たんぽぽ舎です。【TMM:No3873】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3873】

2020年3月3日(火)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.新型コロナウイルスパニック

   安倍首相の「場当たり要請」が教育現場に起こした混乱状態

   小学校では学童保育までの時間をどうするの?

   さらに気の毒なのは突然キャンセルされた給食業者だ

   どれだけの損害か? 工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.新型肺炎で再認識した「ワンヘルス」の意義

   ワンヘルスとは、人、動物、環境は相互に密接な関係があり

   それらを総合的に良い状態にすることが「真の健康」だ

   とする考え方  色平哲郎(いろひらてつろう JA長野厚生連・

    佐久総合病院 地域ケア科医長医師)

★3.安倍首相は御用記者との会食を直ちに止めよ

  朝日が長老記者との飲食を「取り込まれることはない」と

  居直り

  高級料亭での飲食は「刑事罰」の対象の可能性

  「メディア改革」連載第26回 (下)

            浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.高浜町の調査委『職員18人が元助役と金品授受』

  原発巡る問題 商品券10万円分も…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より2つ

  ◆まもなく安倍戒厳令というおぞましさ

   呪われたように続く国民の不幸

   水際作戦に失敗し、右往左往の迷走の揚げ句、緊急事態宣言と

   特別立法でさながら戒厳令になる予兆

   これまでの反省も拒否し息を吐くように嘘をつき、情報隠蔽

   日常茶飯事、周りは忖度の茶坊主ばかりという政権に私的権利を

   制限させたら、誰がそれをチェックするのか

         (3月3日発売「日刊ゲンダイ」1頁より抜粋)

  ◆「全校休校」という号令より

   万全の検査・治療体制を整えることこそ国の最優先課題

      前川喜平(現代教育行政研究会代表)

   (3月1日東京新聞25面「こちら特報部・本音のコラム」より)

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※《事故情報編集部》より

 「新型コロナウイルス」関連記事のため

 メールマガジン全体の量(行数)が増えています。

 よろしくご理解のほど、お願い致します。

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※3/5(木)学習会にご参加を!

 「改正入管法とニューカマー

  排外主義国日本におけるマイノリティーの教育を考える」

  日本社会の中でニューカマー、オールドカマーが

  幸せに暮らす未来の構築に向けて

お 話:愼 吉雄(シン ギルン)さん(東京朝鮮中高級学校校長)

日 時:3月5日(木)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

 ※「新型コロナウイルス」が心配されますが、

  会場に手指消毒用ボトルを用意します。

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※3/7(土)東京電力本店と日本原電本店への抗議行動にご参加を!

1.東京電力福島原発事故の責任をとれ!

「第78回東電本店合同抗議」

        (3/4(水)第1水曜の抗議行動は行いません)

日 時:3月7日(土)13時より14時30分

場 所:東京電力本店前

呼びかけ:経産省前テントひろば/たんぽぽ舎

賛 同:東電株主代表訴訟ピースボートなど137団体

2.東海第二原発、再稼働工事はやめよ!「日本原電本店抗議」

        (3/4(水)第1水曜の抗議行動は行いません)

日 時:3月7日(土)15時30分より

場 所:日本原電本店前(台東区上野5-2-1)

            最寄駅:JR秋葉原駅/銀座線末広町駅

主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」

 ※「新型コロナウイルス」が心配されますが、

  手指消毒用ボトルを用意します。

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※3/9(月)連続講座第1回(10回連続講座)にご参加を!

  「日本人は核にどう向き合ってきたか 被爆75年、

   核廃絶運動を顧みる」

お 話:岩垂 弘さん (ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)

日 時:3月9日(月)14時より16時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

 ※「新型コロナウイルス」が心配されますが、

  会場に手指消毒用ボトルを用意します。

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※3/12(木)学習会にご参加を!

 戦後75年、いまだに続く在日朝鮮人差別〜

 官製ヘイト=高校・幼保「無償化」制度からの朝鮮学校排除の背景

お 話:金 東鶴(キム トンハク)さん

(日本朝鮮人人権協会・副会長兼事務局長)

日 時:3月12日(木)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円

 ※「新型コロナウイルス」が心配されますが、

  会場に手指消毒用ボトルを用意します。

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※3/13(金)緊急学習会にご参加を!

