たんぽぽ舎です。【TMM:No3429】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3429】

2018年7月31日(火)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.とめよう!東海第二原発署名、

   7/30JR御茶の水駅前で署名138筆、ちらし300枚以上配布

               喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

★2.東海第二原発再稼働の危険迫る

   20年運転延長やめて!のハガキを出そう!

  老朽で、被災した危ない原発・東京から100km

  首都圏の原発だ−東京に放射能が…

  10番目のハガキ(累計6万枚突破)

              たんぽぽ舎ハガキチーム

★3.考えなくてはいけないカルデラ噴火、

   原発審査に見られる理解の齟齬(そご)

   藤井敏嗣さん(前気象庁火山噴火予知連絡会会長)が

  語る原発審査批判

  原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その178

              木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★4.新聞・雑誌より2つ

  ◆<原子力委員会プルトニウム削減明記 再処理工場の運転制限へ

              (7月31日14時19分「毎日新聞」より抜粋)

  ◆「大間原発」運転開始の追い風?

   米国の圧力にほくそ笑む電源開発

 (7月30日07:05配信「選択(選択出版)」より)

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※明日です!8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

  東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

 日 時:8月1日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

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※8/4(土)木幡ますみさんのお話と激励会にご参加を!

     「避難解除後の福島の実態のひどさ」

 お 話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

 日 時:8月4日(土)14:00より17:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:1500円(飲み物、軽食含む)

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※8/4(土)講演会にご参加を!

 「停戦65年・朝鮮戦争終結と日本の責任−

  朝米会談後の北東アジアの情勢」

 お 話:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

 コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院メディア学専攻教授)

 日 時:8月4日(土)18:00より20:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┗■1.とめよう!東海第二原発署名、

 |  7/30JR御茶の水駅前で署名138筆、ちらし300枚以上配布

 └──── 喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

 さすが、元「神田カルチェ・ラタン」近く!のJR御茶の水駅付近でした。

 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」のみなさん、そして「脱原発かわさ

き市民」のみなさん、おはようございます。

 昨日、首都圏のまん中、JR御茶の水駅(御茶の水橋側)前での署名行動に、

川崎から「出張」しました。

 手製のノボリ、バナー、画板を持って「出張」した「かわさき」の仲間は9人、

「どこにノボリやバナーをつけたらいいのか」など不慣れな駅前でしたが、みん

なでがんばりました。

 私自身は早朝6時からの仕事で、また署名のあと辺野古連帯の官邸前行動にも

参加予定でしたので、超長時間の1日となってしまい、おたおたでした!

 せっかく川崎から持ちこんだマイクも調子が悪く、汗びっしょりとなりました

が、首都圏連絡会のみなさんも「かわさき」と同じく9人も来ていただき、大型

マイクも貸していただいて大助かりでした。

 「かわさき」の何人かでマイクリレー、いっしょに重なって署名行動をやって

いた「私立学校」の人たちの行動と相乗の効果もあったかと思います。

16時から1時間の予定が30分延長の取り組みでした。

 ちらしは300枚以上でしたか配布もでき、署名数は138筆でした。

 応援のみなさんのお力でした。ほんとうに感謝です!

 さすがに川崎市内の駅頭とは違って、4方8方から人が来て、初めはめんくら

いましたが、さすがに、元「神田カルチェ・ラタン」近く?の場所でいろいろな

経験をさせてもらいました。

 「署名はいい」と言って一回通りすぎた若者に対し、その後からさらに声をか

けると、戻ってきて署名をしてくれました。これはいい経験でした。

 「シツコイ」と嫌がられるかとも思っていましたが、いえいえ、そんなことも

なく、けっこうこちらががんばれば署名はとれるということがわかりました。

 首都圏連絡会のみなさま、応援、ほんとうにありがとうございました。

 「かわさき」のみんなもこうして経験を活かして、これからも地元でやってい

きましょう!

