たんぽぽ舎です。【TMM:No3998】地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3998】

2020年8月3日(月)地震原発事故情報-

             6つの情報をお知らせします

                      転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.関電高浜3号機が今日で運転再開不能となる

   特定重大事故等対処施設(特重)が未完成のため

                山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

★2.御年91歳の平野良一さん「六ケ所再処理工場」の

   「審査合格」について語る

   「稼働させる理由ない」

   「もう少し強い熱意で活動活動していたら事業を

   止められたかもしれない」 今井孝司(地震がよくわかる会)

★3.≪二酸化炭素温暖化説は原子力産業復活を

   目指すための“大ウソ”≫   その2(7回の連載)

   広瀬隆氏の「地球温暖化説はSF小説だった

   その驚くべき実態」より

   先進国の最新のすぐれた石炭火力は原発ゼロのために推奨できる

     清水 寛(「なの花の会」世話人、「たんぽぽ舎」会員)

★4.コロナ感染妊婦無事出産-母と子健在

   コロナに感染したからといって、その人が悪いわけではない

   妊婦を受け入れる医療体制も整っている-産科科長

                柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★5.過去にロシアを糾弾(放射性廃棄物を日本近海に

   捨てることに対して)したが

   安倍首相、福島第一原発の汚染水120万トンを放流?…ほか

   メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★6.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

  ◆8/8(土)オンラインイベント

   No More Hiroshimas and No More Nagasakis

   世界が平和を誓った75周年

━━━━━━━ 

脱原発川柳【安倍打倒それが国益だと思う】 乱 鬼龍 転載歓迎

━━━━━━━ 

※8/5(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

  茨城県東海第二原発の再稼働工事を止めよ!

 日 時:8月5日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

     銀座線末広町駅4番出口より4分 ※北ビルです!

     南ビルではありません!

 共 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

     「再稼働阻止全国ネットワーク」 TEL 070-6650-5549

2.「第83回東電本店合同抗議」放射能汚染水を海へ捨てるな!

  東電は2200億円の原電支援するな!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:8月5日(水)18:30より19:30   

 場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947 

       「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟など137団体

 ※「新型コロナウイルス」対策を致します。

  ・現場に手指消毒用ボトルを用意します。

  ・「密集」しないように参加者同士の間隔を空けて抗議します。

  ・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。

━━━━━━━ 

※7/28発信【TMM:No3993】■2.NHK番組

 「分断のはてに“原発避難者”は問いかける」を見て…冨塚元夫氏より

 補足:番組を記録したDVDが1枚ありますのでお貸しできます。

━━━━━━━ 

※「メールマガジン4000号」は8月5日の予定です。

 読者の皆様からの「メールマガジン4000号に思う」という感想文を

 お寄せ下さい。(200字から500字程度)

━━━━━━━ 

※たんぽぽ舎からのお知らせ

   たんぽぽ舎夏休み【8月11日(火)~8月15日(土)】です。

   メールマガジンもお休みとさせていただきます。

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.関電高浜3号機が今日で運転再開不能となる

 |  特定重大事故等対処施設(特重)が未完成のため

 └────  山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)

◎ 関電高浜原発3号機は8月3日で「特定重大事故等対処施設」

(特重)が未完成なまま期限切れになり、運転が出来なくなった。

今後、再稼働するためには特重の完成と使用前検査の合格が必要に

なった。

 現在3号機は定期点検中で停止している。

 関西電力は12月に施設を完成させ、審査合格を経て来年1月に

再稼働を目指しているが、新型コロナウイルス感染症対策で審査にも

工事にも遅れが出ているという。

◎ 1月6日に始まった定期検査は、5月には一端終了し、8月の期限

一杯まで再稼働する計画だったが、蒸気発生器細管に損傷が見つかり

追加調査と対策工事が必要になった。

 また、高浜町元助役からの金銭授受「原発マネー還流」問題で八木誠

前会長や岩根茂樹元社長、豊松秀己元副社長(原子力事業本部長)ら関電

元幹部が告発され、加えて総額でおよそ92億円を会社に支払うよう

求める株主代表訴訟を起こされている。

 さらに関電の第三者委員会でも責任は認定され、関電が元役員ら

5名に対し、6月16日に損害賠償請求を提起し19億3600万円の返還要求

がされていることで、再稼働の地元同意どころではなくなっていた。

◎ なお、九州電力川内原発1・2号機も同じ理由(「特定重大事故等

対処施設」未完成)で3月と5月に相次いで運転を停止している。

┏┓ 

┗■2.御年91歳の平野良一さん「六ケ所再処理工場」の

 |  「審査合格」について語る

 |  「稼働させる理由ない」

 |  「もう少し強い熱意で活動していたら事業を

 |  止められたかもしれない」

 └──── 今井孝司(地震がよくわかる会)

