たんぽぽ舎です。【TMM:No3792】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3792】

2019年11月14日(木)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.原発マネー(関西電力)許せない−告発人1000人以上で攻めよう

   関電の不正を追及する東京集会…100人の熱気

   宮下正一、中嶌哲演、河合弘之、海渡雄一各氏の話

   課題は告発後の市民運動・大衆運動つくり

      柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

★2.「東京・横浜」は自然災害で世界一危険な都市

            「たんぽぽトピックス」No861より転載

★3.天皇制と国民性  (その2)

  「バンザイ」の背後で隠ぺいされたこと 誘導される国民

  現憲法に記された象徴天皇制国民主権とは矛盾したもの

  皇位継承を男系のみとしているのは男女平等の精神に違反する

             山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

★4.女川原発で事故を想定した訓練 避難計画の実行性に

  参加者から「たどり着けるのか?」疑問の声も〈宮城〉…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.新聞より2つ

  ◆「原発安全 絶対言わない」

   更田原子力規制委員長が山田東海村長発言を否定

   「どんなに備えても事故はあると考えるのが基本」

              (11月14日東京新聞朝刊3面より)

  ◆安倍首相の野次と言い訳

           前川喜平(現代教育行政研究会代表)

       (11月10日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

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※冊子『たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望』

 好評です!よみごたえあり、写真特集7頁あり、ヒントになる資料も

 お問い合わせ先:たんぽぽ舎  TEL 03-3238-9035

  メール nonukes@tanpoposya.net

  B5判 180頁 定価1000円+税 1冊の送料は100円となります。

☆12/16(月)『たんぽぽ舎30年・反原発の歩みと展望』の読者会開催!

 「たんぽぽ舎30年」に寄せて…感想と今後の活動を話し合います

 日 時:12月16日(月)18:30より21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:無料

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関西電力東京支店への抗議行動に参加しよう!

 原発マネー許せない!

 日 時:11月15日(金)17時45分より18時30分

22日(金)17時45分より18時30分

29日(金)は、ありません。

(11/27(水)「日本原電本店抗議大アクション」のため)

 場 所:関電東京支社前 日比谷パークフロント(内幸町2‐1‐6)

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク/

     とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

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※11/16(土)山崎ゼミにご参加を!

 「関電のブラックマネー」「福島第一原発の汚染水」

 「東海第二原発」「東電の日本原電への資金援助問題」等々

 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:11月16日(土)14時より17時

 場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.原発マネー(関西電力)許せない−告発人1000人以上で攻めよう

