たんぽぽ舎です。【TMM:No3955】
5つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.「ビキニ被災(1954年)事件は世界中にとって
衝撃的な事件でした」
放射能雨に濡れちゃいけない。原爆マグロを食べちゃいけない
岩垂 弘さん連続講演第3回の報告と感想
次回7/13(月)は第4回「原水禁運動の分裂と抗争」
岩元修一(たんぽぽ舎会員)
★2.国内唯一の脱原発雑誌『NO NUKES Voice』24号は本日発売です!
総力特集は「原発・コロナ禍 日本の転機」
小島 卓(『NO NUKES voice』編集部)
★3.「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」
(新ちょぼゼミ、講師:渡辺 周さん)
(報告)(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回)
冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.福島第一原発の処理水
「関係者の理解なくしていかなる処分も行わない、
というスタンスに変わりはない」
木野正登参事官(廃炉・汚染水対策現地事務所)…ほか
メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★5.新聞より1つ
◆企業役員の責任
関西電力役員の金品受領問題等、約13億円の損害
三木義一(青学大名誉教授)
(6月11日東京新聞朝刊19面「本音のコラム」より)
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※6/20(土)学習会にご参加を!
「子ども脱被ばく裁判」における鈴木眞一・山下俊一への
証人尋問について
お 話:田中一郎さん(ちょぼちょぼ市民連合)
日 時:6月20日(土)13時30分より16時30分
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
定員25名、「予約制」と致します。
たんぽぽ舎03-3238-9035へお電話か
メール nonukes@tanpoposya.net をお願いいたします。
ご氏名と電話番号をお知らせ下さい。
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※6/24(水)学習会にご参加を!
小池東京都知事、追悼文送付拒否〜
TRICK−トリック「朝鮮人虐殺」をなかったことにしたい人たち
お 話:加藤直樹さん(フリーのライター、編集者)
日 時:6月24日(水)19時より21時
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 「予約」は必要ありません。
※上記2つの学習会では「新型コロナウイルス」対策を致します。
・会場入り口に手指消毒用ボトルを用意します。
・机の上に消毒液を噴霧しペーパータオルで拭きます。
・窓をこまめに開けて換気に配慮します。
・「密集」しないように着席していただきます。
・体調に不安のある方は、無理に参加しないで下さい。
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┗■1.「ビキニ被災(1954年)事件は世界中にとって
| 衝撃的な事件でした」
| 放射能雨に濡れちゃいけない。原爆マグロを食べちゃいけない
| 岩垂 弘さん連続講演第3回の報告と感想
| 次回7/13(月)は第4回「原水禁運動の分裂と抗争」
└──── 岩元修一(たんぽぽ舎会員)
◎6月8日(月)「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)で開催
されたジャーナリスト岩垂弘さんの講演「日本人は核にどう向き合って
きたか 被爆75年、核廃絶運動を顧みる 第3回衝撃のビキニ被災事件」
の報告と感想です。
第3回の主な内容は、1954年のビキニ被災事件、原水禁運動の誕生、
「核兵器廃絶運動のうねり」(1982年連合出版)に沿って説明された。
◎1954年3月1日のビキニ被災事件。米ソによる軍拡競争の中、ビキニ
環礁で広島原爆の1000倍の水爆実験が行われ、第五福竜丸23人と
