たんぽぽ舎です。【TMM:No3665】地震と原発事故情報-5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3665】

2019年6月5日(水)地震原発事故情報-

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.老朽・被災の東海第二原発を動かすな!

   東電は日本原電へ「1900億円の資金協力」をするな!などを

   テーマに学習会を開催して下さい

   山崎久隆さんが無料にて講師に出向きます

   少人数も歓迎

★2.「特重施設」が未完成の原発は直ちにに停止させよ!

   特重の工事計画の申請さえまだの東海第二原発は再稼働できない

  規制委は最低限「法・規定を遵守せよ」と世論の圧力をかけよう

                      (その2、2回の連載)

                 渡辺寿子(原発いらない!ちば)

★3.国家間で「解決済み」ならば被害を受けた人たちの

   心は無視していいのか?

   本のお勧め「三たびの海峡」 帚木蓬生 (新潮文庫)

   渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

★4.キャンプシュワブゲート前の集中行動日…1000名を超える参加者

   6/1辺野古レポート

   千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★5.新聞より1つ

  ◆日立市 原子力懇談会を設置 4日、初会合

   東海第二原発再稼働巡り市長に意見

         (6月4日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

━━━━━━━ 

※6/12(水)学習会にご参加を!

 「韓国大法院による元徴用工判決」

 「国際法に照らしてあり得ない」???

 お 話:矢野秀喜さん(日韓つながり直しキャンペーン事務局長)

 日 時:6月12日(水)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※6/15(土)山崎ゼミにご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と東電株主総会

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月15日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.老朽・被災の東海第二原発を動かすな!

 |  東電は日本原電へ「1900億円の資金協力」をするな!などを

 |  テーマに学習会を開催して下さい

 |  山崎久隆さんが無料にて講師に出向きます

 |  少人数も歓迎

 └──── たんぽぽ舎

 首都圏の原発-老朽・被災の東海第二原発の再稼働を許さないために

多くの人の声を上げましょう。

 そのための一助として、山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)が、

「講師料無料」で、「東海第二原発を動かすな!」「東電は日本原電

へ『1900億円の資金協力』するな!」等のテーマで学習会の講師に

出向きます。

 各地で「学習会」を開いて、山崎久隆さんを講師に呼んで下さい。

 数人の「学習会」でも歓迎です。

 当面、本年12月まで「講師料無料」とさせていただきます。

          (交通費は実費のみお願い致します。)

 山崎久隆さんへの講師依頼は、次のようにお願い致します。

1.以下の各項目を、たんぽぽ舎へお知らせ下さい。

◎希望日時は、3つほど日程を予定して下さい。

 平日の場合は、夜の時間帯。土休日は午後の時間帯も可能です。

 ・第1希望  月  日(  )時間… 時から  時まで

 ・第2希望  月  日(  )時間… 時から  時まで

 ・第3希望  月  日(  )時間… 時から  時まで

◎テーマや詳細については山崎久隆さんと、直接、

携帯電話とメールでご相談下さい。

◎予定の会場名と住所・連絡先

◎主催者名と担当者のご氏名、連絡先住所、電話番号、メールアドレス

2.たんぽぽ舎への連絡は、メール「 nonukes@tanpoposya.net 」か、

  電話 03-3238-9035 (月曜から土曜の13時以降)にお願い致します。

┏┓ 

┗■2.「特重施設」が未完成の原発は直ちにに停止させよ!

 |  特重の工事計画の申請さえまだの東海第二原発は再稼働できない

 | 規制委は最低限「法・規定を遵守せよ」と世論の圧力をかけよう

 |         (その2、2回の連載)

 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば)

