たんぽぽ舎です。【TMM:No3834】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3834】

2020年1月15日(水)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (その5)

   尾崎憲正(香川県在住)さんより

★2.Jヴィレッジ 高線量!

   聖火リレーの出発点 これでいいのか?

    石丸小四郎 (双葉地方原発反対同盟)

★3.火山新知見が出ても関電の高浜・大飯を止めない規制委

   毎日新聞が暴く原子力規制委員会の事前・非公開会議の秘密

   原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その215

    木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★4.プレート運動がないはずなのに…

   火星の地震と秘めた「可能性」

   警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その330

    島村英紀(地球物理学者)

★5.新聞より1つ

  ◆東海第二差し止め訴訟 原告尋問 「原電の姿勢こそリスク」

             (1月11日東京新聞【茨城】より抜粋)

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※1/18(土)山崎ゼミにご参加を!

核燃料サイクル政策と再処理施設の最新情報」

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:1月18日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※1/21(火)学習会にご参加を!

 「原発メルトダウン津波ではなく、その前の地震によって

  引き起こされた」

講 師:木村俊雄(元東電社員、

         福島第一の炉心設計・管理業務担当)さん

日 時:1月21日(火)19時より21時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

  参加費:800円(学生400円)

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※1/22(水)学習会にご参加を!

  「企業ファースト化する日本とアベ政権」

講 師:竹信三恵子さん(ジャーナリスト、和光大学名誉教授)

        〔講師のお話は19時より〕

  日 時:1月22日(水)18時より21時

  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

  参加費:800円

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※1/25(土)ナディさん講演会にご参加を!

 『ふるさとって呼んでもいいですか』ナディさん講演

 6歳で「移民」になったイラン系日本人の私

お 話:ナディさん

司 会:浅野健一 (ジャーナリスト、元同志社大学大学院教授)

日 時:1月25日(土)13時30分より16時

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

  参加費:800円

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※たんぽぽ舎の「第32回総会」は、2020年2月23日(日)12時30分から

 予定しております。

 総会・お二人(村上達也前東海村長、吉野信次・市民自治をめざす

 1000人の会)の記念講演・こんしん会の3部構成です。

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┗■1.たんぽぽ舎に届いた年賀状の紹介 (その5)

 └──── たんぽぽ舎

☆ この絵(はがき上部の「伊予灘」の絵)は、佐田岬の付け根付近

北側から西を見て描いています。

 右側遠くに見える島や陸地は山口県、中央やや左に見える島は大分県

の姫島です。左側に重なって見える半島は佐田岬の一部。手前の工場の

ような建物は四国電力伊方発電所伊方原発)です。

 この発電所からはトリチウムを始めとするさまざまな廃棄物を環境に

排出しています。

 トリチウムは海水中の有機物と結合して有機トリチウムとなり、

これが餌のプランクトンに取り込まれ、私たちが口にする魚介類に

蓄積されます。

 トリチウムの人体に与える影響については、UNSCEAR(原子

放射線の影響に関する国連科学委員会)の2016年報告書に詳しく

書かれおり、日本の経済産業省もこれを確認しています。

 伊方発電所の稼働後、2010年には白血病による死者数が姫島では

全国平均の7.24倍に、伊方町では5.83倍に増え、長期間運転を停止

していた2015年には死者数が大幅に減少しました。

 また、伊方原発では、蒸気の冷却に使われた海水は吸入時に比べて

7度C高くして放流されます。

 その水量は毎秒65トン、1年では20億4984万トンにもなります。

これは瀬戸内海の全ての海面(大阪湾から関門海峡まで約9500平方

キロメートル)を厚さ21cmの温水で覆う量です。

 原発は地球の温暖化防止どころか、漁業の不振や環境破壊の

原因の一つと言えそうです。

 昨年はいろいろとお世話になり、ありがとうございました。

トリチウムの放出は許せないことです。 尾崎憲正(香川県在住)

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┗■2.Jヴィレッジ 高線量!

 |  聖火リレーの出発点 これでいいのか?

 └──── 石丸小四郎 (双葉地方原発反対同盟)