マーシャル群島島民239人が被災した。
この事件は読売新聞の大スクープによって明らかにされ、日本国民を
恐怖に陥れた。「放射能雨に濡れちゃいけない。原爆マグロを食べちゃ
いけない」と。魚屋と寿司屋が破産する事態になった。
今回のコロナ禍のようなパニックだったそうです。50年以上前だが
子どもの頃、母親に雨に濡れたら髪の毛が抜けると言われたことを
思い出した。
◎事件の衝撃は大きく、杉並区公民館の読書会「杉の子会」の主婦たち
によって水爆禁止署名運動がはじまった。5月には27万筆が集まった
(杉並区民41万人)。8月には原水爆禁止署名運動全国協議会が
賀川豊彦らが名前をつらねた。翌年1月には2200万筆の署名が
集まった。
◎この署名運動が1955年の第1回原水爆禁止世界大会と原水協の結成
につながる。世界大会には5000人が参加し、鳩山一郎首相からの祝辞も
届いた。保守層もふくめた壮大な大会となった。大会宣言が読み
上げられた直後20分間拍手が鳴り止まなかったそうです。
岩垂さんは「基地反対闘争は原水爆禁止の運動と共に、相たずさえて
たたかわなければなりません」という箇所が一番拍手が多かったと
話された。
◎「ビキニ被災事件」という言葉は岩垂さんが使い始めたそうです。
第五福竜丸事件ではなく、ビキニ被災事件。それは日本人だけが水爆
実験の被害を受けたわけではないから。
岩垂さんは「ビキニ被災事件」を「日本人は日本中心にしか見て
いないが、世界中にとって衝撃的な事件でした」「マーシャル群島の
住民が被災したことを忘れないでください」と話された。
◎次回の岩垂さんの講演は7月13日(月)14時より、
会場:「スペースたんぽぽ」。10回連続講座の4回目。
テーマは「原水禁運動の分裂と抗争」。
講演ではレジュメとともに、毎回当時の貴重な資料も持参され
見ることができます。お時間あればご参加ください。
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┗■2.国内唯一の脱原発雑誌『NO NUKES Voice』24号は本日発売です!
| 総力特集は「原発・コロナ禍 日本の転機」
└──── 小島 卓(『NO NUKES voice』編集部)
◎鹿砦社の脱原発季刊誌『NO NUKES voice』24号が本日6月11日、
全国書店で発売開始です。
総力特集は「原発・コロナ禍 日本の転機」です。
菅直人さん(元内閣総理大臣)「原子力とコロナと人類の運命」、
孫崎享さん(元外務省国際情報局長)「この国の未来は当面ない」、
田中良紹さん(ジャーナリスト)「コロナ禍が生み出す新しい世界」、
鵜飼哲さん(一橋大学名誉教授)「汚染と感染と東京五輪」から、
おしどりマコさん(芸人/記者)、
小野俊一さん(医師/小野出来田内科医院院長)、
布施幸彦さん(医師/ふくしま共同診療所院長)、
佐藤幸子さん(特定非営利活動法人「青いそら」代表)、
伊達信夫さん(原発事故広域避難者団体役員)、
鈴木博喜さん(『民の声新聞』発行人)までの11本78ページ分の特集
すべてが書下ろし原稿という濃厚充実の一冊となりました。
◎『コロナ禍で自粛しても萎縮しない反原発運動』
「再稼働阻止全国ネットワーク」
柳田 真さん(再稼働阻止全国ネットワーク・たんぽぽ舎)
山田清彦さん(核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団事務局長)
日野正美さん(女川原発の避難計画を考える会)
黒田節子さん(原発いらない福島の女たち)
木村雅英さん(再稼働阻止全国ネットワーク)
木原壯林さん(若狭の原発を考える会)
けしば誠一さん(反原発自治体議員・市民連盟/杉並区議会議員)
天野恵一さん(再稼働阻止全国ネットワーク (掲載順)
◎ 本誌のようなミニコミ雑誌には、些少な謝礼で、なかなか
書き下ろしの寄稿は依頼しづらいのですが、今回、思い切ってお願い
したところ、ほとんどの方が快諾され、逆にページがかなりオーバー
しました。
しかし定価は据え置きにさせていただきました。多くの書店が休業
される中で、当然本誌や他の出版物の売上も減少していますし、
これから先の予想がつきません。
そんな中での増ページ/定価据え置き−それは私たちなりの決意の
一端でもあります。
コロナ恐慌前夜、たとえ便所紙を使ってでも私たちは本誌を出し
続けます!
