安全一辺倒」

   復興相「断言で伝わりやすい」

     (7月25日東京新聞朝刊24面「こちら特報部」より抜粋)

  ◆小泉純一郎 安倍打倒の本気度 野党とタッグ

   来夏参院選原発ゼロで統一候補を」

         (7月25日発行「日刊ゲンダイ」2面より抜粋)

  ◆進まぬ原発事故拠点病院整備

    (6月15日毎日新聞朝刊「くらしナビ・気象・防災」より抜粋)

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※7/30(月)川崎陽子さん学習会のご案内

 『国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢』

 『環境・脱原発先進国ドイツと日本とは何が違うのか』

 講 師:川崎陽子(かわさきようこ)さん 

   欧州(ドイツ語圏)在住環境ジャーナリスト

 日時:7月30日(月)18時より21時 開場17時30分

 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

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※8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日時:8月1日(水)18:30より19:45

 場所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

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┗■1.賛同要請

 |  『トリチウムを含む福島原発放射性廃液の

|  海洋投棄に反対する決議』

 └──── 渡辺悦司 (市民と科学者の内部被曝問題研究会)

 政府がいよいよ強行しようとしている、福島第一原発に溜まっているトリチウ

ム汚染水の海洋投棄に反対する市民と科学者の反対決議と山田耕作さんの賛同呼

びかけのメールです。

賛同者を広く募っています。賛同される方、ぜひ下記までメールください。

-----Original Message-----

山田耕作

皆様 20日に決定した決議文への賛同者を募集中です。

全国へ、世界へ拡散ください。

 又、原子力規制委員会東京電力に送り、トリチウム廃液の投棄をやめるよう

要請します。

 賛同者名は kosakuyamada@yahoo.co.jp までお知らせください。

以下、決議を貼り付けます

トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議

         市民と科学者の内部被曝問題研究会有志及び

         内部被曝を憂慮する市民と科学者

                      2018年7月20日

 福島原発事故によるトリチウム総量は約3400兆ベクレル、2014年3月でタンク

貯留水中に830兆ベクレルのトリチウムがあると発表されている。この膨大な放射

性廃液はその後も増加する一方である。

 そのため、漁連などの反対運動の隙があれば、政府・東電はトリチウムを含む

福島原発事故廃液の処理・処分として、それを希釈して海洋に投棄しようとして

きた。

 現在、ここに至っていよいよ政府は海洋投棄の実施に踏み切ろうとしている。

原子力規制委員会の更田豊志委員長は規制するどころか海洋投棄を提唱し、先導

している。

 我々は以下の理由で放射性廃液を海洋に投棄することは決してすべきでないと

考える。

1.トリチウムは生命・健康への危険性が少ないと誤解されているが、非常に危

険な放射性物質である。

 なぜなら、人体の大部分を占める通常の水と化学的に区別がつかず、生体のあ

らゆる場所に取り込まれ、内部から被曝させ、活性酸素等を介して間接的に細胞

膜やミトコンドリアを破壊する。

 また、直接的に遺伝子、DNAの化学結合を切断する。トリチウム特有の危険

性として遺伝子の水素原子とトリチウムが入れ替わるとベータ(β)崩壊でトリチ

ウムがヘリウムに変わることによって遺伝子の化学結合が切断される。

 植物は炭酸同化作用によって水と炭酸ガスからでんぷんを作る。このでんぷん

の水素原子がトリチウムに変わることによって有機トリチウムが形成され、動植

物や人間が体の一部としてその有機トリチウムを長期間取り込み、内部被曝する。

2.このようにして、原発から放出されたトリチウムによって玄海原発周辺の住

民の白血病の増加、世界各国の再処理工場周辺の小児白血病の増加、原発周辺の

小児がんの増加等が報告されている。現実に被害が発生しているのである。

3.たとえ、希釈して海洋投棄されたとしても食物連鎖などの生態系を通じて濃

縮される。

 さらに気化してトリチウムを含む水蒸気や水素ガスなどとなって陸地に戻り、

環境中を循環する可能性がある。

 希釈すれば安全というのは過去に多くの公害問題でくりかえされた誤りであり、

環境に放出される総量こそ問題である。

 それ故、放射性物質や有害物質は徹底的に閉じ込め生態系から隔離することが

公害問題では唯一正しい原則的な対応である。

 以上のようにトリチウム半減期が12年と長く、長期にわたって環境を破壊す

る。生体の大部分を、さらに遺伝子をも構成する水素の同位体であるから、希釈

して投棄して安全とは言えない。

 それ故、トリチウムの海洋投棄を決して行わないよう政府・原子力規制委員会

に強く要請する。

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┗■2.雑誌記事紹介

 | 「東海第二原発再稼働に難問山積 専業『日本原電』の命運」

 | 『東洋経済』2018年7月28日号(23日発売)

