たんぽぽ舎です。【TMM:No3430】地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3430】

2018年8月1日(水)地震原発事故情報−

               7つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.8月から9月上旬の学習会・抗議行動のご案内 参加歓迎です!

★2.米軍、放射性物質を下水に流す

   大震災後の「トモダチ作戦」で出た放射性廃棄物

  厚木・三沢で12万リットル超を投棄(沖縄タイムス7/30発信)

   山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その4)

   原子炉水位さえ見えなくなる原発

              山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★4.<プルトニウム削減指針>核燃サイクル、袋小路 道筋険しく…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.柏崎原発事故訓練最低評価−規制委が改善計画要求…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

       (お問い合わせは主催者へ)

  ◆8/9(木)第20回原子力市民委員会

   東海第二原発周辺自治体における安全協定見直しの意義と課題

   現地からの報告:脱原発ネットワーク茨城共同代表 小川仙月さん

   コメント:環境経済研究所代表 上岡直見さん

★7.新聞より1つ

  ◆改ざん「民主主義揺るがす」衆議院議長 異例の所感

   政権に反省と改善促す   (8月1日茨城新聞3面より抜粋)

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┗■1.8月から9月上旬の学習会・抗議行動のご案内

 |  参加歓迎です!

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8月

8/4(土)14:00より17:00 参加費:1500円(飲み物、軽食代含む)

  「木幡ますみさんのお話と激励会」第3回

    〜避難解除後の福島の実態のひどさ〜

  お話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

8/4(土)18:00より20:00 参加費:800円

  「停戦65年・朝鮮戦争終結と日本の責任−

   朝米会談後の北東アジアの情勢」

  講師:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

  コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院

                  メディア学専攻教授)

≪たんぽぽ舎の夏休み≫8月13日(月)より8月18日(土)

    ※メールマガジンもお休みさせていただきます

8/20(月)18:00より21:00 参加費:800円 新ちょぼゼミ15回

  「原発はどのように壊れるか〜金属の基本から考える」

  講師:井野博満さん

   (柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表)

(井野博満さんの講演開始時間は19時からです)

8/26(日)15:30より18:00 参加費:800円

  「原発電気さよなら〜162万世帯が原発電気から

   離れた関西での取り組み」

  お話:槌田 劭さん(つちだたかし)

     [元京都精華大学教員・使い捨て時代を考える会相談役]

9月──

9/1(土)13:30より15:10(開場12:30) 参加費無料

  東海第二原発再稼働STOP!茨城県大集会

  会場:駿優教育会館(8F音楽ホール)

           水戸市三の丸(JR水戸駅北口3分)

       15:30より16:10アピール行動(デモ)

  主催:「東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会」実行委

9/1(土)より2(日)

  再稼働阻止全国ネットワーク「全国相談会」

  会場:水戸みまつホテル会議室

  日時:9月1日(土)18:00より21:00 2日(日)9:00より13:00

  討論テーマ:「東海第二原発20年運転延長阻止と全国のたたかい」

  主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

9/10(月)18:00より21:00 参加費:800円 新ちょぼゼミ16回

  「グローバル資本主義を乗り越える日本の食料・農業政策」

  講師:安田節子さん(日本有機農業研究会理事)

     (安田節子さんの講演開始時間は19時からです)

9/5(水)17:00より17:45

  とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

  場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

  共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

    とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

9/5(水)18:30より19:45

  「第60回東京電力本店合同抗議」

  東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

  場 所:東京電力本店前

  呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

    「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

9/11(火)18:30より

  原発をおしまいに!脱原発テントひろば8年目→9.11経産省前へ!

  場所:経産省本館前とその周辺

  主催:「経産省前テントひろば」

※学習会の会場は「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)です

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┗■2.米軍、放射性物質を下水に流す

 |  大震災後の「トモダチ作戦」で出た放射性廃棄物

 | 厚木・三沢で12万リットル超を投棄(沖縄タイムス7/30発信)

 └──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 沖縄タイムスが米軍の内部資料を入手。汚染水は東日本大震災東京電力

島第一原発事故後の「トモダチ作戦」に参加した軍用車両や装備品の除染で発生

していた。

 2011年5月3日時点で「液体低レベル放射性廃棄物」が厚木に9万4635リット

ル(2万5000ガロン)、三沢に3万283リットル(8000ガロン)あった。

 タイムスの取材に対して在日米軍はこの時の保管量より多い量を翌月、厚木と

三沢で投棄したことを認めた。

 同時に「投棄は日本政府の基準で安全と認められていた」と説明した。

トモダチ作戦」で出た固形や液体の「低レベル放射性廃棄物」は在日米軍基地

6ヶ所で保管されていたことが公表されている。

 厚木、三沢他に普天間基地横田基地横須賀基地佐世保基地。横田の廃棄

物は日本政府が定める毎時0.23マイクロシーベルトを上回る2.1マイクロシーベル

トだった。横田にあった汚染水は東電が回収し廃棄したという。

沖縄タイムスの記事はざっと以上のようなもの。

詳しくはこちらを

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/290652

◎ これから先は私の疑念と推理

1.私たち日本人にとって、これほど重要なことをなぜ今公表したのか。

2.福島から約185キロ離れた沖合で、なぜこんなに多くの放射性被曝物が発生し

たのか。

3.なぜ、米軍の水兵たちは、白血病で9名死亡し、他に口頭がん、脳腫瘍など

多くの病人を出したのか。

4.米軍の水兵たちは現在400名以上が米国、裁判所、東電に賠償金5000億円を要

求する訴訟を起こしている。

5.何も知らない水兵たちは防護服を着ることもなく、海水で洗濯、甲板清掃作

業に従事させられていた。

6.「トモダチ作戦」というのは初めから米国がPRとして流していた。

7.2011年3月31日、日本の国会は「トモダチ作戦」謝礼の意味か!?

