たんぽぽ舎です。【TMM:No4106】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.今年冬、全国(特に西日本)で電力不足問題が発生−寒波のため
3.11の教訓=東西間の融通が今も不拡大
「広域停電を防ぐために原発の再稼働と新増設を」との
主張がはびこり出す 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.祝!たんぽぽ舎新事務所開設記念〜
番外編《永山則夫が残したものin水道橋》たんぽぽ舎
市原みちえ(たんぽぽ舎ボランティア、
いのちのギャラリー代表)
★3.体験の重要さを伝えることも大切だ
感染拡大に配慮は必要だが再結集できないものだろうか?
中川敦詞(岐阜県在住、たんぽぽ舎ボランティア)
★4.「宮城の人はもう忘れちゃったのか」
「なぜ同じ過ちを繰り返す」
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より1つ
◆撃ちてし止まん
特攻精神で五輪に突入する気だろうか
斎藤美奈子(文芸評論家)
(1月13日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)
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※1/18(月)岩垂 弘さん連続講座第9回にご参加を!
10回連続講座「日本人は核にどう向き合ってきたか被爆75年、
核廃絶運動を顧みる」
第9回「世界は再び核軍拡競争へ−日本国民に問われているもの」
日 時:1月18日(月)14時より16時30分
会 場:「スペースたんぽぽ」(高橋セーフビル1F)
参加費:800円 (予約の必要はありません)
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┗■1.今年冬、全国(特に西日本)で電力不足問題が発生−寒波のため
| 3.11の教訓=東西間の融通が今も不拡大
| 「広域停電を防ぐために原発の再稼働と新増設を」との
| 主張がはびこり出す
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
日経エネルギーネクストに「3.11以来の電力不足でも国が節電
要請を出さないワケ」という記事が掲載されている。
年末年始から先週までに今シーズン最大の寒波が日本中に襲来し、
特に西日本の電力受給割合が軒並み100%近くに迫った。
報道では主要な原因を「LNGの不足により国内供給力が減少した
ため」とした。設備はあるのに稼働できないということだ。
東京電力が95%のピークを記録した1月3日には、使用実績が3,728
万kWにたいし、供給電力は3,908万kWだった。これは設備か稼働して
いないから高くなったことが分かる。
一方、1月12日に94%に達した時には5,094万kWに対して供給力は
5,405万kWだった。これは今年一番の電力使用量に跳ね上がったこと
による。
過去に広域で電力が逼迫したのは、3.11直後に東日本で計画停電
が実施された時と、北海道地震により苫東厚真火力が停止した後に
北海道で広域停電が起きたことに起因する電力不足に陥っていた時だ。
しかし今回はかなり様相が異なり違和感を持った。
3.11の際に教訓とされた、東西間(東電と中電)の相互融通が
今も拡大されていない。
現在も断続的に発生している西日本電力不足の際も、多くは東電の
供給力は80%台後半を維持している。
西日本への大規模融通が可能なら逼迫度はもっと緩和されたはず
だが、東電の50サイクルから中部・北陸の60サイクルに直接は
送電できないので、周波数変換設備を通さなければならない。
その容量は現状120万kWしかないのでは、原発1基分の電力しか
西日本に送電できない。(*)
(*)周波数変換設備(FC)は2020年度末までに新信濃FCを90万
kW増強(120万kW→210万kW)するため現在、工事中。
さらに90万kWを増強(210万kW→300万kW)する計画だが、
ルートは未定という。
このまま逼迫が続けば、いずれ広域停電を引き起こす。
しかし国は1月12日まで「節電要請」をしなかった。
コロナ自粛要請下でさらに電力消費も減らせとはいえない
ということか。
今の政府がいかに危機に対して脆弱かを、またも露呈した。
西日本豪雪の予報が出ていてもNEXCOに対して道路閉鎖の要請も
しないから、またしても1000台以上の大規模な立ち往生が発生した。
2018年に福井県で起きた同種の事件の教訓として、除雪車を増やす