 「新型コロナウイルス」による肺炎の本質について(仮)

 お 話:色平哲郎 (JA長野厚生連・佐久総合病院 地域ケア科医長)

 日 時:3月13日(金)18時より20時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 予約制・定員50名

     申し込みはメールかTEL 03-3238-9035でお願い致します。

 ※会場に手指消毒用ボトルを用意します。

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※手作り「ハンカチマスク」の紹介

 用意するのは「ハンカチ」と「ヘアゴム」だけ

    2/29(土)8:00配信「東京バーゲンマニア」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000000-tkybgmnv-life

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┗■1.新型コロナウイルスパニック

 |  安倍首相の「場当たり要請」が教育現場に起こした混乱状態

 |  小学校では学童保育までの時間をどうするの?

 |  さらに気の毒なのは突然キャンセルされた給食業者だ

 |  どれだけの損害か?

 └──── 工藤わかめ(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 2月27日(木)18時30分、突然発表された、安倍首相による全国一斉

臨時休校要請、しかも3月2日(月)から。

 2月28日(金)朝、すぐに校長たちが教育委員会からの指示を受ける。

その後、3月2日月曜日からの休校に向けての準備。生徒への説明、

指示。もちろん学校には長期休みはあるのだが、休みに向けて、

普通は徐々に準備をしていく。それが、わずか1日の準備期間。

◎ 私の役割はエプロン・テーブルクロスの回収。教育委員会の指示は

「回収せよ。コロナ菌でもつくとまずいので。」通常大した

仕事ではない。

 しかし、たかがこの程度の事でも、「どうするの?」と、もはや

パニック状態だ。

 一つ一つは普通だったら、何でもないのだが、一気にとなると

混乱の極みだ。

◎ 帰りの昇降口。いつ会えるかわからない生徒を見送った。

 「先生、今までありがとね。」と言ってくる子。全部持ち帰りの荷物

があまりに重く四苦八苦している子。突然の別れに泣きじゃくる子。

生徒が帰った後、エプロン・テーブルクロスの回収確認に全クラスを

回った。

 学期の最後はいつも清掃してきれいなのだが、惨憺たる有様だった。

通常の清掃の時間さえ取れない状態だったのだ。

 学年最後なので、3年の場合は戻れない可能性もある。生徒によって

は遠くの高校に行く子もいる。しかも3月2日は都立高校入試発表。

発表を受けて、合格の場合はいいが、不合格の場合はケアが必要だ。

◎ 「休校をするな」と言うのではない。

 しかし、休校した場合、どのような事態が発生するのか、検討した

上で「要請」を出したのか?

 各省庁、専門家が意見を出し、調整して行っているのか。(映画では

そんな場面が出てくるのだが…)

◎ 首相の「要請」を教育委員会は「命令」と受け取る。

 ある教育委員会幹部は「拒否の選択はない。」

 場当たり的な対応としか受け取れない。

 新型コロナウイルス感染防止のための指示は前日まで、細かくされて

きていて、それに従って計画を立てていた。

 中学校はまだ良い。小学校では学童保育までの時間を、子供を登校

させ、教員が面倒を見ることになったそうだ。(「休校した意味が

ない。」という声も…。)

 さらに気の毒なのは突然キャンセルされた給食業者だ。どれだけの

損害がでたのだろう。

 生徒が帰った後、安倍首相の記者会見「柔軟な対応を。」遅いよ!

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┗■2.新型肺炎で再認識した「ワンヘルス」の意義

 |  ワンヘルスとは、人、動物、環境は相互に密接な関係があり

 |  それらを総合的に良い状態にすることが「真の健康」だ

 |  とする考え方

 └──── 色平哲郎(いろひらてつろう JA長野厚生連・

    佐久総合病院 地域ケア科医長医師)

 中国の湖北省武漢を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が

相次いでいる。

 一方、感染拡大の封じ込めを目指す中国当局は、武漢市の住民

1100万人が市外に移動するのを原則禁止しているという。

 予断を許さない状態が続く中、最近、とみに注目されてきた

「ワンヘルス」(One Health)という概念の大切さをひしひしと感じて

いる。ワンヘルスとは、人、動物、環境は相互に密接な関係があり、

それらを総合的に良い状態にすることが「真の健康」だとする考え方だ。

 グローバル化と世界的な人口増が進む中、環境・食料・感染症など、

人類共通の様々な課題が浮上してきた。

 これらの課題の克服には、世界は一つ、健康も一つ、

ワンワールド、ワンヘルス」の観点での分野横断的なアプローチが

求められる。

 日本の厚生労働省も、「人、動物、環境の衛生に関わる者が連携して

取り組む「One Health(ワンヘルス)」という考え方が世界的に

広がってきており、One Healthの考え方を広く普及・啓発すると

ともに、分野間の連携を推進しています」と掲げる

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172990.html)