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

※現実味のない避難計画、安全対策に必要な資金調達能力が乏しいことなどが指

摘され「再稼働の実現性は依然不透明」と結論づけている。

7/21(土)7:01配信 有料 「週刊東洋経済

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180721-00018551-stoyos-bus_all

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┗■3.「安倍首相で原発ゼロ もう無理だ」小泉元首相が失望感…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.「安倍首相で原発ゼロ もう無理だ」小泉元首相が失望感

  7/24(火)5:18配信「朝日新聞デジタル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180724-00000007-asahi-pol

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |       (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆【2018年9月原発のない未来へ】伊方現地行動

  「ゲート前、全国集会、蓮池透さん講演」のお知らせ

 ☆『伊方原発ゲート前11行動』

  日時:9月11日(火)10:00より12:00

  場所:伊方原発ゲート前

 ☆『伊方原発再稼働反対 現地全国集会』

  日時:9月30日(日)13:30より15:30

  場所:伊方きらら館前歩道

 ☆蓮池透さん講演会

  日時:9月30日(日)18:30より20:30

  場所:八幡浜市民スポーツセンター

  主催:「伊方から原発をなくす会」

     八幡浜市304-8まちづくりネットワーク八幡浜

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┗■5.新聞より3つ

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 ◆復興庁パンフ「放射線のホント」 内容は「責任放棄」?

  専門家ら「リスク伝えず安全一辺倒」

  復興相「断言で伝わりやすい」

 福島第一原発事故後の食べ物の風評被害や偏見、差別を解消しようと、復興庁

が発行した一般向け小冊子「放射線のホント」が将来にわたるリスクに触れず、

安全を強調し過ぎているとして、専門家らから批判が出ている。担当者は「寄せ

られた意見も踏まえ、今後はテレビやネットでも発信していきたい」としている

のだが…。(安藤恭子)

 「放射線のホント」は30頁の冊子で、政府の「風評払拭・リスクコミュニケー

ション強化戦略」の一環として今年3月、一般の人びと向けに制作された。(中略)

 放射線などに関する10の疑問に答える形で、イラストも交えて「身の回りから

ゼロにはできません」「遺伝しません」「うつりません」「事故で健康に影響が

出たとは証明されていません」などと明記している。(中略)

 日本大の糸長浩司特任教授(農村計画)は「今も廃炉に当たっている作業員がい

る。原発事故の将来にわたる影響と真正面から向き合わなければ、事故を起こし

た責任を放棄したのと同じことだ」と批判する。

 「風評被害の解消を表向きの理由として『福島はもう大丈夫』と開き直るよう

な国なら、原発を扱う資格はない」

(7月25日東京新聞朝刊24面「こちら特報部」より抜粋)

※関連情報

 7月13日発信【TMM:No3415】★2.「生徒向け復興庁パンフのごまかし、ウソ

放射線健康被害を過小評価」も合わせてご参照下さい。

 ◆小泉純一郎 安倍打倒の本気度 野党とタッグ

  来夏参院選原発ゼロで統一候補を」

 いま頃、安倍自民党は困惑しているはずだ。小泉純一郎元首相(76)が、来年夏

参院選で野党候補を応援する可能性が出てきたからだ。

 自民党の総理経験者が野党候補を応援したら前代未聞の事態。選挙情勢も激変

するはずだ。 (中略)

 野党4党は、小泉が顧問を務める「原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟」(原自

連)に呼応し、「原発ゼロ基本法案」を国会に提出している。(中略)

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

 「野党が原発ゼロを鮮明にして一本化ができれば、小泉元首相はできるかぎり

の“応援”をするはずです。野党も、選挙の顔になる小泉さんの支援は是が非で

もほしいでしょう。小泉さんの存在は、野党が小異を捨ててまとまる求心力にも

なるはず。」(中略)

 今年6月の新潟県知事選の告示日前日、小泉は脱原発を訴えた野党統一候補

ガッチリ握手。実質的な選挙応援だった。

 野党共闘小泉人気は、安倍1強に風穴をあける可能性がある。

   (7月25日発行「日刊ゲンダイ」2面より抜粋)

 ◆進まぬ原発事故拠点病院整備

 原発事故時に、地域医療で中心的な役割を担う原子力災害拠点病院の整備が遅

れている。

 現場の負担が重く、国が指針で設置を求める24道府県のうち5月末時点で8府

県では全く整備されていなかった。

 東日本大震災東京電力福島第一原発事故でかつてない「原子力と自然の複合

災害」を経験したが、被ばく医療体制の課題は山積したままだ。

 ○役割明確化狙うが

 「被ばく医療の基礎知識がない医師が多く、現場は混乱していた」。

 2011年の福島第一原発事故直後に福島県内の病院で治療に当たった男性医師は、

当時をそう振り返る。(後略)

     (6月15日毎日新聞朝刊「くらしナビ・気象・防災」より抜粋)

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https://mainichi.jp/articles/20180615/ddm/013/040/017000c

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