たんぽぽ舎です。【TMM:No4194】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4194】

2021年5月11日(火)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.老朽原発うごかすな!

  −闘いの概要と闘いで学んだこと−  (その4)(5回の連載)

  「5/17大集会」をやむなく「9・6大集会」に延期

  極めて綿密かつ密度の濃い準備活動で成功させた

              木原荘林(若狭の原発を考える会)

★2.「脱原発経産省前テント ここに在り!」が好評です

  「…あきらめず闘い続けることが勝利への道だ」

  書籍の紹介           「経産省前テントひろば」

★3.コロナ人災、無策無能で緊急宣言をまた延長

  官僚用意の問答集を棒読みする菅会見は世界の恥

  「内閣記者会主催」なのに広報官が仕切る前例踏襲

  東京新聞記者の「会見改革」要請を無視した菅首相

  「メディア改革」連載 第62回

            浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.頻発する地震は来たるべき南海トラフの先駆けの可能性

  いつ、どこに起きるか地震学では分からない地震

  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その395

    島村英紀(地球物理学者)

★5.「処理水・国民の理解深まっていない」7割占める

  「新たな風評被害の発生」と回答した人が4割

  《福島テレビ×福島民報社》による福島県世論調査

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

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※明日です! 5/12(水)2つの抗議行動にご参加を!

2つの抗議行動=定例→毎月第1水曜(5月は連休のため12日開催)

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:5月12日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     銀座線末広町駅4番出口より4分

             ※北ビルです!南ビルではありません!

 主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549

 協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

 ☆6月は、定例の第1水曜で2日(水)の開催です。

2.「第92回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:5月12日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

      「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など139団体

 ☆6月は、定例の第1水曜で2日(水)の開催です。

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※5/20(木)学習会にご参加を! 予約必要です!

 「子ども脱被ばく裁判で見えたこと:福島原発事故放射線被曝」

 講 師:井戸謙一弁護士

 日 時:5月20日(木)18:00より21:00

会 場:「スペースたんぽぽ」  新ちょぼゼミ

 参加費:800円 講師のお話は18時より

 予約方法:メールか電話で、ご氏名・電話番号

     (当日緊急に連絡できる番号)をお伝えください。

      予約受付番号をお知らせ致します。残り枠8名ほどです

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※5/10岩垂 弘さん連続講座第1回《米軍占領期の運動 1945〜1952》

 UPlanの三輪さんがYouTubeにアップしてくれました。

https://youtu.be/cDPRg54IsIg

 (次回以降も日程が合えば、撮影してくれるとのことです)

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┗■1.老朽原発うごかすな!

 | −闘いの概要と闘いで学んだこと−  (その4)(5回の連載)

 | 「5/17大集会」をやむなく「9・6大集会」に延期

 | 極めて綿密かつ密度の濃い準備活動で成功させた

 └──── 木原荘林(若狭の原発を考える会)

