たんぽぽ舎です。【TMM:No3620】地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3620】

2019年4月6日(土)地震原発事故情報−

               7つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.放射能バラ撒き構想!! 除染土再利用計画とは

   放射能汚染された除染土を公共事業に使うのは筋違い

   なし崩し的に何でもありの放射能被害の後始末をしてはならない

                 千葉親子 (双葉地方原発反対同盟)

★2.日本原電へ1900億円の資金提供を表明した東京電力

   東電が資金提供しなければ日本原電は

  東海第二原発を再稼働できない

   日本原電と東京電力の深い関係を徹底追及!

   4/13(土)山崎ゼミは中味がぎっしり

               坂東喜久惠 (たんぽぽ舎・担当)

★3.日野行介さん(毎日新聞)が井戸川克隆(前双葉町長)さんと一緒に

   双葉町に一時立入した際のルポを紹介します

                  たんぽぽ舎講座運営委員会

★4.賠償を果たさない東電に存在意義はない

  被害者救済を蹴っておいて原電救済

  人々の犠牲が前提の東電事業計画は未必の故意の犯罪

  4/3東京電力本店合同抗議で質問書を提出

                 「原子力民間規制委員会・東京」

★5.原発運転「60年超」検討を=電力改革で提言−経団連

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★6.海保ゴムボートの妨害をかいくぐり現場まで到達するカヌーあり

   4/4辺野古レポート

        千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★7.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

 ◆4.13(土)被ばく学習会

  緊急被ばく医療(放射性ヨウ素被ばく測定と甲状腺防護)の崩壊

報告・田島直樹、瀬川嘉之 会場:文京区男女平等センター

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※4/11(木)学習会にご参加ください!

 「なぜ原発の再稼働は認められないのか

  −原発の仕組みから安全性の根拠を問う」 新ちょぼゼミ

 講 師:後藤政志さん(元東芝・格納容器設計者、工学博士)

 日 時:4月11日(木)18:00より21:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※4/13(土)山崎ゼミにご参加ください!

  東海第二原発は問題だらけ!20年運転延長なんてとんでもない

  東京電力が資金提供しなければ

  日本原電は東海第二原発を再稼働できない

 講 師:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

 日 時:4月13日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.放射能バラ撒き構想!! 除染土再利用計画とは

 |  放射能汚染された除染土を公共事業に使うのは筋違い

 |  なし崩し的に何でもありの放射能被害の後始末をしてはならない

 └──── 千葉親子 (双葉地方原発反対同盟)

◎ 常磐自動車道浪江―南相馬間で4車線化工事の盛土(注)に利用する

計画(住民らは事実上の最終処分と反発)。

 高線量の飯舘村長泥地区では実証実験が浮上し2018年12月から園芸作物

の栽培。セシウムの移行調べをしている。除染された土壌を農地に転用

する。

 二本松市では市道の盛土工事に使う実証実験(住民の反対で頓挫中)

那須市で、テニスコート跡地で汚染土を埋め戻す実証実験が予定されてい

るなど様々な計画が浮上している。

◎ 2011年3月11日の東京電力福島第一原発事故が起き、放射能で広大な

大地が汚染された。除染のため地面を剥ぎ取った土はフレコンバックに

詰められ帰還困難区域の大熊町双葉町の半分を占める南北約8キロ、

1,600ヘクタールに及ぶ広大な「中間貯蔵施設」に集められている。

除染土は2,200万立方メートル、東京ドーム18杯分に及ぶといわれている。

 中間貯蔵施設に30年間保管され30年後には最終処分場へ移すとの説明だ。

 30年後の行き場所はあるのか。放射性廃棄物として扱う必要がなくなる

自然減衰には、170年かかるといわれている。

◎ これを国は持て余し「最終処分の低減化を図る」という名目で環境省

が、8,000ベクレル以下の土は、道路建設の盛土や防波堤の嵩上げなど

公園や農地等の公共事業に使い、5,000ベクレル以下であれば「再生

資材」と言い換えて埋め戻すなど農業用土にして全国的に再利用する事を

計画している。

 原発事故前の放射性廃棄物の再利用の基準は、1キロ当たり100ベク

レルだ。取り除いた汚染土が、全国に拡散される事になりかねない。

環境汚染をしたものを公共事業に使うのは筋違いだ。

◎ かつて、住民に甚大な健康被害と環境破壊を引きおこした、足尾鉱毒

事件や4大公害の水俣病の汚染土の扱いは、今まさに、福島県で行なわれ

て来ている除染土再利用計画である。

 国策の名の下に歴史事実を学ばず、公害事件を繰り返してはならない

し、既成事実を積み上げて、なし崩し的に何でもありの放射能被害の

後始末をしてはならない。

 (「双葉地方原発反対同盟」発行「脱原発情報」2019.2.20 No206より

  了承を得て転載)

