たんぽぽ舎です。【TMM:No3483】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3843】

2018年10月13日(土)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.沖縄県知事 玉城デニー氏勝利を喜ぶ。今後も応援しよう

   次は本土の闘いだ!辺野古埋立阻止、東海第二原発阻止だ

  10/14(日)沖縄からの講師の話を聞こう(辺野古に基地はつくれない)

                       柳田 真 (たんぽぽ舎)

★2.福島から避難も「汚染広がった」と中傷受け仮設へ、

  安住先では甲状腺がん発覚…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★3.インドネシア地震津波監視ブイは止まっていた…

   繰り返される低中所得国の悲劇

  警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その269

                  島村英紀(地球物理学者)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆「檻の中のライオン」

   10/21(日)『日本一わかりやすい憲法のおはなし』

   はんどう大樹さん(弁護士) 会場:江東区民センター

★5.新聞より1つ

  ◆九電 太陽光発電を出力制御 原発優先 再エネ後退懸念

   導入拡大へ環境整備急務  (10月13日東京新聞夕刊1面より抜粋)

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※10/15(月)学習会にご参加を!

  「今なお残る植民地主義〜国連人種差別撤廃委の勧告と日本社会〜」

 お 話:田中 宏さん (一橋大学名誉教授−日本アジア関係史)

 日 時:10月15日(月)19時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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※10/20(土)学習会にご参加を!

 「小児甲状腺がん200人のかげで何が起きているのか〜子どもの甲状腺がん

 「福島県民健康調査」  新ちょぼゼミ第18回

 講 師:白石 草さん(Our Planet TV)

 日 時:10月20日(土)13:00より17:00 (開場12:30)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円(学生400円、避難者の方無料)

 共 催:脱被ばく実現ネット、たんぽぽ舎

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※10/20(土)東海第二原発運転延長STOP!首都圏大集会にご参加を!

 講 演:鎌田 慧さん(ルポライター)

     吉原 毅さん(原自連会長・城南信用金庫顧問)

     村上達也さん(東海村前村長)

 特別出演:おしどりマコ・ケンさん(漫才コンビ・ジャーナリスト)

 日 時:10月20日(土)18:30より20:40 (開場17:45)

 会 場:日本教育会館3階一ツ橋ホール[神保町駅A1出口2分]

 主 催:とめよう!東海第二原発首都圏連絡会

 問合せ:TEL 070-6650-5549

 参加費:500円(資料代)

 開演前に東海第二原発反対運動DVD上映予定

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※10/26(反原子力の日)日本原電包囲ヒューマンチェーンにご参加を!

 みんなの力でとめよう!老朽被災原発・東海第二

日 時:10月26日(金)17:30より19:00

場 所:日本原電本店前(地下鉄「小川町」駅B6出口より2分)

呼びかけ:とめよう!東海第二原発首都圏連絡会/再稼働阻止全国ネットワーク

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┗■1.沖縄県知事 玉城デニー氏勝利を喜ぶ。今後も応援しよう

 |  次は本土の闘いだ!辺野古埋立阻止、東海第二原発阻止だ

|  10/14(日)沖縄からの講師の話を聞こう(辺野古に基地はつくれない)

 └──── 柳田 真 (たんぽぽ舎)

○沖縄知事選は玉城デニー氏が8万票差で勝利した。この勝利を喜び今後も応援

しよう。ささやかながら、カンパを送り、また、4名の人が沖縄現地へ行き、地

道に働き当選に努力した。

○次は日本本土の闘い(活動)だ。玉城知事の主目的の辺野古基地阻止の闘いの支

援だ。辺野古は軟弱地盤だ、それを埋め立てる土砂(ほとんどが西日本各地からの

土砂)の「搬出を阻止する活動」を本土で作ろう。

 10月14日(日)沖縄からみえる北上田講師は土木の専門家でこの問題に詳しい。

出版されたばかりの岩波ブックレット辺野古に基地はつくれない」(山城博治氏

との共著)はページは多くないが内容が豊富な小冊子です。

 この話をきけば辺野古に基地はつくれない―がとてもよくわかります。(岩波の

本は14日(日)講演のとき用意されます。当日のみ税込1冊500円)

