たんぽぽ舎です。【TMM:No4032】地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No4032】

2020年9月17日(木)地震原発事故情報-

             4つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.日立製作所「英原発建設事業からの完全撤退」正式決定

   東海第二原発を有する日本原電は日立から申請業務を巨額で

   下請けを受けロンドン事務所まで開設していた

        福永正明(日立製作所による英ウィルヴァ原発

             輸出反対キャンペーン世話人

   ※関連報道

  ◆日立、英原発から撤退 採算改善見込めず

   3000億円の損失(2019年3月期連結決算)

               (9月17日茨城新聞11面より抜粋)

★2.2020年~新型コロナとの闘いの記録  読み切り連載 (2)

   《GO-TOキャンペーン50日の

   「功罪」を検証する「その2」》

           岩井 哲(かごしま反原発連合・共同代表)

★3.10/9(金)「東京電力刑事裁判控訴審の勝利をめざす

   オンライン集会」のお知らせ

              福島原発刑事訴訟支援団

★4.配信・新聞より2つ

  ◆福島第一原発処理水「説明責任果たして」被災者ら新政権に注文

   「福島の漁業は復興の途中で海洋放出に反対の

   姿勢に変わりはない」…県漁業協同組合連合会の野崎哲会長

          (9月17日7:10配信「時事通信」より抜粋)

  ◆ワクチンが見通せない今だから

   免疫力でコロナ打破…規則正しい生活・腸内環境改善・リラックス

   でも適度にいいかげんに

   「免疫学の権威」奥村康・順天堂大医学部特任教授に聞く

      (9月14日毎日新聞夕刊2面「特集ワイド」より抜粋)

━━━━━━━ 

※明日です! 9/18(金)日比谷野音の集会と銀座デモにご参加を!

 「東海第二原発(日本原電)を再稼働するな!」を訴えよう

  ☆デモの際の目印は…たんぽぽ舎、

      「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」のノボリ旗

    「9.18さようなら原発 首都圏集会」

 日 時:9月18日(金)開場17:30 開会18:30 銀座デモ出発19:15

 会 場:日比谷公園野外大音楽堂(日比谷野音

 主 催:「さようなら原発」一千万署名市民の会

━━━━━━━ 

※9/24(木)学習会にご参加を!

 「スーパーシティー構想の危険性:後退させられる自治と民主主義」

 講 師:内田聖子さん〔NPO法人アジア太平洋資料センター

     (PARC)共同代表〕

 日 時:9月24日(木)18時より21時  新ちょぼゼミ

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 〔講師のお話は19時より〕

 予約必要:定員25名です。定員になり次第予約受付を終了致します。

      9/17現在、16名の予約が入っています。

 ☆予約のご連絡は、たんぽぽ舎へ電話かメールでご氏名と電話番号を

 お知らせ下さい。受付番号をお伝え致します。

 キャンセルの場合は、必ずご連絡をお願い致します。

━━━━━━━ 

※9/26(土)「山崎ゼミ」にご参加を!

 今一番ホットな原発問題を考える

  「六ヶ所再処理工場問題」-その2

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎共同代表)

 日 時:9月26日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 予約の必要はありません。

━━━━━━━ 

※上記の講座・学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。

 ・受付の前に参加される方の体温を「非接触」で検温致します。

  ご協力をお願いいたします。

 ・マスク、フェイスシールドなどを着用して下さい。

 ・会場に手指消毒用ボトルを用意します。

 ・机の上に消毒液を噴霧しタオルで拭きます。 

 ・講師の前に透明「間仕切り」を置いて飛沫対策をします。

 ・窓を開けて換気に配慮します。

 ・「密集」しないように着席していただきます。

 ・体調に不安のある方は、無理をせず参加をお控え下さい。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.日立製作所「英原発建設事業からの完全撤退」正式決定