 |  関電の不正を追及する東京集会…100人の熱気

 |  宮下正一、中嶌哲演、河合弘之、海渡雄一各氏の話

 |  課題は告発後の市民運動・大衆運動つくり

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

 ≪原発マネーは許せない≫≪国民的運動をつくろう≫として、

11月14日憲政記念会館で、「関電の不正問題を追及する東京集会」が

開かれた。100人の参加。

 主催は、福井県の「関電の原発マネー不正環流を告発する会」。

1.はじめに主催者4人からの説明

宮下正一(告発する会の事務局)…今、告発人は720人、

 これを1000人以上にしたい。河合さんからは1万人と言われている。

中嶌哲演(オール福井反原発連絡会・代表)…福井の原発−残る

 7基を全部やめさせていく。世論と国民運動が大事だ。

河合弘之(弁護士、告発人の代理人)…収賄罪が成立する。脱税も

 事実。株主代表訴訟も考えていく。“原発マネーきたねえぞ”と

 国民へ訴えていく。

海渡雄一(弁護士、告発人の代理人)…内部告発文を読むと「原発

 マネーは原発の工事費から主に出ている」と書いてある。

2.参加者からの質問

 浜島さん:書籍「関西電力『反原発町長』暗殺指令」の中味紹介、

 田中さん:関電会長らを懲戒解雇にできないか、

 木村さん:メディア対策をもっと、など。

3.新聞記者からの質問

 共同通信朝日新聞記者から告発の目的や告発先(大阪地検か東京

地検か)等の質問が出され、答えは「どちらの地検にするか」は

「まだ未決定」でした。

4.今後の課題−告発後の大衆運動が大事・必要。

 柳田の感想として、当日は原発マネーの経過と告発人1000人以上

集めに時間が費やされた。今後の課題は告発後の大衆運動のもり上げ

の方針=告発したあとの具体的な大衆行動の方針だ。それが待たれる。

 昔、千葉の森田健作知事をみんなで「告発」したが、

しかし、告発後は具体的な運動がなかった。この教訓を生かそう。

 関西では、12月8日に関電本店集会も開かれる。

 私たちたんぽぽ舎も原発マネー追及のため、3つのこと−

 1.メールマガジン・ビラでの宣伝、

 2.官製ハガキ(63円)で警察・検察は強制捜査せよ、

 3.関電東京支店前での追及集会(「再稼働阻止全国ネットワーク」

 など)をおこなっている。

 これらも含めて、「原発マネー許せない」の大きな大衆行動方針が

 今後またれる。

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┗■2.「東京・横浜」は自然災害で世界一危険な都市

 └──── 「たんぽぽトピックス」No861より転載

 自然災害で最も危険な都市ランキングトップ10は以下の通り。

1.東京・横浜(日本)

2.マニラ(フィリピン)

3.珠江デルタ(中国)

4.大阪・神戸(日本)

5.ジャカルタインドネシア

6.名古屋(日本)

7.コルカタ(インド)

8.上海(中国)

9.ロサンゼルス(アメリカ)

10.テヘラン(イラン)

 スイスの再保険会社スイス・リー(Swiss Re)はこのほど、2013年の

「自然災害で最も危険な都市ランキング」を発表した。

 世界616都市を対象に、地震、暴風雨、高潮、津波と洪水の5つの

カテゴリーで被災する可能性のある人の数を推計。

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┗■3.天皇制と国民性  (その2)

