たんぽぽ舎です。【TMM:No3657】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3657】

2019年5月27日(月)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.全国のみなさま

   原発の大事故を防ぐ方法はすべての原発を閉鎖するほかない

   「日本の原発でテロ対策は可能か?」

   ダウンロードしてお読み下さい      広瀬 隆 (作家)

★2.ウクライナで「原発とメディア」を考える−

   チェルノブイリ事故から33年

   日本では「原発安全神話」がスタイルを変えて復活

   マスメディアは東電福島第一原発事件を

   徹底的に取材・報道すべき

   「メディア改革」連載第2回

             浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★3.朗読劇「線量計が鳴る」

  チェルノブイリ、福島の今、「原子力ムラ」の実態などに

  刃物のように鋭い言葉で切りつける…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.私たちが海に出ることで抗議&阻止行動以外にも

   “監視”するという役割も

   5/24辺野古レポート

          千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★5.新聞より1つ

  ◆戦争と原発 似た構図

   挙国体制で推進しながら破綻後は責任逃れを図るなど

   戦争と原発はそっくり

           元大学教員 角田暢夫 (神奈川県鎌倉市)

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※5/30(木)鎌倉孝夫さん講演会にご参加を!

 「朝米首脳会談〈合意ならず〉の背景と今後〜

  朝鮮半島の平和に向けて」

 お 話:鎌倉孝夫さん(経済学者・埼玉大学名誉教授)

 日 時:5月30日(木)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※6/3(月)学習会にご参加を!

 「電力容量市場と容量メカニズム」〜

  老朽化原発・石炭火力の経済的延命策か!?

 講 師:松久保 肇さん(原子力資料情報室事務局長、研究員)

日 時:6月3日(月)18時より21時 新ちょぼゼミ第28回

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円(学生400円)

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※6/5(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日 時:6月5日(水)17:00より17:45

 場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)

                銀座線末広町駅4番出口より4分

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

   とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

2.「第69回東電本店合同抗議」

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:6月5日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

  「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか134団体

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┗■1.全国のみなさま

 |  原発の大事故を防ぐ方法はすべての原発を閉鎖するほかない

 |  「日本の原発でテロ対策は可能か?」

 |  ダウンロードしてお読み下さい

 └──── 広瀬 隆 (作家)

 現在、大きな問題になっている「原子力発電所のテロ対策」に関する、

基本的なファイル(PDF 5頁)を、ギガファイル便で送らせて

いただきます。

 下記サイトの少し下の方にある「ダウンロードキー」の右「ダウン

ロード開始」をクリックして下さい。

https://28.gigafile.nu/0603-c29409507e25ea1d59dc01249cb13c07d

 ダウンロード期限は(1週間)、6月3日までです。

※《事故情報編集部》より

 以下の文章は、5頁から抜粋しています。

 われわれが毎日見ている人間の狂気や、ミステイクによって、いかなる

原発事故も起こり得るので、原発の大事故を防ぐ方法は、すべての原子力

発電所を閉鎖するほかないのである。

 このことは、日本の原子炉設計者たち全員が知っている事実

なのである。

 そして今月(2019年5月10日)に韓国で、「免許のない人が制御棒を

操作した」というトンデモナイ規則違反が起こって、最悪の原発の暴走

事故直前の緊急事態が起こったのだ。

 人間世界は、パンドラの箱から飛び出したあらゆる悪魔で満たされ

ている。

 このような理由から、これまで原子力規制委員会と規制庁は、原発

審査の対象からテロ対策を実質的に外してきたのである。

 一体、原子力規制委員会と規制庁が、テロ対策の何を審査したのか?