 |  東海第二原発を有する日本原電は日立から申請業務を巨額で

 |  下請けを受けロンドン事務所まで開設していた

 └──── 福永正明(日立製作所による英ウィルヴァ原発

            輸出反対キャンペーン世話人

◎ メディア報道の通り、日立製作所は本日(9月16日)の取締役会で

「英原発建設事業からの完全撤退」を正式決定しました。

 私たちは、「日立製作所による英ウィルヴァ原発輸出反対キャン

ペーン」として原発輸出反対のため活動を続けてきました。

 特に、東海第二原発を有する日本原電は、日立から申請業務を巨額で

の下請けを行い、ロンドン事務所まで開設していました。

 安倍政権の退陣と同時の原発輸出完全破綻は、世界のどこにも核燃料

エネルギーサイクル施設が不要であることを明白にしました。

 皆様のご協力とご支援に感謝しつつ、本日発表の「声明」を

張り付けます。

◎<声明>「日立の英原発事業完全撤退」決定について

 「毎日新聞」は9月14日、日立製作所が英国でのウィルヴァ原子力

発電所新設計画事業から完全撤退する方針を固めたと報じた。そして

日立は本日、公式に「英国原子力発電所建設プロジェクト事業運営

からの撤退について」を発表した。

 日立は、英国中部ウェールズ地方のアングルシー島において、130万

キロワット級の英国向け改良型沸騰水型原子炉(UK-AVWR)2基

建設のため、2012年に事業会社を買収した。

 これは、2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故発生時からの

原子力緊急事態宣言」継続中での、新規原発輸出事業であった。

 私たち「日立製作所による英ウィルヴァ原発輸出反対キャンペーン」

は、本事業が具体化した2017年9月以降、多くの市民・団体が結集し、

日立本社前抗議行動、国会院内集会、対政府交渉の活動により、反社会

的な利益追求第一主義経営での原発輸出事業に反対を続けてきた。

 原発輸出は、安倍晋三政権による「システムインフラ輸出戦略」の

重要事業とされ、原発輸出推進の諸策が実行された。例えば、企業の

経営リスクを削減するとして、政府丸抱えでの公的資金投入、つまり

民間企業の債務を政府保証する支援を認めた。それは巨額の税金での

民間企業の原発輸出事業支援と救済であり、市民とメディアから反対が

次々表明された。

 日英政府の破格の支援を得ながら本事業は、総事業費の膨張、投資先

確保の見通しなく、中断を続けた。そして日立は、2019年1月に事実上

の中止となる「事業凍結」を決定していた。

 今回の日立の完全撤退決定は、日英両市民による原発輸出・建設反対

運動の成果である。英現地の反対グループは、力強く

原発はいらない!」と長年活動し、日英政府、日立を揺り動かして

きた。私たちは、現地住民たちの粘り強い運動に心からの敬意を表し、

新企業が日立事業買収後に原発建設を企てる際には、住民たちの阻止

活動に連帯を継続する。

 本日辞任の安倍首相は在任中、積極的に原発売り込みを進めたが、

ベトナム、トルコ、アラブ首長国連邦での輸出計画は中止となった。

 今回の日立決定により日本からの原発輸出事業は完全に破綻し、安倍

首相退陣とともに「システムインフラ輸出戦略」は頓挫した。

 「日本はどこにも原発を売るな!」との私たちの活動は、福島第一

原子力発電所事故被害を広く伝え、そこから世界が再生エネルギーへ

向かうべきことを示してきた。

 詳細は、『キャンペーン報告資料集』(2019年9月)として刊行した

が、ここに改めて多くの市民、団体、国会議員からの支援と協力に謝意

を表したい。

 私たちは、日本のみならず世界各国における、いかなる核燃料

エネルギー事業にも強く反対することを再々度表明する。

※関連報道

 ◆日立、英原発から撤退 採算改善見込めず

  3000億円の損失(2019年3月期連結決算)

 日立製作所は16日、英国の原発新設計画から撤退すると発表した。

 英政府の支援拡大を求めていたが調整が難航し、採算改善が見込め

ないとして、昨年1月にプロジェクトを凍結していた。(中略)

 日立は事業凍結に伴って19年3月期連結決算で約3000億円の損失を

計上しており、撤退による経営への影響は軽微としている。(後略)

               (9月17日茨城新聞11面より抜粋)

┏┓ 

┗■2.2020年~新型コロナとの闘いの記録  読み切り連載 (2)

 |  《GO-TOキャンペーン50日の

 |  「功罪」を検証する「その2」》

 └────  岩井 哲(かごしま反原発連合・共同代表)

◎国際医療福祉大の松本哲哉教授は、「キャンペーンが人の移動を

推奨し、後押しした。感染者の多い地域から少ない地域へ人が移動

したことが、今の感染拡大につながった可能性は高い」と指摘し、

沖縄県は、感染者が急増した7月31日に県独自の緊急事態宣言を

発表したが、沖縄は明らかに影響を受けた典型例だろう」と推察する。

 また、同大の和田耕治教授は、「多人数と接触する機会の多い

帰省と比べ、家族単位の旅行の方が、感染リスクは低いだろう」と

見る。ただ、「感染予防の観点から、観光を促進する時期では

なかった」と否定的な見方を示した。

◎東京除外の影響は北陸路でも。「GO-TOトラベルには期待して

いたが、石川県内でも新型コロナの感染者が出ていることや、

東京除外の影響が大きい」と、金沢市観光協会の関係者は嘆く。

 8/7~17の北陸新幹線の利用客数は、帰省の自粛も重なり、前年比、

79%減。 お盆期間中の14~16日に無料開園した兼六園も、前年比

71.2%減と、かつての賑わいはない。

 東京除外の影響を受けているのは、首都圏近郊の観光地も同じで、

神奈川県箱根町観光協会によると、個人客は戻りつつあるものの、

宿泊施設の稼働率は7割程度にとどまるという。

◎前号で述べた、前倒しによる「見切り発車」のスタートが与えた

マイナスの影響も少なからずあり、また、恩恵が、(お得感が強い

ためか)一部の高級施設に偏っているのではないかという不満も多く、

小規模旅館では、パソコンの扱いも含め、申し込み手続きの煩雑さ、

利用客への説明の困難さが参加を阻んでいるという批判も強い。

◎人気観光スポットも苦戦している。

 大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)周辺の

ホテルは、宿泊者は例年の半分以下にとどまる。

 「GO-TOトラベル」と大阪府・市の独自キャンペーンを併用すれ

ば宿泊費は半分以下になるケースもあるが、あるホテルでは客室の

2割ほどしか埋まっていないという。

 ただ、大都市からマイカーで行ける観光地(淡路島の明石海峡周辺)

