たんぽぽ舎です。【TMM:No3421】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3421】

2018年7月21日(土)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.「東海第二原発の20年運転延長を認めない」意見書を地方議会から

   野田市では「再稼働には反対である」ことを明記

         吉野信次(東日本大震災被災者支援千葉西部ネット)

★2.茨城の地から東海第二原発再稼働STOP!!の声をあげましょう!!

   9/1(土)東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会とデモ

★3.7月18日、若狭の原発の運転や再稼働について、

  大きな発言力を持つ、高浜町おおい町美浜町の町長に

   公開質問状と特別質問状を提出

           「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」

★4.新聞より1つ

  ◆「東電福島第一原発事故がなければ平穏な人生を送っていたはず。

   その基盤の全てを壊された」

   横浜地裁で結審、来年2月判決 神奈川原発避難訴訟

         (7月20日07:17配信「カナロコby神奈川新聞」より)

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※7/30(月)川崎陽子さん学習会のご案内

 『国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢』

 『環境・脱原発先進国ドイツと日本とは何が違うのか』

 講 師:川崎陽子(かわさきようこ)さん

  欧州(ドイツ語圏)在住環境ジャーナリスト

 日 時:7月30日(月)18時より21時 開場17時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

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※8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

    とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:8月1日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

    「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

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┗■1.「東海第二原発の20年運転延長を認めない」意見書を地方議会から

 |  野田市では「再稼働には反対である」ことを明記

 └──── 吉野信次(東日本大震災被災者支援千葉西部ネット)

