たんぽぽ舎です。【TMM:No3677】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3677】

2019年6月19日(水)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.6月18日に発生した山形県地震(仮称)と柏崎刈羽原発

   「原子力災害対策指針」は改正のたびに

   自民党が内容を後退させた

          上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

★2.香港「逃亡犯条例」棚上げ 政府トップの長官謝罪

   悪法NO!の大衆行動・デモが勝利した

   人口750万人の香港で200万人超のデモ・すばらしい

                   柳田 真(たんぽぽ舎)

★3.「故郷に帰ろう」も利権です (上)(3回の連載)

   「帰れ!コール」している町長たちは他所に家を建てている

   死者や病人は増え続けても「放射能怖くないキャンペーン」

   木幡ますみさんが語る「被ばく地福島」の現実はあまりに酷い

               渡辺寿子(原発いらない!ちば)

★4.北陸電力の株主が提訴「志賀原発の維持費年間

   約450億円は不合理」…

  メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.きょうは2時間35分と最長の阻止行動

   カヌー9艇で、大健闘

   6/17辺野古(安和)レポート

   千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★6.配信・新聞より3つ

  ◆日本原電への支援中止求める 東電株主が社長らを提訴

   原告の木村結さん「東電は現実に目を向け、自社の手当てを

   するのが第一だ」

       (6月18日17:36配信「共同通信」より)

  ◆東海第二安全対策 茨城県民469人意見 茨城県集約

   重大事故や地震津波・東海再処理施設

      (6月18日07:00配信「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

  ◆新潟で震度6強 停電9000戸超 M6.7 一時津波注意報

               (6月19日「産経新聞」より抜粋)

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円   新ちょぼゼミ第29回

━━━━━━━ 

※6/30(日)緊急討論集会にご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と

 東京電力による日本原電への「1900億円援助」問題とは何か!

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月30日(日)13時30分より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:500円

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」070-6650-5549

協 力:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」、

    たんぽぽ舎講座会議、東京電力本店合同抗議

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┏┓ 

┗■1.6月18日に発生した山形県地震(仮称)と柏崎刈羽原発

 |  「原子力災害対策指針」は改正のたびに

 |  自民党が内容を後退させた

 └──── 上岡直見〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

 2019年6月18日に発生した山形県地震(仮称)では、柏崎刈羽原発

では「特に異状なし」で済まされてしまったが「ああよかった」では

済まない。

 柏崎刈羽原発の原子炉は停止しているが、使用済燃料がプールにある

ため、緊急時防護対策の対象になる。

 「原子力災害対策指針」では立地市町村で震度6弱以上が発生した

場合は「警戒事態」が適用される。5km圏では避難時要配慮者の避難

準備が求められる。今回は柏崎市震度5弱・刈羽村で震度4のため

警戒事態に該当しなかった。

 しかしこれは「原子力災害対策指針」を2017年7月5日に改正し震度

の適用条件を「立地都道府県」から「立地市町村」に縮小した結果で

あり、村上市震度6強だから改正前なら本当に「警戒事態」に該当

する条件である。

 「原子力災害対策指針」は2012年10月31日に制定されたが、自民党

政権に復帰してから改正のたびに次々と内容が後退し、事故想定を福島

第一原発事故の100分の1(セシウムの放出量として)に引き下げたり、

30km圏内では緊急事態でも避難せず屋内退避を原則とするなど「でき

るだけ住民を避難させない」、言いかえれば被曝のリスクが高まる方向

に変化してきた。

 その背景として、住民を避難させると何らかの補償が必要となる

ため、それを避けるための思惑が働いているのではないだろうか。

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┗■2.香港「逃亡犯条例」棚上げ 政府トップの長官謝罪

 |  悪法NO!の大衆行動・デモが勝利した

 |  人口750万人の香港で200万人超のデモ・すばらしい

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎)

