たんぽぽ舎です。【TMM:No3738】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3738】

2019年9月5日(木)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.たんぽぽ舎30周年の集い(9月22日).反応があちこちから

   『30年 反原発の歩みと展望』誌も完成へ近づく

   反原発運動で悩みながら前進してきた30年

                   柳田 真(たんぽぽ舎)

★2.行政不服審査法の審査請求にまともに応じない原子力規制委員会

   有識者は「由々しき者」、3条委員会のとんだ惨状

  原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その207

           木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★3.原発賠償金の上乗せ「違法だ」新電力(グリーン・市民電力)が

  国を提訴へ…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★4.柏崎市廃炉」の言質得たと判断 東電廃炉計画を大筋了承へ…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆9/7(土)学習会「東海第二原発の再稼働は止められる」

   講師:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

   会場:千葉市民活動支援センター

★6.新聞より2つ

  ◆国内初、苦悩の末決断 住民避難「要請」拒む事例も

   JCO臨界事故20年 「肉声」 (4)

            (9月1日茨城新聞朝刊25面より抜粋)

  ◆爆発の謎 見解交錯 ロシア軍施設事故

   ミサイルの原子炉破損 指摘も

            (9月5日東京新聞朝刊6面より抜粋)

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※9/10(火)学習会にご参加を!

  「白熱教室:これが日米FTA交渉の実態だ」

 講 師:鈴木宣弘さん (東大農学部教授)

 日 時:9月10日(水)18:00〜21:00

〔講師のお話は19時より〕  新ちょぼゼミ33回

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※9/14(土)シンポジウムへご参加を!

 「原発テロ」対策とは、本当は、どういう問題なのか?

  山崎久隆さん「特定重大事故等対処施設問題とは何か」

  宮崎俊郎さん「原子力非常事態宣言下のオリンピックに

         反対しよう!」

 日 時:9月14日(土)18:15より

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:福島原発事故緊急会議(090-1705-1297)

 参加費:500円

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※9/15(日)学習会にご参加を!

 「東京オリンピックでの被曝の危険性を警告し開催に反対する」

 講 師:渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被ばく問題研究会会員)

 日 時:9月15日(日)13:30〜16:00(開場は13時)

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円)

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┗■1.たんぽぽ舎30周年の集い(9月22日).反応があちこちから

 |  『30年 反原発の歩みと展望』誌も完成へ近づく

 |  反原発運動で悩みながら前進してきた30年

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎たんぽぽ舎が、今年9月22日(日)「30周年記念の集い」を東京千代田

区で開きます。

 今、その「集い」の準備と『たんぽぽ舎30年 反原発の歩みと展望』

誌(約200頁)の編集の2つに、スタッフ一同テンテコ舞い−全力投入中です。

東京新聞が、8月28日、2人で取材にみえて、私と鈴木千津子共同代

表で対応しました。

8月29日(木)朝刊「こちら特報部」の右側に掲載され、何人もの方から

東京新聞の記事を読んだ」と連絡がありました。

一部だけ紹介します

 ☆こんにちは、たんぽぽ舎の活動をレポートしたすばらしい記事が

 8月29日に東京新聞に掲載されましたね。どなたもあげておいでで

 なかったのでスキャンしました。 (小張佐恵子・茨城県)

 ☆鈴木さん、柳田さん、東京新聞でお顔を拝見。いい記事でしたね。

                     (小若順一・埼玉県)

 ☆ご無沙汰しております。みなさんお元気ですか?久しぶりに、

 柳田さん、鈴木さんにお会いした様な、気分になりました。お元気な

 お願、大変嬉しく、私も私の場所で、頑張らねば!と思いました。

 これから少しずつ涼しくなるかと思いますが、みなさんお体に大切

 に。(西崎やよい・神奈川県)

◎『たんぽぽ舎30年 反原発の歩みと展望』誌の主な内容−9月22日発行

1.活動経過 1988年から2019年…1年ごとに「主な情勢」、「たん

ぽぽ舎の活動」、「日本と世界の動き」の3つの原稿

2.たんぽぽ舎の刊行物(月刊ニュース・トピックスや、週刊金曜ビラ、

メールマガジン、パンフレット101点、DVD20枚など)と各研究会の紹介

3.今後の展望

◇座談会《1》「3・11」以降、たんぽぽ舎に関わったボラン

ティアの人たち(5人)

