たんぽぽ舎です。【TMM:No4105】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4105】

2021年1月13日(水)地震原発事故情報−

             5つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

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★1.1月24日(日)「関電よ老朽原発うごかすな!大集会」(大阪)

   へ参加の呼びかけ

   「再稼働阻止全国ネットワーク」から交通費カンパあり

   たんぽぽ舎もノボリ旗やビラを持って参加します

          柳田 真(たんぽぽ舎、

              「再稼働阻止全国ネットワーク」)

★2.≪書評≫

   本人がとことん理解したことを書いているので

   面白くわかりやすい

   市民運動をしている人にとって、

   新しい観点、考え方が豊富な本

   「日本の植民地政策とわが家の歴史」著者 広瀬 隆

             冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.福島第一原発の処理水対応「適切な時期に政府として

   責任を持って処分方法を決める」

   菅首相「できるだけ早く」から修正…ほか

   メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント延期のご案内

  ◆1/17(日)村上達也さん講演会延期です

   共催:原発はいらない西東京集会実行委員会&西東京市公民館

★5.新聞より1つ

  ◆原発被災地に思いをはせ続ける 事故直後から福島の母子ら支える

   被ばく対応への疑念、執筆の根底に「政府は被害を矮小化」

   被災記録 今も「なかったことにされるのは嫌」

   消防士描いた「孤塁」で3賞 吉田千亜(フリーライター

        (1月12日東京新聞朝刊22-23面

         「こちら特報部」己の道9−より見出しのみ)

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脱原発川柳【コロナよりWith原発もっと怖い】(原発事故は人災)

       【新居から脱原発のわた毛飛ぶ】(日本中に拡散)

【たんぽぽ舎昔の写真みな若い】(継続の重み)

          誰そ彼(たそがれ)さんからの年賀状より

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※1/18(月)岩垂 弘さん連続講座第9回にご参加を!

 10回連続講座「日本人は核にどう向き合ってきたか被爆75年、

        核廃絶運動を顧みる」

 第9回「世界は再び核軍拡競争へ−日本国民に問われているもの」

 講 師:岩垂 弘さん(ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)

 日 時:1月18日(月)14時より16時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(高橋セーフビル1F)

 参加費:800円 (予約の必要はありません)

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※訂正1つあります。1/9発信【TMM:No4104】で

 正:2021年1月9日(土)地震原発事故情報−

 誤:2020年1月9日(土)地震原発事故情報−

  おわびして訂正致します。

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┗■1.1月24日(日)「関電よ老朽原発うごかすな!大集会」(大阪)

 |  へ参加の呼びかけ

 |  「再稼働阻止全国ネットワーク」から交通費カンパあり

 |  たんぽぽ舎もノボリ旗やビラを持って参加します

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、

           「再稼働阻止全国ネットワーク」)

 関西の皆さんが、1月24日(日)「関電よ老朽原発うごかすな!

大集会」(大阪、関西電力本店前)=集会とデモを精力的に組織して

います。これは、昨年の台風と新型コロナウイルスという2重の困難の

中で開催された「9・6大阪行動」(1600人参加)につづくものです。

 「再稼働阻止全国ネットワーク」も、全国へ参加を呼びかけ、若干の

交通費カンパを予定します(当日の責任者は柳田です)