 数年前の青森の集会で、平野良一さんの話を聞く機会があった。80才

後半ぐらいだが、かくしゃくとして、闘士のような雰囲気があった。

 以下の記事は東奥日報(2020年7月31日)に掲載されたものです。

 再処理工場の「審査合格」について、核燃サイクル事業を推進して

きた橋本勲さん(元六ケ所村助役)、反対してきた平野良一さん(元

核燃料廃棄物搬入阻止実行委代表)のお二人に、記者がインタビュー

した記事のうち、平野良一さんの部分を抜粋したものです。

 稼働させる理由ない         平野良一さん

 反核燃の市民運動に携わってきた平野良一さん(91)は「審査で

安全性が本当に確認されたのか。想定外の事故が起きても適切に対処

できるとは思えない」と、再処理工場の審査合格に異を唱える。

 「そもそも今、再処理工場を稼働しなければならない理由はない。

原発はほとんど止まっていて、使用済み核燃料を再処理工場に運び出す

必要性も、再処理してプルトニウムを取り出す必要性も見当たらない」

 批判の矛先は13兆9干億円に上る総事業費にも向けられる。「国民の

電気料金が入っているという認識があれば、事業に対する姿勢も丁寧に

なるはず」と日本原燃で相次ぐトラブルを批判した。

 1995年4月、六ヶ所村のむつ小川原港に海外返遼のガラス固化体(

高レベル放射性廃棄物)が陸揚げされるのを「腹立たしい思い」で

見ていた。25年たつ今も、国内の最終処分場は決まっていない。

 木村守男元知事の時代、木村氏とトイレで出くわしたことがあった。

「青森を最終処分場にしないで。それだけは意地でもやってほしい」

と伝えた。木村氏は「私もそう思う」と同意してくれたという。

 本県は国と「本県を最終処分場にしない」との確約を結んだが、

工場が稼働すれば、より複雑な問題が持ち上がると懸念する。

 「今度は本県でガラス固化体が生み出される。それをよそに持って

行けと言えますか。処分が難しい固化体を生む再処理工場はやはり

動かすべきではないのです」

 振り返れば、反核燃運動が全県的に盛り上がった時代もあった。

今は当時のような勢いはなく、若い賛同者も減ったと感じる。

 「もう少し強い熱意で活動していたら事業を止められたかも

しれない」。最後に少し悔恨の思いを口にした。

<ひらの・りょういち 1928年、旧浪岡町(現青森市)生まれ。

旧浪岡町長2期。核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会代表などを務めた>

┏┓ 

┗■3.≪二酸化炭素温暖化説は原子力産業復活を

 |  目指すための“大ウソ”≫   その2(7回の連載)

 |  広瀬隆氏の「地球温暖化説はSF小説だった

 |  その驚くべき実態」より

 |  先進国の最新のすぐれた石炭火力は原発ゼロのために推奨できる

 └──── 清水 寛(「なの花の会」世話人、「たんぽぽ舎」会員)

2.先進国の最新のすぐれた石炭火力は、原発ゼロのために推奨できる

 〈日本の電力は、原発自然エネルギーもなしで足りている〉

                   (一部抜粋)7頁

 「まず最初に、二酸化炭素温暖化説がSF小説であることを、私が

みなさんに伝えなければならない第一の理由から説明しよう。

 それは、原発反対運動をしている人たちの多くが、石炭火力発電を

“悪”だと決めつけている間違い」…、2013年9月15日に「日本国内の

すべての原子力発電が運転を停止した」時に、「ほぼ丸々2年間、

真夏の猛暑期も、真冬の酷寒期も、『完全に原発ゼロ時代』を達成した

のが日本であった」

 「2014年度の原発はゼロ%で、自然エネルギーもゼロに等しいたった

3.2%であった。つまり、クリーンなガス(47.5%)と石炭(31.0%)

と、少々の水力発電(9.0%)で日本全土のほとんどの電力を

まかなった」

 「石炭火力を拒否すれば、電気が足りなくなって、日本政府は再び

原子力発電を求めるようになるよ。それでもいいのですか?クリーンで

無害な石炭火力を信じない読者、まず最初に、44頁からの横浜市

実例を読まれたい」

〈先進国の最新の石炭火力はきわめてすぐれたエネルギー源〉

                   (一部抜粋)(44頁)