民主、自民などの賛成多数で「思いやり予算の特別協定」1年1880億円を5年間

米国に計上を可決した。

     (2011.04.19 07:00配信 NEWS-POSTSEVENより抜粋)

https://www.news-postseven.com/archives/20110419_17830.html

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┗■3.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その4)

 |  原子炉水位さえ見えなくなる原発

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

※《事故情報編集部》より

 7月21日(土)に開催された『先月・今月・来月の原発問題』で山崎久隆さんよ

り提起された「東海第二原発の本質的問題」(60項目)について、抜粋しながら順

次連載したいと思います。

5.欠陥水位計が曝露された福島第一原発事故

  原子炉水位さえ見えなくなる原発

 沸騰水型軽水炉の炉心水位計は圧力容器の下部と上部から管を引き出す構造に

なっている。上部には基準面器(凝集槽)と呼ばれるタンク構造を持っている。

 管が真下に延び、その先は圧力容器下部から引き出された管につながり間に差

圧計を付けている。

 原子炉内部の気水混合状態に対し、凝集槽につながる配管は水で満たされてお

り、圧力容器内部の水面を外に出すことで計測している。

 通常は水位測定に問題は生じないが、容器内の冷却材が減少し、基準水面が失

われた後に下部の配管からも水が抜け、再度冷却材を投入した場合、液面が正し

く計測できなくなる場合がある。

 福島第一原発事故の後に起きた水位計測のミスはこうして起きた。

 実際には圧力容器内が空炊き(有効燃料下部を下回っていた)状態でも水位は燃

料の中央付近にあると指示していた。このため冷却はできていると考え、その後

の対応に失敗しメルトダウンを引き起こした。

 この水位計の欠陥はおよそ沸騰水型軽水炉であればBWRの全てのタイプにお

いて起こりえる。

 東海第二原発は水位計を増設し、従来は一つしかなかったものを3箇所に取り

付け、仮に誤差が生じた場合は多数決で決定するとした。一見対策になっている

ようで実際には無効である。

 福島第一原発事故のようなケースでは3つの水位計総てが同じエラーを出すだ

ろう。仮にバラバラに出ていたとして、多数決で正しい水位を取ることなど出来

ない。

 対策を取るのであれば、計測原理の異なる水位計を複数取り付けることだ。例

えば中性子の減速能を考慮し、炉心から出る中性子線を圧力容器外部で測定し、

減速能の変化から水位を読み取ることが出来る。

 また、炉心下部に取り付けられている中性子計測計配管のノズルなどを利用し、

差圧計を多数取り付ければ、単純な重力計測だけでその上部にある水の体積をつ

かむことは難しくないであろう。

 これら原理の異なる複数の測定装置を組み合わせて、炉心の冷却材が大幅に減

少しても計測できる体制を取ることくらいは出来るはずである。

  (「その5」に続く)

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┗■4.<プルトニウム削減指針>核燃サイクル、袋小路 道筋険しく…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.<プルトニウム削減指針>核燃サイクル、袋小路 道筋険しく

  7/31(火)22:50配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000118-mai-sctch

2.プルトニウム削減に電力業界は対応苦慮 プルサーマル導入停滞

  7/31(火)20:26配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000608-san-bus_all

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┗■5.柏崎原発事故訓練最低評価−規制委が改善計画要求…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発事故訓練最低評価−規制委が改善計画要求

            (8月1日「新潟日報」より)

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180801409819.html

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┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |     (お問い合わせは主催者へ)

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 ◆8/9(木)第20回原子力市民委員会

  〜原子力の安全における自治体の役割と課題〜

  東海第二原発周辺自治体における安全協定見直しの意義と課題

日 時:8月9日(木)14:00より17:00

場 所:東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1-17東京堂書店6階)

第1部 原子力の安全における自治体の役割と課題

 (1)挨拶・趣旨説明:

     原子力市民委員会座長 龍谷大学政策学部教授 大島堅一

 (2)東海第二原発周辺自治体における安全協定見直しの意義と課題

   ・現地からの報告:脱原発ネットワーク茨城共同代表 小川仙月さん

   ・コメント:環境経済研究所代表 上岡直見さん

   ・意見交換

第2部 原子力市民委員会としての活動報告・今後の取り組みの検討

 (1)東海第二原発の適合性審査・運転延長問題について

 (2)トリチウム汚染水問題の声明について

 (3)各地での意見交換会・学習会について

主 催:原子力市民委員会

【詳細・申込】はこちらを http://www.ccnejapan.com/?p=9096

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┗■7.新聞より1つ

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 ◆改ざん「民主主義揺るがす」衆議院議長 異例の所感

  政権に反省と改善促す

 大島理森衆院議長は31日、国会内で記者会見し、相次ぐ政権不祥事が問題とな

った通常国会を振り返り、安倍政権に注文を付ける異例の所感を公表した。

 森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざんや自衛隊日報隠蔽(いんぺい)などを挙

げ「民主主義の根幹を揺るがす問題だ。立法府の判断を誤らせる恐れがある」と

して、反省と改善を促した。菅義偉官房長官に所感を渡し、再発防止のための制

度構築を求めたと明らかにした。

 厚生労働省の労働時間調査での不適切データ問題に言及し、加計学園問題や前

財務次官のセクハラ問題を念頭に「国民に大いなる不信感を引き起こした。個々

の関係者の一過性の問題として済ませずに、深刻に受け止めていただきたい」と

強調した。(後略) (8月1日茨城新聞3面より抜粋)

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