3.特重施設問題で日本原電を追い込む

 東海第二原発は工事計画申請においても、特重施設についてはまったく

検討されておらず、2018年10月8日に工事計画が認可されて半年経っても

なお特重施設の工事計画の申請さえできていません。他社の「見通しの

甘さ」以前の状態です。

 東海第二差し止め訴訟原告らは以前から「特重施設を含めれば3000

億円が必要でしょ」と主張していましたが、規制委は何らの回答も

せず、「1740億円が調達できればよし」として、再稼働を許可して

しまいました。

 日本原電に対して、「特重施設の設計・施行計画も準備できて

おらず、その資金調達の確実性もない以上、早々に再稼働を断念

せよ!」と迫りましょう。

 「どう見ても再稼働など無理ではないか?」という雰囲気作りに

向けて様々な手段を駆使して、世論を高めていき、6市村首長会議・

県へも働きかけて再稼働を断念するよう原電を包囲しましょう。

 「特重」は2001年9月11日に起きた「同時多発テロ」の後、アメリ

原子力規制委員会(NRC)が原発事業者に対して出した行政命令に

端を発しています。

 その後日本の規制委が「特重」の設置を新規制基準に取り入れ、義務

付けたのです。これはテロ攻撃の時などに放射性物質の拡散を最小限に

抑える役割を持ち、電気新聞が書いたような単なるバックアップ施設

ではありません。

 最悪の事態を少しでも軽減させるための一連の設備であり、これが

機能することで初めて「新規制基準に定める放射性物質の拡散量の

基準を満たすことになっている非常に重要な施設なのです。

 特重施設を「屋上屋を重ねる無駄なもの」とか「念のため」に

設けたもので、現在の安全対策で十分放射性物質の拡散防止ができると

主張する電力事業者や「専門家」がいるようですが、それは間違いです。

 特重施設がないまま稼働を続ける原発がいかに危険か、たんぽぽ舎の

副代表山崎久隆さんは指摘し、強く警告を発しています。

 原発を再稼働させたいなら、新規制基準に設置の義務が明記されて

いる特重施設を整備してからにせよと規制委は電力事業者に強く

迫るべきです。

 規制委は何のためにあるのか。

 まさか再稼働にお墨付きを与えるための機関ではないでしょう。

4.福島第一原発の事故対応4つの大問題

 たんぽぽ舎が毎日出しているメールマガジンに、最近副代表の山崎

久隆さんが書いた「福島第一原発事故の現在と加速される原発再稼働

の問題」と題する論文が載りました。

 前述の特重施設問題でもたんぽぽ舎のメルマガに載った山崎さんの

文章をかなり参考にさせていただきましたが、今回の福島第一原発

事故の処理問題の文章も山崎さんの問題点の指摘と具体的な提言が

参考になり、納得できる点が多くありりました。

 福島第一原発の事故収束(実際は収束などできないが)作業と事故

処理は大きな4つの問題があると指摘しています。

 中でも「汚染水の処理」と「デブリ取出し」は、方法を誤ると大規模

放射能汚染を引き起こす難しい問題ですが、提言がなされています。

以下はその要点。

 汚染水は海洋投棄せず、陸上で保管すべき。

 東電の敷地内に保管されている汚染水は生物に悪影響を及ぼす

トリチウムを含んでいるので海洋投棄せず、陸上で保管する。

 トリチウム半減期の10倍の時間が経過すれば放射線量はほぼ

1000分の1になるという。

 デブリ(溶け落ちた核燃料)は石棺で密封。

 デブリの正確な状態も不明な中でデブリをいじりだすのが一番

危険である。

 取出しだけで労働者と住民を被ばくさせ、大事故が起きるか

予測できない。取出しは絶対やめるべき。 了

(「原発いらない!ちば ネットワークニュース」

 2019年5月号より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■3.国家間で「解決済み」ならば被害を受けた人たちの

 |  心は無視していいのか?

 |  本のお勧め 「三たびの海峡」 帚木蓬生 (新潮文庫)

 └──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

☆「一度目」は戦時下の強制連行だった。朝鮮から九州の炭鉱に

送られた私は、口では言えない暴力と辱めを受けた。

 「二度目」は愛する日本女性との祖国への旅。地獄を後にした二人は

ささやかな幸福を噛みしめたのだが…。

 戦後半世紀を経た今、私は「三度目の海峡」を越えねばならなかった。

               (表紙カバーより)

〇「一度目」=徴用工として日本へ

 主人公が送り込まれた炭鉱、そこは過酷な労働に加え、暴行、私刑、

自死、拷問死…、相手を殺さなければ自分が殺されるという

「生き地獄」。

「オモニ 腹がへった 家に帰りたいよ」(本書p333)

→安倍首相の言う「募集に応じて来た朝鮮半島の労働者」の姿が

描かれる。

〇「二度目」= 愛する日本女性と祖国へ

 「何で倭奴(ウエノム)の女なんか連れて来た」。

 ムラ八分同然となった二人。しかし共に生きて在る幸福を嚙み

しめて生きる、その二人に授かった生命。

 しかし、ある日、妻は余儀なくその親と共に日本に帰ってしまう、

赤ん坊と共に。

 海の向こうにある島、回想すれば必ず苦しみを伴う海。

 海は間近にあったが「私は故意に海を見なかった」

 後に再会することができた時、息子は言った。

 「母は海を眺め、お父さんはあの海の向こうにいるのよ、と言って

いましたね」(略)

