たんぽぽ舎です。【TMM:No3559】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3559】

2019年1月24日(木)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.世論は再稼働反対 原発輸出は大失敗 (その1)(3回の連載)

   原発廃止の希望の光が見えてきた新年の始まり

   中西会長の身勝手な言い分、脅しを許してはいけない

                 渡辺寿子 (原発いらない!ちば)

★2.「本当のこと言って何か不都合でも?」山本太郎おおいに語る

   1/29(火)講演会にご参加を!

★3.キーワードは「虚妄の軍事大国」 1/17吉沢弘志さん学習会の報告

               冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.迫る公務員宿舎の退去期限(本年3月)、

  行き場ない福島の自主(区域外)避難者…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

               黒木和也 (宮崎県在住)

★5.避難ルート、簡易除染地示す 柏崎刈羽原発の事故発生に備え

  新潟県の避難計画概要判明…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

   金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆2/5(火)「原発ゼロ基本法案」の国会審議を強く求める決起集会

   場所:衆議院第一議員会館1階多目的ホール

   主な主催:立憲民主党日本共産党社会民主党自由党ほか

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※1/29(火)『2019年選挙の年に、山本太郎 おおいに語る』

 「本当のこと言って何か不都合でも?」

 −山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※1/30(水)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ

 「これでいいのか!?原子力損害賠償法(福島原発事故の教訓から)」

お 話:竹村英明さん(発電会社「イージーパワー」と

電力小売「グリーンピープルズパワー」代表取締役

 日 時:1月30日(水)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.世論は再稼働反対 原発輸出は大失敗 (その1)(3回の連載)

 |  原発廃止の希望の光が見えてきた新年の始まり

 |  中西会長の身勝手な言い分、脅しを許してはいけない

 └──── 渡辺寿子 (原発いらない!ちば)

目次紹介

1.「国民が反対するものはつくれない」中西発言は原発推進が大前提

2.中西発言の本音は「原発の維持・存続」

3.「国策維持なら政府はさらに支援と保護をせよ」

  「国民を納得させよ」の脅し…大島堅一教授の指摘

 以上を本日掲載。

4.「今更何を言っているのか。無責任さに唖然とする」目加田説子

  身勝手極まりない中西発言

5.原発輸出戦略総崩れ アベ政権を追い詰め退陣させよう

6.那珂市長の立候補宣言に希望を見た

  光に向かって進み、最善を尽くそう

1.「国民が反対するものはつくれない」中西発言は原発推進が大前提

 経団連の中西宏明会長(日立製作所会長でもある)は、年初に際しての

報道各社とのインタビューで、以下のように語りました。

 原発の再稼働については「東日本大震災から8年がたとうとしているが、

東日本の原発は再稼働していない。国民が反対するものはつくれない。全員

が反対するものをエネルギー業者やベンダー(設備納入業者)が無理やりつ

くるということは、民主国家ではない。国民が反対するものをつくるにはど

うしたらいいのか。真剣に一般公開の討論をするべきだと思う」と発言しま

した。

 この発言は一見すると、国民が反対するものはつくれないのだと、経団連

会長が国民目線に立って原発から撤退するという宣言をしたのかと思ってし

まいそうですが、実は全く違います。

 発言を注意深く読むと、国民が反対するものをつくるにはどうしたらいい

のかに、力点が置かれているのがわかります。

 中西氏にとって原発推進が大前提なのです。

2.中西発言の本音は「原発の維持・存続」

 日本のエネルギー政策については、「日本のエネルギーの(発電をはじめ)

