たんぽぽ舎です。【TMM:No3706】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3706】

2019年7月24日(水)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.たんぽぽ舎 これからの30年

   社会的・政治的に再稼働を阻止し自然再生エネルギーに

   転換することは可能

   たんぽぽ舎がその活動をけん引することが

   今後も求められている

          伊藤久雄(たんぽぽ舎アドバイザー、

               認定NPO法人まちぽっと理事)

★2.「特定重大事故等対処施設」のない

  各地の原発の即時停止を求めましょう

  「特重」とは原発に重大事故が起きた際原子炉の

  冷却を続けるための設備

  8月に第1波行動を開始し東京では規制委員会と

  九州電力東京支社に対して要請(21日水曜日12時より)

                 再稼働阻止全国ネットワーク

★3.山本太郎氏らに向けられた「放射脳」という“風評被害

  国政の場で年間被曝量の観点から健康上の問題が

  ないかを問い続けてきたことの意義は大きい…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.参議院選挙の評価(反原発運動の観点から)

   自民党の絶対得票率の低下 比例票が約200万票少ない

   公明党も比例票100万票減少

  台風の目 山本太郎の「令和新選組」ものすごい人気

   原発立地県の状況   山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

★5.新聞より2つ

  ◆東海第二 再稼働反対60.8% 世論調査 県民、依然慎重

      (7月24日05:00配信「茨城新聞クロスアイ」より抜粋

  ◆山本太郎「れいわ」躍進で進む 野党結集 衆院選に100人擁立

   野党3党がラブコール 立憲枝野も180度方針転換

         (7月24日発行「日刊ゲンダイ」3面より抜粋)

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※明日です! 7/25(木)講演会にご参加を!

 「チェルノブイリと手を結んで」 汚染地の子どもや孫を救おう!

 講 師:浅野健一さん(ジャーナリスト)

     小若順一さん(食品と暮らしの安全基金代表)

 日 時:7月25日(木)18時より20時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 主 催:国際チェルノブイリ福島連盟日本支部

 参加費:1000円(懇親会費含む)

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※7/27(土)「淵上太郎さん、正清太一さんを偲ぶ集い」にご参加を

 日 時:7月27日(土)第一部 14時〜17時、

           第二部 17時30分〜20時まで

 会 場:YMCAアジア青少年センター(JR水道橋駅徒歩5分)

 連絡先:電話:070-6473-1947 メール tentohiroba@gmail.com

 会 費:4000円(第一部のみは1000円。第二部のみ3000円)

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※7/29(月)学習会にご参加を!

 「東日本大震災からの復興と人間の幸福」

 講 師:五十嵐敬喜さん(法政大学名誉教授)

 日 時:7月29日(月)18:00より21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

     ・講師のお話は19時より  新ちょぼゼミ第31回

 参加費:800円

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┗■1.たんぽぽ舎 これからの30年

 |  社会的・政治的に再稼働を阻止し自然再生エネルギーに

 |  転換することは可能

 |  たんぽぽ舎がその活動をけん引することが

 |  今後も求められている

 └──── 伊藤久雄(たんぽぽ舎アドバイザー、

          認定NPO法人まちぽっと理事)