◎ 香港政府トップの林鄭月娥(りんていげつが)行政長官は18日、記者

会見し、犯罪容疑者の中国本土への移送を可能にする「逃亡犯条例」の

改正案について、市民の理解が得られない限り「改正作業を再開しな

い」と述べ、改正案を完全撤回しないものの棚上げする意向を示した。

「香港社会に分裂をもたらしてしまった。心からおわびしたい」と改め

て謝罪する一方、市民が求める辞任要求には応じない姿勢を貫いた。

◎人口750万人の香港で、200万人超のデモはすばらしい(うらやましい)。

 毎日新聞19日(水)の朝刊では、次のように報じている。

…逃亡犯条例改正案について、「中国当局によって誰もが身柄を拘束

される可能性がある」との強い危機感を多くの市民が抱いた。

 9日と16日の大規模デモはいずれも親子連れや主婦の姿が目立った。

 両親、妻、2歳の娘と家族5人で16日のデモに参加した張さん(35)は

「今まで香港に保障されていた自由が失われるかもしれず、これは香港

が守らねばならない最後の一線だ。家族や子供たちの未来のためにも、

この悪法は絶対に通してはならない」と力を込めた。… 

 なるほど、一家で幼な娘(2歳)も含めて5人総参加なれば、人口750

万人で200万人超のデモになる。

 悪法NO!の大衆行動・デモが勝利したことを祝いたい。

 2014年の雨傘運動の遺産も残っていただろう。

◎日本でも、日本原電東海第二原発NOの大衆行動(せめて1万人から

10万人のデモ)が実現できるとうれしいな。

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┗■3.「故郷に帰ろう」も利権です (上)(3回の連載)

 |  「帰れ!コール」している町長たちは他所に家を建てている

 |  死者や病人は増え続けても「放射能怖くないキャンペーン」

 |  木幡ますみさんが語る「被ばく地福島」の現実はあまりに酷い

 └──── 渡辺寿子(原発いらない!ちば)

 5月12日、福島県大熊町の議員で、「大熊町の明日を考える女性の

会」代表の木幡ますみさんのお話を聞く、励ます会がありました。

 木幡さんが語った「被ばく地福島」の中の数々の現実は、どれも東電

と国が引き起こした原発事故がもたらした、人々の生活破壊の無残さを

余すところなく表していました。

 そのような生活破壊を引き起こした張本人である国が被災者、避難者

の救済をせず、むしろさらなる苦しみを与えている実態を知り、国、

特に安倍政権がおこなっている政治に対し、激しい怒りを覚えました。

 また3.11という未曽有の大原発震災に人々が苦しんでいるのに、

火事場泥棒的に金儲けに走る醜い人間の姿も現実として突きつけられ

ました。

 東海第二原発が万一再稼働して事故を起こしたら今日の福島の姿は

明日のわが身です。

 以下、木幡ますみさんのお話のいくつかを紹介し、原発事故と政治

について、読者と一緒に深く考えてみたいと思います。

1.「帰ろう!コール」の大合唱

 木幡ますみさんが住んで、町議として活動してきた大熊町は、4月

10日原発立地自治体として初めて避難指示が解除されました(大熊町

全体ではなく、町の4割ほどです)。

 今、町を挙げて大熊町に帰還する運動が活発にになっています。

 大熊町は震災後西に90キロ離れた会津若松市に仮庁舎を置いていまし

たが、大熊町大川原地区に建設していた新庁舎が完成し、5月7日から

業務を開始しました。

 議場や各部署からなる庁舎棟の他、災害対策会議室や防災倉庫を持つ

防災・災害対策機能棟を備える大変立派な町役場ができたというのに、

肝心の住民は殆ど町に戻ってきていません。

 3月末時点で解除地域には138世帯367人が住民登録していますが、

これまでに帰還している人は少ないと報道されています。

 解除前の4月1日時点で大熊町の避難者数は約1万300人に上って

います。

2.高線量の所に帰すとは人体実験だ!

 故郷に帰らない理由の第一はやはり放射能問題です。大熊町は山林が

多いのに、山林は除染していません(除染は不可能)。また現在の除染

は土壌の天地をひっくり返すだけなので、本当には放射能は下がりま

せん。除染すると一時的に線量は下がりますが、すぐに線量は高く

なってしまいます。避難した地元の人は「除染されていなく線量が

高いのに、なんで帰らなくちゃいけないのか。自分たちはモルモット

なのか」と怒っています。

3.「帰ろう!運動」をしている連中が他所に家を建てている

 大熊町から事故後避難した沢山の人はもう大熊町に帰るつもりは

ありません。「帰ろう」といっている町長や役場の人たちもすでに他

の場所に家を建てたりしています。

 「大熊町に帰ろう」と大げさにいっている人はお金が欲しいんです。

中間貯蔵施設の誘致を進めている人たちもそれがお金になるからです。

だから「故郷に帰ろう」も利権です。(中)に続く

(「原発いらない!ちばネットワークニュース」

      2019年6月号より了承を得て転載)

