たんぽぽ舎です。【TMM:No3843】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3843】

2020年1月25日(土)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.誤って制御棒を引き上げた

   次は燃料集合体がラックに乗り上げた

   伊方原発3号機定期検査での度重なる事故に

   抗議し廃炉を求めます

   度重なる事故に原発事業者としての資格はゼロ

   危機管理能力は低い、低い

   四国電力へ要請文提出     伊方から原発をなくす会

★2.女川原発を動かしてはならない16の理由

   女川原発2号炉の再稼働審査などを問う!院内集会の報告

            柳田 真(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.「原発はコストが高く経済性ない」

  大島堅一教授(龍谷大学経済学)が仙台市で講演…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/2(日)国・東電の加害責任を徹底的に追及する

   原発被害者訴訟の全面解決を目指す集い

   場所:日比谷コンベンションホール

  ◆原発事故避難者に住宅を!人権を!

   2/8(土)映画『ふたつの故郷を生きる』上映とお話

   お話:松本徳子さん  場所:エポックなかはら

★5.新聞より1つ

  ◆原発政策議論 リスクないがしろ 震災前 審議会テーマ偏る

   電力供給 産業 立地に力点 明大教授分析

   自然災害や事故、放射性廃棄物などの議論乏しく

   官僚、財界人「主張」ばかり

(1月25日東京新聞夕刊1面より抜粋)

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※1/27(月)学習会にご参加を!

 「オスプレイ暫定配備の危険性」

 木更津駐屯地オスプレイが「暫定配備」されれば首都圏、新潟、

 群馬、静岡等が訓練空域になる

 講 師:頼 和太郎さん(リムピース編集長)

 日 時:1月27日(月)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

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※2/5(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

 日 時:2月5日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前

        (住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

         銀座線末広町駅4番出口より4分

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

2.「第77回東電本店合同抗議」

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:2月5日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

  「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか135団体

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※たんぽぽ舎31周年「名刺意見広告」にご協力をお願い致します。

 1コマ名刺サイズ(85×50mm)縦型、横型どちらでも可

募集しめ切り:2月8日(土)

 掲載料金:1コマ・団体 4000円 個人 2000円

 お申し込み・問い合わせは「たんぽぽ舎」です

      TEL 03-3238-9035 メール nonukes@tanpoposya.net

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※たんぽぽ舎の「第32回総会」は、2020年2月23日(日)12時30分から

 予定しております。 会場:「スペースたんぽぽ」

 総会・お二人の記念講演・こんしん会の3部構成です。

記念講演

 『もはや正気の沙汰でなし…東海第二原発再稼働の策動』

 村上達也氏 (前東海村長)

 『組合活動の教訓から−市民運動のいくつかのルールへ』

 「市民自治を柱に多様な市民運動に関わって今考えていること」

 吉野信次氏 (市民自治をめざす1000人の会・

       ピースサイクル全国ネット共同代表)