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┗■2.東海第二原発再稼働の危険迫る

 |  20年運転延長やめて!のハガキを出そう!

|  老朽で、被災した危ない原発・東京から100km

 | 首都圏の原発だ−東京に放射能が…

 | 10番目のハガキ(累計6万枚突破)

 └──── たんぽぽ舎ハガキチーム

 ハガキ裏面記載の文を紹介します。

「私は東海第二原発の20年延長に反対です

 もともと、30年仕様の原発が40年と決められたのです。古い被災原発にもし過

酷事故が起こったら、被害は茨城県ばかりか首都圏、海外にまでおよびます。地

震多発国日本。福島を経験したらもう原発には頼れないと思います。」

 《私の意見》を書き込むスペースがあります。

問合せ&申し込み先;ハガキセット(ハガキ2枚と送付先メモ)の郵送を

ご希望の方は、たんぽぽ舎へお申込み下さい。

・たんぽぽ舎

  〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル5階

        TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

        メール nonukes@tanpoposya.net

・協力:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

    反原発自治体議員・市民連盟 TEL 03-5936-0311

 通信欄に「東海第二原発再稼働反対ハガキ代金」と記入し、ハガキ代金(1セッ

ト150円)+送料100円(6セットまで100円。7セット以上の送料は別途ご相談下

さい)を下記にお振込み下さい。

 住所、ご氏名、電話番号は、読みやすくご記入下さい。

 郵便振込番号 00180-1-403856  加入者名 たんぽぽ舎

◇ハガキの送付先

 ・日本原子力発電株式会社 社長

   101-0053 東京都千代田区神田美土代町1-1 TEL 03-6371-7300

 ・原子力規制委員会 規制委員長

   106-0032 東京都港区六本木1-9-9 TEL 092-761-3031

 ・東京電力本店 東京電力会長 東京電力社長

   100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-3 TEL 03-3501-8111

 ・茨城県知事

   310-0852 茨城県水戸市笠原町978-6 TEL 029-301-1111

◇「東海第二原発」とは

 沸騰水型軽水炉 1978年11月28日運転開始 出力110万kw 茨城県東海村

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┗■3.考えなくてはいけないカルデラ噴火、

 |  原発審査に見られる理解の齟齬(そご)

 |  藤井敏嗣さん(前気象庁火山噴火予知連絡会会長)が

 | 語る原発審査批判

 | 原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その178

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 岩波「科学7月号」の特集「つづく噴火・今後の備え」で原子力規制委員会

火山に関わる審査の問題点が述べられている。

 本シリーズ「その59」「その167」でも述べたが、原子力規制委員会は再稼働審

査での火山評価に多々問題がある。

 ここでは、藤井敏嗣さんの原発審査批判を紹介する。

< 藤井敏嗣「噴火からどう学ぶか:予測の現状とすすめ方」から

○考えなくてはいけないカルデラ噴火

 日本国民にはカルデラ噴火の危険性があることを周知するべきだ、同時にカル

デラ噴火の研究も早急に開始するべきだ。

 カルデラ噴火の前兆が数年前に捉えられるかどうかは、まったく保証がない。

○いざとなったら諦めてくれは一番イカ

 巨大噴火がほかで規制されていないから原子力規制もやらなくていいというの

でいいのか。地震は13万年でやっているのに1万年ぐらいで確実に起こる噴火で

はどうしてこうなのか。

○自然災害の場合には統計近似できない

 800度Cの火砕流の中に原子炉が閉じ込められたら何が起こるかは誰も知らない。

冷却はしなくなるし、常温のコンクリートで固めるわけではないので、とんでも

ないことが起こる。

 放射性物質は世界中にばら撒かれるし、火山灰被害から生き延びた人たちも黒

い雨にさらされることになりかねない。

○100万炉年に1回程度を超えないも満たせない

 火砕流到達地域に原子炉をつくると、(1万年ぐらいで確実に噴火が起こるので)

100万炉年の間に100回ぐらい火砕流がくるので、完全に安全目標を超過してしま

う。??

○審査で火砕流は到達しないというシミュレーションになっているが?