原発事故の「風化」に楔を打ちこむ『NO NUKES voice』24号、
ご購読よろしくお願いいたします。
目次詳細は下記のアマゾンURLを参照下さい。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0898Z7NH5/
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┗■3.「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」
| (新ちょぼゼミ、講師:渡辺 周さん)
| (報告)(6.4)オルタナティブな日本をめざして(第46回)
└──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)
以下、田中一郎さんのブログの抜粋です。
2020年6月4日「スペースたんぽぽ」におきまして、「6.4オルタナ
ティブな日本をめざして(第46回)「ジャーナリズムと日本の危機:
ワセダクロニクルの挑戦」(新ちょぼゼミ:渡辺周さん)」を開催
いたしました。
以下、当日のレジメや関連資料、それに当日の録画を添付して簡単に
ご報告申し上げます。
みなさまには、「ワセダクロニクル」という、この若くて元気な
組織の「調査報道」ならぬ「探査報道」へのご支援を
お願い申し上げます。
「特定非営利活動法人ワセダクロニクルは独立・非営利の
ジャーナリズムNGOです。ワセダクロニクルは私たちの使命と行動
原則を次のように明らかにし、これらを自ら守ることを「約束」します。
イ.使命:探査ジャーナリズムの使命を果たします。
ロ.実践倫理:探査ジャーナリズムの実践倫理に基づいて行動します。
ハ.独立と透明性:財政的自立によってあらゆる権力から独立します。
ニ.職能的連帯: 職能的連帯によって権力から独立します」
(ワセダクロニクルHPより)
2017年2月に発足以降、ワセダクロニクルは次々と画期的な調査
報道や企画を展開し、たちまちのうちに今、注目の的となっている
元気溌剌のジャーナリズム機関です。
今回はその代表の渡辺周さん他に来ていただき、これまでの取材や
活動の概要と、危機に瀕する日本の現状に対する見方、考え方、
あるいはジャーナリズムのあり方をお話していただきました。
(当日の録画)20200604 UPLAN 渡辺周
「ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦」
YouTube <https://www.youtube.com/watch?v=616qCL1lk8Q>
<当日のレジメ>
ジャーナリズムと日本の危機:ワセダクロニクルの挑戦
(渡辺周ワセダクロニクル編集長 2020.6.4)
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┗■4.福島第一原発の処理水
| 「関係者の理解なくしていかなる処分も行わない、
| というスタンスに変わりはない」
| 木野正登参事官(廃炉・汚染水対策現地事務所)…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.福島第一原発の処理水
「関係者の理解なくしていかなる処分も行わない、
というスタンスに変わりはない」
木野正登参事官(廃炉・汚染水対策現地事務所)
6/10(水)18:02配信「福島中央テレビ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/108c4a2368cf6bbad420ebcca63e592ea65e66ca
2.東海第二原発再稼働
日本原電に対し「真意を説明すべき」事前了解発言で
東海村の山田修村長
6/10(水) 6:00配信「茨城新聞クロスアイ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4875a80502307388a98f2b67068442636a3e31d
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┗■5.新聞より1つ
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◆企業役員の責任
関西電力役員の金品受領問題等、約13億円の損害
三木義一(青学大名誉教授)
まだ覚えているだろうか?
企業の役員を。
本紙の報道によると、関西電力は8日、金品受領問題等を巡り八木誠
前会長らに注意義務違反があり、関電に計約13億円の損害を与えたと
認定した「取締役責任調査委員会報告書」を発表した。
今後の焦点は、報告書に基づき損害賠償を求める訴訟を起こすか
どうかだ。17日までに判断するようだが、毅然と訴訟を遂行するか、
うやむやにするか、注目しよう。
関電は、2018年に金品受領問題の社内調査委員会を設けたが、その
委員会に金品を受け取っていた当人も含まれていたという杜撰(ずさん)
なお手盛り調査だったことなどが発覚し、結局今回の第三者調査委員会
の設立・報告になった。
企業役員の不祥事は数多く、その大部分は闇に埋もれ、発覚した一部
についても社内調査と称して関係者が内部的にもみ消すための報告に
することが多い。形だけの調査だが、そんな甘い対応ではすまないこと
を関電第三者調査委員会が示した意義は大きい。
え〜、関電みたいに追及されたくない?
では悔い改め経理をガラス張りに!
なお隠し通したいならゴムの手拭いで頬被り(ほっかむり)を!
ゴムやガラスは不導体だから、感電しないからね〜。
(6月11日東京新聞朝刊19面「本音のコラム」より)
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