たんぽぽ舎です。【TMM:No3748】
6つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.東京電力元幹部に有罪判決を 9月19日
3・11福島第一原発過酷事故を起こしながら
誰も責任をとらないようでは、法治国家といえない
柳田 真(たんぽぽ舎)
会社の収支が悪化していた。対策工事は原発の停止や
数百億円の支出につながる…」東電元幹部供述…ほか
メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
黒木和也 (宮崎県在住)
★3.東電強制起訴あす判決−柏崎停止の影響、言及は
「津波の想定を公表すれば対策が終わるまで
原子炉の停止を求められる恐れがあった」…
メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
金子 通 (たんぽぽ舎会員)
山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
★5.メルマガ読者からのイベント案内
(お問い合わせは主催者へ)
◆9.28(土)第52回被ばく学習会
お知らせ文改訂案撤回に向けて−」
★6.新聞より1つ
◆除染目標の緩和 懸念 ICRP 新 勧告案
復旧期の目標 年1ミリシーベルト「程度」
国外でまとめ、被災者置き去り 政府思惑反映か
規制委職員ら関与
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※ ★ 9/22(日)たんぽぽ舎『30周年記念の集い』のご案内 ★
第1部
・記念講演『原発にしがみつく日本 なぜ? どうする?』
・リレートーク…多彩な7名のゲスト (敬称略、順不同)
鴨下全生(まつき) (福島からの避難者)、
熊本一規 (明治学院大学名誉教授)、
菅井益郎 (国学院大学名誉教授)、
武藤類子 (福島原発告訴団長)、
安田節子 (ビジョン21)、
山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)
日 時:2019年9月22日(日)13時15分開場 13時30分より16時45分
会 場:「ベルサール神保町」たんぽぽ舎から徒歩5分
第1部:記念講演とリレートーク
第1部の参加費:当日1200円、前売り1000円
第2部:懇親会(定員・予約制、懇親会費別途)17時30分より
「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
お問い合わせ:たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035
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┗■1.東京電力元幹部に有罪判決を 9月19日
| 3・11福島第一原発過酷事故を起こしながら
| 誰も責任をとらないようでは、法治国家といえない
└──── 柳田 真(たんぽぽ舎)
◎8年前の2011.3.11東電福島第一原発事故(4基)は、世界を
しんかんさせた。「原子力緊急事態宣言」が出されたまま、
今日に至っている。
日本の検察が起訴しない(不当だ)中で、全国の市民が東電に怒り、
検察審査会を動かし、東電元幹部3人を強制起訴させた。
明日の東京地裁判決(永渕健一裁判長)は、「東京地裁の見識」が
世界から、日本から問われる中で出される。
公判で東電幹部の発言は無責任そのものだ。
以下、「毎日新聞」9月18日より引用
…公判では、政府の地震予測「長期評価」に基づく津波の試算を巡る
議論が続いた。指定弁護士は、最大15.7メートルの津波が原発に押し
寄せる可能性があるとの試算結果が出たことを、津波が予見できたと
する理由に挙げた。
武藤元副社長は08年6月、担当者から試算の報告を受けた。
だが、翌月、外部の専門家に長期評価を研究してもらうよう指示。
指定弁護士はこれを「先送り」だと批判した。
証人出廷した東電の担当者は「長期評価を否定することは、かなり
難しいと思っていた」と明かした。武藤元副社長の指示には「予想し
ない結論が示されたというのが正直な気持ち。力が抜けた」と述べた。
… 引用終了
「記憶がない」(武黒元副社長)、「自分には権限がなかった」(武藤
元副社長)等の無責任な発言を断罪し、東電元幹部に、有罪判決を
出すべきだ。
◎武藤類子さんは、裁判の経過を知ってもらうキャラバンで次のように
訴えている。この声を生かそう。
以下、週刊「新社会」9月17日より引用
…東日本大震災とともに福島(第一)原発の大事故が起きた。事故に
よって30万の人たちが家を追われた。仕事を無くし、地域を無くし、
健康や命も奪われた。
このような大きな事故があったにもかかわらず、誰も責任を問われ
ない、そんな状況が続いていた。そんな中で原発再稼働が叫ばれるよう
になった。なぜそんなことが起きるのか。原発事故の責任がきちっと
問われていないからだ。そう思って私たちは告訴した。(中略)
福島の事故はまだまだ解決されていない。多くの人たちが避難生活を
送っている。そして、汚染水の問題、子どもたちの甲状腺がんの問題、
放射線に関する子どもたちへの教育が本当にひどい方向にいっている
といった問題、たくさんある。
そういうことがある中で、有罪判決が下るということは大きな意味を
持つ。(後略) … 引用終了
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| 会社の収支が悪化していた。対策工事は原発の停止や
| 数百億円の支出につながる…」東電元幹部供述…ほか
| メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)
└──── 黒木和也 (宮崎県在住)
1.【9・19判決 東電旧経営陣強制起訴裁判】
証言から見えてきた津波対策
会社の収支が悪化していた。対策工事は原発の停止や
数百億円の支出につながる…」東電元幹部供述
9/17(火)21:00配信「福島テレビ」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000005-ftv-l07
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┗■3.東電強制起訴あす判決−柏崎停止の影響、言及は
| 「津波の想定を公表すれば対策が終わるまで
| 原子炉の停止を求められる恐れがあった」…
| メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)
└──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)
◆東電強制起訴あす判決−柏崎停止の影響、言及は