日本医師会日本獣医師会も、連携シンポジウムを頻繁に開いている。

ワンヘルスを左右する政治・行政のありよう

 ワンヘルスの考え方に立脚すると、今回の新型コロナウイルスによる

肺炎の拡大は、「情報伝達」の面で行政が十分に機能しなかったように

推測される。

 報道によると「原因不明肺炎治療に関する緊急通知」という武漢

衛生健康委員会(衛生当局)作成の文章がインターネット上に

流れたのは、2019年12月8日。

 「華南海鮮市場」が関係していると記されていた。海鮮と掲げている

が、この市場では、タケネズミ、アナグマハクビシン、ヘビ、

クジャクなどの野生生物が違法に販売されていたという。

 2002年から03年にかけてアウトブレイクした重症急性呼吸器症候群

(SARS)のウイルスは、コウモリ由来の可能性が高いとされ、

今回も野生生物が感染源との見方が早い段階で示されていた。

 ところが、同海鮮市場が閉鎖されたのは、2020年1月1日。最も重要

な初期対応で出遅れた感が否めない。

 1月11日に初の死亡例が発表され、13日にタイ、16日に日本で中国人

の感染者が確認されたが、中国では武漢以外の各地で感染の報告が

なかなか出てこなかった。20日になって初めて、北京市広東省

感染者の発生が公表される。

 ワンヘルスの概念に照らせば、情報が遅れ、分野横断的な対応が

十分には取れていないように感じられる。背景には、武漢市の行政官

の保身、臭いものにふたをしようとする情報隠蔽の体質がある、と

メディアは指摘している。

 一党独裁、強権的な独裁体制のもとで、地方に問題が発生すると、

行政幹部は左遷や更迭を強いられる。「恐怖政治」に怯え、問題が

なかったことにしたい。そのような心理作用が働くのだろうか。

 はからずも、ワンヘルスにとって、政治体制や行政のありよう、

公僕の働きぶりが極めて重要だということが明らかになってきた。

 武漢市に対して、中国メディアの追及も強まっている。1月22日

以降、周先旺・武漢市長に「6つの公開質問」が突きつけられた。

海鮮市場を速やかに閉鎖しなかった理由は何か、武漢市が長く肺炎

感染を公表しなかったのは、開催されていた重要会議に向けて安定

した雰囲気をつくりたかったからではないか、といった問いのほかに、

こんな質問もある。

 「1月14日に多くのメディア記者が武漢感染症専門病院に取材に

行った際、地元警察は、取材メモや写真などの削除を要求しただけで

なく、記者を連行して数時間にわたり尋問した。警察による取材妨害の

法的根拠はどこにあるのか」

(2020年01月25日 時事ドットコムニュース「新型肺炎、真実語らない

政府の隠蔽体質」)

 ワンヘルス以前の問題として、「人権」「人間の尊厳」がヒトの

健康、公衆衛生にとって最重要なことは言うまでもない。

       (2020年1月29日「日経メディカル」)より

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/blog/irohira/202001/564028.html

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┗■3.安倍首相は御用記者との会食を直ちに止めよ

 | 朝日が長老記者との飲食を「取り込まれることはない」と

 | 居直り

 | 高級料亭での飲食は「刑事罰」の対象の可能性

 | 「メディア改革」連載第26回 (下)

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

         (上)は2/27発信【TMM:No3869】に掲載

 記事は海外でも権力者と記者の距離が問題になっていると

論じている。

 <米国でも大統領と記者の関係が問題になることは少なくない。

米国政治に詳しい上智大の前嶋和弘教授によると、テレビ中継もされる

ホワイトハウス記者会主催の晩餐会では、記者と大統領が親しげに会話

したこともあった>

 最後に、記事はこう書いている。

田原総一朗氏は「オフレコが原則の飲食を伴う取材に問題があるわけ

ではない。本音を聞き出せる貴重な機会だ」と話す。(略)