◇座談会《2》反原発、市民と共に30年(4人)

◇「たんぽぽ舎30周年によせて」全国からのメッセージ(10数人)

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┗■2.行政不服審査法の審査請求にまともに応じない原子力規制委員会

 |  有識者は「由々しき者」、3条委員会のとんだ惨状

 | 原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その207

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 原子力規制委員会の東海第二原発の審査に対して審査請求を出した

3団体が総務省原子力規制委員会を呼んで開催した院内ヒアリング集

会で、原子力規制委員会の審査請求対応があまりにひどいことを訴え、

総務省に「改正」行政不服審査法原子力規制委員会がまともに取り組

むように訴えた。

 が、原子力規制委員会が東海第二の審査に自信が無く審査請求から

逃げようとしていることとともに、総務省が3条委員会である原子力

制委員会の行政不服審査法への対応にあまりに寛容であることが明らか

になった。

1 東海第二の審査請求の実態

 3団体の審査請求の状況から次のことが明らかになった。

○迅速性無し…9カ月後にも拘らず審査に着手していない

○「押印」要求による使いにくさ…

 原子力規制庁が旧法では不要であった連名者の押印を要求。市民への

 いやがらせ

○公正性無し…

 「審理員」も審査担当も未定、内規を明らかにせず、意見陳述でき

 ず、審査請求受理後の公開(HPアップ)も半年遅れで連絡無し

○中身のない弁明書…

 原子力規制庁からの弁明書は「審査書に記載の通り」と弁明になって

 いない

2 総務省行政管理局は見ざる聞かざる言わざる

 以上の実態を逐次明らかにしたにもかかわらず、総務省は何も

言わない。

原子力規制庁の対応を容認

 「総務省としては、各審査庁において法律の主旨に従い適切に処理を

 進めて頂くものと考えております。」と原子力規制委員会のひどい

 対応に見ざる聞かざる言わざる。

○改正行政不服審査法の改善点である「審理員」制度も「行政不服審査

会等への諮問手続き」も3条委員会には不適応。

 3条委員会である原子力規制委員会は「有識者からなる合議制で、

慎重かつ公正な判断がされる」ものと制度上担保される為だそうだ。

辺野古基地建設に係る沖縄県処分への防衛省の審査請求についても

ノーコメント

 9カ月放置の私たちの審査請求と沖縄県処分に対する審査請求との

違いを指摘した質問に対しては、個別事案には答えられないと逃げた。

 勿論、このような総務省原子力規制委員会原子力規制庁)の対応

に引き続き厳しく追及していく。東海第二の合格は、規制委の基準と

審査のいい如何さを如実に表しているのだから。

 それにしても原子力規制委員会が「有識者からなる合議制で、慎重

かつ公正な判断がされる」(総務省)を誰が信じようか?

 発足時に「原子力ムラ出ていけ」と厳しく追及され国会同意もなか

なか得られなかった初代原子力規制委員には、島崎邦彦委員(委員長

代理)と大島賢三委員(国会事故調)がおり、日本アイソトープ協会

からであるが女性委員も一人いた。ところが今は男ばかり、石渡明委

員(地質学者)以外の4人全員が原子力ムラの人である。

 有識者(ゆうしきしゃ)というよりも「由々しき者」(ゆゆしき

しゃ)だ。

 「由々しき者」が牛耳る「3条」委員会、原子力規制委員会のとん

だ「惨状」だ。

【註:三条委員会】

 国家行政組織法第3条や内閣府設置法第64条の規定に基づいて、府省

の外局として置かれる、独立性の高い行政委員会。府省の大臣などから

指揮監督を受けず、独自に権限を行使できる。

 公正取引委員会国家公安委員会・特定個人情報保護委員会(内閣

府)、公害等調整委員会総務省)、公安審査委員会法務省)、中央

労働委員会厚生労働省)、運輸安全委員会国土交通省)、原子力

規制委員会(環境省)がある。(コトバンクより)