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┗■4.北陸電力の株主が提訴「志賀原発の維持費年間

 |  約450億円は不合理」…

 | メルマガ読者からの原発等情報1つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.北陸電力の株主が提訴「志賀原発の維持費年間約450億円は不合理」

  6/18(火)20:20配信「テレ朝news」

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190618-00000063-ann-soci

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┗■5.きょうは2時間35分と最長の阻止行動

 |  カヌー9艇で、大健闘

 |  6/17辺野古(安和)レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 6月17日(月) 天候:曇り、時々薄日が差す。気温高め

朝9時5分:カヌーチームが安和(あわ)桟橋に着くとガット台船(輸送

船=以降台船)は既に桟橋から離れつつあった。すぐに準備してカヌーは

出艇した。

 9時10分:かろうじて間に合い桟橋から離れた台船に追いつき、台船

は完全に停止した。

 カヌーは周りを取り囲んだので、台船は動くことができない。

 9時20分:チームの一部のものは桟橋に行きいつものようにカヌーを

桟橋の網に固定する。

 9時25分:やっと海上保安庁のGB(ゴムボート)がやってきた。

 船の周りのカヌーが拘束され、その後、桟橋に取り付いてるカヌーを

剥がしにかかった。全員が拘束され台船が動き始めたのは1時間10分後

であった。

午後から2隻目の台船の出港阻止を行なった。14時30分から15時55分

まで1時間25分粘った。

午前と合わせて2時間35分と最長の阻止行動となった。

本日はカヌー9艇だったので、だい健闘と言える。

《追伸》

 合計で2時間35分、ガット台船の出港を阻止した結果、通常1日5隻

出港が1日3隻の出港となったことが18日の現地からの報告で確認

できた。

安和の海での行動は確実に成果がある。興味ある方はカヌーを練習

して、一緒に海に出ませんか?

申し込みがあれば、いつでもカヌー教室を開催します。

※台船の回りにはカヌーメンバーがいるので、台船は動けない。

写真はこちらを

https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

※6/15辺野古レポートも、上記のアドレスよりご参照下さい。

┏┓ 

┗■6.配信・新聞より3つ

 └──── 

 ◆日本原電への支援中止求める 東電株主が社長らを提訴

  原告の木村結さん「東電は現実に目を向け、自社の手当てを

  するのが第一だ」

 東京電力の株主の男女2人が18日、小早川智明社長と文挟誠一副社長

に対し、原発専業の日本原子力発電(東京)に経済的支援をしないよう

求めて東京地裁に提訴した。

 経営が悪化している状況で貸し付けなどを実行すれば、東電が損失を

受ける恐れがあると主張している。

 東電は昨年3月、日本原電の東海第二原発茨城県東海村)の工事費

用を支援する意向があると表明した。

 訴状では、日本原電は恒常的な財源不足で、支援金の回収は期待でき

ないと主張。意向表明は経営陣としての注意義務を怠っているとして

いる。

 また、東電は福島第一原発事故により巨額の賠償責任を負い、税金

投入により存続しているため、他社を支援する体力はないとも訴えて

いる。

 原告の木村結さん(66)は提訴後、東京都内で記者会見し「東電は現実

に目を向け、自社の手当てをするのが第一だ」と話した。

 東電は「提訴を承知しておらず、コメントできない」としている。

             (6月18日17:36配信「共同通信」より)

 ◆東海第二安全対策 茨城県民469人意見 茨城県集約

  重大事故や地震津波・東海再処理施設

 茨城県は17日、日本原子力発電(原電)東海第二原発の安全対策に関

して県民から募集していた意見の集約結果について明らかにした。

   (中略)

 県原子力安全対策課によると、意見募集で130人、住民説明会の質疑

で59人、説明会のアンケートで280人の意見が集まった。

 重大事故対策では、原子炉が破損して放射性物質が環境中に放出され

た場合、放水砲による放射性物質の拡散抑制効果などについて意見が

あった。

 高経年化対策では運転開始40年を超える電気ケーブルに係る劣化

状況評価など、地震津波対策では「日立港区や常陸那珂港区に出入

りする大型船舶が津波襲来時に東海第二に漂流してこないのか」などの

意見があった。

 東海再処理施設や日立LNG基地などの近隣施設の事故の影響などに

関する意見もあった。(後略)

