たんぽぽ舎です。【TMM:No3565】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3565】

2019年1月31日(木)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.過去の重大核(原子力)事故の発端は「核(原子力)」と

   関係ない既存技術の範囲の中で起きた

  つまりヒューマンエラーによる事故がたびたび起きていた

   人間の作業による間違いが避けられない以上、

   原発の安全は保証できるはずがない

   日本原子力研究開発機構(東海村)で放射性物質漏えい警報

   小張佐恵子 (おばりさえこ 福島応援プロジェクト茨城

  事務局長・脱原発ネットワーク茨城元共同

  代表・彫刻家)

★2.会場一杯で盛況 北海道や静岡からも参加あり

   安倍政権は国家の私物化、憲法違反である

   1/29(火)「山本太郎大いに語る会」「スペースたんぽぽ」で開催

   山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.辺野古/大浦湾の自然は守れない

   「環境監視等委員会」は非常に問題がある

   1/29辺野古レポート

         千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★4.辺野古埋め立てを認めた「国・地方係争処理委員会」は規定違反

   係争処理委員会への申し入れ行動は拒否された!

   1/30総務省前で抗議集会とヒューマンチェーン

                    坂東喜久恵 (たんぽぽ舎)

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※2/2(土)山崎久隆ゼミにご参加を!

 「東電福島第一原発事故から8年!福島第一原発の現在の問題点」

お 話:山崎久隆 (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:2月2日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※2/6(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:2月6日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

2.「第65回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:2月6日(水)18:30より19:30

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

  「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか133団体

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※2月24日(日)たんぽぽ舎第31回「総会」+「記念講演」と懇親交流会

日 時:2月24日(日)12:30開場

 第1部 第31回「総会」

 第2部 「記念講演」15時より17時

  講師:村上達也氏 (茨城県東海村前村長)

     『東海第二原発は危険!20年延長・再稼働は異常

      原発固執する日本はとても危ない』

  講師:内田雅敏氏 (弁護士)

     『3・1独立運動を建国の礎とする韓国とどう向き合うか』

第3部 懇親交流会

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 (総会も含め、会員以外の方も歓迎です)

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┗■1.過去の重大核(原子力)事故の発端は「核(原子力)」と

 |  関係ない既存技術の範囲の中で起きた

 | つまりヒューマンエラーによる事故がたびたび起きていた

 |  人間の作業による間違いが避けられない以上、

 |  原発の安全は保証できるはずがない

 |  日本原子力研究開発機構(東海村)で放射性物質漏えい警報

 └──── 小張佐恵子 (おばりさえこ 福島応援プロジェクト茨城

  事務局長・脱原発ネットワーク茨城元共同

  代表・彫刻家)

 茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構で、30日午後2時半ごろ、

放射性物質が漏えいし警報が鳴るという事故が起きました。

<https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000146506.html?fbclid=IwAR3MajtOAPwPI01zmyNSGgQ11MWXc9k85sr0sjr5qdgKMZFg4Y5rT1RY_L8>

1月30日朝日新聞によると

 「機構では一昨年6月、大洗研究開発センター(同県大洗町

<http://www.asahi.com/topics/word/大洗町.html>)で放射性物質

<http://www.asahi.com/topics/word/放射性物質.html>が入ったビニール

袋が破裂し、作業員5人が内部被曝する事故があった。

作業手順や態勢が問われそうだ。

 基準を超える放射性物質

<http://www.asahi.com/topics/word/放射性物質.html>が漏洩(ろう

えい)した疑いがあるのは、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)

燃料

<http://www.asahi.com/topics/word/ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料.html>