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┗■3.原発賠償金の上乗せ「違法だ」新電力(グリーン・市民電力)が

 | 国を提訴へ…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原発賠償金の上乗せ「違法だ」 新電力(グリーン・市民電力)が

  国を提訴へ

  9/4(水)7:45配信「朝日新聞デジタル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00000007-asahi-bus_all

2.「とても健康がしんぱいだ」除染作業のベトナム人技能実習生が

  受け入れ先企業提訴

  9/4(水)18:34配信「弁護士ドットコム」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00010089-bengocom-soci

3.広瀬 隆「原発ゼロを実現するクリーンな石炭火力発電」

  2014年度原発の電力はゼロ%で自然エネルギーもゼロに等しい3.2%

  ガスと石炭と少々の水力発電

  日本全土の電力をほとんどまかなったのだ

  9/4(水)16:00配信「AERA dot.」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190904-00000001-sasahi-int

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┗■4.柏崎市廃炉」の言質得たと判断 東電廃炉計画を大筋了承へ…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎市、「廃炉」の言質得たと判断 東電廃炉計画を大筋了承へ

  反対派は「再稼働後に廃炉を検討するのは後出しだ」などと主張

               (9月5日「新潟日報」より)

詳しくはこちらを

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190905492975.html

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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆9/7(土)学習会のお知らせ

  「東海第二原発の再稼働は止められる」

 講 師:山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:9月7日(土)15:30より

 会 場:千葉市民活動支援センター(ちばさぽ)談話室

 主 催:忘れまい3・11!反戦・反原発の会/千葉

      TEL 080-4054-3300

 8年前の3・11で被災し、放射能もれ事故寸前だった東海第二

原発。本当なら廃炉になるはずの40年超の老朽原発。30キロ圏内に100

万人が暮らす首都圏原発。おまけに再稼働のための安全対策費3000億円

を自己資金で調達できず、東電などの支援に頼るしかない。どう考えて

も再稼働はおかしい。

 山崎さんの講演をとおして、確信をもって再稼働を止めようでは

ありませんか。

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┗■6.新聞より2つ

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 ◆国内初、苦悩の末決断 住民避難「要請」拒む事例も

  JCO臨界事故20年 「肉声」 (4)

 1999年9月30日正午ごろ、当時東海村長だった村上達也さん(76)は、

出張先の栃木県内の飲食店で昼食を取っていた。助役からの一報

だった。「ジェー・シー・オーで臨界事故らしい。村に対策本部を

立てますか?」(中略)

 JCO関係者は避難し、高線量が継続−。これを理由に同3時、村は

350m圏内の約40世帯約120人に避難を呼び掛けた。(中略)

 同10時半、県が10キロ圏内の約31万人に屋内退避を要請した。(中略)

 村上さんは原子力界の体質を指摘する。「科学研究は批判があって

進歩するのに、原子力科学は批判が許されない。そこに危険性がある」

            (9月1日茨城新聞朝刊25面より抜粋)

 ◆爆発の謎 見解交錯 ロシア軍施設事故

  ミサイルの原子炉破損 指摘も

 ロシア北部の海軍実験場で8月に起きた爆発事故には多くの謎が

残る。長い航続距離を持つ原子力推進式巡航ミサイルの事故との見方

が出たが、ロシア側は「有望な兵器システム開発中の事故」として

詳細を明らかにしていない。周辺で検出された放射性物質の特徴など

から、ミサイルの動力源となる原子炉の隔壁が何らかのトラブルで破損

した可能性を指摘する専門家もいる。(中略)

静岡県立大の西恭之特任助教(国際安全保障)は「ロシアは技術の詳細

を隠している」と批判。「原子力巡航ミサイルは通過する地域や海域を

放射能で汚染する恐れがある。核弾頭が搭載されれば核戦争のリスクが

さらに高まる」と懸念する。(9月5日東京新聞朝刊6面より抜粋)

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

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2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

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 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

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 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

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 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

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