 たんぽぽ舎の活動は3・11以降激変することになった。当然といえ

ば当然だが、この8年間はたんぽぽ舎が反原発、再稼働阻止の活動の

中心的な存在だったことは確かだ。

 それは、結成以来の活動の蓄積があったからだが、柳田真さんと鈴木

千津子さんの情熱と献身的な支えがあったからこそである。あらためて

感謝したいと思う。

 さて、これからの30年をどう展望するか。あるいはたんぽぽ舎結成

以来のメンバーとして何ができるかを考えると、内心忸怩たる思いだ。

 なにしろ、柳田さんも鈴木さんも私も、そしてなぜか小中学校の同級

生として同様に30年来たんぽぽ舎の活動に関わっている菅井益郎君も、

ともに70歳を超えてしまった。

 残念ながらこれから30年、たんぽぽ舎に関わることはできない。

 若い人たちのさらなる登場を切望する。

 もう1つの思いは、福島第一原発4基の廃炉の困難さと、放射能汚染

の深刻さを考えるときである。

 これから30年ではとても収束できないばかりか、事態が一層苛酷に

なることも想像できるからだ。そして私は、30年後に立ち会うことは

不可能だ。

 しかし、社会的・政治的に再稼働を阻止し、自然再生エネルギーに

転換することは可能である。

 たんぽぽ舎がその活動をけん引し続けることが今も、これからも

求められている。

※《事故情報編集部》より

 伊藤久雄氏の文章は、「たんぽぽ舎30周年によせて」のメッセージ

 として6番目となります。

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┗■2.「特定重大事故等対処施設」のない

 | 各地の原発の即時停止を求めましょう

 | 「特重」とは原発に重大事故が起きた際原子炉の

 | 冷却を続けるための設備

 | 8月に第1波行動を開始し東京では規制委員会と

 | 九州電力東京支社に対して要請(21日水曜日12時より)

 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク

 東電福島第一原発事故から8年を超えました。原発事故は収束でき

ず、廃炉への道は100年以上と遠く、未だに10万人以上が避難し、被ばく

原因と思われる小児甲状腺がんをはじめ白血病や心臓病などの疾病が

増え、避難生活による体調悪化、震災関連死も増え続けています。

 2012年9月に発足した原子力規制委員会は、福島第一原発事故の検証

もせずに、既存の原発を稼働させる為に、「緩やかに過ぎ、合理性を

欠く」新規制基準を策定し、甘い審査により、川内・高浜・伊方・

大飯・玄海原発再稼働を容認してきました。地震・火山などの自然

災害などがいつ起こってもおかしくない日本列島で、現在9基の原発

稼働しており、非常に危険な状況にあります。

 原子力規制委員会は6月12日の定例会合で、原発の「特定重大事故等

対処施設」(特重施設)が設置期限までに完成しない場合、期限の約1週

間前までに原発の運転停止命令を電力会社に出すこととしました。

 「特定重大事故等対処施設」は、福島第一原発事故を教訓に、原発

重大事故が起きた際、原子炉の冷却を続けるための設備で、新規制基準

施行時に、5年後2018年に設置を新たに義務付けられたものです。

 その後、特重施設の工事が進まない事業者の意向もあり原発の工事

計画を認可した日から5年以内の完成へと期限を延長してきました。

 しかし、2020年のオリンピックに向けてテロ対策を強化しなければ

ならない政府の意向もあり来年3月から次々と期限が切れる原発に、

これ以上の延長は認めないとしています。

 巨大な地震津波、火山の爆発などはいつ起こるか予想ができず、

原発の事故は待ってはくれません。福島第一原発事故を繰り返さない

ためには、規制委員会が特重施設の設置期限を5年間延長したこと

自体が誤りでした。

 規制委員会は、特重施設のない原発の即時停止を命ずるべきです。

 また、電力事業者は、特重施設が完成するまでは稼働中の原発

停止するのが、安全をはかる責任の取り方です。

 以上の要請を、原発稼働中の電力事業者と規制委員会に対し、

全国各地で一斉に行うことを、5月18日−19日の全国相談会で決定

しました。

 各地の規制委員会に対してこれまで行った全国一斉行動の経験を

活かし、8月に第1波行動を開始し、東京では規制委員会と九州電力

東京支社に対して要請を行います。

 さらに11月に第2波行動、2月には第3波行動を実施し、3月に

最初に停止される九州電力川内原発現地に全国から集い、稼働を止める

とともに、これを契機に老朽原発の再稼働を許さない闘いをさらに

強めましょう。

 全国各地での創意ある取り組みを呼びかけます。

※「特重施設」のない原発をすぐ止めろ!

 8月21日(水)第1波全国共同行動

 日時:8月21日(水)12時より13時 原子力規制委員会

            (地下鉄南北線六本木一丁目駅より徒歩4分)

          15時より16時 九州電力東京支社前

           (JR有楽町駅前)

 主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

     TEL 070-6650-5549

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┗■3.山本太郎氏らに向けられた「放射脳」という“風評被害

 | 国政の場で年間被曝量の観点から健康上の問題が

 | ないかを問い続けてきたことの意義は大きい…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.元東電・賠償担当者からみた山本太郎氏らに向けられた

  「放射脳」という“風評被害

  国政の場で年間被曝量の観点から健康上の問題が

  ないかを問い続けてきたことの意義は大きい

7/23(火)8:33配信「HARBOR BUSINESS Online」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190723-00197574-hbolz-soci&p=1