 ピースサイクル千葉ネット(城南線ルート)は、7月12.13日の両日、8自治

を訪問しました。

 質問の中に東海第二原発の20年延長に関しても入れておきましたが、野田市

は「再稼働には反対である」ことを明記していただきました。

 ※緊急のお願いです。

 「東海第二原発の20年運転延長を認めない」意見書を、日本原子力発電株式会

社と政府、原子力規制委員会に提出していただくための「請願ないし陳情」を住

んでいる自治体の議会に提出していただくことをお願いしたいと思います。

 松戸市の場合、請願・陳情の締切日は8月22日です。多くの市議会が同じ頃だ

と思われます。

 松戸では、「3.11」後から被災者支援の取り組みと放射能汚染に対する行政へ

の働きかけ、南相馬市の学校給食に野菜を届ける活動を継続してきた「東日本大

震災被災者支援千葉西部ネット」の呼びかけで、請願を出すことを決め、請願に

賛同する署名活動を始めることにしました。

 自分の住む自治体議会への請願・陳情をぜひ出すように、仲間たちと相談して

大至急取り組んでいただけますか。

 茨城県内ではほとんどの議会へ意見書を求める請願が出されていますが、千葉

県内では、3月議会で我孫子市議会が、6月議会で銚子市議会が採択されている

だけです。

 5月に発足された「止めよう!東海第二原発 首都圏連絡会」では首都圏内で、

総ての議会に意見書提出を求める「請願ないし陳情」の提出と議会対策を目指し

ています。

 以下に貼り付けた「松戸で取り組む請願内容」を参考にしていただいても結構

です。必ず請願ないし陳情を出しましょう。

 この内容を可能な限り拡散していただけますか、よろしくお願いします。

請願内容

松戸市議会議長 深山能一様

東海第二原発の運転期間延長を行わないことを求める意見書に関する請願

【請願要旨】

 昨年11月24日、日本原子力発電株式会社は、法律で定められた原発の運転期間

40年制限を超えて、さらに20年の運転延長を原子力規制委員会に申請、本年7月

4日、原子力規制委員会は、東海第二原発の設置変更を許可しました。

この東海第二原発で事故が起これば、僅か90kmしか離れていない松戸市は、

周辺自治体とともに、福島第一原発の事故の時以上の甚大な被害を被ることは明

らかです。

松戸市議会として、政府・原子力規制委員会に対して、東海第二原発の運転延

長を認めず廃炉にするよう、廃炉後は、国が責任をもって原発に代わる地域経済

振興策を行うよう、意見書の提出を求めます。

【請願理由】

 原子炉等規制法では、原子炉の運転期間を40年と決めています。2011年3月に

起きた東京電力福島第一原発事故は原因も不明で、事故収束の目処もたちません

が、東海第二原発も、東日本大震災と大津波で被災しています。

 また、敷設ケーブルの半分は、新規制基準の定める『不燃ケーブル』に交換す

ることが不可能です。さらに、わずか2.8kmの距離に核燃料再処理工場があり、

停止してはいますが、多量の高レベル放射性廃棄物がそのまま残されています。

同再処理工場には防潮堤すらなく、東海第二原発の事故との複合災害への備えが

ありません。

松戸市福島第一原発事故により放射能汚染地域となり、放射能対策に多額の

費用をかけていますが、東電からの賠償・補償は進んでいません。福島第二原発

廃炉が決まりましたが、より危険性の高い東海第二原発の運転延長は到底容認

できません。

 同じ放射能汚染地域の我孫子市議会では東海第二原発の運転延長を認めないこ

とを求める意見書を政府および原子力規制委員会へ提出しております。

松戸市議会においても、本請願を採択され東海第二原発の運転延長を認めず廃

炉にするよう、意見書を政府および原子力規制委員会へ提出されるよう求めます。

地方自治法第124条の規定により上記のとおり請願いたします。

東日本大震災被災者支援千葉西部ネット

   連絡先 〒271-0092松戸市松戸1879-24ほくとビル5F

        Tel&Fax 047-360-6064  代表 永田研二

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┗■2.茨城の地から東海第二原発再稼働STOP!!の声をあげましょう!!

 |  9/1(土)東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会とデモ

 └──── 「東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会」実行委員会

日時:2018年9月1日(土)開始13時30分 開場12時30分

            15時30分より水戸市内アピール行動(デモ)

◇福島、原発事故避難者からの訴え…桜井勝延(前南相馬市長)さん、ほか

◇茨城からの訴え(集会賛同人ほか)

◇連帯あいさつ…河合弘之弁護士(脱原発全国弁護団)

会場:駿優教育会館8階音楽ホール(水戸市三の丸1-1-42 TEL029-227-5552)

主催:「東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会」実行委員会

参加費無料

 茨城県東海村にある日本原電「東海第二原発」が再稼働するか、廃止となるか

岐路に来ております。

 原発の再稼働はこの地に今生きている人も子どもたちの未来にとっても、大き

な災厄を抱え込むことにほかなりません。東電福島第一原発事故で明らかになっ

たように、その災厄は避けられない過酷事故の発生と大地と海洋の放射能汚染、

人をはじめとする生き物の放射線被ばくであり、結果としての国土の喪失、ふる

さと喪失です。(中略)

 「東海第二原発」の立地地域には放射性物質放射性廃棄物を抱えた多くの事

業所があり、もっとも危険な高レベル放射性廃液を溜め込んだ東海再処理工場が

近接してあり、その複合災害を想像しなくてはなりません。安全対策費の資金が

自前で調達できないなど、経理的基礎のない日本原電に事故があったときの損害

賠償など望むべくもないでしょう。

 「東海第二原発」の再稼働をとめましょう!!

※実行委員会のチラシより抜粋

 詳しくはこちらを

https://stoptokai2-shutoken.jimdofree.com/2018/07/15/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E7%AC%

AC%E4%BA%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8Dstop-%E8%8C%A8%E5%9F%