        ※(その3)は5/8【TMM:No4192】に掲載

行動をどう準備し、その過程で何を学んだか

◎ 老朽原発の再稼働阻止を前面に出した運動は、2018年10月結成され

た「老朽原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」で提起され

ました。その後、一昨年3月の高浜全国集会(350人参加)、5月の関電

包囲全国集会(750人参加)を経て、10月1日から11月22日を「老朽原発

うごかすな!キャンペーン期間」とし、福井及び兵庫ではリレーデモを

展開しました。「キャンペーン」に協賛する集会やデモも、わずか2カ

月弱の間に、13の市や町で計16回開催されました。

◎ 「キャンペーン期間」明けの11月23日からは、高浜原発から関電

本店までの200kmを徒歩でつなぎ、「老朽原発うごかすな!」を訴える

リレーデモを決行しリレーデモの最終日・12月8日には「老朽原発

うごかすな!関電包囲全国集会」が、1100人の結集を得て

開催されました。

 これらに関連して、各地での協力要請、打ち合わせも合計32回

行われました。とくに、それまでのいきさつを乗り越えて、極めて多様

な市民団体、労働団体、政党を訪問して行った協力要請は、その後の

運動の幅広さの基盤となっています。

 この中で中嶌哲演さんにご出馬願って廻った団体は約半数ですが、

哲演さんファンの多さ、哲演さんの説得力に大いに感激、感謝しました。

◎ このような、2018年以来の準備期間の上に、「9・6大集会」実行

委員会(59人参加)は、2020年1月18日、1万人規模の老朽原発再稼働

阻止大集会を5月17日、大阪で開催することを決定しました。

 しかし、コロナのために4月11日、やむなく大集会を9月6日に延期

することにし、8月8日、白熱の議論を経てこれを再確認しました。

 議論では、「私たちの運動がコロナのために萎縮すれば、コロナが

続く長期にわたって、政府や大企業の意のままの政策がまかり通ること

になる。」の視点が共有されました。

◎ 一方、「9・6大集会」の成功のために、昨年同様に京都、大阪、

兵庫、滋賀、奈良の約80の団体を訪問し、協力要請を行いました。

ほとんどは、2回以上訪問しています。約40の団体へは、中嶌哲演さん

に同行いただきました。その哲演さんのご尽力とも相まって、これらの

訪問では、多様な団体に、呼びかけ団体あるいは賛同団体として協力、

共闘を表明して頂きました。合計1050を超える団体、個人の賛同を

得ることができたのも、このような積み上げがあったからこそです。

 この他、「老朽原発うごかすな!」行動の広報のために、一昨年、

昨年ともに42回(84回)、同行動にかかわるニュースを発行しました。

また、原発の立地自治体(高浜町美浜町おおい町福井県)、

関電、規制委の6団体宛の「原発全廃」を訴える抗議・申し入れハガキ

を約1万5千セット配布し、発送を依頼しました。

◎ さらに、「こわーい老朽原発」と題した動画をYou-Tubeにアップ

し、ハッシュタグ付きのツイッターなどでの「老朽原発うごかすな!」

の声の拡大も図りました。また、街宣車3台による大阪、京都、滋賀、

福井の街宣行動も5月以来続けています。

 以上のような、極めて綿密かつ密度の濃い行動は、実務を担当する

皆さんの、私生活をも顧みない献身的な努力の上に成り立っています。

大変なことですが、この努力が報いられる日の近いことを確信して

います。(その5)につづく

        (「進歩と改革」2021年2月号より転載)

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┗■2.「脱原発経産省前テント ここに在り!」が好評です

 | 「…あきらめず闘い続けることが勝利への道だ」

 | 書籍の紹介

 └──── 「経産省前テントひろば」

本書の構成

ことはじめ(桝本 純)

第一部 原子力村と闘う方法

 間奏 テント前史「9条改憲阻止の会」の経験−大衆運動か革命運動か

第二部 淵上太郎という男(桝本さんの聞き書き

あとがき (渕上太郎)

渕上太郎のこと(江田 忠雄)

本書第一部から引用

○諦めないで闘うこと

 現在「経産省前テントはあるのか?」と聞かれると、「此処に在り」

と応える以外にありませんが、当然ながら強制撤去を予測できた

わけで、その段階で、仮に撤去されても経産省前で座り込みを続ける

ことを決めていました。それで『経産省前テント此処に在り』という

横断幕もつくっていたところです。(中略)