(注)汚染土で盛り土計画 環境省常磐自動車道の4車線化工事

  (2019.2.2東京新聞朝刊)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019020202000136.html

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┗■2.日本原電へ1900億円の資金提供を表明した東京電力

 |  東電が資金提供しなければ日本原電は

 | 東海第二原発を再稼働できない

 |  日本原電と東京電力の深い関係を徹底追及!

 |  4/13(土)山崎ゼミは中味がぎっしり

 └──── 坂東喜久惠 (たんぽぽ舎・担当)

 毎度(約2か月に1回)中味がぎっしりすぎて、「ついて行けない」との

不満も時には出てきてしまう「山崎ゼミ」。

 でも、話の濃さ、充実さは保証します。

 東電との交渉も、経産省原子力規制委員会との交渉でも、原発問題へ

の捉え方と追及は群を抜いている山崎さん。

 ですが、学習会ではわかりやすい画像もいっぱい。問題点の背景も示し

てくれます。資料も充実。毎回8〜16頁とちょっとしたパンフ並みです。

(担当は大変ですが)

 資料が間に合わないような緊急の問題が出た時でも、まさに速報的に

しっかり説明してくれます。

 土曜日の昼間なので、3時間しっかりとってあります。質問時間も

しっかりあります。

※4月13日(土)は「東海第二原発東京電力の深い関係」を中心に!

 「東京電力が資金提供しなければ

  日本原電は東海第二原発を再稼働できない」

  学習会「今一番の原発問題を考える!」シリーズ

   東海第二原発(日本原電)と東京電力の責任

  お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

  日 時:4月13日(土)14時より17時

  会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

  参加費:800円

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┗■3.日野行介さん(毎日新聞)が井戸川克隆(前双葉町長)さんと一緒に

 |  双葉町に一時立入した際のルポを紹介します

 └──── たんぽぽ舎講座運営委員会

 3月18日にたんぽぽ舎で、講演(『除染と国家 21世紀最悪の公共

事業』)いただいた日野行介さん(毎日新聞)が、当日の講演にも来ていただ

いた井戸川克隆(前双葉町長)さんと一緒に双葉町に一時立入した際のルポ

集英社新書のサイトにアップされました。ぜひご覧下さい。

福島、中間貯蔵施設ルポ

『異常な公共事業の実態―井戸川前町長に同行取材』

https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/news/5570

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┗■4.賠償を果たさない東電に存在意義はない

 | 被害者救済を蹴っておいて原電救済

 | 人々の犠牲が前提の東電事業計画は未必の故意の犯罪

 | 4/3東京電力本店合同抗議で質問書を提出

 └──── 「原子力民間規制委員会・東京」

                         2019年4月3日

    福島第一原発事故加害者東京電力への質問書

 福島第一原発事故から9年目に入りましたが、事故は全く終わって

いません。5万人以上の避難者がいまだに帰ることができないでいます。

 東電は、何よりも被害者への賠償を優先すべきであるにもかかわらず、

裁判外紛争解決手続き(ADR)において、121件の和解案を拒否して

います。

 東電は、賠償のためにこそ、存続を許されたはずです。

 ところが、加害者の立場でありながら、賠償額を値切って被害者を

二重に苦しめています。

 被害者への態度から察すると、貴社は、「もう賠償は片付いた。公平性

の観点から上積みはしない。また蒸し返されるのはごめんだ」とお考えの

ようです。

 「最後の一人まで賠償貫徹」を果たさないのであれば、もはや東電の

存在意義はありません。

 東電は、原子力損害賠償・廃炉等支援機構を通して資金支援を受けて

います。一方、被害者側は、加害企業に賠償額を査定され、避難者支援

も次々と打ち切られています。加害者が守られて、被害者は切り捨て

られるというのは、著しく道義に反します。

 東電は、国から守られているのをいいことに、実質子会社である日本

原子力発電の経営を助けるため、東海第二原発の安全対策費用を支援する

とのことです。

 被害者救済よりも、身内の日本原電救済を優先させるという自らの

在り方について、加害企業として恥じるところはないのでしょうか? 

