たんぽぽ舎です。【TMM:No3751】
7つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.たんぽぽ舎30周年記念の集い 報告「1」
「原発にしがみつく日本 なぜ?」その謎がとけた
高校生の訴え・福島からの訴えにジーン
柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
★2.東電刑事裁判元経営陣「無罪」判決は不当!
控訴を願う緊急ネット署名に賛同を!
★3.福島第一原発事故の被害者は誰ひとり、
この判決に納得していない
「あれだけたくさんの証言や証拠があっても
罪に問えないのか」
9/25(水)武藤類子さん(福島原発告訴団団長)の講演会
渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
★4.9/19東京地裁判決
東電旧経営者3名「無罪判決」に抗議
山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.ブックレット
「『高レベル放射性廃棄物』はふやさない、埋めない−
『科学的特性マップ』の問題点−」のご案内
関根一昭 (「科学的特性マップ」を考える会)
★6.<虚像の「15.7m(津波の高さ)」>
東電強制起訴・無罪判決(上)
白紙化の夏/経営懸念 津波対策先送り…ほか
メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★7.メルマガ読者からのイベント案内
(お問い合わせは主催者へ)
デモ+ミニライブのお知らせ
場所:西東京市役所田無庁舎ほか
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※明日です!
9/25(水)東電福島第一原発事故刑事裁判
武藤類子さんの報告集会にご参加を!
報 告:武藤類子さん (福島原発告訴団団長)
日 時:9月25日(水)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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※9/26(木)学習会にご参加を!
「これでいいのか働き方改革:労働現場から」
報 告:中野麻美弁護士
日 時:9月26日(木)18時より21時(講師のお話は19時からです)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円 新ちょぼゼミ34回
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┗■1.たんぽぽ舎30周年記念の集い 報告「1」
| 「原発にしがみつく日本 なぜ?」その謎がとけた
| 高校生の訴え・福島からの訴えにジーン
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
◎9月22日(日)午後、東京千代田区で開かれた「たんぽぽ舎30周年記念
の集い」は、成功でした。会場満杯の参加者(座りきれず一部立ち見の人
も)−九州、富山、岐阜、愛知、岩手その他の全国各地からも参加してく
れました。
みんなで討論し、まとめた文ではありませんが毎日発行のメールマガ
ジンなので、とりあえず柳田が報告します。
◎小出裕章さんの講演は『原発にしがみつく日本 なぜ?どうする?』の
テーマで、14頁の資料(1から26コマ)をプロジェクターで上映しながら
述べられました。
13コマでは…「原子力安全神話」は崩れ、「被曝安全神話」が作られた
15コマでは…「復興」の掛け声の下、押しつぶされる被害者たち
17コマでは…「原子力緊急事態宣言を巡る闘い
18コマでは…「原子力は何のために必要か?」
「未来の無限のエネルギー源」−バツ印
「安価な発電ができる」−バツ印
「厳重に審査するので安全である」−バツ印
「核兵器を製造する能力を持てる」−○
19コマでは…「日本政府の公式見解…自衛のための必要最小限度を
越えない戦力を保持することは憲法によっても禁止されておらない。
したがって、右の限度にとどまるものである限り、核兵器であろうと
通常兵器であろうとを問わずこれを保持することは禁ずるところでは
ない」…1982年4月5日参議院における政府答弁
20コマでは…「アベさんの本音…憲法上は原子爆弾だって問題では
ないですからね、憲法上は。小型であればですね。」…戦争法案審議
中の2002年5/13早稲田大学での講義−
(『サンデー毎日』2002年8月2日号より)
◎7人のリレートーク(1人8分)は、短いながらも原発をとりまく
諸問題について、鋭い指摘を述べたものばかりでした。
7人のテーマのみ紹介します。
「東海第二原発 原電は金なし、広域避難計画はムリ」
・鴨下全生(まつき)17歳
「僕らが生きていくために…今、この国を変えたい」
・熊本一規(明治学院大学名誉教授)「原発は高コストの失格電源」
・菅井益郎(国学院大学名誉教授)
・武藤類子(福島原発告訴団団長)
「9/19東電刑事裁判判決、これだけの証言と証拠がありながら
罪が問えないのか」
・安田節子(食政策センター・ビジョン21)
「食べ物からみる放射能汚染」
・山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)「トリチウム汚染水の海洋投棄反対」
鴨下全生君の訴えにはジーンときました。
◎「30周年記念の集い」に、たんぽぽ舎スタッフは全力を傾けて準備
しましたが、足りない点もありました。
「予想以上の参加者数」とはいえ、受付の混乱と参加者の一部の方に
「講師レジメ資料」が不足して渡せなかった点は、心からおわび
致します。
これから資料を用意して、明日発送する予定です。
小出裕章さんへの質問についても小出さんからの回答が届き次第、
たんぽぽ舎のメールマガジンに掲載します。
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┗■2.東電刑事裁判元経営陣「無罪」判決は不当!
| 控訴を願う緊急ネット署名に賛同を!