 問題はここからです。

 テント裁判で一審判決が出た直後に、テント裁判弁護団長である河合

弘之弁護士が「闘いは勝っています。皆さんが諦めずに闘っている

からです」と語ったことがある。

 この発言は決して軽々しいアジテーションではありません。小さな

一人一人の人間が、強大な国家権力に立ち向かうときに、その強大さ故

にたじろぎ諦めるのではなく、裁判であろうがテントであろうが諦めず

闘い続けることが勝利への道だ、ということです。

 いま経産省前テントは、決して諦めないない人々、つまり脱原発

意志を強く持つ人々―脱原発の意志を変えない人々−に支えられ、

闘い続けられています。

 これは長期に亘り複雑でもある闘いを強いられているわれわれには、

非常に受け入れやすい論理です。

 また、2011年3月11日以来の脱・反原発運動の盛衰を経験してきた

全国の人々も共感できるところと思います。

            (本書 第1部第3章の155-156頁より)

脱原発経産省前テント ここに在り!」

情況出版:定価1500円:320頁

ご注文は「経産省前テントひろば」

TEL 070-6473-1947までお願いします。

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┗■3.コロナ人災、無策無能で緊急宣言をまた延長

 | 官僚用意の問答集を棒読みする菅会見は世界の恥

 | 「内閣記者会主催」なのに広報官が仕切る前例踏襲

 | 東京新聞記者の「会見改革」要請を無視した菅首相

 | 「メディア改革」連載 第62回

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 菅義偉首相が「17日間の短期集中」と明言していた3度目の緊急