○もう一つは首都圏の原発=東海第二原発の20年延長(60年運転)を阻止する活動

です。

 今この活動は大きく盛り上がりつつあります。

 「沖縄の勝利」(安倍内閣への打撃)に続き、原発でも勝利できれば安倍1強体

制に2つの大きな打撃を与えます。

 全国の原発再稼働反対の運動へも大きな良い効果をもたらします。

 40年経ったオンボロ原発、7年半前の東日本大震災時の地震津波で傷だらけ

になった東海第二原発

 お金がなくて借金に頼る日本原電東海第二原発は、原子力ムラの「弱い環」で

す。ue

 そこを攻めましょう。

 本土の課題(原発)で勝利へ近づく闘いは沖縄の人々への大きな贈物です。

 沖縄の勝利→それに続く本土での活動と原発再稼働阻止で、「私たちの未来」

への明るい一歩に前進しよう。

 10月14日(日)沖縄講座へ参加しよう

 「沖縄米軍新基地・辺野古には作れない−軟弱地盤」

 お 話:北上田毅さん(平和市民連絡会、土木技術者)

 日 時:10月14日(日)18時より20時30分 開場:17時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■2.福島から避難も「汚染広がった」と中傷受け仮設へ、

 | 安住先では甲状腺がん発覚…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.福島から避難も「汚染広がった」と中傷受け仮設へ、

  安住先では甲状腺がん発覚…

  10/12(金)11:00配信「神戸新聞NEXT」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000007-kobenext-l28

2.小泉元首相が講演 脱原発訴え

  「原発事故をピンチとするといまはピンチをチャンスに変えるとき。

  政府が音頭を取り原発に依存せず、豊富な自然エネルギーを活用すべき」

  10/12(金)22:12配信「テレ玉

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00010005-teletama-l11

3.焦点:福島汚染水、基準値超の放射性物質 海洋放出に反対強まる公算

  10/12(金)15:26配信「ロイター」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181012-00000076-reut-bus_all

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┗■3.インドネシア地震津波監視ブイは止まっていた…

 |  繰り返される低中所得国の悲劇

 | 警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識 その269

 └──── 島村英紀(地球物理学者)

