たんぽぽ舎です。【TMM:No3813】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3813】

2019年12月10日(火)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.12/8関電本店前集会に参加−老朽原発を動かすな!

   毒まんじゅうを配ってきたのは関電ら電力資本である

   全国の利権構造にメスを

   関東・首都圏でも東海第二に向けてリレーデモができたら

         大石光伸 (東海第二原発運転差止訴訟原告団)

★2.東京電力による日本原電への

   資金支援2,200億円はとんでもない!

  福島第二原発廃炉に4,100億円も必要

   柏崎刈羽原発の安全対策費にも1兆2000億円必要

   東電は原発事故収束と被害者救済を最優先しろ!

   柏崎刈羽原発再稼働するな!

   放射能汚染水の海洋放出反対! 避難者の住居を奪うな!

   12/4(第75回)東電本店合同抗議の報告

             渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.運動の広がり見せたSTOP!!東海第二大集会 (下)(了)

   高レベル放射性廃液の怖さを知らぬ地元住民に驚き

   東海村山田村長の東海第二再稼働容認発言と

  批判文を村民に知らせた  渡辺寿子 (原発いらない!ちば)

★4.関電元会長秋山喜久氏、「いつ企業体質緩んだ」

  「経営側、工事発注に口出しか」

  「利害関係者から金品をもらうことは

  絶対あってはならない」…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

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※12/13(金)関電東京支社抗議にご参加を!

 関西電力原発マネー糾弾!関電東京支社抗議行動

 日 時:12月13日(金)17時45分より18時30分

 場 所:関電東京支社(千代田区内幸町2-1-6パークフロントビル)

 共 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」/

     「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

 問い合わせ先:070-6650-5549

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※12/14(土)学習会にご参加を!

 「アジア初の脱原発に向かっている台湾」

 お 話:佐藤大介さん(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)

     後藤政志さん(元東芝原発技術者)

 日 時:12月14日(土)14時より16時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※12/16(月)読者会にご参加を!

  冊子『たんぽぽ舎30年−反原発の歩みと展望−』を

  読んでみた感想を自由に、語り合う集いです。

  部分的にしか読んでいない方も歓迎です!

  日 時:12月16日(月)18時30分より21時

  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

  お問い合わせ:たんぽぽ舎

  参加費:無料

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※たんぽぽ舎年末年始のお休みは以下の通りです。

 【12月28日(土)〜1月7日(火)】

   1月8日(水)より平常通りとなります。

   なお、メールマガジンもお休みとさせていただきます。

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┗■1.12/8関電本店前集会に参加−老朽原発を動かすな!

 |  毒まんじゅうを配ってきたのは関電ら電力資本である

 |  全国の利権構造にメスを

 |  関東・首都圏でも東海第二に向けてリレーデモができたら

 └──── 大石光伸 (東海第二原発運転差止訴訟原告団)

 12月8日、オール福井反原発連絡会から要請されて、「とめよう東海

第二・首都圏連絡会」のみなさんといっしょに大阪の関電本店前集会に

参加して東海第二の報告をしてきました。

 福井、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良からリレーデモをして関電

本店に結集した集会でした。また関電告発は3000名を超し12月13日

検察に告発とのことでした。

 スローガンは「老朽原発動かすな!ワイロよりハイロ!」でした。

 東海第二でもヒューマンチェーンをやってきましたが、関東・

首都圏でも東海第二に向けてリレーデモができたらいいですね!

 私の方から東海第二原告団として次のようなアピールをして

きました。

0)リレーデモご苦労さまでした。同じ老朽原発・東海第二の地元

茨城から参りました。

1)ご存じの通り、敦賀、東海第二を持つ日本原電は、東電・関電を

筆頭株主とする電力資本の「子会社」。

2)取締役も電力各社から。社長が東電から送り込まれた村松社長。

副社長が関西電力から送り込まれた木村仁副社長。そしてあの関電

社長の岩根茂樹も取締役になっていたが、贈収賄原発マネー還流)