事態宣言が予想どおり延長になった。政府は5月7日、4都府県に

出されている同宣言を5月31日まで延長すると決定。首相は同日午後

7時から官邸で記者会見を開いた。

 就任以来、官邸での会見は11回目だが、いつも以上に、声に力が

ない。滑舌が悪いので聞き取れない。「ワクチンの治験」が「ワクチン

の危険」と聞こえる。プロンプターがあるが、うまく使えない。「東京

五輪を開けるのか」という質問にまともな回答はなかった。「人流を

抑える」という行政の長が100人近い随行員を引き連れて訪米し、五輪を

強行開催では、民衆が政府の自粛要請に応じるはずがない。

 質疑応答では今回も、フリーランス枠の記者以外は質問事項を事前に

提出しているようで、首相は質問の時から机上の台本に目を落とし、

回答は紙を読んでいる。

 インドなどからの水際対策を聞かれ、「ゲノム解析サーベイランス

に重点を置く」などと答えたが、「サーベイランス」がなかなか

言えない。カタカナで言う必要があるのかと思う。

 産経新聞の杉本記者は「現行憲法下においても、政府は国民の私権を

制限する感染対策を行っている。緊急事態条項がなければ採れない

対策は、具体的に言うとどういうものか」と聞いた。

 首相は5月3日の日本会議系集会で、自民党憲法改定案にある緊急

事態条項とコロナ禍を結び付けた発言をしており、御用新聞による

完璧なサクラ質問だった。

 菅首相は「(憲法には)今、参議院の緊急集会しかない。コロナの

感染が拡大する中で、海外の国を見ると強制的な執行を私権制限がない

中でできている。緊急事態への国民の関心は高まっていると思う」と

回答した。

 「例えばワクチンの治験についても、国内治験というものも求め

られ、3〜4か月ぐらいは掛かるので、接種も遅れてしまうなどの

問題がある。感染症を考えた時、落ち着いたら検証し、対策を考える」

と答えた。しどろもどろの回答で、憲法に緊急事態条項を新設しなけ

ればできないコロナ対策など、何もないことを自白してしまった。

◎ 菅首相は会見の冒頭、宣言の延長について「深くおわびを申し

上げる」と3秒、軽く頭を下げて陳謝したが、空々しい。その後、

「東京や大阪の人流が減少している」と言い張り、「1日100万回の

ワクチン接種」と大風呂敷を広げた。

 菅首相がワクチン問題で、「訪米の際、ファイザー社のCEOと

協議した」と二度述べたが、これは不正確だ。首相側はファイザー

トップとの面談を画策したが断られ、電話での要請になった。

電話なら、日本からでももっと早く要請できたはずだ。

 今回の質疑応答も緊張感がなかったが、菅首相が無視した質問が

あった。内閣記者会の幹事社(常勤19社の持ち回り、2カ月交代)で

ある東京新聞の清水俊介記者は、「そもそも短期集中という設定は

正しかったのか。宣言解除の判断基準を明示すべきだ」と質問。

 清水記者はその後、「この会見はひとり1問が原則だが、国民の疑問

に応える有意義な質疑になるよう、各社から再質問が上がった場合、

その再質問にも応じてもらいたい」と述べた。

 菅首相は解除の基準について回答せず、会見のあり方に関する要望に

ついて何も答えなかった。小野日子内閣広報官も無視した。

◎ 安倍前首相時代から首相会見では、質問は1人1問とされ、

「更問い」(さらとい)ができなくなっている。

 ネットのBuzzFeed Japanの<菅首相が会見で「無視」

した記者の言葉>(7日)は<記者会見は首相官邸記者クラブ「内閣

記者会」の主催。つまり本来は司会も報道側で行うのが筋だが、官邸側

が司会するのが常となっている>と書いた。

 <スタンドマイクの前に立って質問をする必要がある。以前は自席

から質問をするスタイルだったが、昨年4月の前首相の会見から、この

やり方となった。今年1月4日の菅首相の会見では、ここに「自席から

の追加質問はお控えいただきたい」との言葉が加わった>

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c3248a60cb93c0d4cfa04d6052ca595c06b0a4d

◎ 8日の東京新聞は<会見に先立ち、本紙を含む内閣記者会の一部

加盟社は、回答が不十分だったりした場合は再質問を認めるよう、小野

広報官に要望していた><この日も、会見の開始前に事務方が注意

事項として「追加質問はお控えください」と述べていた>と書いた。

なぜ、内閣記者会の総意として要求しないのか。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/102841

 清水記者の質問の後、もう一つの幹事社、共同通信の吉浦記者が五輪

開催について質問。小野氏は「幹事社以外の質問」に移り、14人が

指名された。最初は「毎日新聞の小山さん」。次に「TBS後藤

さん」。参加者が 挙手する前に、社名と名前(姓)を言って

指名している。

 小野氏は「ラジオ日本の伊藤さん」「それでは、2番目の列で、京都

新聞、国貞さん。どうぞ」などと質問者を指名した。「それでは、奥の

フリーランスの安積さん、どうぞ」と指名された安積明子氏は「インド

在住の邦人を領事館でPCR検査すべきでは」と質した。菅首相

まともに答えなかったため、自席から「PCRについては」と声を

上げた。首相は「PCR(検査)の場所を領事館で紹介している」と

答えた。

 その後、「それでは、前列に戻ります。日本経済新聞の重田さん」

などと次々と指名。「それでは、あと2問とさせていただきます。

それでは、真ん中の列、読売新聞、黒見さん、どうぞ」「最後の質問に

なります。フジテレビの鹿嶋さん、どうぞ」と指名した。

 すべて、台本があるのだ。まだ多くの記者が挙手している中、

小野氏は58分で打ち切った。

◎ 官邸での首相会見が昨年4月17日から、29人に制限されている。

内閣記者会常勤幹事社19社から各1人、記者会非常勤幹事社・専門紙・

雑誌・ネット・外国メディア・フリーランスから各1〜2人を抽選で

選んでいる。

 日本の首相の記者会見が「国際標準の記者会見」になっていないの

は、日本にしかない「記者クラブ」(海外ではkisha kurabuと訳される

ので、私は「キシャクラブ」と呼ぶ)制度があるからだ。

 月刊「創」6月号に、菅首相の米国での共同会見でのロイター記者の

質問無視などについて書いたが、菅流の会見は海外にはない。

 「キシャクラブ」問題についてはフェイスブック(FB)に投稿して

いるので、参照してほしい。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100022241222173