 またも、大きな災害が起きてしまった。9月28日にインドネシア・スラウェシ

島をマグニチュード(M)7.5の大地震津波が襲った。被災者は240万人以上に上

り、6万人が住む場所を失った。

 家や道が土砂で埋まり、通信も道路も寸断されたので全容が知られていないが、

犠牲者は数千人に上るのではないかといわれている。

 世界全体で見ると、自然災害の死者数は2016年までの50年間で280万人にも達し

ている。茨城県京都府の人口がすべてなくなってしまう人数だ。

 世界の自然災害の犠牲者数はアジアがいちばん多く130万人を数える。2位はア

フリカで72万人、3位は中南米で48万人と続く。

 アジアでは地震のほか、暴風雨や洪水といった気象災害による死者数も目立つ。

一方アフリカは干魃(かんばつ)による被害が多い。中南米地震や火山の被害

が多い。

 これら自然災害による死者は、日本で起きた東日本大震災(2011年)を別にす

れば、世界の貧しい国に圧倒的に多い。国連の統計によれば、この20年間に自然

災害の死者の90パーセントもが、低中所得国に暮らす人々だった。

 これは、住んでいる家が粗末なことや、襲って来る災害を警告する仕組みがほ

とんどないことや、インフラの弱さのためだ。今回も、がれきを取り除く重機が

燃料不足のために、時間限定でしか動かせなかった。

 ところで、インドネシアやすぐ西隣のタイは、スマトラ沖地震(2004年)で津

波の大被害を受けた。インド洋の周辺の各国でも被害があり、合計23万人以上の

犠牲者が出た。

 このあと、日本やドイツや米国など各国の支援で、津波監視用のブイがスマト

ラ海溝沿いに設置された。インドネシアやタイの沖合に20ヶ所以上に及び、それ

まで手薄だった津波の監視が飛躍的に向上した・・はずだった。

 だが、今回の津波被害を防げなかった。それは観測ブイがすべて止まっていた

からだ。じつは隣国タイでも8割方の観測ブイが止まっている。

 もともと、沖合に大型のブイを設置して、それを何年も維持するというのはと

ても難しい。観測ブイは誰も見ていない洋上にある。ブイには太陽電池が着いて

いるから盗難にも遭いやすい。船がぶつかって破損したり、悪天候で流失するこ

とも多い。

 つまり、観測ブイを置く以上に、それを維持するのは人手の面でも費用の面で

も大変なことなのだ。作って設置すれば終わりというものではない。

 最初はうまくいくように見えても、その維持や管理が地元への大きな負担にな

ってしまう。日本で問題になっている「ハコモノ行政」と似た話なのである。

 インドネシアの沿岸地域には、2004年の大津波以降、津波発生時にサイレンが

鳴る警報システムが設置されていた。ただ、1万3000を超える島があるインドネ

シアで、約60か所しかない。

 観測ブイだけの話でもない。低中所得国の悲劇がまた繰り返されたのだ。

  (島村英紀さんのHP http://shima3.fc2web.com/

島村英紀が書いた『夕刊フジ』のコラム」より10月12日の記事)

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┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆「檻の中のライオン」

  10/21(日)『日本一わかりやすい憲法のおはなし』

  はんどう大樹さん(弁護士)

 日 時:10月21日(日)09:30より12:00 開場09:15am

 講 師:はんどう大樹さん(弁護士)

       ひろしま民法律事務所所長 1975年広島生まれ

 会 場:江東区民センター第4第5研修室

     地下鉄東西線東陽町駅1番出口より5分(区役所奥隣)

 主 催:深川9条の会

 問合せ:chiyo.chan@nifty.com 古今亭菊千代 TEL 090-3146-5585

 参加費:1000円(講演資料のクリアファイル付き)

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┗■5.新聞より1つ

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 ◆九電 太陽光発電を出力制御 原発優先 再エネ後退懸念

  導入拡大へ環境整備急務

 九州電力は13日、太陽光発電の一部事業者を対象に、発電を一時的に停止する

よう指示する出力制御を実施した。太陽光の発電量が増える日中に、電力供給量

が需要を大きく上回ることで大規模停電が起こるのを回避するためで、実施は離

島を除き全国で初。国が定めたルールでは、原発などの稼働が優先される。今後

も春や秋の休日に出力制御が頻発する可能性がある。再生可能エネルギーの導入

意欲が後退する恐れもあり、政府の再エネ政策が岐路を迎えそうだ。

 政府が東京電力福島第一原発事故を踏まえ、2012年に再エネ導入を促す固定価

格買い取り制度(FIT)を導入して以降、太陽光などの導入が進んだ。出力制

御が頻発すれば事業者収支への影響は必至だ。(中略)

 16年度の日本全体の発電電力量に占める再エネ比率は7.8%(水力発電を含める

と15.3%)。このうち九州では太陽光発電の導入が進んでおり、送配電網接続量

は18年8月末時点で、大型原発約8基分に当たる807万キロワット。

◆導入拡大へ環境整備急務

 <解説> 九州電力が全国初の本格的な再生可能エネルギーの出力制御を実施

した。再エネ事業者にとっては売電収入が減少することになり、打撃となる。温

室効果ガスの排出削減が世界的な課題となる中、導入拡大の基調を後退させない

ためにも、負担を回避できるような環境整備が急務だ。

 東京電力福島第一原発事故以降、政府は固定価格買い取り制度を整備し、再エ

ネ導入を推進。国のエネルギー基本計画では再エネの主力電源化を打ち出し、

2030年度の電源構成比率で22〜24%を目指す。

 一方、買い取り価格を20年代半ばには現在の半額以下に引き下げる方針だ。

 出力制御とのダブルパンチとなれば、再エネ導入の機運は急速にしぼみかねな

い。

 広域で電力融通をしやすくする送電網の増強や、太陽光発電の余剰分を取り置

ける蓄電池の増設など、出力制御を最大限回避する仕組みづくりが重要だ。

 蓄電池の増設などには費用もかさむが、政府や電力会社には、こうした課題解

決に向けた取り組みを加速する姿勢が問われそうだ。

             (10月13日東京新聞夕刊1面より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201810/CK2018101302000268.html

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