 | 「バンザイ」の背後で隠ぺいされたこと 誘導される国民

 | 現憲法に記された象徴天皇制国民主権とは矛盾したもの

 | 皇位継承を男系のみとしているのは男女平等の精神に違反する

 └──── 山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

 前回(その1)で書いたように、現政権の失敗と腐敗の数々は見事に

隠ぺいされた。

 新聞、テレビすべてのマスメディアが天皇即位を「晴れやか」

「健やか」などのキャッチコピーと共に、パレード記事のオン

パレード。安倍首相の思う壺。

 前日の「国民祭典」にはやはり裏があった。主催者は民間団体と

称していたが、実は構成するのは経団連、商工会議所、それに

日本会議」らであった。

 安倍政権を支持する団体で、「日本会議」の主導は間違いない。

「バンザイ」三省を長々と繰り返したことも予定通り。

ここで天皇制と憲法について考えて見よう。

1.現憲法に記された象徴天皇制国民主権とは矛盾したもの

 であること。

 皇位継承を男系のみとしているのは男女平等の精神に違反する。

2.宮中祭祀や皇室儀式を行うこと自体、憲法政教分離規定と

 矛盾する。根拠のない神話が天皇制には組み込まれている。

3.以上のように日本国憲法において第一章(天皇条項)と他の部分は

 矛盾を内包している。

 なぜ同じ憲法の中でこれほどの原理的矛盾が生じたか。

 第二次世界大戦後、米国が日本を統治するにあたって、天皇を象徴化

することが最も相応しいという結論からなった妥協の産物であった。

 本来ならば、多数の捕虜を殺害されたオーストラリアはじめ、東京

裁判構成国11カ国は裕仁天皇(戦史資料から命令、指示が明確に

なった)を戦争責任で裁く意図があったが、米国の思惑で「戦争

放棄」を条項に盛り込むことによって、妥協がなされた。

 このことは日本軍が他国を侵略し、数千万の人々を傷つけ、殺害

した「加害者責任」をも回避し、一方的な「被害者意識」を主張し、

国民を同じ気持ちにさせた。

 またその代わりに日本国民が被害者となった米国の「原爆無差別

殺戮」、東京など全国無差別爆撃などの犯罪を問わないという妥協が

期せずして行われた。

 二重に無責任な悪循環をいまなお生み出している。

 この「戦争責任放棄の相互理解」を基礎に「日米安保条約」が

結ばれ、米国の核戦争戦略に加担し、海外で米国とともに戦争に

加わろうとしている。

 日本国民の日の丸、バンザイは「戦争責任放棄」の歴史認識だと

自覚しよう。

   (その3)に続く

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┗■4.女川原発で事故を想定した訓練 避難計画の実行性に

 | 参加者から「たどり着けるのか?」疑問の声も〈宮城〉…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.女川原発で事故を想定した訓練 避難計画の実行性に

参加者は「たどり着けるのか?」疑問の声も〈宮城〉

11/13(水)19:57配信「仙台放送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00000006-oxv-l04

2.山本太郎の言葉が「国民の心」を動かしたワケ

  東京新聞の望月衣塑子記者と対談

  11/13(水)11:15配信「プレジデントオンライン」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191113-00030446-president-pol

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┗■5.新聞より2つ

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 ◆「原発安全 絶対言わない」

  更田原子力規制委員長が山田東海村長発言を否定

  「どんなに備えても事故はあると考えるのが基本」

 茨城県東海村の山田修村長が雑誌の対談で、村に立地する日本原子力

発電東海第二原発の再稼働を容認するような発言をした問題を巡り、

原子力規制委員会の更田豊志委員長は13日の定例記者会見で、山田

村長の「(原子力)規制庁が、十分に安全性は高まっている、と

言うべきだ」との発言を、「絶対に申し上げるつもりはない」と

否定した。

 山田村長は対談で、東京電力福島第一原発の事故を受けて厳しい

新規制基準ができたとして「論理的に考えれば、同じような事故は

まず起こらないと思うはずだ」と述べ、規制庁に安全だと説明する

よう求めていた。

 更田委員長は、規制当局だった旧原子力安全・保安院原発

安全の宣伝に関わっていたことを「大きな反省の一つ。やっては

いけないことだ」と指摘。

 「どんなに備えても事故はあると考えるのが基本」として、安全性の

説明は原発事業者が自らすべきだという考えを述べた。

           (11月14日東京新聞朝刊3面より)

 ◆安倍首相の野次と言い訳

             前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 6日の衆院予算委集中審議。萩生田光一官房副長官(当時)の加計

学園獣医学部新設への関与を示す「萩生田ペーパー」の作成者について

質問する今井雅人委員に、安倍首相が「あなたが作ったんじゃないの」

と野次を飛ばした。

 このペーパーには「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切って

いた」という萩生田氏の発言も記録されている。

 「侮辱だ。謝罪せよ」と求める今井氏に安倍氏は「座席から言葉を

発したことは申し訳なかった」と一応謝ったが、その際に次のような

言い訳をした。「今井委員はこれを誰が作ったかと聞いたが、文科大臣

はあずかり知らないから答えようがない。誰か分からないのだから、

誰だって可能性がある。だから今井委員ということだってある」

 この発言は事実に反する。この文書の作成者はすでに分かっている

からだ。

 2016年10月21日に高等教育局長が萩生田氏と面談した際のやりとり

を、担当の課長補佐が聞き取った上で作成した。それは文部科学省

認めている。

 当時の義家弘介文科副大臣はこの件で萩生田氏に「謝罪」した際、

「萩生田副長官の名前を出してことにあたる傾向があった」と説明

した。もし本当にそんな職員がいるなら、当然厳重に処分すべきだ。

萩生田大臣はなぜそれをしないのだろう?

      (11月10日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

※12/10(火)学習会 お話:前川喜平

 『これは官製ヘイトだ!』

 高校、幼稚園「無償化制度」から朝鮮学校排除

 日 時:12月10日(火)19時より21時 ・予約優先です

 場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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