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┗■1.誤って制御棒を引き上げた

 |  次は燃料集合体がラックに乗り上げた

 |  伊方原発3号機定期検査での度重なる事故に

 |  抗議し廃炉を求めます

 |  度重なる事故に原発事業者としての資格はゼロ

 |  危機管理能力は低い、低い

 |  四国電力へ要請文提出

 └──── 伊方から原発をなくす会

                      2020年1月24日

四国電力株式会社

取締役社長 長井啓介殿

伊方原子力発電所所長 川西徳幸殿

             伊方から原発をなくす会 代表 近藤亨

    要請文

◎ 2020年1月20日、定期点検中に燃料集合体を点検装置に移動させて

いたとき、燃料集合体が点検装置のラックに乗り上げたために荷重が

急減し、燃料集合体落下信号が発信されたと発表されました。

その発表のなかで、貴社は「落下はしておらず、外部への放射能

影響もない」とし、「原因調査するとともに燃料集合体に傷はないか

調べる」と述べられました。

◎貴社が行っている今回の定期点検は、ウラン燃料に比べて危険度が

指数関数的に増加するといわれているプルトニウムとウランを

混ぜ合わせた『MOX燃料』の取り出し作業で、全国初として

注目されています。

 その定期検査で、誤って制御棒を引き上げたかと思えば、次は燃料

集合体をラックに乗り上げたというのですから、貴社の原発事業者

としての危機管理能力は筆舌に尽くし難い低さであるとしか

思えません。

 この危機管理能力の低さについては、先日の『制御棒引上げ事故』

のときに、原子力規制委員会の更田豊志委員長は「私の知る限り

前例はない」と発言し、規制委員の山中伸介委員は「事業者の深刻度や

捉え方が少し軽すぎるのではないか」と指摘されています。

 原子力規制委員会に苦言を呈されても、指摘されても、ケアレスミス

事故を繰り返し起こす貴社は、放射能を扱うのを即刻止めるべきです。

◎貴社のこの体質は、昨年末に出された「南海トラフ巨大地震

中央構造線による地震の警報が出ても運転を継続する」という方針

にも、子どもたちを原発敷地内に入れての見学にも共通する前提

原発事故は起こらない」という過信に起因するものです。

 このような事業を行っていることで、現場には何の根拠もなく

原発事故は起こらない」という空気が流れ、原子炉内の作業さえも

緊張感のないルーチンワークと化し、今回の連続して前例にない事故を

引き起こす結果となったのです。

 「申し訳なく思っている。今後は一層記を引き締める」と謝罪

されましたが、周りからは「四電は何をやっているんだ」「また何を

仕出かすやら分からんぞ」との事業者失格の声が高まっています。

◎2020年1月17日に広島高裁は、「活断層がある可能性が否定

出来ない」という理由で運転してはならないと判断しました。

この「活断層があるから」でなく「ある可能性が否定出来ない」から

運転してはならないという判断こそ、放射性物質に対する危機管理の

考え方なのです。

 貴社におかれては、制御棒引上げ事故も燃料集合体ラック乗り上げ

事故も、「原因は作業現場のミスで環境に影響がなかったので大丈夫」

と幕引きをせず、「人的事故も原発事故も起こること」を前提としての

四国電力の方針を出されることを、取締役社長及び伊方原子力発電所

所長に強く要望致します。

 そして、私たちは、その方針こそが原子力に頼らない発電に繋がり、

この度の連続人的事故が、四国電力の叡智の礎となることを希求して

止みません。

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┗■2.女川原発を動かしてはならない16の理由

 |  女川原発2号炉の再稼働審査などを問う!院内集会の報告

 └──── 柳田 真(再稼働阻止全国ネットワーク)

 1月24日(金)13時45分より、衆議院第1議員会館において、

上記テーマの院内ヒアリング集会を開催。主催は、「再稼働阻止全国

ネットワーク」(参加26名)。原子力規制庁の出席は9名。

 原子力規制庁は、「女川原発2号炉の再稼働審査」については、

「…現在、審査中のため個々の質問に対し回答ができず、対応が困難

である」と回答。

 「女川原発2号炉への16項目の質問」については、後日、議員事務所

を通じて文書回答するように依頼した(持ち帰って検討)。

女川原発2号炉への16項目の質問」を紹介します。

              (当日用意された資料より)

1.複数号機立地問題・他号機の審査もしなければならない

2.東北電力経理的基礎を問うべき

3.事故に対処する人員の確保が不十分

4.東北電力の「経験」とは何を意味するのか

5.地震想定の誤り

6.津波想定の誤り(引き波の大きさを過小評価している)

7.竜巻想定の誤り

8.火山対策の誤り

9.外部火災の評価の誤り

10.システムへの侵入防止対策の問題点

11.安全保護系の安全対策の問題点

12.火災損傷防止対策の問題点

13.原子炉停止系と後備停止系の成立性の問題点

14.発電所敷地外への放射性物質拡散対策の誤り

15.防潮堤に関して

16.格納容器破損防止対策と水蒸気爆発について

※当日の動画は三輪さん「UPLAN」をご参照下さい。

UPLAN:https://www.youtube.com/watch?v=3cJStRrY29s 

☆2/26(水)抗議行動にご参加を!

 「特重施設のない原発は今すぐ止めろ」第3波抗議行動

 日 時:2月26日(水)12時より13時

 場 所:原子力規制庁前(港区六本木ファーストビル前)

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

☆2/26(水)抗議行動にご参加を!