オフレコでも大事な話を聞いたら、懇談会後に記者会の中で『これは

書くべきだ』と議論をすればいい。権力とどう向き合うか、記者クラブ

の役割が問われている」と指摘する>

 田原氏は時折リベラルなことも言うが、安倍首相と定期的に会食して

いる御用ジャーナリストだ。キシャクラブに入れない田原氏が「記者

クラブの役割」に期待するのはおかしい。報道界は、首相との会食を

禁止し、キシャクラブ制度の廃止を進めるべきだ。

 この記事には<間近で肉声を聞く 葛藤抱しつつ取材尽くすために 

政治部次長(政権担当)円満亮太>という見出しの記事が付いている。

元官邸キャップで、内閣記者会と首相の会食に参加したデスクだ。

 円満氏は<厳しく書き続けるためにも、取材を尽くすことが必要だと

考えたからです。取り込まれることはありません>と言い切っている。

 朝日新聞のメディアタイムズは報道倫理などに関する問題を取り

上げてきたが、これほど無責任で低劣な記事はこれまでなかったと

思う。安倍首相の報道関係者との定期的な会食は4種類ある。

 会食の相手は

1.渡邊恒雄読売新聞グループ会長らメディア経営幹部

2.田粼史郎・元時事通信論説委員ら各社のベテラン論説・編集委員

7、8人

3.安倍政治を礼賛する「正論」「HANADA」らの媒体代表、

櫻井よしこ氏ら御用ジャーナリスト

4.内閣記者会の各社キャップ、番記者―だ。

 朝日のこの記事は「3」を主に取り上げ、「4」に少し触れている

だけだ。「4」の内閣記者会のキャップと番記者を招待した宴会は、

記者会加盟の19社のメンバーを全員招いている。小泉純一郎首相は

官邸内で、番記者と週1回程度、ランチ(カレーライス、ナポリタン)