2011年3月の福島第一原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制
起訴された東京電力の旧経営陣3被告の判決が19日、東京地裁で言い
渡される。
2007年の中越沖地震発生時、被告の勝俣氏は社長、武黒氏は副社長
原子力・立地本部長、武藤氏は同本部の副本部長を務めていた。
中越沖地震で柏崎刈羽原発は全号機が停止。3人は現地を訪れて職員
に訓示したり、同原発に駐在してトラブル対応に当たったりしていた。
福島での対応と柏崎刈羽原発との関連について、判決でどの程度言及
されるかにも注目が集まる。
これまでの公判の中では、柏崎刈羽原発の停止が福島第一原発の津波
対策の検討に影響を与えたと示唆するような証拠も出た。(中略)
東電の地震対策センター所長を務めた山下和彦氏は検察に対し、津波
の想定を公表すれば対策が終わるまで原子炉の停止を求められる恐れが
あったと説明。福島第一原発が停止すれば、柏崎刈羽原発の停止で悪化
していた収支がさらに悪くなる可能性があったとも供述していた。
旧経営陣が経営を優先させ、津波対策を先送りしたとも受け取れる
ような山下氏の供述は、被告3人の主張と大きく食い違う。
事故を起こした電力会社の経営陣への刑事責任について、司法は
どのような判断を下すのか。
(9月18日「新潟日報」2面より抜粋。紙面のみでネット上に
掲載なし)
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└──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)
◎ 台風15号による被害は経産省によれば、9月11日時点で停電による
支障戸数934,900戸という未曾有の被害。1週間経った現在どれだけの
戸数が支障しているのか、経産省は明らかにしていない。
しかし、未だに千葉県だけで約70000戸が停電しており、折からの大雨
で、被災者の疲労はピークに達している。全面復旧にはまだ10日以上
かかるという。多くの人たちが困難な目にあっている。
特に病人、障害者、子供たちなどが、命にかかわる危機に直面して
いる。
支援に携わっているのは、テレビなどで見る限り、ボランティアと
自治体だけのようにみえる。自衛隊も含めた政府の援助は一体何を
しているのだろうか、という疑問が湧いてくる。
今回の大規模停電の「元凶」は電柱の倒壊によるものだが、これまで
何度も無電柱化の計画があったが、その都度利権構造を壊したくない
電力会社は計画を葬ってきた。ある意味人災と言われても仕方がない。
また、台風被害が丁度組閣の日と重なった。浮かれた大臣たちが災害
を思いやる発言をした人が一人もいなかったのには呆れると同時に腹立
たしい限りであった。
◎ 思えば小渕内閣(第2次改造内閣)は前日に発生した東海村の臨界
事故への対応のため、組閣を5日間延期した。あの時の良識と比べると
安倍政権の貧弱ぶりがよく分かる。
れいわ新選組の船後さんが災害時の障害者がどれほど大変なものか
発言していたが、国会議員の言葉として注目を集めた。
◎ 前おきが長くなったが、日本の政治を真に国民の手に取り戻すため
に、船後さんの発言にみられるように、れいわ新選組の役割がますます
強まってきた。
次期衆議院選挙によって、安倍政権に代わる民主主義的政権を実現
させるために、私たちは何をしたら良いか。
それは、野党共闘を可能とする市民組織の大同団結と政党間の調整
会議を提唱し、政党同士の政策協定締結に至るまで尽力することで
あろう。
忖度、捏造、虚言の政治を終わりにさせる。
国民がワクワクするような政権づくり、マスコミの取材が殺到する
ような。
瀬戸内寂聴など著名人も含めて。
そしてシャドウ内閣公表、女性初の首相、前川喜平文部大臣など。
今、れいわ新選組代表山本太郎は全国遊説を実施している。衆議院
選挙区ごとにポスター貼りを行っているので、大勢の協力者を
募っている。
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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内
| (お問い合わせは主催者へ)
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◆9.28(土)第52回被ばく学習会
お知らせ文改訂案撤回に向けて−」
日 時:9月28日(土)13時開場 13時15分〜17時15分
場 所:文京区アカデミー茗台・学習室B(7階)
文京区春日2‐9‐5
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅8分
都営バス都02系統「小石川四丁目」より徒歩3分
内 容:「甲状腺検査の8年:検査不要論へ」
田島直樹(放射線被ばくを学習する会・講師)
・当事者の立場から 鴨下祐也さん(ひなん生活をまもる会)
・メッセージと電話:担当 田島直樹
千葉親子さん(福島・あじさいの会)
武本 泰さん(福島・311甲状腺がん家族の会)
・「NO! 甲状腺検査のデメリット論」
申込先:anti-hibaku@ab.auone-net.jp
電話:090-3577-4844(温品;ぬくしな)
資料代:1000円
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┗■6.新聞より1つ
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◆除染目標の緩和 懸念 ICRP 新 勧告案
復旧期の目標 年1ミリシーベルト「程度」
国外でまとめ、被災者置き去り 政府思惑反映か 規制委職員ら関与
東京電力福島第一原発事故後、政府は除染によって住民の被ばく線量
を年間1ミリシーベルトまで下げることを長期的な目標としてきた。
ところが今、「年間1ミリシーベルト」の緩和につながる動きが出て
いる。政府が頼りにしてきた国際放射線防護委員会(ICRP)が新た
な勧告をまとめようとしているのだ。国外で進む議論は様子が分からな
い上、政府の振る舞い方も不自然なため、批判と困惑が渦巻いている。
「従来のICRP勧告には長期的に被ぱくを低減する目標値として
『年間1ミリシーベルト』とあった。
それが新勧告案では唐突に『年間1ミリシーベルトのオーダー』と
なった。
オーダーは理系の世界で桁のこと。1ミリシーベルトの桁、つまり
『9ミリシーベルトでもいい」と変えるということか」。
脱原発を目指す「原子力市民委員会」の専門部会員で慶応大の浜岡豊
教授(応用統計学)は問題視する。 (後略)
(9月17日東京新聞朝刊20-21面「こちら特報部」より抜粋)
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