たんぽぽ舎も、昨年11月〜12月〜1月と3ヶ月弱「引っ越し」(28年

ぶり)で大忙しでしたが、新型コロナ緊急事態宣言再発令の大阪の皆さん

への応援、連帯で参加します。

 ぜひいっしょに。

 ノボリ旗と「東海第二原発ノー」のビラを持って参加します。

1月24日(日)早朝の新幹線で行きます。一緒に行ける方は

ご連絡下さい。

☆なお、関西の木原荘林さん(老朽原発うごかすな!実行委)からは、

「老朽原発やめよ!3月20日(土)高浜行動(福井県)」を1月10日の

会議で決めました。「そのビラを2000枚送る」との電話が1月11日

ありました。3月20日(土)もできるだけ予定に入れて下さい。

参加歓迎です。

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┗■2.≪書評≫

 |  本人がとことん理解したことを書いているので

 |  面白くわかりやすい

 |  市民運動をしている人にとって、

 |  新しい観点、考え方が豊富な本

 |  「日本の植民地政策とわが家の歴史」著者 広瀬 隆

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

目次紹介

第1部(日本の商人が軍隊を引き連れて朝鮮半島に進出し、日清・日露

   戦争を起こす/わが家の野々村家が朝鮮に渡る/いよいよ朝鮮を

   正式に植民地統治する時代に突入した/朝鮮人の強制連行が

   スタートした、ほか)/

第2部(早大高等学院から早稲田大学へ、奥中山の農場へと、青春時代

   を送る/古河電工に入社し、ジャズバンドと絵画を楽しみ、パレス

   チナ旅行後に退社/翻訳者・小説家として第三の人生に踏み出す/

   党派を無視した反原発市民運動/北海道全土で燃え上がった激烈な

   幌延“高レベル処分場”反対運動/まず住民投票を制度化して

   第一歩を踏み出すこと、ほか)/

第3部(大事故を予告する狼少年が全国を回る/新しい運動の潮流が

   向こうからやって来た/3日間に14か所で講演しろ、という

   人たち/書籍を執筆するときの文筆家としての秘訣と人生哲学、

   ほか)/短編小説集『魔術の花』(広瀬隆35歳の時の作品)より

   (短編小説『逮捕』/童話『水男の物語』)