発覚で10/9付で日本原電取締役は辞任した。

 今回の還流事件は毒まんじゅうを食わされた還流が曝露されただけ

であって、まんじゅうを配ってきたのは関電ら電力資本である以上、

全国の利権構造にメスを。

3)原電親会社の電力資本は「敦賀は関電との共同開発品」「東海第二

は東電との共同開発品」として、停止中の原発維持費を電気料金に

上乗せして日本原電に提供してきた。

 その額は2011年停止後1兆円にのぼる。関西電力は毎年200億円以上を

日本原電に出している。

 私たちから見るとこれは「公然たる資金還流」だ。私企業間どうしの

契約として電気料金に上乗せすることを認めてきた国は共犯者で、公然

たる「資金還流」だ。

4)日本原電の社長は東電と関西電力が順番で交代。東電出身の村松

社長が東海第二再稼働を工作し、次に関電出身の木村仁が社長になって

敷地内断層を問題にしている規制委を黙らせて敦賀2号の再稼働を進め

ようとしているのは明らかだ。

5)原子力ムラの利権構造を白日の下に明らかにして関電のリーダー

シップと国による原発再稼働への動きを足元から叩こう。

 東海第二差止訴訟も大詰めを迎え来週から証人尋問がはじまり、

5月結審、20年度中の判決が予定されています。

 電力資本連合「子会社」の日本原電にあっては利権と汚職にまみれた

関電出身の木村仁副社長の挙動にも注意しながら、東海第二・敦賀2号

の再稼働を阻止するために連帯して頑張ります。

 集会では、告発する会から「告発は1000名目標が3000を越えた」

「告発して終わらせない工夫が必要。スキャンダルから構造的追及へ」

「延命への追撃を」とのお話しが。

 また、アイリーン・スミスさんが「電気の8%しか原発で供給

できない電力資本が大きな顔するんじゃない。30%あった原発電力が

8%しか再稼働できないのは国民・市民の運動の成果だ。半分まで

来ている。この力で原発をゼロにまで持って行こう!」とお話しして

いたのが印象的でした。

 国相手に絞った老朽原発訴訟の名古屋の原告団からも老朽化について

の国の主張について報告がありました。原発賠償関西訴訟原告の母親の

お話しも響きました。

 集会後の交流会では、中島哲演さんから「中間貯蔵・最終処分に

対する闘いが重要で検討委員会を作った」とのこと。他方、廃炉

ついては「100年壊すな」を提案とのこと。

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┗■2.東京電力による日本原電への

 |  資金支援2,200億円はとんでもない!

 | 福島第二原発廃炉に4,100億円も必要

 |  柏崎刈羽原発の安全対策費にも1兆2000億円必要

 |  東電は原発事故収束と被害者救済を最優先しろ!

 |  柏崎刈羽原発再稼働するな!

 |  放射能汚染水の海洋放出反対! 避難者の住居を奪うな!

 |  12/4(第75回)東電本店合同抗議の報告

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

◎12月4日(水)年末年始を控えあわただしい師走の夕方、東京電力

本店前で「日本原電(東海第二原発)の資金支援をするな!東電は福島

第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!原発事故

避難者の住居を奪うな!」のコールが鳴り響いた。

 多数のノボリ旗と横断幕が、多くの人の協力で、東電に向けて

掲げられた。

 呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、

134の賛同団体と共に、第75回東電本店合同抗議行動が行われた。

参加者は約80人。

◎まず、「福島原発被ばく労災損害賠償請求裁判:通称“あらかぶ

さん裁判”」を支援するグループから、この裁判の意義の説明と、

東電の対応への怒りのアピールがあった。

 あらかぶさんは、東京電力福島第一原発の事故収束作業や九州電力

玄海原発の定期検査に従事し、急性骨髄性白血病を発症して2015年

10月に労災認定を受けた。

 そして2018年11月、東電と九電を相手に損害賠償を求める裁判を

起こした。安全管理に法的責任を負う東電は、労災認定が公表された

際、「当社はコメントする立場にない」などと語り、今年2月2日に

開かれた第1回口頭弁論でも、責任を認めず収束作業と白血病の因果

関係を争うとした。

 今も10万人以上の原発事故被害者の生活を脅かしながら、刑事責任も

問われず、多くの労働者を被曝を伴う収束作業に従事させつつ、国が

認定した労災すら否定する東電の態度を許してはならない。

 このような東電を批判し、損害賠償請求に立ち上がったあらかぶさん

への支援を、宜しくお願いします。

 続いて、日本音楽協議会による音楽での抗議が行われた。

 更に、「反原発自治体議員・市民連盟」、「民間規制委員会・東京」

及び「経産省前テントひろば」による東電本店申し入れ行動が行われた。

 引き続き、「東海第二原発をとめよう!」署名(第二弾:約3,200筆)

が、「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」から提出された。

 同時に、「あらかぶさん裁判」を支援するグループからの申し入れ

書は、東電に受け取りを拒否された。ひどい態度だ。怒りのコールが

わき起こった。

 最後に、多摩川太鼓で締めくくり、19時40分に終了。

 今年一年、東電本店合同抗議行動にご参加・ご協力いただき、

ありがとうございます。来年も、よろしくお願いします。

◎次回、第76回の東京電力本店合同抗議

日 時:1月8日(水)18時30分より19時30分

        (第一水曜日は正月のため第二水曜日に変更)

場 所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)

           JR・地下鉄「新橋」駅徒歩5分、

            地下鉄三田線「内幸町」駅徒歩3分

  呼びかけ:「経産省前テントひろば」、「たんぽぽ舎」

         引き続き賛同団体を募集中!