     (6月18日07:00配信「茨城新聞クロスアイ」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000004-ibaraki-l08

 ◆新潟で震度6強 停電9000戸超 M6.7 一時津波注意報

 18日午後10時22分ごろ、新潟県村上市震度6強の地震があった。

震源地は山形県沖で、震源の深さは約14キロ。地震の規模はマグニ

チュード(M)6.7と推定される。

 気象庁山形県新潟県上中下越佐渡、石川県能登津波注意報

出した。19日未明に新潟県で10センチの津波を観測。同県の粟島や山形

酒田市には微弱な津波が到達した。

 新潟市津波の高さが想定を上回る恐れがあるとして、海岸付近に

いる人を対象に避難指示を出した。山形県鶴岡市は沿岸地域の住人に

避難勧告を出し、酒田市も住民を高台へ避難誘導した。

 気象庁は19日未明の記者会見で、今回揺れが強かった地域では今後

1週間ほど最大震度6強程度の地震に注意するとともに、家屋の倒壊

や土砂災害の危険が高まっているとして警戒するよう呼び掛けた。

             (6月19日「産経新聞」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000522-san-soci

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3676】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3676】

2019年6月18日(火)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.福岡地裁による請求棄却判決(不当判決)を受けて

   原発を稼働するという結論のために法の趣旨までも捻じ曲げた

  司法としてあり得ない判決

   弁護団声明    2019年6月17日 川内原発行政訴訟弁護団

★2.いま福島第一原発で起きている困難な問題 (上)(3回の連載)

   汚染水対策や排気筒解体などで何が起きているか

   原因は「計測ミス」「クレーンの高さが1.6m足りない」

   排気筒解体工事延期    山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.吹田拳銃強奪事件報道の大問題

   既に拘束されている被疑者の男性の実名、

   連行写真は必要だろうか

   「メディア改革」第5回

        浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆7/17(水)「函館市大間原発建設差し止め裁判」傍聴と

   報告集会参加のお願い 場所:東京地裁103号法廷

   報告集会-場所:参議院議員会館101会議室

★5.雑誌・新聞より2つ

  ◆福島県、「最短潜伏期間」過ぎた胃がんで「有意な多発」

   東京電力福島第一原発事故と「全国がん登録」

   国や県は至急対策を! 明石昇二郎(ルポライター

        (「週刊金曜日」2019年6月7日1235号より抜粋)

  ◆映画「新聞記者」

   原案・東京新聞望月衣塑子さんの同名の本

前川喜平(現代教育行政研究会代表)

         (6月16日東京新聞25面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円   新ちょぼゼミ第29回

━━━━━━━ 

※6/30(日)緊急討論集会にご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と

 東京電力による日本原電への「1900億円援助」問題とは何か!

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月30日(日)13時30分より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:500円