80%は依然として化石燃料に依存しており、危機的状況にある。期待された

再生可能エネルギーだが日本には適地が少なく、極めて不安定な状況だ。

 太陽光も風力も季節性がある。打破しなければならない問題が沢山ある」

「政府のエネルギー情勢懇談会では今後のエネルギー政策を検討し、討議し

てきた。

 原発についても議論を重ねてきたが、国民の前で公開の本格的な議論を

する必要があるなどと述べました。

 中西氏は再生可能エネルギーについて、どういう根拠でいっているのか

不明ですが、日本には適地が少なく、極めて不安定だと、様々欠点をあげ

つらって、再生可能エネルギーでは日本のエネルギーは担えないと決めつ

けています。

 中西会長の本音は、原発の再稼働であり、原発の維持、存続なのです。

 そう思えば、「国民が反対するものはつくれない」発言の舌の根も乾

かぬ内に、「再稼働をどんどんやるべきだ。」と発言したのは何ら驚くに

値することではないのです。

 中西氏の提唱する「国民の前での公開討論の目的は、自身の発言にある

ように、(原発政策に対する理解が欠けている)国民が反対するものをつく

るにはどうしたらいいのかを考え、そのような国民を原発の維持・存続に

賛成するように誘導することなのです。

3.「国策維持なら政府はさらに支援と保護をせよ」

  「国民を納得させよ」の脅し…大島堅一教授の指摘

 大島堅一龍谷大学教授は「原発ビジネスは採算に合わない(過去にはかな

り儲けてきたのに)。それでも国策だから乗ってきた。中西氏は政府に対し

『もっとちゃんと支援しろ』揺さぶり(脅し)」をかけたのだろう」と指摘

しています。

 岐阜女子大の福永正明客員教授も「原発は国策だから、国民を納得させる

のは企業や経済界ではなく、政府の役目だという考えだろう」といって

います。 (その2)に続く

 (「原発いらない!ちば」ネットワークニュース2019年1月号より

  了承を得て転載)

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┗■2.「本当のこと言って何か不都合でも?」山本太郎おおいに語る

 |  1/29(火)講演会にご参加を!

 └──── たんぽぽ舎講座運営委員会

2019年選挙の年に『山本太郎おおいに語る』

「本当のこと言って何か不都合でも?」

山本太郎が実行したい、いくつかの提案−

1.消費税はまず5%へ!廃止を目指す!

2.税金はまず大金持ちからいただく!

3.原発ゼロへ、これ以上被ばくさせない!

4.安定した雇用・処遇で景気へ貢献!

 お 話:山本太郎参議院議員

 日 時:1月29日(火)19時より21時 18時30分開場

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

※お問い合わせが多数来ております。

 当日は、お早めにおいで下さい。

講師:山本太郎(やまもとたろう)さん

   もと俳優、参議院議員自由党所属)、

   自由党共同代表兼政策審議会長、兵庫県宝塚市出身、

   著書:「ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実」 集英社2012年刊

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┗■3.キーワードは「虚妄の軍事大国」

 |  1/17吉沢弘志さん学習会の報告

 └──── 冨塚元夫(たんぽぽ舎ボランティア)

「防衛費=軍事費」の際限なき拡大−米軍と自衛隊の一体化の危険性」

講師:吉沢弘志さん(パトリオットミサイルはいらない!

習志野基地行動実行委員会代表)