◎当日は前段で、17時から17時45分まで、「とめよう!東海第二原発

20年運転延長・再稼働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」が、

「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」と「再稼働阻止全国ネット

ワーク)の共催で行われます。

日 時:1月8日(水)17時から17時45分

場 所:日本原電本店前(秋葉原近辺に移転:

     地下鉄銀座線「末広町」駅4番出口から徒歩4分/

     JR秋葉原駅中央改札口から徒歩7分)

こちらにもぜひご参加下さい。

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┗■3.運動の広がり見せたSTOP!!東海第二大集会 (下)(了)

 |  高レベル放射性廃液の怖さを知らぬ地元住民に驚き

 |  東海村山田村長の東海第二再稼働容認発言と

 | 批判文を村民に知らせた

 └──── 渡辺寿子 (原発いらない!ちば)

◎ 東海村山田村長の東海第二再稼働容認発言記事と

  批判文を村内に配布

 11月17日午後からは東海村村内のアメーバ・デモでした。アメーバ・

デモは、若狭湾沿いの高浜原発反対運動をしている地元の人たちが

始めたもので、4〜5人が一組になって、のぼり旗を持って音楽を

鳴らしながら各戸にくまなくビラ入れをして歩くものです。

 高浜では何回もやっているうちに住民から話しかけてくれるように

なり、本音を聞かせてくれるようになったそうです。

 私はアメーバ・デモ参加が今回はじめてで、意気込んでいましたが、

もともとあまり良くない脚を前日さらに痛めてしまい、途中でリタイア

するとかえって迷惑をかけることになりかねないと判断し、残念

でしたが参加をとり止めました。

 宿舎で前夜遅くまで各戸に入れるビラのセットをしました。1枚は

東海村の皆さんへ−東京圏の市民からの訴え」というサブタイトル

が付いた「老朽・被災の東海第二原発の再稼働を止めましょう!」の

ビラ、もう1枚は山田東海村村長の東海第二再稼働容認発言を報じた

東京新聞のスクープ記事のコピーで、この2枚をセットにしたものを

4000部用意しました。

 この記事は他の全国紙や地元の茨城新聞も載せていません。東海村

12000世帯のうち東京新聞を購読しているのは、たった100世帯

だそうです。

 東海村のほとんどの住人は、これまで東海第二原発の再稼働について

は「中立」として賛否を明らかにしてこなかった山田村長の再稼働容認

発言を知らないでしょう。

 このスクープ記事のコピーは、読んだ住民にインパクトを与え、

近所で話題に上り、議論を巻き起こすでしょう。

 11月16、17日の茨城現地ツアーは、アメーバ・デモに参加できなくて

残念でしたが、水戸の集会・デモ、現地見学とも充実していました。

 特に再処理施設などの現地見学はフェンス越しながらそばまで行けた

上、すぐ近くに一般の住宅があり、日常生活が営まれていることを

知ったことなど、やはり現地に行かないとわからないことを肌で感じ、

また説明役の大石光伸さんの説明も人を得て、素晴らしく、今後の運動

の参考にもなりそうな収穫がいっぱいありました。

         (原発いらない!ちばネットワークニュース

              2019年11月号より了承を得て転載)

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┗■4.関電元会長秋山喜久氏、「いつ企業体質緩んだ」

 | 「経営側、工事発注に口出しか」

 | 「利害関係者から金品をもらうことは

 | 絶対あってはならない」…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.関電元会長秋山喜久氏、「いつ企業体質緩んだ」

  「経営側、工事発注に口出しか」

  「利害関係者から金品をもらうことは絶対あってはならない」

  12/9(月)14:03配信「福井新聞ONLINE」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00010001-fukui-l18

2.中村哲さんを悼む

  宝塚・アフガニスタン友好協会代表西垣敬子氏が語る

  「犯人像」と「先生の思い出」

  12/9(月)5:59配信「デイリー新潮」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191209-00596854-shincho-int

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