└──── 柳田由紀子(原発はいらない西東京集会実行委員会)
9月19日の地裁前集会&弁護士会館での報告集会に参加。
報告集会は、忖度判決への抗議集会になりました。
避難生活を続けている方々が悲痛な思いをぶつけられました。
事故がなければ平穏な生活が続けられたのに、毎日何でこんな生活しな
くてはならないの?と辛い気持ちで暮らしていらっしゃる。
関連して亡くなった方も沢山あり、事故の責任を取らなくても良い
という判決は、承服しがたいものです。
「原発は安全」として推進してきたのに、事故後に「当時の社会通念
の反映である法令上の規制は絶対的安全性の確保を前提にしてはいな
い」などと呆れかえる判示で電力会社を救済するのは、卑怯な屁理屈
だと思います。
司法に希望をつなぐ気持ちはさらさらありませんが、道理が通る社会
にするために、裁判所が自らの責任を果たし、全うするよう、市民は
主張し続ける必要があります。
市民としてこの裁判の支援・応援を続けていきたいと思います。
「社会通念」という得体のしれない概念は、権力者にとって都合よく
使われるのが常ですが、その「社会通念」が、今や権力者は間違った
ことでも何をしてものうのうとして肥え太っていいのだということに
なっているとしたら、私たちはその「社会通念」を変えていかねば
ならないでしょう。
署名への参加を呼びかけます。
【緊急署名】東電刑事裁判元経営陣「無罪」判決に控訴してください!
控訴期間は2週間です。
SNSでの拡散、MLへの転送、各自最大限の波状アクションを
お願いします。
@署名用紙(PDF)は以下からお願い致します。
https://drive.google.com/file/d/1GMlD2ricwO2M9nIiAS2s8yi6YrDGAMHF/view?usp=sharing
詳しくはこちらを
福島原発刑事訴訟支援団 https://shien-dan.org/
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┗■3.福島第一原発事故の被害者は誰ひとり、
| この判決に納得していない
| 「あれだけたくさんの証言や証拠があっても
| 罪に問えないのか」
| 東京電力福島第一原発事故刑事裁判「不当判決」(9/19)
| 9/25(水)武藤類子さん(福島原発告訴団団長)の講演会
└──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)
報 告:武藤類子さん (福島原発告訴団団長)
日 時:9月25日(水)19時より21時 18時30分開場
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
〇 武藤さんは東電3悪人の無罪判決後の記者会見で、こう言いました。
「原発事故の被害者は誰ひとり、この判決に納得していない」
「あれだけたくさんの証言や証拠があっても罪に問えないのか」
そしてまた「私たちの犠牲から教訓を得てほしい。心からそう思って
います」とも。
〇 責任は私たちにも
加害者集団の犯罪であること、これは間違いない。
「同時に日本の人たちも『だまされていたんだ』では済まない、
やはりそれぞれが、それぞれなりの重い責任があると自覚しなければ
ならないと思います」と。
原発に反対するごく少数の人たち(たんぽぽ舎を始めとして)を
除いて、多くの人達(私も)が、原発建設を容認し、その恩恵を受けて
「豊かな生活」を享受してきた。
そして、その結果、取り返しのつかない事故が起きた。
責任ある者としての私たちは、これから何をすべきか?