 あきらめて、何もしてこなかったのだ。

 世界中の原発は、このままではすまないであろう。

 このまま運転を続ければ、「未必の故意」の刑事犯罪で、原子力規制

委員会と規制庁の全員を裁判所に召喚しなければならないことになる。

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┗■2.ウクライナで「原発とメディア」を考える−

 |  チェルノブイリ事故から33年

 |  日本では「原発安全神話」がスタイルを変えて復活

 |  マスメディアは東電福島第一原発事件を

 |  徹底的に取材・報道すべき

 |  「メディア改革」連載第2回

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

 「日本のマスコミは東電福島第一原発事故の真実を伝えず、放射能

汚染に苦しむ住民の問題を取り上げない」。

 チェルノブイリ原発事故から33年2カ月たった5月16日、ウクライナ

首都キエフで上映された地元のアルタTVが制作したドキュメンタリー

番組で、福島県双葉町の井戸川克隆・前町長の声が流れた。

 プロデューサーのオレグさんらウクライナ・ジャーナリスト・ユニ

オンのメンバー6人が訪日し、井戸川氏の案内で原発避難地域に入って

取材した。

 防護服姿の井戸川氏は、日本政府と主要メディアが原発事故の影響の

深刻さを認めず、避難住民の支援も打ち切ろうとしていると批判

していた。

 日本のキシャクラブメディアが井戸川氏の声を伝えることは

ほとんどない。

 6人は広島、長崎の両市長に会えたが、福島県知事は多忙を理由に

面談に応じなかったという。

 私は5月14日から24日までウクライナを訪れた。ウクライナのチェル

ノブイリ事故現場に近い放射能汚染地域において、食品汚染を防いで

子どもたちの健康を守る活動をしている「食品と暮らしの安全基金」の

小若順一代表ら3人と共に訪問した。

 5月17日、ウクライナの首都キエフにある放射能医学研究センターで

開催された「国際チェルノブイリ連盟」(マカレンコ会長)の第6回総会

で、連盟の名称を「国際チェルノブイリ福島連盟」と変更することを

決めた。総会では小若氏を連盟の理事と選任し、副会長(4人)の一人

とした。

 マカレンコ会長は「チェルノブイリと福島の事故後の廃炉活動を続ける

作業員と被害者住民、特に子どもたちへの支援を国際社会に求めたい」と

訴えた。

 また、チェルノブイリから35年、福島から10年の2021年に記念行事を

主催するための準備を始めると決定した。

 総会の後、原発を含むエネルギーの未来に関する国際会議も開かれた。

 ブログ「浅野健一のメディア批評」に記事を書いているので参照して

ほしい。

http://blog.livedoor.jp/asano_kenichi/archives/17716626.html

 今回の旅では、多くのジャーナリスト、原発労働者組合役員らに

会ったが、反原発を明言する人に出会わなかった。

 「ウクライナは欧州の中で最貧国なので、既設の原発を稼働する

しかない」「安全性を高めて原発を維持すべきだ」という声が多かった。

 福島でも、原発事件の影響について知りたくないという人たちが

少なくない。安全を回復できたという宣伝もなされている。

 「原発安全神話」がスタイルを変えて復活している。マスメディアの

中で、原発事件について真実に迫る報道が少なくなっている。

 野田政権が「事故収束宣言」を発し、安倍第二次政権は五輪の開催

場所を決める際、「福島原発事故はアンダーコントロール状態にあり、

東京では被害はない」とウソをついて招致に成功した。安倍首相のウソを

調査報道するメディアはほとんどなかった。

 マスメディアは東電福島第一原発事件に関し徹底的に取材・報道し、

原発と人類は共生できるかを究明することなしに、ジャーナリズムを

創成することはできない。

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┗■3.朗読劇「線量計が鳴る」

 | チェルノブイリ、福島の今、「原子力ムラ」の実態などに

 | 刃物のように鋭い言葉で切りつける…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.話題の朗読劇「線量計が鳴る」

  福島第一原発事故によって人生を変えられた男性が原発の歴史や

  チェルノブイリ、福島の今、「原子力ムラ」の実態などに

  刃物のように鋭い言葉で切りつける

  5/25(土)15:39配信「沖縄ニュースQAB」動画と文

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190525-00010003-qab-oki

2.「電気がないと水も出ない」笑いながら経団連会長はそう言った

  4/8経団連会長会見の古典的恫喝 中西会長の回答の真意は?