◎ 第一原発過酷事故の収束“人・物”の物流の拠点として機能した

Jヴィレッジ。

 ここが「3.11 大震災・復興五輪の聖火リレーの出発点」と大々的に

宣伝したJOC(日本オリンピック委員会)である。

 そこが、高い空間線量がいたるところにあることが分かった。

 49ヘクタール、東京ドーム10個分だ。全8面の天然芝、全天候型

人工芝1面、屋外人工芝2面の計11面のピッチを備える。

第一原発から南30キロ地点にある。この問題点を探ってみた。

◎ グリーンピース・ジャパン(国際環境NGO)が、Jヴィレッジ周辺で

行った放射線調査で、複数のホットスポットがあることが確認された。

 最大で毎時71マイクロシーベルト、高さ1メートルで1.7マイクロ

シーベルト放射線量が計測されたと公表した。

 グリーンピースはすぐに小泉環境大臣に調査結果を通知。放射線

モニタリングと除染を実施するよう提言していた。

◎ 今回確認されたホットスポットは、2011年以降の放射線調査で

発見されたホットスポットの中でも、非常に高いレベルの放射線

だった。ここは、サッカー大好き人間が集まる場所であり、健康への

影響が心配されている。

 更に、ここは東京五輪聖火リレーの開始地点にもなっている場所

である。こんな場所が、いたるところに高濃度放射線が存在し、人が

集まる場所なのだから呆れるほかない。2011年3月15日から2013年

6月30日までスポーツ施設としては全面閉鎖。

 国が管理する原発事故の対応拠点となっていた。昨年7月から

部分的に開所した場所である。

◎ 12月16日、現地を見て回った。(※資料2)は物量拠点の中心で

中小タンクなど資材置き場があった所だ。(※資料3)は、広大な

駐車場であり、汚染物質が運び込まれた可能性は究めて高い

場所だった。

 (※資料4)は、Jヴィレッジスタジアム前のモニタリングポストだ。

 今も0.094マイクロシーベルトあった。事故前の約3倍の線量だ。

ここは汚染車両や工事車両がひしめいていた場所だった。それをいい

加減な除染で開所した国と東電の責任は極めて重いと

いわねばならない。

 (2016.12.25「双葉地方原発反対同盟」発行

  『脱原発情報』No216より了承を得て転載)

《事故情報編集部より》※の資料は、

 このメールマガジンでは添付されていません。

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┗■3.火山新知見が出ても関電の高浜・大飯を止めない規制委

 |  毎日新聞が暴く原子力規制委員会の事前・非公開会議の秘密

 |  原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その215

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

◎ 1月13日の毎日新聞トップ記事<規制庁長官が対案指示 関電原発

非公開で「不適合」案排除>をご覧いただきたい。

https://mainichi.jp/articles/20200112/k00/00m/040/259000c

<リード文

 原子力規制委員会が非公開の事前会議で、関西電力に求める

火山灰対策の重要方針を決めながら議事録を作成しなかった問題で、

「議論用メモ」と印字された配布資料に併記された2案のうち

1案は、比較検討するために原子力規制庁の安井正也長官(当時)の

指示で追加されたものだった。追加案はその後、委員会(公開会議)

で正式決定された。毎日新聞が情報公開請求で入手した担当者の

電子メールで判明した。【日野行介、田中龍士】>

◎ 規制委が非公開事前会議を開催しながら議事録も作成せず配布

資料も隠そうとしたとの1月4日、5日の報道に続いて、毎日新聞は、

最終的に採用された再評価命令案(第2案)は当時の安井規制庁長官の

指示で追加作成されたもので、当初の第1案が採用された場合、<

規制委が基準不適合と判断したことになり、運転停止を求める声が

高まる可能性があった>と報じた。

◎ 既視感を感じませんか?

 そう、放射線影響隠しをずっと進めてきている福島県県民健康調査

でも、

<秘密会で事前に議論を重ねていただけでなく、秘密会の後に行われる

検討委員会の議事進行の「シナリオ」まで用意し、さらには議事録の

「改ざん」まで行っていた事実が判明した。>(日野行介著「福島

原発事故 県民健康管理調査の闇」岩波新書、2013年)。

 放射線による小児甲状腺多発を隠し続ける県民健康調査と同様に、

規制委は事前の秘密会議と議事録隠しで「高浜」・「大飯」の原発

運転停止を避けたのだ。

 また、近くは安倍官邸が「桜を見る会」「森友学園」「加計学園

でシュレッダーまで使って同じことを行っている。

◎ なお、安井正也元長官は、資源エネルギー庁時代に次の重要な

前科がある。

 1982年に通商産業省(現・経済産業省)に入省、資源エネルギー庁

原子力政策課長など、長年、経産省原子力行政を担当。

2004年4月に、核燃料サイクルで生じる使用済み核燃料は全量再処理が

国の前提であるのに、再処理をせずそのまま捨てる「直接処分」の

コスト試算のデータを隠蔽するよう部下に指示していた。2017年

1月〜2019年7月まで規制庁長官、現在原子力規制庁長官官房特別

国際交渉官。

◎ それにしても、原子力規制委員会が「特定重大事故等対処施設」を

はじめ新知見を踏まえたバックチェックを検討しているが、この一連の

毎日新聞記事が、実は電力会社や原子力マフィアたちの顔色を窺って

原発稼働を維持するためのいい加減な規制を実施していることを

明らかにした。

 賄賂をもらって原子力マネー還流を国税局に指摘されても一年以上

隠していた関電トップは全く信用できないのに、関電の原発(大飯、

美浜、高浜)に求める火山灰対策を手抜きして高浜・大飯を止めようと

しない原子力規制委員会。全くひどい規制行政だ。

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┗■4.プレート運動がないはずなのに…

 |  火星の地震と秘めた「可能性」

 |  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その330

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 今年は火星が話題になりそうだ。米国、欧州とロシア、中国の3者が