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」070-6650-5549

協 力:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」、

    たんぽぽ舎講座会議、東京電力本店合同抗議

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.福岡地裁による請求棄却判決(不当判決)を受けて

 |  原発を稼働するという結論のために法の趣旨までも捻じ曲げた

 | 司法としてあり得ない判決

 |  弁護団声明

 └──── 2019年6月17日 川内原発行政訴訟弁護団

1 福岡地方裁判所第1民事部(倉澤守春裁判長、山下隼人裁判官、

野上幸久裁判官)は、本日、住民らの請求を退け、川内原発の設置変更

許可取消請求を棄却した(以下「本判決」という。)。

2 本件訴訟は、もともと、「火山ガイドは不合理であるが、民事訴訟

においては巨大噴火のリスクは社会通念上無視できる」とした2016

年4月6日福岡高裁宮崎支部即時抗告審決定を受け、基準が不合理であ

る以上、許可処分自体は違法で取り消すべきであるという考えのもと

提起されたものであった。

 実際、その後も広島高裁などで同様の判断が相次ぎ、火山ガイドが

原発の審査基準として不合理であることは、争いようのない事実となり

つつあった。

 本判決は、そのような中、科学的に見て、火山ガイドの定めに不合理

な点のないことが立証されたかどうか、疑いが残るとしつつ、原子力

関連法令等が破局的噴火による影響を考慮することまで要求していると

は解されないという理由で、火山ガイドが不合理とはいえないと

判示した。

3 このうち、これまでの裁判と同様、火山ガイドには、科学的に

みて、噴火の可能性の有無及び程度を正確に評価できることを前提と

している点で、不合理の疑いが残るとした点は妥当であり、国を相手

にした行政訴訟においてこのような判断がなされたことは、火山ガイド

の不当性を決定づけるものといえる。

4 しかし、そのあとの論理は、極めて理解困難である。一方で、火山

ガイドは不合理の疑いが残るといいながら、他方で破局的噴火について

は法令上考慮しなくてよいから火山ガイドは不合理ではないというので

あるから、明らかに趣旨が一貫しておらず、これまでの民事訴訟におけ

る社会通念論を、行政訴訟に不合理に接ぎ木しただけの、極めてお粗末

な判断である。司法判断の根幹である論理性を明確に放棄して結論を

捻じ曲げた本判決の不当性は明らかといわざるを得ない。

5 内容的にも、破局的噴火が原子力規制法の想定する自然災害に含ま

れないとしている点は明確に不合理である。規制委員会設置法は、原発

の安全確保については国際的な基準を踏まえることとしているが、国際

基準において被害の規模が大きいからそのリスクを無視してよいなどと

いう基準は存在しないし、むしろ、原子力規制法においても、福島第一

原発事故を踏まえて、大規模な自然災害を考慮することが規定されたの

である。本判決は、原発を稼働するという結論のために、法の趣旨まで

も捻じ曲げた、司法としてあり得ない判決である。

6 東北太平洋地震熊本地震も、事前にそのような自然災害が起こ

る可能性は極めて小さいとされていた。破局的噴火については、専門家

から多数の警鐘が鳴らされているにもかかわらず、これを無視して、

裁判官の身勝手な社会通念で無視することは、第二の福島第一原発事故

を容認するものにほかならない。我々は、このような判決に断固として

屈することはできない。

┏┓ 

┗■2.いま福島第一原発で起きている困難な問題 (上)(3回の連載)

 |  汚染水対策や排気筒解体などで何が起きているか

 |  原因は「計測ミス」「クレーンの高さが1.6m足りない」

 |  排気筒解体工事延期

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

1.原因は「計測ミス」「クレーンの高さが1.6m足りない」

  排気筒解体工事延期

 最近の国家公務員のレベル低下は目に余る。その際たるものは、責任を

取らないことと、それが問われないこと。

 よほどのことがない限り、何をしても結果的にクビになることはない。

いや、高級官僚ほど、国会で堂々とウソを突き通しても処分どころか、

出世してしまう。ヒラの公務員は、例え駐車違反程度でも処分される。

もちろん法令違反を犯せば処分するべきだが、あまりにもバランスを

欠く。

 公務員に劣らず現在の東電の責任者も、あまりに無責任といわなけれ

ばならない。

 福島第一原発の危険は数多くあるが、その一つは排気筒。危険性とし

ては第一級だ。

 1・2号機と3・4号機の間にそれぞれ一基ずつある排気筒は、高さ

120m。特に1・2号機側の内部が極めて高濃度に汚染され、周辺環境の

放射線量を引き上げている。

 これが地震などで倒壊した場合、大量の放射性物質を拡散させ、敷地

内はもとより遠い地域にも放射性物質を再拡散させる。

 高さ51m付近の線量でも、排気筒から5mの距離で約1mSv、35m

付近では約7mの距離で1.5mSvにも達している。(いずれも毎時)