の製造に伴う残存物質の整理などを手掛ける「プルトニウム燃料第二

開発室」。

 9人の作業員が、密封された作業用の容器からMOX粉末を貯蔵する容器

を取り出す作業をしていたところ、午後2時24分ごろ、室内モニターの警報

が鳴り、3分後に別の警報が鳴ったという。空気中1立方センチあたり

から0.91マイクロベクレル <http://www.asahi.com/topics/word/ベクレル.html>

が検出された。

 警報は0.07マイクロベクレル

<http://www.asahi.com/topics/word/ベクレル.html>を超えると鳴る設定

だった。機構は「原因は分からない」としている。

 作業員9人は19歳から50代の協力会社員。体への汚染は確認されず、

被曝(ひばく)していないという」

*果たして本当なのか?極めて疑わしい。*

 思い出したのは、つい先日、1月26日に開催された上岡直見さんによる

講演会で、聞いた以下のような話です。

 …過去の重大核事故の発端は、実は「核」と関係ない既存技術の範囲の

中で起きた、ということ。つまりヒューマンエラーによる事故がたびたび

起きてきたのです。

 人間の作業による間違いが避けられない以上、原発の安全は保証できる

はずがありません。

 古い設計の原発と言うのは、改造に改造を重ねているために当初の図面も

行方不明になっており、かつての担当者も退職している場合もあり、情報が

更新されていないために、わからなくなっていることがたくさんあると言う

こと。

 工事を始めるのに図面の「試掘」が必要で「考古学」などと自嘲していた

とのこと。

 福島第一原発事故の時も図面は無かったそうです。

 設計通り製作施行されているものと思っていても、現場の作業員は設計者

の意図や理論を知らないので、誤った作業でも気がつかないことがある。

 組み立ての時に部品が上下反対につけられたり、輸送時の仮留め具を外し

て取り付けるべきところを忘れて動作しなかったり、タンクの中に懐中電灯

などを置き忘れたり、様々な間違いや失敗が起きると言う事。

 これらは上岡さんがプラントで実際に経験した事故やトラブルの例。

 「5重の壁」の筈が5重の将棋倒しだった!

◎ 原発技術者の故平井憲夫さんの「原発がどんなものか知って欲しい」

というレポート  http://iam-k.com/HIRAI/index.html 

 をずっと前に読んで、背筋を寒くしたことを思い出しました。

 平井憲夫さんはあらゆる事故の原因を、「余りにも机上の設計ばかりに

重点を置いていて、現場の施工、管理を怠ったため」と言っています。

 「原発は、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実

です」と書いています。

 「家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左

官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、

残念ながら、これが日本の原発なのです」

 「また、原発には放射能の被曝の問題があって後継者を育てることが出来

ない職場なのです。」とも…。

★関連報道

 東海村施設、服や床に放射性物質 原子力機構が汚染検査

 茨城県東海村核燃料サイクル工学研究所で放射性物質が漏れた問題で、

運営する日本原子力研究開発機構は31日、現場にいた作業員9人の防護服

などを調べた結果、汚染が検出されたと明らかにした。

 床の汚染も確認され、最大濃度で管理目標値の約30倍の1平方センチ

メートル当たり1.1ベクレルだったが、法令の制限値は下回っていた。

 機構によると30日午後、「プルトニウム燃料第2開発室」という建物の

一室で、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料用の粉末が入った

容器を扱っていた際、放射性物質の漏えいを検知する警報が鳴動。物質の

体内への取り込みや、身体の汚染はなかった。

 (1月31日19:06「共同通信」より)

https://this.kiji.is/463641817201919073?c=39546741839462401 

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┗■2.会場一杯で盛況 北海道や静岡からも参加あり

 |  安倍政権は国家の私物化、憲法違反である

 |  1/29(火)「山本太郎大いに語る会」「スペースたんぽぽ」で開催

 └──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

山本太郎氏の話より

◎ 安倍政権は「国民のための奉仕者」ではなく、「オトモダチのみの

 奉仕者」であり、国家の私物化で、憲法違反である。

 「生活が苦しい」と感じている人の割合 56.5%

 「生活が苦しい」と感じている「母子世帯」の割合 82.7%

 相対的貧困率 15.6%(6.5人に1人が貧困)

子どもの相対的貧困率 13.7%(7人に1人が貧困)

(2016年国民生活基礎調査 厚生労働省)

 貯蓄ゼロ世帯の割合

  20歳代61.0% 30歳代40.4% 40歳代45.9% 50歳代43.0%

 60歳代37.3% (2017年日本銀行金融広報中央委員会)