 大きなカルデラ噴火に伴うような火砕流のシミュレーションは未だ成功してい

ない。そもそもシミュレーションの検証のしようがない。 >

 6月3日に中米グアテマラのフエゴ火山が噴火し、多数の死者・行方不明者が

でた。日本では、雲仙火山での火砕流による死亡が記憶される。1902年にカリブ

海のプレー火山で発生した火砕流により3万人が亡くなった。

 巨大噴火にともなう火砕流は、到達距離が100kmに及ぶ。7300年前の鬼界カル

デラや7万年前の阿蘇カルデラの噴火にその例が見られる。

原子力規制委はカルデラ噴火問題を真剣に考えるべきだ。

 なお特集では、巽好幸さん(神戸大学海洋底探査センター)が「巨大噴火と原子

発電所原子力規制庁の見解を検証する」で原子力規制庁と国民の理解が極め

て貧弱であると指摘し、「その167」で述べたように<原子力発電所の火山影響評

価ガイドにおける「設計対応不可能な火山事象を伴う火山活動の評価」に関する

基本的な考え方>の内容が不合理なものであることを明解に示している。

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┗■4.新聞・雑誌より2つ

 └──── 

 ◆<原子力委員会プルトニウム削減明記 再処理工場の運転制限へ

 内閣府原子力委員会は31日、プルトニウムの利用指針を15年ぶりに改定し、日

本の保有量を減少させると初めて明記した。

 新指針では、建設中の再処理工場(青森県六ケ所村)でのプルトニウム製造を

原発で使う分までしか認めず、運転を制限する。電力会社には連携して利用可能

原発で消費し、着実な削減につなげるよう求めた。核不拡散の観点から米国を

含む国際社会が日本の保有状況を懸念しており、払拭(ふっしょく)に努める。

 原子力委員会は日本の原子力政策の長期的な方向性を示す役割を持っており、

国際原子力機関IAEA)を通じて新指針を各国に周知する。7月に閣議決定

したエネルギー基本計画でも削減を明記している。

 プルトニウム原発の使用済み核燃料の再処理で生じ、日本は非核国では最多

核兵器約6000発分、47.3トンを保有。電力会社などが国内外で保管する。

     (中略)

 日本はプルトニウムの利用目的に発電用資源として再利用する核燃料サイクル

を掲げ、当面はプルサーマル発電で用いるとしている。

 しかし福島第一原発事故の後、同発電の原発の再稼働は計4基にとどまり、消

費は進まない。再処理工場がフル稼働すれば毎年、保有量は最大約8トン増える。

その全ての消費には原発16から18基が必要とされ、現状では再処理工場の稼働の

大幅制限が避けられない情勢だ。(7月31日14時19分「毎日新聞」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000041-mai-sctch

 ◆「大間原発」運転開始の追い風?

  米国の圧力にほくそ笑む電源開発

 米政府が、核燃料サイクルの進まない日本に「余剰プルトニウムをこれ以上増

やすな!」と圧力を強めているが、その陰で電源開発(Jパワー)がほくそ笑む。

 大間原子力発電所は世界初のフルMOX炉として建設され、年間1.1トンのプル

トニウムを消費できるように設計されているため、核燃料サイクルを回していく

上での要の存在。

 Jパワー幹部は「大間にもいよいよ追い風が吹いてきた」と喜び勇んでいる。

 現在、日本が保有するプルトニウムは、英仏に37トン、国内に10トンある。

 フルMOX炉である大間原発ならば、40年間運転すれば、ほぼ全量を消費でき

る。

 Jパワー中枢は「もんじゅ(高速増殖原型炉)なき今、大間がこけたら終わり

というのは政府も認識している。大間を失えば、核燃料サイクルは息の根が止ま

る」と強気だ。

 とはいえ大間原発原子力規制委員会の審査中で、その停滞が運転開始の障害。

 「大間原発の遅れは外交問題にも発展しかねないので、規制委も嫌がらせは控

えるだろう」とJパワーの原発部門関係者。

 米国におもねるあまり、審査がおざなりにならないか危惧される。

             (7月30日07:05配信「選択(選択出版)」より)

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