では、お盆の人出が2割近く増加し、8月末まで予約が満室のホテルも

あるという。

 その理由を「『3密』を避けられる海や自然公園があることが

大きい」と地域の観光協会は分析する。

 だが、ある大手旅行会社によると、8月の予約は、前年比8割近く

まで減少したままという。(デジタル『毎日新聞』8月22日より)

次回テーマ:《9/15からの諸制限緩和&

       10/1から東京追加の影響は、どう出るか?》

┏┓ 

┗■3.10/9(金)「東京電力刑事裁判控訴審の勝利をめざす

 |  オンライン集会」のお知らせ

 └──── 福島原発刑事訴訟支援団

日 時:10月9日(金)15時より16時30分

    *ZOOMを使用したオンライン集会

        (事前申し込み不要・参加費無料)

        <議員会館での集会は行いません。>

主 催:福島原発刑事訴訟支援団  https://shien-dan.org/

 東電刑事裁判は、検察官役の指定弁護士が、「控訴趣意書」を東京

高等裁判所に提出(9月11日)されました。

 この「控訴趣意書」の内容や審控訴の展開についての弁護団の解説

や、原発事故被害者の方々が10年間の思いを語る、支援団のオンライン

集会第2弾を行います。ぜひご参加ください!

 集会開始時間になったら下記のリンクをクリックして参加してください

https://us02web.zoom.us/j/84786033231?pwd=S1BhRWE1K0FjMElndFhwNHBGemZmQT09

(ZOOMを初めて使用される方は、支援団のHPをご参照ください)

控訴趣意書(報道機関配布用)

https://shien-dan.org/statement-of-reasons-for-appeal-20200915/

ぜひ事前にお読みいただき、オンライン集会にご参加ください。 

短編映画『東電刑事裁判 不当判決』ぜひ、広めてください。

https://shien-dan.org/movie-201911/

┏┓ 

┗■4.配信・新聞より2つ

 └──── 

 ◆福島第一原発処理水「説明責任果たして」被災者ら新政権に注文

  「福島の漁業は復興の途中で海洋放出に反対の

  姿勢に変わりはない」…県漁業協同組合連合会の野崎哲会長

          (9月17日7:10配信「時事通信」より抜粋)

https://news.yahoo.co.jp/articles/91330e21d0493d6b9a788f9236b9195869f7b17d

 ◆ワクチンが見通せない今だから

  免疫力でコロナ打破…規則正しい生活・腸内環境改善・リラックス

  でも適度にいいかげんに

  「免疫学の権威」奥村康・順天堂大医学部特任教授に聞く

 日ごろから免疫力を維持するにはどうすればいいのか。「免疫学の

権威」奥村康・順天堂大医学部特任教授に聞いた。

 最初に、免疫の仕組みを理解しておきたい。ウイルスや細菌などの

異物が体内に侵入した際、まずは生まれつき備わっている「自然免疫」

が排除に乗り出す。自然免疫だけで対処しきれなかった場合、異物を

狙い撃ちにする「獲得免疫」が時間をおいて応援に駆けつける。

 獲得免疫は異物を記憶し、次に同じ病原体にさらされた時にはすぐに

動いて重症化を防いでくれる。(中略)

「自然免疫」の代表格は、白血球の中のリンパ球の一種で、がん細胞

の増殖を防ぐことで知られるナチュラルキラー(NK)細胞だ。(中略)

「獲得免疫」を主に担うのは、リンパ球の一種のT細胞と

B細胞。(中略)

 だが、新型コロナのワクチンは開発途上にあり、実用化されても普及

には時間がかかるとされる。「感染したことがなければ、まずは自然

免疫で対抗しなければならない。ところが、NK細胞は加齢だけで

なく、不規則な生活や激しい運動、精神的ストレスなどに弱いのです」。

 つまり、NK細胞の働きをいかに維持するかが重症化を防ぐ

ポイントになるのだ。(中略)

 岡山県の医師らが1991年、ボランティア19人に吉本興業の劇場

なんばグランド花月」(大阪市)で漫才や新喜劇などを3時間見て

もらう調査を行ったところ、多くの人のNK細胞が活性化した。(中略)

奥村さんが言う。「笑いが効果的なのは、ストレスから解放される

からです。ストレスはNK細胞の活性を抑えてしまう。…」(中略)

免疫力を維持することは、新型コロナを含むさまざまな病気を防ぐ

うえで有効な手段となる。しかし、頑張り過ぎず、多少の失敗は気に

しない。そんな楽観的なスタンスも求められそうだ。

    (9月14日毎日新聞夕刊2面「特集ワイド」より抜粋)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり

  ます。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

        HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856