最新のすぐれた石炭火力は、原発ゼロのために推奨できる

 「私がCO2温暖化説を否定する動機は、『CO2が気候変動に

無関係である』ことが100%はっきりしているので、先進国で使用されて

いる“最新の石炭火力”が発電法としてコストが最も安く、

原発ゼロ”のために推奨できるからである。現在のヨーロッパ、

アメリカなど先進国の石炭火力発電は、中国やインドのように粉塵

巻きあげ、大気を汚染する老朽化した石炭火力発電とは違うのだ」

(44頁) (その3)に続く

┏┓ 

┗■4.コロナ感染妊婦無事出産-母と子健在

 |  コロナに感染したからといって、その人が悪いわけではない

 |  妊婦を受け入れる医療体制も整っている-産科科長

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

 新型コロナウイルスに感染した妊婦が母子ともに無事で出産した(4月

下旬)と北里大学病院が発表しました。

 その対応にあたった望月純子産科科長の談話が載っています。

 悪いニュースが多い中で心があたたまる記事です。

 その一部を紹介します。

前略

1.救急車が到着したとき、感染予防のためにお母さんは透明なシート

に包まれて寝かされていました。緊張している様子で、相当不安だろう

と予想しました。ふだんどおり接するよう心がけました。(中略)

2.人の少ない真夜中に最小限のスタッフで対応しました。また、

スタッフを介してお母さんから赤ちゃんに感染しないように、産科医、

助産師、看護師らを2チームに分けて母と子のどちらかのみを対応

するようにしました。(中略)

3.初めて母子が対面できたのは、出産から23日後でした。その間、

お母さんは赤ちゃんに会えずに、涙ぐむこともありました。看護師が

赤ちゃんの写真や動画を撮って、お母さんに見せに行き、

励ましました。

 新型コロナに感染したからといって何もその人が悪いわけでは

ありません。

 妊婦を受け入れる医療体制も整ってきています。

 過度に不安を感じる必要なないと思ってほしいです。

   (8月3日朝日新聞朝刊「新型コロナ現場から」より抜粋)

┏┓ 

┗■5.過去にロシアを糾弾(放射性廃棄物を日本近海に

 |  捨てることに対して)したが

 |  安倍首相、福島第一原発の汚染水120万トンを放流?…ほか

 |  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.過去にロシアを糾弾(放射性廃棄物を日本近海に捨てることに

  対して)したが 安倍首相、福島第一原発の汚染水120万トンを

  放流?

  8/1(土)12:50配信「中央日報日本語版」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4bece89af16bec2be255e94036c8616b6616427b

2.核ごみ拒否条例、24自治体制定 最終処分に警戒感広がる

  8/1(土)21:24配信「共同通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/8814be0a42e4d1b87151c7f81ba786b69be093c1

3.「被ばく前提にした避難計画だ」「避難計画は絵に描いた餅…」

  女川原発、再稼働説明会で住民から批判

  8/2(日)9:12配信「毎日新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/27916b0e971e867a73caae96e029584625831bc4

┏┓ 

┗■6.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆8/8(土)オンラインイベント

  No More Hiroshimas and No More Nagasakis

  世界が平和を誓った75周年

 日 時:8月8日(土)午後9時から11時まで

 内 容:被爆二世としての半生を綴り、核兵器原発との関連性を

     指摘し、再生可能エネルギーへの希望を語る非核論の著者・

     森川聖詩さんをゲストに迎えて、75周年の

     4人のプレゼンテーションを行います。

https://us02web.zoom.us/j/85356603162

ミーティングID: 853 5660 3162  無料

 主催者:守田敏也、田中康予、玉山ともよ

 連絡先: noritama_noen@yahoo.co.jp (玉山)

・「核なき未来へ」

 森川聖詩(神奈川県原爆被災者の会二世支部支部長、

      広島市被爆体験伝承者養成研修6期生、

      元・関東被爆二世連絡協議会委員長)

・「原爆被害-まだまだ出てくる新たな事実」

 守田敏也(ジャーナリスト)

www.toshikyoto.com 

・「コロナ禍に進行する蠢き:原子力イノベーション

 玉山ともよ(インディペンデント・リサーチャー)

noritama_noen@yahoo.co.jp

・「戦争を知らない私の戦争体験」

 田中康予(ソーシャル・プラクティス・アーティスト)

yasuyotanaka@yahoo.com.com

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、

   たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの

 掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、

 タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。

 件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

 「投稿」の送付先はたんぽぽ舎の

 アドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページ

  の「メルマガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり

  ます。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

        HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856