などしたらしいが通行車両を減らせなければ同じことは起こる。
事前の道路封鎖は公権力にしか出来ないことである。
いまのところ新聞論調では見られないが、いずれ「広域停電を防ぐ
ために原発の再稼働と新増設を」との主張がはびこり出す。
いや、今回の広域逼迫はそれを狙っているのではないかと勘ぐりたく
なるくらいだ。
広域停電被害をなくすためにも、小規模分散型の再生可能エネルギー
と蓄電システムへの投資及び電力館の連携強化を電力会社に促す制度・
仕組みを作らせなければならない。
コロナ感染爆発の影でブラックアウトの危機が今この国を
襲いはじめている。
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┗■2.祝!たんぽぽ舎新事務所開設記念〜
| 番外編《永山則夫が残したものin水道橋》たんぽぽ舎
| 1/28(木)午後、鎌田慧講演と展示「永山則夫と六ヶ所村」
└──── 市原みちえ(たんぽぽ舎ボランティア、
いのちのギャラリー代表)
福島第一原発事故から10年の新春。
さようなら原発の呼びかけ人、青森出身の鎌田慧さんが、既に超過密
スケジュールの中、語ります。
青森育ちで”連続射殺魔”とマスコミに呼ばれた少年「永山則夫」と
青森の寒村だった下北半島の「六ケ所村」のこと。
今回、「年末山谷労働者年越し支援」も続けている反原発の
「たんぽぽ舎」の新事務所開設を祝して記念講演。
緊急事態宣言下ですが、対策をして開催します。ご無理のないように。
新たんぽぽ舎を見に来てください〜。
ちょっと狭いけど素敵なスペースです!
もう一つの「緊急事態宣言」はまだ発動中!
菅政権の「自助・共助・公助」は、見殺しだ!
展示会「永山則夫の風景」
初公開・鎌田慧との往復書簡、永山の直筆原稿など、
「六ケ所村の記録」
開催日:1月28日(木)
時 間:講演会 13:00〜受付 13:30〜開演 16:00終了
展示会 13:00〜18:00
会 場:《講演会》会場スペースの関係で2か所に分散。
同時開催します。
第1会場はリアル会場。鎌田氏が直接語ります。
定員45名(通常の1/2以下)
第2会場はWEB視聴、車いすOK。階段歩行困難な方など。
(定員25名)
(特に申し出がなければ先着順に第1会場になります)
(リアル講演)
第1会場:東京学院ビル(貸教室・会議室内海)2階
101-0061千代田区神田三崎町3-6-15
JR水道橋駅西口から1分 たんぽぽ舎へ4分
https://www.kaigishitsu.co.jp/access/
(WEB視聴)
第2会場「スペースたんぽぽ」(たんぽぽ舎内)
101-0061 千代田区神田三崎町3-1-1高橋セーフビル1F
アクセス JR水道橋駅西口5分、旧たんぽぽ舎から200m
《展示会の会場》たんぽぽ舎小会議室
問い合わせ・申込:お名前、連絡先をお知らせください。
主 催:いのちのギャラリー https://twitter.com/InochinoG
協 力:たんぽぽ舎 https://www.tanpoposya.com/
なの花の会
永山子ども基金 https://nagayama-chicos.com/
参加方法:予約申込制
体調不安、発熱の方は無理せず、後日、動画録画をご覧ください。
《予約受付》いのちのギャラリー 090-9333-8807(市原)
E-mail inochino-gallery@protonmail.com
たんぽぽ舎 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
参加費
《講演会》どちらの会場も1000円
☆「仲間支援」します。
仕事、住まいを失った方、生活困窮の学生の皆さん。
先着10名までですが、講演会無料です。
予約時と当日受付で「仲間支援」と声かけて下さい。
《展示会》 観覧無料
展示内容
パネル「永山則夫の風景」永山の直筆原稿、サイン紙、
(初公開)
六ケ所村、核廃棄物再処理工場関係資料(たんぽぽ舎資料より)
・販売 永山則夫の著書 冊子『永山則夫入門』(鎌田慧特別寄稿)
鎌田慧の著書 『六ケ所村の記録』『叛逆老人は死なず』など
録画視聴 協力:「U PLAN」
https://www.youtube.com/channel/UCsFcN5t3EpFTAkT-I2qMPkw
翌日の29日か30日以降ご覧になれます。無料。
どうぞ、ご無理のないように。ご予約お待ちしています。
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┗■3.体験の重要さを伝えることも大切だ
| 感染拡大に配慮は必要だが再結集できないものだろうか?