 さらに、事故後の調査では、排気筒を支える鉄骨組の柱に破断箇所が

多数見つかり、腐食も進んでいた。東電は基準地震動に基づく耐震評価を

おこなった結果、倒壊の危険はないと繰り返しているが、もとより近づけ

ないため構造材の強度計算を精密におこなえないのだから、希望的観測に

過ぎない。この解体撤去工程が大きく遅れているという。

 その原因は「計測ミス」。もともと排気筒解体は、難しい工事になる

ことが分かっていた。

 汚染が酷いので、人が近寄れず、解体はもっぱら遠隔操作でおこな

われる。

 ただし、このような解体工事は、同じく汚染されていることが多い清掃

工場の煙突解体でもおこなわれるから、世界で唯一というわけではない。

 例えば、目黒清掃工場(東京都目黒区三田)は、全体が150mの高さの

煙突を解体したが、外壁はコンクリート製で内胴は鋼鉄製と、福島第一

原発よりももっと強固で大きな構造を上から崩していった。これは遠隔

操作ではない。

 福島第一原発で「困難」とされるのは、もっぱら遠隔操作の部分であ

る。それでも福島第一原発事故全体でいえば、むしろ優しい部類に属す

る工事だろう。

 だから私は、もっと早くに着手すべきと繰り返し東電に意見を述べて

きたのだが、これまで実現しなかった。

 遠隔操作をおこなうに当たり、福島第一原発の敷地内にモックアップ

試験装置を作り、遠隔操作の試験を繰り返した。

 予定では5月に解体工事に着工しているはずだったが、なんと「クレー

ンの高さが1.6m足りない」との理由で7月まで延期された。それだって

本当に始められるのか、それもわからない。

 このような失態を演じた責任をはっきりさせるべきである。

   (中)に続く  (初出:6/15「山崎ゼミ」資料より一部転載)

┏┓ 

┗■3.吹田拳銃強奪事件報道の大問題

 |  既に拘束されている被疑者の男性の実名、

 |  連行写真は必要だろうか

 |  「メディア改革」第5回

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 大阪府吹田市の交番前で警察官が刃物で刺され、拳銃が奪われた