を共にすることはあり、歴代の首相も懇親会を持ったことはある。

 しかし、曽我編集委員も招かれた「4」の参加者は、安倍首相が

選んでいる。記事では、朝日新聞の経営・編集の幹部は2014年以降、

首相と会食はしていないと書いているが、元政治部長の曽我編集委員

編集幹部ではないのか。

 曽我氏はこの記事で、安倍首相との会食は「記者側が主催し、首相の

分も費用を出している」と述べている。

記者側が主催していると言うが、この7人の記者を誰がどのような

手続きで選んだのかを明らかにすべきだ。

 曽我氏は取材だと言うが、なぜ高級料理店で取材する必要が

あるのか。曽我氏は23日の「日曜に想う」で新型肺炎に触れ、<今の

安倍晋三政権は初期の健全な緊張感を失った>と書いているが、初期の

安倍政権に緊張感があったとは私には思えない。曽我氏に権力への

「適正な批判」の緊張感があるのかも疑問だ。

 「首相の分」も記者側が出していると言うのだから、曽我氏らは

自身の飲食費も含め、朝日新聞に請求しているのだろう。曽我氏は、

会食は「取材」と書いているので、取材費として請求し、朝日は税務署

にも申告しているのだろう。官邸キャップ、番記者の会費もどう会計

処理されているか知りたい。

 「1」「2」「3」の会食も当然、安倍首相が招待者を選んでいる。

「4」もキシャクラブのメンバーだけを招いているので問題だが、

キシャクラブ制度の下ではある程度フェアな会合だ。

 しかし、それ以外の会食は、安倍第二次政権になって初めて公然と

行われている、世界でも稀な官報癒着である。

 記事の中に、米ホワイトハウス主催の晩餐会の話など、安倍首相と

メディアの会食とはまったく次元の違う話だ。トランプ大統領でさえ、

自分の好みの報道関係者だけの宴会を開くことはない。

 高山佳代子京都大学法学研究科教授(刑事法)は、安倍首相と

メディア関係者との会食は「業務妨害罪」「贈収賄罪」の可能性が

あると指摘している。

IWJ Independent Web Journal 2015年7月22日

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/254388

 高山氏は同年7月20日、「安全保障関連法案に反対する学者の会」の

会見後、岩上安身IWJ代表の取材に、「首相と夕食会というのを

マスメディアの要職の方々が何十回も繰り返している。圧力をかけ

たり、それから裏取引をしたりということは、場合によっては『刑事

罰の対象になる行為』であることも考えられる。『業務妨害罪』あるい

は民間の『贈収賄罪』というような犯罪類型もある」と強調している。

 私も岩上氏のインタビューに応じ、「メディア側は安倍首相との

会食をやめるべきだ。首相は(15年)7月15日、(戦争法案)強行採決

の夜、読売新聞の老川祥一読売新聞グループ本社取締役最高顧問らと

会食している。とんでもないことだ」とコメントした。5年前の警告が

ずっと無視されている。

 2月29日の東京新聞の「首相動静」によると、安倍首相は28日午後

8時2分から9時30分まで、公邸で、作家の百田尚樹氏、ジャーナ

リストの有本香氏と会食している。二人とも月刊「HANADA」

などに登場する安倍氏擁護の極右「文化人」だ。

 安倍首相は28日、衆議院総務委員会で、連日の高級飲食店での会食に

ついて追及され、「なぜ、いけないんだ。いわゆる宴会ではない。

様々な方と意見交換している」などと反論していた。

 安倍氏のいう「様々な方」は、自分のお友だちと政財界のリーダー

たちだ。自分をヨイショする連中ばかりと何度も会食しており、

あまりに相手が偏っている。

 百田尚樹氏は最近、新型肺炎をめぐり、安倍氏に批判的なコメントを

していたが、安倍氏に何か言ったのでしょうか。横にいた「ジャーナ

リスト」は報道すべきだ。

 百田氏は同志社大学出身。安倍官邸の選任でNHK経営委員会委員を

務めていた。2018年3月から、村田晃嗣同志社大学法学部教授(前学長、

2019年10月から防衛省参与)がこのポストにつき、昨年12月、委員長

代行になっています。

 地方自治を破壊する全国一斉学校休業「要請」(27日)で大混乱した

日に、88分も、この2人から話を聞く必要があったのかと思う。

 極右・靖国派3人のこの危険な会食は、人民の税金でまかなわれて

います。人民はしっかり覚えておこう。

 安倍首相は3月2日の参院予算委員会で連日の会食について聞かれ、

「友人との会食は禁止されていない」と答弁した。

 不要不急の会合を控えるよう要請し、学校を休ませた責任者が、

連夜の会食を正当化している。子どもたちは理解不能だろう。

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┗■4.高浜町の調査委『職員18人が元助役と金品授受』

 | 原発巡る問題 商品券10万円分も…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.高浜町の調査委『職員18人が元助役と金品授受』

  原発巡る問題 商品券10万円分も

  3/2(月)17:11配信「MBSニュース」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00031858-mbsnewsv-l18

2.安倍首相「専門家には伺ってない」休校要請の仰天発言が物議

  《専門家会議開いて専門家の意見聴かんて どんだけ専門家に

  支払う費用=税金無駄にしとん 知らんけど もう疲れてきたわ》

  3/2(月)23:54配信「女性自身」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200302-00010016-jisin-pol

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┗■5.新聞より2つ

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 ◆まもなく安倍戒厳令というおぞましさ

  呪われたように続く国民の不幸

  水際作戦に失敗し、右往左往の迷走の揚げ句、緊急事態宣言と

  特別立法でさながら戒厳令になる予兆

  これまでの反省も拒否し息を吐くように嘘をつき、情報隠蔽

  日常茶飯事、周りは忖度の茶坊主ばかりという政権に私的権利を

  制限させたら、誰がそれをチェックするのか

         (3月3日発売「日刊ゲンダイ」1頁より抜粋)

 ◆「全校休校」という号令より

  万全の検査・治療体制を整えることこそ国の最優先課題

   前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 2月27日夕刻、安倍首相は新型コロナウィルス対策本部で「全国

すべての小・中・高等・特別支援学校で、3月2日から春休みまで

休校を行うよう要請する」と発言。全国の学校と家庭を大混乱に

陥れた。文科省内にも「寝耳に水」との声があったというから唐突の

誹りは免れない。

 始期や期間を一律に決めたことにも理解に苦しむ。感染例のある地域

とない地域では、おのずから対策は異なるはずだ。安倍首相は、自分は

全国の学校に号令できると勘違いしているのではないか。

 翌日、首相は国会で「各学校や地域で柔軟に判断してもらいたい」と

発言を軌道修正したが、なぜ専門家会議で議論しなかったのか

問われると「政治として判断した」と答えた。

 素人判断の号令は混乱しか招かない。

 学校の臨時休業は国の権限ではない。学校設置者の権限だ(学校保健

安全法二十条)。

 それぞれの自治体の教育委員が、自ら状況を把握し、リスクを判断

し、児童生徒、保護者、地域住民の意見も聴きながら、責任を持って

検討し、決定すべきことなのだ。

 国がすべきことは、各自治体が最適の方策を見つけられるよう、

専門家の知恵を集め、できる限り正確で網羅的な情報を提供する事だ。

 全校休校の号令より、万全の検査・治療体制を整えることこそ、

国の最優先課題だろう。

(3月1日東京新聞25面「こちら特報部・本音のコラム」より)

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

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 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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