 第二次安倍政権成立以来、防衛予算は一貫して右上がり、毎年「過去最大

規模」を重ねています。

 安倍政権はアメリカの戦略(最新では2017年12月発表の米国「国家安全

保障戦略」)に忠実に従って信頼される同盟国(軍事大国)にならんとして

いるようです。

 アメリカは安全保障戦略を「テロとの戦い」から対中国戦略にシフトしま

した。

 そこで日本は露骨な中国脅威論を展開し、昨年12月発表の新防衛大綱に

おいて、「中国は、既存の国際秩序とは相容れない独自の主張に基づき、

力を背景とした一方的な現状変更を試みるとともに、東シナ海を始めとする

海空域において、軍事活動を拡大・活発化させている。」と述べています。

これはまさにアメリカの中国封じ込め作戦において日本が求められている

役割です。

 アメリカは九州南端、沖縄、東シナ海、台湾、南シナ海を結ぶ第一列島線

の中に中国海軍を閉じ込めようとしています。そこで自衛隊奄美

石垣島与那国島陸自基地を建設しミサイル部隊を配置しました。

 そもそも、東シナ海南シナ海という中国大陸に近い極東の海をアメリ

国防上の重要拠点と位置づけているのがおかしいと思います。かつて大日本

帝国が「満州は国防の要」と位置づけていたのと同じではないでしょうか。

 さらに、太平洋にとどまらず、新大綱ではインド洋も日米安保体制の

カバー範囲になりました。「専守防衛」はどこまで拡大するのでしょうか?

 インド洋まで出かけるために空母も作ろうと予算に入れました(いずも

ヘリ空母2艦に垂直離着陸戦闘機F35Bを乗せる計画)。

 その一方で社会保障、教育、医療の予算は強引に圧縮させられています。

さらにアメリカ・トランプ大統領の言いなりで高額なイージス・アショアを

買おうとしていますが、じつは不要な高額兵器です。ミサイル防衛が成り立

たないのは多くの専門家の言うところです。

 打ち落とそうとする敵のミサイルのほうが、パトリオットミサイルなどの

飛ばすミサイルより速度が上です。F35Bがいずもの甲板を離発着する

ためには船の改造のほか、パイロットの訓練が必要です。相当の訓練時間が

必要と思われます。

 日米合同の離島奪還訓練などが行なわれ、言い値で買わされた水陸両用

車が使われていますが、水陸両用車で離島奪還できるわけがありません。

 離島が取られたということは、制空権・制海権が奪われた状態ですから、

離島に近くづく前に沈められるでしょう。

 ミサイル同様役立たずですが、役立たずとわかれば、使えない(戦争でき

ない)ですから、いいことかも知れません。

 政府の目指す軍事大国は実は虚妄なのではないでしょうか?

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┗■4.迫る公務員宿舎の退去期限(本年3月)、

 | 行き場ない福島の自主(区域外)避難者…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.迫る公務員宿舎の退去期限(本年3月)、

  行き場ない福島の自主(区域外)避難者

  1/23(水)7:38配信「朝日新聞デジタル

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000017-asahi-soci

2.日本、放射能汚染水111万トンの海洋放出を検討中

  グリーンピース福島原発汚染水」報告書

  1/23(水)12:17配信「ハンギョレ新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00032625-hankyoreh-kr

3.研究依頼書に不審な記載、福島 伊達市被ばく論文

  1/23(水)17:57配信「共同通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000143-kyodonews-soci

4.原発和解拒否 住民救済の姿勢欠ける

  迅速な解決を図るとした和解仲介の意味がない

  1/23(水)13:11配信「京都新聞社説」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000016-kyt-soci

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┗■5.避難ルート、簡易除染地示す 柏崎刈羽原発の事故発生に備え

 | 新潟県の避難計画概要判明…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆避難ルート、簡易除染地示す 柏崎刈羽原発の事故発生に備え

  新潟県の避難計画概要判明  (1月24日「新潟日報」より抜粋)

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20190124446488.html

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┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆2/5(火)「原発ゼロ基本法案」の

  国会審議を強く求める決起集会のご案内

日 時:2月5日(火)11時00分より12時30分

場 所:衆議院第一議員会館1階多目的ホール

内 容:○ 衆議院経済産業委員会の審議状況の報告

    ○ 各政党・会派からの意見表明

    ○ 参加議員、団体、参加者からの声、質疑応答  ほか

主な主催:立憲民主党日本共産党社会民主党自由党

     そして無所属で賛成いただいた議員と、

     原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)をはじめ、

     趣旨に賛同いただいた団体

お問い合わせ:立憲民主党エネルギー調査会事務局

       (衆議院議員 山崎誠事務所)電話:03-3508-7137

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

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 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

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なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

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