2.復興庁、現体制を維持=21年度以降、担当相も−政府検討

  7/23(火)12:13配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00000060-jij-pol

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┗■4.参議院選挙の評価(反原発運動の観点から)

 |  自民党の絶対得票率の低下 比例票が約200万票少ない

 |  公明党も比例票100万票減少

 | 台風の目 山本太郎の「令和新選組」ものすごい人気

 |  原発立地県の状況

 └──── 山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

 今回の選挙、なぜ投票率が低かったか、戦後2番目に低く、50%を

割り込んだ。

 結論からいえば、選挙前から結果が出ていた。

 「自公政権過半数を獲得、改憲に必要な3分の2に迫る勢い」。

公示と同時に官邸が流した情報をマスコミが一律に報道。

 国民が白けるのも無理はない。

 年金問題、消費税、森友、加計問題、何一つ争点にならず、「さあ

選挙」では当然のこと。

 では、選挙結果、何も変わらなかったのだろうか。具体的にみよう。

1.自民党の絶対得票率の低下。比例票が約200万票少ない。

  公明党も比例票100万票減少。

2.安倍政権の下で改憲反対47%、賛成40.8%(7月22日東京新聞

3.台風の目、山本太郎の「令和新選組」。ものすごい人気、7月19日

新橋駅前集会で山手線が一時ストップしたとか?金曜日には品川駅前を

数千人で埋め尽くした。SNSやTwitter若い人たちが集まる社会

現象が起こった。しかし、マスコミは取り上げない。

 この選挙で「令和新選組」は政党要件を満たす4.5%を獲得、重度

障害者を2人国会に送った。

 人口呼吸器を付けた全身まひの議員、脳性麻痺の介助必要な議員。

生活困難、当事者を国会への思いが実現。

 山本太郎は党首として活動、次期衆議院選挙には自ら立候補予定。

4.全国各地の選挙では野党統一候補が善戦。新潟の打越、自民の

現職を大差で破る。茨城では小沼、滋賀の嘉田、愛媛の永江、大分の

安達、沖縄の高良、長野の羽田、埼玉の伊藤たちは反原発で大いに

期待できる。

 残念ながら青森の小田切、福島の水野、神奈川の浅香、山梨の市来

が敗れたことは次期選挙のための反省材料としなければならない。

5.次期衆議院選挙では野党共闘の実現が必須、過去自民党政権

倒して細川内閣を実現した時と同じく、再来のチャンスと言える。

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┗■5.新聞より2つ

 └──── 

 ◆東海第二 再稼働反対60.8% 世論調査 県民、依然慎重

 参院選に併せて、茨城新聞社が県内有権者を対象に実施した世論

調査によると、日本原子力発電(原電)東海第二原発の再稼働に「反対」

と答えた人は回答者の60.8%に上り、「賛成」の22.7%を大きく

上回った。

 東日本大震災後に実施した過去の調査でも「反対」が5割を上回って

推移しており、県民の多くが東海第二の再稼働に依然として慎重で、

再稼働に関する理解は広がっていない現状が浮かび上がった。(後略)

      (7月24日05:00配信「茨城新聞クロスアイ」より抜粋

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00000005-ibaraki-l08

 ◆山本太郎「れいわ」躍進で進む 野党結集 衆院選に100人擁立

  野党3党がラブコール 立憲枝野も180度方針転換

 安倍自民党は、野党共闘が進まないように、“改憲論議”を利用して

立憲民主と国民民主を“分断”するつもりだ。

 しかし、山本太郎代表が率いる「れいわ新選組」が参院選で躍進した

ことで、野党結集が一気に進む可能性が高まっている。自民党も「野党

の大同団結が進みかねない」と警戒している。(中略)

 「山本太郎代表の特徴は、他の野党議員と違って、野党仲間に対する

怨念がないことです。(中略) この参院選も、立憲の候補も、共産の

候補も、国民系の候補も、分け隔てなく、選挙応援に入っている。山本

太郎代表のもうひとつの特徴は、(中略) 庶民生活から政策を語って

いることです。(後略)」(政治評論家・本澤二郎氏)

 野党結集を潰すために、これから安倍自民党とNHKを筆頭とする

大手メディアの“山本潰し”がはじまりそうだ。

        (7月24日発行「日刊ゲンダイ」3面より抜粋)

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

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☆《事故情報編集部》より

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 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

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 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

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 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

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