私は胸を衝かれた思いで、絶句する。(p468)

〇「三度目」=ある決意を抱いて

 在日の知人の知らせを受けて、主人公は三たびの海峡を渡る。

そこで見たのは、一瞬後の命さえ保証されない「あの時の地獄」を共に

した同胞たちの、ボタ山と一緒にゴミ捨て場同然に打ち捨てられた墓場。

 これを埋め立てて商業施設にするという公約を掲げた候補者は

誰だったか?

 「醜悪な過去」をブルドーザーで押し潰し、何もなかったことに

するのか?

 主人公は命を懸けた、ある決意をする。

〇心に、身体に、或いはその両方に残る深い傷。

 黙して語らぬまま亡くなった、何千人もの、何万人もの「徴用工」、

そして今原告となって立ち上がった、老いた元徴用工たち。

 この本は、一人の男性の戦後も含めた人生を描くことによって私たち

に問いかける。

  これは「大日本帝国が犯した過去」のこと?

〇 安倍首相は元徴用工に対する韓国大法院判決に対して「請求権

協定」で解決済みと言っているが、それは本当だろうか?

 そして何より、国家間で「解決済み」ならば、被害を受けた人たちの

心は無視していいのか?

 「かつての戦争は正しかった、侵略などしていない、植民地支配も

していない」(安倍首相)

☆学習会のご案内

 「韓国大法院による元徴用工判決」

 「国際法に照らしてあり得ない」???

 お 話:矢野秀喜さん(日韓つながり直しキャンペーン事務局長)

 日 時:6月12日(水)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

┏┓ 

┗■4.キャンプシュワブゲート前の集中行動日…1000名を超える参加者

 |  6/1辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 6月1日(土) 天候:晴れ、曇り、蒸し暑く風はあまりない。

<K8護岸>

 朝から工事は行われていない。最近はこのような状態が多い。

8時20分ごろから監視を続けて1時間、工事をする気配がないので、

私たちは平島の洞窟に行った。30分ほど中の鍾乳石などを楽しみ、

協議の結果一旦引きあげることにした。

 *蛇足ながら本日も抗議船“不屈”の海上カフェがオープンした。

<キャンプシュワブゲート前>

本日は第1土曜日、ゲート前の集中行動日である。私たちは着替えを

しないで、そのまま参加することにした。暑くて体力的にきついが

辺野古ぶるー」として海の現在の状態について話をするのは

インパクトがある。

午前11時から集会が始まった。その時点で参加者は900名を超えた

という報告があったので最終的には1000名を超えたと思う。

国会議員を始め多くの人のスピーチに混じって、「辺野古ぶるー」も

代表が海の話をした。

抗議船“不屈”の海上カフェも平島の洞窟を案内する。

写真はこちらを

https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

┏┓ 

┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆日立市 原子力懇談会を設置 4日、初会合

  東海第二原発再稼働巡り市長に意見

 日本原子力発電(原電)東海第二原発(東海村白方)の再稼働問題で、

日立市は3日、大学教授や各種団体の代表者、市民で構成する有識者

会議「原子力安全対策懇談会」を4日に設置し、初会合を開くと

発表した。

 原子力懇談会で意見集約することはせず、小川春樹市長が再稼働の

是非を判断する際の参考意見とする。

 会合は非公開で、市は委員の名前や団体などを全て非公表として

いる。

 東海第二の再稼働の是非を巡り、周辺自治体でこうした会議を設置

するのは水戸市に次いで2市目。(後略)

     (6月4日「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000004-ibaraki-l08

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

   違うアドレスから「こちらのアドレスに送って」ということは

  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

 ・配信先のアドレス変更のご連絡は「旧アドレス」もお知らせ下さい。

 ・配信削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

  たんぽぽ舎のメールアドレス: nonukes@tanpoposya.net

 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があり

  ます。

────────── 

たんぽぽ舎は、月曜~土曜13:00~20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

   〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2

              ダイナミックビル5F

       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

       新HP http://www.tanpoposya.com/

       郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎

   口座番号 00180-1-403856