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┗■4.頻発する地震は来たるべき南海トラフの先駆けの可能性

 | いつ、どこに起きるか地震学では分からない地震

 | 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その395

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 日本では南海トラフ地震や首都直下型地震だけを注意していれば

いいものではない。それらはいずれは起きる。しかしその前に日本の

どこかで内陸直下型地震が起きるかもしれないのだ。

 悪しき前例がある。「東海地震」と地震予知ができるという「大震法

大規模地震対策特別措置法)」がセットになっていて、「大きな地震

の前には政府から何かの警告が出るだろう」という考えが一般に行き

渡っていた時代だった。そこに襲ってきたのが阪神淡路大震災(1995

年)で、思わざる場所で起きてしまった大災害だった。

 日本に起きる地震には二種類がある。海溝型地震直下型地震だ。

 海溝型地震はプレートが一定の速さで動いているから、年々、ひずみ

が溜まっていく。ぞれゆえ、いずれは起きる地震だ。

 フィリピン海プレートが年に4.5センチ、日本列島に押しよせて来て

いるから、これまでに南海トラフ地震の「先祖」は13回起きた。

 首都圏を襲う海溝型地震も同じで、関東地震(1923年)型は必ず

起きる。前代は元禄関東地震(1703年)だった。

 このほかに、プレートが押してきているために日本列島を載せている

プレートがゆがんだり、ねじれたりして起きる内陸直下型地震が、海溝

地震とは別に起きる。しかも内陸直下型地震は日本中、どこにでも

起きる可能性がある。地震としての規模(マグニチュード)は海溝型

地震よりも小さいことが多いが、人が住んで社会的な活動をしている

直下で起きるので、地震の規模のわりに被害が大きい。阪神淡路

大震災は都市を襲った大災害で、6400人以上が犠牲になった。

 首都圏は、そもそも海溝型地震が陸の直下で起きる場所はめったに

ないが、首都圏は地理的な分布から、ちょうどそこに位置している。

このため海溝型地震だけではなく、内陸直下型地震が起きるところ

でもある。

 過去にも、内陸直下型地震として日本最大の被害を生んだ安政江戸

地震1855年)をはじめ、明治東京地震(1894年)、竜ヶ崎地震(19

21年)、などがある。つまり首都圏は二重に地震が起きやすいところ

なのである。

 ところで、このところ地震が多い。3月に宮城県沖の地震が起きて

震度5強だったのをはじめ、和歌山の地震震度5弱、福島県沖の

地震、熊本の地震茨城県沖など震度4以上の地震が相次いでいる。

 このうちのいくつかは、来るべき南海トラフ地震の先駆けである

可能性がある。

 南海トラフ地震の先祖の前に、西日本で直下型地震が頻発したことが

知られている。

 近年では、北但馬(たじま)地震(1925年、M6.8)、北丹後地震(19

27年、M7.3)、鳥取地震(1943年、M7.2)などが起きたあと、南海

トラフ地震の1つ先代の「先祖」(東南海地震)が起きた。

 最近、震度6弱だった2013年の淡路島や徳島で起きた地震だけでは

なく、もしかしたら阪神淡路大震災さえ、来るべき南海トラフ地震

先駆けかもしれない。

 いずれは来る地震と、いつ、どこに起きるか地震学では分からない

地震地震国ニッポンは、いままでも、これからも地震に直面せざるを

得ないのである。

 (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

 「島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より

  5月2日(日)Golden Week特別号の記事)

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┗■5.「処理水・国民の理解深まっていない」7割占める

 | 「新たな風評被害の発生」と回答した人が4割

 | 《福島テレビ×福島民報社》による福島県世論調査

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.「処理水・国民の理解深まっていない」7割占める

  「新たな風評被害の発生」と回答した人が4割

  《福島テレビ×福島民報社》による福島県世論調査

  5/10(月)12:07配信「福島テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cf38634d73ed759e9619b329fbb81a295ee076c

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