  5/25(土)8:32配信「HARBOR BUSINESS Online」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190525-00192754-hbolz-soci

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┗■4.私たちが海に出ることで抗議&阻止行動以外にも

 |  “監視”するという役割も

 |  5/24辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 5月24日(金) 天候:快晴、10時ごろまでは風も弱く快適なカヌー

日和であった。

<K9護岸>

 朝一番でK9護岸へ向かった。到着後10分程でカラの台船と赤土を

満載した台船との入れ替えがあった。阻止行動は空振りとなったが台船

の進行方向で海保のGB、われわれのカヌーがごちゃごちゃにいること

により、台船の着岸が遅くなっている事は間違いない。

<K8護岸>

 午前の作業は被覆ブロックを護岸の両側に並べていた。午後は主に

砕石を投下していた。私たちはオイルフェンスを越えて午前に1回、

午後に2回抗議&阻止行動をおこなった。工事をストップするまでには

至らなかった。

*午前も午後も何も効果がないように見えるが、実際は私たちがこのよう

にして海に出ることにより、抗議&阻止行動以外にも“監視”している

という側面が大きい。

 もし1隻のカヌーも、1隻の抗議船も出なかったら工事は何でもありの

やり放題になってしまう可能性があるのではないだろうか?

そのような意味で私たちは、たとえその日の成果がないように見えても

従来通りの行動を続けていかなければならない。

写真:ランプウェイ台船がK9護岸に接岸、ダンプカーが10台ほど待ち

構えている。それを海上保安庁のGBががっちり守っている。

以下のアドレスよりごらん下さい。

https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

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┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆戦争と原発 似た構図

  挙国体制で推進しながら破綻後は責任逃れを図るなど

  戦争と原発はそっくり

          元大学教員 角田暢夫 (神奈川県鎌倉市)

 「こちら原発取材班」の放射線量マップに毎回目が行く。東京電力福島

第一原発事故の被災地を本紙が車で実走して、10秒ごとの測定値を記録

したものだ。山間部にも入っていてご苦労を察する。

 マップを見ながらつい腹を立ててしまう。事故初期に放出された放射性

物質は、量も強さも深刻なレベルだった。汚染エリアは福島県の東半分を

中心に一都九県に広がり、ロシア東部から北米大陸西海岸に及んでいる。

太平洋はどれほどのみ込んだのだろう。

 事故を引き起こした責任者は誰なのか。直接の原因は地震か、津波か、

その複合なのか。事故後8年たっても不明だ。

 原子力緊急事態宣言も解除されない。国は除染を進める一方、じわじわ

と規制値を緩め、事故前であれば住めない線量レベルの地域へ被災者を

帰し始めた。

 こうした誘導は残酷で、人道に反するものと思う。

 原発裁判は各地で集団訴訟が相次ぎ、一審段階では「国も東電も責任

がある」とする判断が定着しつつある。

 強制起訴された東電旧経営陣3人の公判は9月に判決が出る。刑事

責任について国、東電は東日本大震災のような巨大地震を「想定外」

として、不作為や重過失を否定している。

 この光景はかつて無謀な戦争を率いた日本の指導層の姿に重なる。

挙国体制で推進しながら、破綻後は責任逃れを図るなど、戦争と原発

そっくりだ。

 戦争犯罪東京裁判が断罪した。ナチスドイツを裁いたニュルン

ベルク裁判に倣って平和や人道に対する罪などを採用し、一兵卒の

刑事責任も追及、処罰した。原発裁判にも人道上の視点が必要では

ないだろうか。(5月25日東京新聞朝刊5面−発言−「ミラー」より)

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

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