 以上のデータから、日本の国民は憲法25条1項「すべての国民は健康で

文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」に違反している。

◎ 景気回復が阻害されている理由

 消費税増税であることは明らか、「国の借金が増える」というウソの抗弁

にだまされてはいけない。日本は財政が余っている。なぜ、この財政を使用

しないのか。

 消費税を止めて国民の収入を増やせば、国民の消費は増え、景気は良く

なる。

 国の借金はチャラにできる、日本銀行の買い取りで、できる。

 消費税に反対し、国民の大多数の人の共感を得て、日本の政治を変える具

体的な方策を近日発表する。

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┗■3.辺野古/大浦湾の自然は守れない

 |  「環境監視等委員会」は非常に問題がある

 |  1/29辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

1月29日 天候:晴れ、風弱く日差しがあり日中は暑さを感じた。

<K9護岸>

 いつものごとく朝1番でK9護岸に行った。ランプウェイ台船には昨日の

残りの土砂(赤土)が3分の2ほど残っていた。これだと全部陸揚げ終了する

には最低でもあと5時間ぐらいはかかる。

<N4護岸/K8護岸>

 カヌーチームは、本日のK9護岸での抗議/阻止行動は時間的にまだ先

なので、昨日(1月28日)工事が始まったN4護岸を抗議船に乗って見に

行った。

 写真(※)で説明するがN4護岸は135m、K8護岸は515mだが、移植対象

のサンゴが確認されているので250mと約半分の長さとしてK9護岸と同じ

ように桟橋として使用し土砂を陸揚げする。

 K8の予定地には移植対象のサンゴがある。沖縄防衛局はサンゴを移植

しないでもサンゴに影響与えないとするシュミレーションを「環境監視等

委員会」(有識者による)に報告し「問題ない」ということになっている。

 しかし、この「環境監視等委員会」は非常に問題があり、今まで

ジュゴンをはじめあらゆる事柄に“問題なし”としている御用学者の

グループに見える。

 有識者と言ってもこれでは辺野古/大浦湾の自然は守れない。

 私が思うには「毅然とした態度で自然を守る」ような組織ではない。

※《事故情報編集部》より

 「写真」は、添付しておりません。

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┗■4.辺野古埋め立てを認めた「国・地方係争処理委員会」は規定違反

 |  係争処理委員会への申し入れ行動は拒否された!

 |  1/30総務省前で抗議集会とヒューマンチェーン

 └──── 坂東喜久恵 (たんぽぽ舎)

 1月30日(水)総務省前で、総務省管轄の第三者機関「国・地方係争処理

委員会」の取り扱いについて、「国がこのような申し立てをするのは規定

違反ではないか」との申し入れと、公正中立な審査を行うことを求める抗議

とヒューマンチェーンが開催されました。

 参加者は400名。主催は「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行

委員会。

 なんと、申入れについては、「公正・中立な委員会なので、(申入れは)

受けられない」。との答えだそうで門前払い。

 報告を聞いてみんなあきれ返りました。公正・中立でないのではとの

疑問には答えないようですね。リレートークはみんな怒りでいっぱい。

 18:30からリレートーク、その後19:30からみんなで手に光り物を持って

防衛省は私人じゃないぞ」等々シュプレヒコール総務省の周りで

アピールしました。

 この後いろいろな行動が予定されています。ぜひご参加を。

 http://humanchain.tobiiro.jp/

★当日のコールを紹介します。

 地方自治の砦!玉貴県知事の声を聞いて!

 審査は公正!審査は中立!防衛省は私人じゃないない!

 執行停止取り消し! 国と地方は対等! 地方自治を守ろう!

★関連報道

  「辺野古埋め立ては違法」400人が人間のくさり

  総務省前 係争処理委に訴え

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設を巡り、市民約400人が30日夜、

東京・霞が関総務省前で手をつなぐ「人間の鎖」を作り、同省の第三者

機関「国地方係争処理委員会」に対し、国による辺野古沖の埋め立ては

違法だと認めるよう訴えた。 (中略)

 この日は、約50の市民団体で作る「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲

実行委員会が主催。係争処理委に「公正・中立な審査」と「国の効力停止

決定の取り消し」を求めた全国3862団体の署名を提出しようとしたが、

総務省から「要請は受けていない」と拒否された。(後略)

  (1月31日東京新聞朝刊2面より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019013102000158.html

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