└──── 中川敦詞(岐阜県在住、たんぽぽ舎ボランティア)
先日、友人と話した時に「さよなら原発のデモでスピーチを
お願いされた。」とのこと。
依頼された理由を聞くと「かつて放射能拡散予測のためにおこなった
風船飛ばしの体験をもう一度話してほしい」とのことだった。
私は、思い起こせばこの時期9年前だろうか、様々なメンバーが
結集して企画して自分たちらしく「福井の原発からの放射能拡散予測」
のビラを作った。
そのことを広めたくて活動していた結果、東京のたんぽぽ舎と縁が
できた。そして、講座を受講し事務方を手伝い、全国の現地にも足を
運んだ。
これは非常に大きな体験となった。私は今年45歳になる。
体験の重要さを伝えることも大切だと思う。
今の世情は人と人が会うことが難しい。
しかし、反作用のように人が会いたいという気持ちも高まっている。
感染拡大に配慮は必要だが再結集できないものだろうか?
メッセージでの参加もあるが新しい方法も模索したい。
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┗■4.「宮城の人はもう忘れちゃったのか」
| 「なぜ同じ過ちを繰り返す」
| 女川原発再稼働の地元同意、元原発作業員が見せた怒り…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.「宮城の人はもう忘れちゃったのか」「なぜ同じ過ちを繰り返す」
1/13(水)7:02配信「withnews」
https://news.yahoo.co.jp/articles/48167ce0c237fd883c522e827a3b5c2ec60f4a4e
再稼働へ着々…地元同意が焦点に
1/13(水)18:20配信「UX新潟テレビ21」
https://news.yahoo.co.jp/articles/57bf92462a390abe8a8b6ac7796fcd1452ba7f56
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┗■5.新聞より1つ
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◆撃ちてし止まん
特攻精神で五輪に突入する気だろうか
斎藤美奈子(文芸評論家)
東京オリンピック・パラリンピックをめぐる関係者の談話は、先の
戦争末期を連想させる。
「東京大会を開催することに揺るぎない決意を持っている」(山下泰裕
JOC会長)。「人類がコロナに打ち勝って東京大会を実現することは
組織委員会の使命」(森喜朗組織委委員長)。「自民党として開催促進の
「人類がウイルスに打ち勝った証しとして東京で開催する決意だ」
(菅義偉首相)
撃ちてし止まん。ウイルスに打ち勝つ。精神論が先行するのは負けが
込んできた証拠である。
冷静なのはむしろ市民だ。9日・10日のJNNの世論調査では、東京
五輪を開催できると思うかという問いに81%が「できるとは思わない」
と答えた。同日の共同通信の調査でも「中止すべきだ」と「再延期
すべきだ」の合計が80.1%だ。
昨年来の沈滞ムードを払拭すべく、組織委は開催促進の宣伝を4日
からはじめたが、気の毒なことに、このキャンペーンに起用された
バドミントンの桃田賢斗選手に陽性反応が出て、日本代表は遠征を
断念した。
特攻精神で五輪に突入する気だろうか。
原爆が落ちる前に中止を決断すべきだよ。
(1月13日東京新聞朝刊23面「本音のコラム」より)
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します。
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たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
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そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など
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日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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掲載とさせていただきます。
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