1.2〜3か月前たんぽぽ舎の本棚で偶然見つけて、すぐ購入しました。

 たんぽぽ舎の講演会(学習会)では熱心な担当者が在日朝鮮・韓国人

差別問題を恒常的に取り上げてきましたので、私も朝鮮戦争、関東大

地震朝鮮人虐殺、慰安婦報道、などを少しずつ勉強してきました。

 この夏“ラストプリンセス”という映画がケーブルテレビで何度も

放映されて、2度3度見たことで、日本の朝鮮植民地支配の歴史を

学びたいと思っていた時でした。

 「その翌年のことだが、日本人によって退位させられていた初代韓国

皇帝・高宗(コジョン)(ラストプリンセスの父)が1919年1月21日に

急死した。ずっと日本に抗い続けた前皇帝の突然の急死は、「日本人に

よる毒殺だ」という噂が朝鮮人の間に広く信じられ、たちまちのうちに

怒りが沸騰した。

 「1919年3月1日に、歴史的な朝鮮“3・1独立運動”が起こったの

は、当然と言えば当然の出来事であった。崩御した高宗の葬儀の2日前

にあたるこの日に、葬儀を利用して、京城平壌ピョンヤン)などの

朝鮮人が「朝鮮独立宣言」を発表し、5月までのほぼ3か月に

わたって、京城では延べ60万人が反日デモに参加したのである。…

大都市から朝鮮全土の隅々まで拡大し、3か月間に参加者が200万人を

超えた。それが激しければ激しいほど、日本の憲兵による弾圧の虐殺も

また激しかった。…死者7509人、逮捕者4万6948人」

2.この本は、著者によると「本書は、日本の朝鮮植民地統治時代に、

わが家の先祖がどのような立場であったかを一族として正直に懺悔し、

同時にその時代の日本人が何をしてきたかを私の一家に重ね合わせて

描くことによって、現代の日本人に、嘘や間違いのない日本人民衆の

朝鮮侵略史を知ってもらうことが動機で書き出した記録である。

 だが、1979年のスリーマイル島原発事故がきっかけになって私が

始めた社会的運動は、それまで比較的平穏に過ごしてきた私の人生の

後半を、すっかり一変させてしまったのである。

 このあとに、私が始めた原発反対運動およびそのあとに続いて

おこなった反戦平和運動は、私が世間知らずの無知な人間であったが

ために、それまで日本人が展開してきた社会的運動とは、毛色が全く

違ったものになった。」

 「私の活動記録は、私本人が書かなかったのだから、当然のこと

ながら、どこにも書かれたことがない。その当時から現在まで、40年間

におよぶ長期間の運動の渦中で、私が胸に描き、現在まで持ち続けて

きた“社会を変えるには、どうすればよいか”という社会運動論は、

忘却の中に投げ込めば、最も面倒がないことである。」

 「ところが現在、矛盾に満ちた日本社会にとまどいを感じている膨大

な数の人を見るにつけ、私という奇人が実践してきた社会運動論と、

私の共に活動してきた人の考え方は、老いも若きも含めたすべての

読者にとって、参考にする価値があると思うようになった。

 つまりこれからの記述は、単なる私一個人の回顧録ではない。

 その活動に参加した“ある種の性格を持った人びと”の軌跡をたどる

ことによって、以下に述べる一つずつの事績が、現代人にとって

“知恵の泉”になり、誰もが運動で成功するバイブルに

なるはずである。」

3.なるほどそうかと思って読み始めると、予想以上に面白いので

一気に読み終えました。

 広瀬隆さんの本はどれも面白いですが、膨大なデータ情報が伴って

いるので、途中で疲れるということがあります。

 私が最初に読んだ広瀬隆さんの本は「資本主義崩壊の首謀者たち」

(2008年4月、ダイヤモンド社)でした。リーマンショックがなぜ

起こったか分析した本です。

 当時リーマンショックを扱った本や山ほどありましたが、この本が

一番よくわかる、しかも面白い本でした。

 本人がとことん理解したことを書いているので、面白くわかり

やすいのだと思います。

 市民運動をしている人にとって、新しい観点、考え方の豊富な本だと

思います。

2020年7月20日刊 発行所:八月書館

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┗■3.福島第一原発の処理水対応「適切な時期に政府として

 |  責任を持って処分方法を決める」

 |  菅首相「できるだけ早く」から修正…ほか

 |  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.福島第一原発の処理水対応「適切な時期に政府として責任を

  持って処分方法を決める」菅首相「できるだけ早く」から修正

  1/12(火)15:33配信「時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/062b9043182f0289d42845f282648a323066ab5c

2.[社説]月城原発トリチウム流出、徹底した真相究明を

  月城原発3号機のタービン建屋下部の地下水排水路に溜まった

  水から1リットル当たり71万3000ベクレルのトリチウムを検出

  1/12(火)11:19配信「ハンギョレ新聞」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d76bf1f4d11566a53dcc4bf926f197ce4d2dacb4

3.菅首相、回答「控える」100回 安倍氏63回 丁寧な説明も回避

  「答弁がしどろもどろ。通常国会が思いやられる」(自民党幹部)

  1/12(火)19:10配信「北海道新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/fce778178f89caa31d7ebf09998248f57135aa58

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

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 ◆1/17(日)村上達也さん講演会延期です

 昨年末(たんぽぽ舎メールマガジン12/28【TMM:No4103】)にお知らせ

した1月17日(日)に開催予定の講演会「東海第二原発廃炉にせよ−

村上達也元東海村村長は語る」は、新型コロナウイルス感染症緊急事態

宣言発令により、茨城県在住の講師が東京で講演を行う事に困難が

生じましたので、延期いたします。(開催日程は未定)

共 催:原発はいらない西東京集会実行委員会&西東京市公民館

詳しい情報は当会ブログをご覧ください。

http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/

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┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆原発被災地に思いをはせ続ける 事故直後から福島の母子ら支える

  被ばく対応への疑念、執筆の根底に「政府は被害を矮小化」

  被災記録 今も「なかったことにされるのは嫌」

  消防士描いた「孤塁」で3賞 吉田千亜(フリーライター

       (1月12日東京新聞朝刊22-23面

        「こちら特報部」己の道9−より見出しのみ)

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

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