それぞれ火星に着陸する探査機を打ち上げる。

 先輩格、2018年末に米国NASAの着陸機インサイト地震

「SEIS」を設置した。

 地震計の結果は、驚くべきものだった。冷えてしまってプレート

運動がないはずの火星でも地震があったのだ。

 地震計は他の探査計と違って、遠くの現象でも検知する。

 また、地震波の伝わり方を探ることによって深い内部構造が

明らかになる。月の探査でも地震計が活躍したし、火星でも地震計の

役割は大きい。この地震計は、惑星に設置されたうちで最高感度の

ものだ。

 SEISはこれまでに約20回の振動を探知した。

 その中に、明らかな地震が2つあった。マグニチュード(M)は3と

4の間だった。どちらも「ケルベロス地溝帯」で発生していた。

着陸地点から東約1600キロのところで、深い亀裂が何本も走っている

地溝帯である。

 火星は、地球と同時期の46億年前に出来たが、地球の半分の大きさ

なので、とっくに冷えてしまってプレート運動はないことが分かって

いる。

 火星が作られた直後は表面はマグマに覆われていたが、マグマは

冷えて固まった。だが地下には今でもマグマだまりが残っているの

だろうか。

 火星の地震は岩石が冷却、収縮するときに生まれているものかも

しれない。この地溝帯には地質学的に新しい活動の痕跡も残って

いる。この地域には、地下から湧き上がるマグマが地面を引っ張って

亀裂を作った可能性もある。地震は、亀裂の形成がまだ続いている

ことを示しているだろうか。

 そのほかに、地下を流れる水が地震を起こした可能性もある。

 火星は以前は温暖な惑星で、地表には生命や水が存在していたという

学説がある。

 しかし約35億年前に状況が変わり、大気の大半が失われた。

 現在は大気の層が地球の130分の1と極めて薄いので、地表に水が

あってもすぐに蒸発してしまう。だが、氷の状態であれば水は安定

してその場にとどまる。

 最近の研究によれば、乾燥した地表のわずか2〜3センチ下に氷が

埋まっている地域があるという。

 もともとは、火星の極点と中緯度地域の地下には液体の水があると

考えられていたが、実はもっと広い範囲に地下に水や氷がある

というのだ。

 これは将来の火星有人旅行への朗報だ。これまでの地球を出発する

有人宇宙飛行では、飛行士は水を含めて生存に必要な物資をすべて

抱えて出かけていた。水は量が多いのでとても重い。現地で水が

得られれば大いに助かるのだ。

 今回の火星の地震はM3〜4という小さなものだった。

 他方、地球にはM9クラスの地震が起きる。地球にはプレートが

あり、活発に動いている。だが不幸中の幸いがないわけではない。

プレートの厚さが地球半径のせいぜい50分の1と限られているために、

プレートが動いて起こす地震には限りがある。日本中の家が倒れたり、

地球が二つに割れるような大きな地震はないのだ。

 (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より1月10日の記事)

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆東海第二差し止め訴訟 原告尋問 「原電の姿勢こそリスク」

 東海村日本原子力発電(原電)東海第二原発を巡り、住民らが

原電に運転差し止めを求めている訴訟で、原告3人への尋問が10日、

水戸地裁(前田英子裁判長)であった。

 村の主婦相沢清子さんは、村が昨年6月に実施した避難訓練に参加

した際、「集合場所でバスに乗り込むだけでも時間がかかった」と

証言。「(実際の事故では)地震で道路や橋が壊れるかもしれない。

避難計画を作っても計画通りに行くはずがない」と疑問を投げ掛けた。

 水戸市の法律事務所職員花山知宏さんは、2011年の東京電力福島第一

原発事故後、当時住んでいた笠間市で、出産直後の長男に母乳を与える

かどうか悩んだ経験を話した。「東海第二で事故があれば、子どもを

連れて、仕事のあても頼れる親戚もない遠方に逃げると思う」と

不安を訴えた。

 原告団共同代表の大石光伸さん=つくば市=は、原告が主張する

事故のリスクに対して原電が「およそ考えられない」と反論すること

について「その姿勢にこそリスクが潜んでいる」と批判した。

 再稼働に向けた事故対策工事などの費用を大手電力五社が債務保証

などで支援することについても、「第三者の債務保証を付けて短期

借り入れしかできないのは、原電の事業に見通しがないと銀行が

分かっているからだ」と指摘した。(後略)

       (1月11日東京新聞【茨城】より抜粋)

詳しくはこちらを

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202001/CK2020011102000135.html

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