 「被災原発女川2号機の再稼働許すな!東北電力東京支社抗議

 日 時:2月26日(水)14時30分より15時30分

 場 所:東北電力東京支社前

      (千代田区丸の内1丁目8-3丸の内トラストタワー本館)

      (東京駅八重洲北口3分、大丸東京本店隣)

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

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┗■3.「原発はコストが高く経済性ない」

 | 大島堅一教授(龍谷大学経済学)が仙台市で講演…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.「原発はコストが高く経済性ない」

  大島堅一教授(龍谷大学経済学)が仙台市で講演

  1/24(金)18:49配信「TBC東北放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000006-tbcv-l04

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆2/2(日)国・東電の加害責任を徹底的に追及する

  原発被害者訴訟の全面解決を目指す集い

日 時:2月2日(日)13時より16時

場 所:日比谷コンベンションホール

    日比谷図書文化館地下1F

主 催:原発被害者訴訟原告団全国連絡会

    原発事故全国弁護団連絡会

    原発訴訟全国支援ネットワーク

連絡先:原発被害者訴訟原告団全国連絡会事務局

    TEL 03-6709-8090

 原発被害者集団訴訟は、いよいよヤマ場にさしかかって来ました。

 先陣を切る「福島避難者訴訟」、「小高に生きる」「生業」第1陣

千葉第1陣・群馬の各訴訟が高裁判決を春から秋にかけて迎えます。

 一方京都、神奈川、東京第1陣、千葉第2陣、愛知・岐阜、愛知

「だまっちゃおれん」、愛媛、山形各訴訟での高裁審理が続きます。

 被告東電と国は、未だ自らの責任を認めず、巻き返しに懸命だけ

でなく、司法の一部にも逆流の兆候が見られます。

 法廷闘争と大衆闘争の結合した、「全面解決要求」を「どの様に」

形成してこれから闘うのか?まさに正念場です。

 ◆原発事故避難者に住宅を!人権を!

  2/8(土)ドキュメンタリー映画

  『ふたつの故郷を生きる』上映とお話

映 画:中川あゆみ監督・編集/2018年/65分/日本

お 話:松本徳子さん(川崎市在住 避難の協同センター代表世話人

日 時:2月8日(土)14:00開会 13:30開場 16:40閉会(予定)

場 所:エポックなかはら7F大会議室

    JR南武線武蔵中原駅前

    (渋谷から武蔵小杉乗り換えで30分ぐらいです)

主 催:脱原発かわさき市民

連絡先:090-2209-9730瀬川 080-3494-2411木瀬

資料代:¥800 当日受付もありますが、チケットまたは電話予約

        優先します。

    学生無料、難聴者用ループが必要な方は予約を

 映画は、福島第一原発事故後、わが子の健康を守りたい一心で故郷・

福島に夫を残し、自主避難した子育て世代の母親たちを描く。

 避難者のための住宅補償は2017年3月で打ち切られ、金銭面、精神面で

疲弊する家族たち。健康被害だけではない原発事故の闇が今また

浮かび上がってくる。当事者が勇気をもって訴える姿をぜひ!

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆原発政策議論 リスクないがしろ 震災前 審議会テーマ偏る

  電力供給 産業 立地に力点 明大教授分析

  自然災害や事故、放射性廃棄物などの議論乏しく

  官僚、財界人「主張」ばかり

 東日本大震災東京電力福島第一原発事故の前に原子力政策を

議論した国の審議会を巡り、議事録の発言を分析すると、自然災害や

事故、原発から出る放射性廃棄物などの議論が乏しく、テーマが偏って

いたとの研究結果を、勝田忠広明治大教授(原子力政策)がまとめた。

 全体の構図として官僚、大学の研究者、経団連などの団体が主導し、

主に「エネルギー政策」「核燃料サイクル」「産業」などについて

議論したことが明確だった。

 勝田教授は「原発の推進には、想定外の自然災害に備えることが必要

だと福島事故で分かった。

 しかし当時は、その災害リスクに関する発言はなく、先見性のある

議論をしていないことが明らかになった」と指摘する。(後略)

            (1月25日東京新聞夕刊1面より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202001/CK2020012502000252.html

 

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 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

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