8E%E7%9C%8C%E5%A4%A7%E9%9B%86%E4%BC%9A/

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┗■3.7月18日、若狭の原発の運転や再稼働について、

 | 大きな発言力を持つ、高浜町おおい町美浜町の町長に

 |  公開質問状と特別質問状を提出

 └──── 「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」

 「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」は、7月18日、若狭の原発の運

転や再稼働について、大きな発言力を持つ、高浜町おおい町美浜町の町長に、

公開質問状と特別質問状提出しました。

 公開質問状では、原発の存続、使用済み核燃料、老朽原発運転、重大事故時の

住民避難、原発に依存しない町づくりなどについて尋ね、特別質問状では、地震

時の原発停止について尋ねています。

 公開質問とした理由は、この質問状を、若狭や周辺自治体および広く関西をは

じめとする全国に配布し、原発立地・若狭や原発電気を利用してきた関西、全国

の皆さんが、原発の是非、原発後の社会を考える端緒にしていただければ幸いと

考えるからです。

 これらの質問状は、8月15日を回答期限としています。回答があり次第、その

内容をチラシにして皆様にお知らせいたします。 

 高浜町長、おおい町長、美浜町長の姿勢は、当該自治体の住民だけでなく、さ

らに広域(例えば、関西一円)の住民の大きな関心事であり、生活や生存の権利

をも左右するものです。これらの町長の回答にご注目ください。

 公開質問状の提出にあたって、美浜町ではエネルギー政策課、防災・原子力

策室の課長、課長補佐ら3人、高浜町では防災安全課の課長補佐ら2人、おおい

町では総合政策課などの課長2人、課長補佐2人など5人が対応しましたが、何

れも丁寧な対応で、中には、「原発後の社会を考える」ような発言もありました。

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  高浜原発4号機起動(再々稼働)阻止!高浜現地抗議行動

 高浜原発4号機起動(再々稼働)の当日(8月21日あるいは22日)、

 高浜町現地で抗議デモ、高浜原発ゲート前抗議集会を展開します。

日時:8月21日(火)あるいは22日(水)(確定し次第お知らせします)、正午。

場所:高浜原発から音海地区側に300mの展望所に集合後、デモでゲート前へ。

主催:原発うごかすな!実行委員会@関西・福井

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  8.25高浜原発このまま廃炉!関電包囲全国集会

 日 時:8月25日(土)15:00から16:00

場 所:関西電力本店前(大阪市北区中之島)

(集会終了後うつぼ公園に移動して、同公園から御堂筋デモ)

 主 催:原発うごかすな!実行委員会@関西・福井

 呼びかけ:「オール福井反原発連絡会(原子力発電に反対する福井県民会議、

  サヨナラ原発福井ネットワーク、福井から原発を止める裁判の会、

  原発住民運動福井・嶺南センター、原発問題住民運動福井県連絡会で構成)」、

  「若狭の原発を考える会」、「ふるさと守る高浜・おおいの会」

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┗■4.新聞より1つ

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 ◆「東電福島第一原発事故がなければ平穏な人生を送っていたはず。

  その基盤の全てを壊された」

  横浜地裁で結審、来年2月判決 神奈川原発避難訴訟

 東京電力福島第一原発事故の影響で福島県から神奈川県に避難してきた60世帯

175人が、国と東京電力に慰謝料など総額53億9千万円余りの損害賠償を求めた訴

訟は19日、横浜地裁(中平健裁判長)で結審した。判決は来年2月20日に言い渡

される。

 訴訟は、原発事故に対する国と東電の責任の有無が主要な争点。事故によって

原告が被ったと認められる損害の範囲と、賠償額についても争われた。

 19日に開かれた第29回口頭弁論では、原告側が国と東電の責任を改めて追及し

た。弁護団は「東電は津波の到来を予見できたのに必要な対策を講じず、国も規

制権限を適切に行使せずに具体的な対策工事を何一つ行わせることができなかっ

た」などと非難した。

 また国の指針に基づき東電がこれまで支払ってきた賠償額は「被害の実態と乖

離(かいり)し極めて不十分」と指摘。低線量被ばくの危険性にも触れつつ、今

なお避難生活を続けざるを得ない原告らに適正な賠償が行われるよう求めた。

 南相馬市から避難している村田弘原告団長(75)も法廷で意見陳述に臨み、「事

故がなければ平穏な人生を送っていたはず。その基盤の全てを壊された」と訴え

た。ませ

 東電と国は法廷での意見陳述を行わなかった。これまでの訴訟で東電は、津波

予見可能性を否定し、損害賠償に関しても適正な金額を支払ってきたと反論。

国は、そもそも東電に対する規制権限を有していないなどと主張している。

 原発事故を巡る同種の集団訴訟は全国で約30件あり、これまでにあった7件の

一審判決全てが東電に賠償を命じた。このうち5件の訴訟で国も被告になってお

り、4件が国の責任を認定。両者の責任を認める流れが定着しつつあるが、請求

額に比べて賠償額が低く抑えられる傾向にあり、課題になっている。

 横浜地裁の訴訟で原告は避難に対する慰謝料(事故以降1人当たり月額35万円)

や故郷を奪われた慰謝料(1人当たり最大2千万円)を請求。自宅や家財などの

損失補てんも求めている。

     (7月20日07:17配信「カナロコby神奈川新聞」より)

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