 最悪の放射能公害を発生させた東電は、本来、汚染者負担の原則によ

り、破綻処理されるべきでした。

 役員、株主の金融資産は紙きれになるべきでした。責任の所在をうや

むやにしたまま東電がずるずると存続していることが、加害者と被害者の

関係を逆転させている原因です。東電は加害者という立場を本当に自覚

しているのでしょうか?

 再び過酷事故を起こす危険性のある原発を動かすことによって、原発

事故の賠償費用を稼ぐというのは、被害者を愚弄しきっています。

 事故の危険を承知で、人々の犠牲を前提にした事業計画を強行するの

は、未必の故意の犯罪ではないでしょうか?

 なお、この質問に答えることができないのであれば、無理に答えなくて

も結構です。

補足:民間規制委・東京の東電への質問書と、東電回答(10/23回答打ち

切り)は以下に全文掲載しています。

https://minkankiseii.jimdo.com/東電/東電本店合同抗議質問書-東電回答/

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┗■5.原発運転「60年超」検討を=電力改革で提言−経団連

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原発運転「60年超」検討を=電力改革で提言−経団連

  4/5(金)21:53配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00000144-jij-bus_all

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┗■6.海保ゴムボートの妨害をかいくぐり現場まで到達するカヌーあり

 |  4/4辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 4月4日(木) 天候:曇り/晴れ、昨日より気温は日中で5度Cくらい

高く身体は楽であった。

<大浦湾、K9護岸>

 朝早い時間でランプウェイ台船が入れ換わると情報があり、朝一番で

K9護岸に向かった。9時20分頃、空の台船が離岸した。10分ほどして

タグボートに曳かれ赤土満載の台船が近づいてきた。一斉に抗議/阻止

行動を展開したが、本日はそれほど効果がある阻止はできずに全員が

拘束された。

*工事進行状況:現在全長約100m、そのうち半分は被覆ブロックが並べ

てある。今日は法面をユンボで丁寧にならし、測量をしていたので明日

からはロックを並べる作業が考えられる。

辺野古、K8護岸>

 K9で拘束され解放後、K8護岸に向かった。本日は大潮、最干潮12時

30分なので護岸付近はかなり浅くなる。GBは自由に走りまわることが

できない。これはかなりチャンスだ。

 しかし、これは当然海保も知っている。フロートを越えようとするとそ

の時点でカヌーの前に飛び込んで海の中に立っている。

 私たちは左右に位置を変え、巧みに入ることができる。そのかいが

あってそこをかいくぐり現場まで到達する者もいた。

 午後は2度挑戦した。しかし、空振りに終わった。としても、私たちが

こうして毎日毎日抵抗を続けていることにも大きな意味がある。

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┗■7.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆4.13(土)被ばく学習会

  緊急被ばく医療(放射性ヨウ素被ばく測定と甲状腺防護)の崩壊

  報告1 田島直樹(放射線被ばくを学習する会)

  報告2 瀬川嘉之(高木学校)

日 時:4月13日(土)13:15より17:15 開場13:00

会 場:文京区男女平等センター研修室A

      文京区本郷4-8-3本郷真砂(まさご)アーバンハイツ1階

        丸の内線、大江戸線本郷三丁目」駅5分

        三田線大江戸線「春日」駅7分

申込み:https://goo.gl/28zq8y  電話 090-3577-4844

    チラシ(地図)http://ur0.biz/QXDH

主 催:放射線被ばくを学習する会

    http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/

資料代:1000円

 8年前の福島原発事故。人々が浴びたり吸い込んだりした放射能の検査

は、事故前に決められていた手順で実施されませんでした。被ばくも健康

影響も「無かった」という「結論ありき」で進められてきました。

 東京新聞は、情報公開請求によって得た公文書に基づき、特集『背信

果て』を連載し、事故調報告にもなかった事実を明らかにしました。

 日本は今、緊急被ばく医療を空白としたまま、原発再稼働へと進んで

います。

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