武藤類子さんの背後にいる何万人もの被害者の涙と苦悩を我がことと
して共に考えたい。
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┗■4.9/19東京地裁判決
| 東電旧経営者3名「無罪判決」に抗議
└──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
9月19日(木)、東京電力福島第一原発事故で、業務上過失致死傷罪で
強制起訴された東電経営陣3名に「無罪判決」が下ったことに対して、
私たちは翌日の9月20日(金)、即刻抗議行動を起こした。
参加者は、たんぽぽ舎有志、なの花会、通産省前テントひろば有志、
その他地方から駆けつけてくれた人たち含め10数名が午後1時から東京
地裁前で抗議した。
誰もが怒りの声を振り絞って、 永渕健一裁判長を非難した。判決文は
言葉の羅列。
関西から上京し、19日の裁判を傍聴したというTさんは思わず裁判長
の声に我が耳を疑ったという。こんな無責任な判決を聞くために、
わざわざ来たのではないと憤怒していた。
また、Aさんは国が2002年に福島沖でМ8.2前後の津浪が発生する
可能性を予測した「長期評価」を東電が無視し、対策を先送りした責任
について、裁判官がやむを得ないとしたことに呆れたと。
もしその時点で、電源を高地に移動していれば少なくとも過酷事故を
防げたかもしれない。こんなことは小学生でもわかる。
こういう判断をしなかった武黒元副社長は万死に値すると。あなたの
判断ミスによって43人もの人が亡くなったのだと鋭く述べた。
また、千葉から来たNさんは台風の影響で4日間電気や水もなく不自
由な生活をして分かったことだが、東電、裁判所、通産省を始めとする
官僚、安倍政権の体質は国民の命より彼らだけの論理、忖度、捏造、
虚言で全て自分たちの利害得失だけを優先させているのだと。
さらに、Yさんは、勝俣、武黒、武藤ら3人の求刑禁固5年すら軽す
ぎる、数年の実刑位でなければ、亡くなった福島の家族は浮かばれない
のではないかと。
永渕裁判長のような裁判官が出世し、多額の退職金をもらうことも許
せないと。
今後も醜悪な判決を下した裁判官、裁判所への抗議行動を継続して
いかねばならない。
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┗■5.ブックレット
| 「『高レベル放射性廃棄物』はふやさない、埋めない−
| 『科学的特性マップ』の問題点−」のご案内
└──── 関根一昭 (「科学的特性マップ」を考える会)
地学団体研究会の会員が主になって構成している「科学的特性
マップ」を考える会より、「『高レベル放射性廃棄物』はふやさない、
埋めない−『科学的特性マップ』の問題点−」を7月末に発行いたし
ました。
「科学的特性マップ」と地層処分問題について、批判的な視点を
ベースにわかりやすく手軽な冊子の作成をめざして昨年から準備を
重ねてきましたが、やっと完成の運びになりました。
A5判、48頁、オールカラーで、できるだけ廉価で提供して市民・
学生などのみなさんに幅広く普及したいと考え、1冊100円の
価格(税込)としました。
内容は3部構成で、
A:「核のゴミ」の発生と地層処分、
B:「科学的特性マップ」の問題点、
C:「核のゴミ」の処分をどうするか、です。
小冊子ながら図版も多く、コラム等も充実しており、学習会のテキス
トとしても適切と思います。
初版3000部は3週間でなくなり、さらに3000部が増刷され、すでに
1000部以上が普及されています。
できれば10冊以上まとめてご購入いただき、周りの方々にお薦めいた
だけるとありがたく思います。
お申し込みは以下のように電話・FAX・メールにてお願いいたします。
なお頒価1冊100円。送料は9冊まで100円、10冊以上は送料無料です。
書籍に請求書と郵便振替用紙を同封しますので、
到着後、ご送金ください。
申し込み先:地学団体研究会
電話:03-3983-3378 FAX:03-3983-7525
メールアドレス:chidanken@tokyo.email.ne.jp
必要記入事項:ご氏名・送付先住所・電話番号・冊数
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┗■6.<虚像の「15.7m(津波の高さ)」>
| 東電強制起訴・無罪判決(上)
| 白紙化の夏/経営懸念 津波対策先送り…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.<虚像の「15.7m(津波の高さ)」>東電強制起訴・無罪判決(上)
白紙化の夏/経営懸念 津波対策先送り
9/21(土)17:30配信「河北新報」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190921-00000019-khks-soci
2.<虚像の「15.7m」(津波の高さ)>東電強制起訴・無罪判決(下)
想定外の春/軽視の試算値 実像に
9/22(日)13:00配信「河北新報」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190922-00000019-khks-soci
3.[東電旧経営陣に無罪]誰も責任問われぬとは
9/21(土)13:50配信「沖縄タイムス社説」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190921-00473853-okinawat-oki
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┗■7.メルマガ読者からのイベント案内
| (お問い合わせは主催者へ)
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デモ+ミニライブのお知らせ
日時:10月6日(日)13時30分〜17時
会場:西東京市役所田無庁舎玄関前
集会:13時30分〜14時 デモ 14時〜15時30分
・ゲンパツイラナイト15時30分〜17時 西東京いこいの森公園
交流&ミニライブ 出演:ロバートde ピーコ
お問合せ:メール nonuke-ntyo@nifty.com
詳しい情報は当会ブログをご覧ください。
http://nonuke-ntyo.cocolog-nifty.com/
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震と原発事
故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
します。
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