事件で17日朝、逮捕された被疑者の男性(33)の実名、住所、経歴などが

メディアで大きく報道されている。

 事件発生の後、加害者が逃亡したので、重大ニュースとして扱うのは

当然だが、被疑者が拘束された後は、冷静に報道すべきだ。

 日本国憲法、国際人権法が補償する無罪の推定、公正な司法手続きを

受ける権利はすべての被疑者・被告人に保障されている。どんなに凶悪

な事件であっても、すべての個人に保証され、例外はないのだ。

 事件で被害を受けた被害者の人権もまた、擁護されなければならない。

◎ メディアは一斉に、男性の不可解な供述内容を伝え、調書への署名

を拒んでいると報道。また、「○○容疑者は、精神障害者保健福祉手帳

保有し、病院の精神科の診察券も持っていた」(共同通信、記事では

実名)と伝えている。

 NHKは「2級の精神障害者保健福祉手帳を持っているということ

で、警察は精神状態についても慎重に調べています」と報じている。

 キシャクラブメディアは男性が供述したとして、「 」で報じてい

るが、捜査官と被疑者しかいない密室での取り調べで、被疑者が話した

ことがなぜメディアに伝わるのだろうか。

 海外では、「大阪府警の捜査官が私たちに絶対に自分の名前は匿名に

してほしいという条件で明らかにしたところによると、○○被疑者は

取り調べに応じた際、・・・と話したという。私たちは被疑者に取材で

きないので、実際のところは分からない」と書かなければならない。

 警察官が職務上知り得た情報を民間企業である企業メディアに漏洩す

るのは公務員法の守秘義務に違反しているのではないか。

◎ 捜査段階で、被疑者が自供したとされる内容が、裁判で出てこな

かったり、再審裁判で刑事による強要や捏造だったことが明らかに

なったりしたケースは少なくない。

 被疑者が精神科の治療を受けていたことをこの段階で報道するのも

問題がある。精神障害患者への偏見を強めてはならない。

 登戸の小学生刺殺事件の際も、被疑者が引きこもりだったことが

報道され、引きこもりの人たちがつらい思いをした。

 被疑者が精神医療を受けていたことと、この事件の関連性は明らかに

なっていない。おそらく精神鑑定が行われるだろうから、報道機関は

鑑定が公正に行われるか監視すべきだ。

 逮捕された男性の父親は17日夕、代理人弁護士を通じて、「重大な

怪我をおわせてしまった警察官の方及びご家族様に対し、心よりお詫び

申し上げます。このような事態となったことについて、大変驚いて

おり、未だ信じられない気持ちがありますが、今後の警察の捜査にも

全面的に協力する所存でございます」という自筆のコメントを発表した。

◎ また、テレビ朝日が17日午後6時半過ぎ、父親が常務取締役を務め

ている近畿の準キー局の局名を明らかにして、同局が「弊社常務取締役

から『自分の息子である』との報告を受けた。大変、重大なことと受け

止め、今後も社会的責任を果たしていきたい」とするコメントを

発表した。https://news.tv-asahi.co.jp

 NHKは「父親は民放の役員」と報じている。

 こういうことをニュースにしていいのか、と思う。聖書に、「親の罪

を子は負わない。子の罪を親は負わない」とある。

 父親を非難してはならない。父親が、20歳をとうに過ぎた子どもの

逮捕で、仕事を失うことは絶対にあってはならない。

 また、既に拘束されている被疑者の男性の実名、連行写真は必要

だろうか。

 しんぶん赤旗だけは男性の実名を出さず、<職業不詳の容疑者(33)=

東京都品川区=と報じている。赤旗は1989年から犯罪報道で一般市民は

匿名を原則にしている。

◎ マスコミで働く労働者、メディア情報に接する市民は、この事件を

機に、「人権と犯罪報道」について、真剣に考えてほしい。

 マスコミ関係者が報道被害に遭う時代になった。拙著「犯罪報道の

犯罪」が出版された1984年からの議論を参考にしてもらえたら幸いだ。

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆7/17(水)「函館市大間原発建設差し止め裁判」傍聴と

  報告集会参加のお願い

・裁判傍聴

  日 時:7月17日(水)14時00分より

  場 所:東京地裁103号法廷

・報告集会

  日 時:7月17日(水)15時00分より17時00分

  場 所:参議院議員会館 101会議室

  プログラム

  1.現地報告「札幌高裁第2回控訴審報告」

        「海流の流れについて」

       大間原発訴訟の会 事務局長 中森 司

  2.弁護団報告「火山の争点を巡って」

       海渡雄一弁護士、中野宏典弁護士ほか(予定)

  3.報告「東海第二原発と核のゴミについて」

       経産省前テントひろば 木村雅英

  主 催:大間原発反対関東の会 連絡先080-6616-9604(玉中)

  賛 同:経産省前テントひろば 連絡先070-6473-1947

┏┓ 

┗■5.雑誌・新聞より2つ

 └──── 

 ◆福島県、「最短潜伏期間」過ぎた胃がんで「有意な多発」

  東京電力福島第一原発事故と「全国がん登録」

  国や県は至急対策を! 明石昇二郎(ルポライター

本文と「表」の見出し紹介

本誌2018年3月9日号掲載の「福島で胃がんが多発している」

記事から1年。

ついに「胃がん多発」と福島第一原発事故との因果関係が推定されるに

いたった。  男女ともに多発  女性の甲状腺がん

表1CDCレポートの「がんの種類別最短潜伏期間」

表2「胃がん」年齢階級別罹患率(福島・全国)

表3福島県胃がん」SIRの95%信頼区間

表4「甲状腺がん」年齢階級別罹患率福島県・全国)

表5福島県甲状腺がん」年齢階級別罹患率(概数)

表6福島県甲状腺がん」SIRの95%信頼区間

表7福島県悪性リンパ腫」SIRの95%信頼区間

表8福島県白血病」SIRの95%信頼区間

悪性リンパ腫白血病は「小康状態」

胆のう・胆管がんでも「有意な多発」

表9福島県前立腺がん」SIRの95%信頼区間

表10福島県「胆のう・胆管がん」SIRの95%信頼区間

表11福島県卵巣がん」SIRの95%信頼区間

福島県民のために具体的かつ積極的な対策に乗り出す時期が来た

福島県民1万人の「苦労と困難」

(「週刊金曜日」2019年6月7日1235号より抜粋)

 ◆映画「新聞記者」

  原案・東京新聞望月衣塑子さんの同名の本

前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 6月28日に全国で公開される映画「新聞記者」。原案は東京新聞社

部記者望月衣塑子さんの同名の本。現政権に真っ向挑戦する映画だ。

 筋書きの中心は、国家戦略特区で首相の友人の企業が運営する国立

民営大学を新設しようとする動き。加計学園問題によく似た設定だ。

そこには深い闇が隠されている。その計画文書が、ある日匿名で「東

都新聞」にファクスされてくる。事件を追い始める女性記者を、韓国人

女優シム・ウンギョンが演じている。社内の場面は実際に東京新聞

撮影したそうだ。

 映画の中には、現政権下で実際に起きた事件を想起させる逸話も

盛り込まれている。女性野党議員との関係をスキャンダル化され、某

大手新聞に載せられる文科省の局長(なぜか僕に似ている)。女性ジャー

ナリストによる性被害の告発を、野党と結託したハニートラップ事件に

仕立て上げようとする陰謀など。

 組織と良心とのはざまで苦しみ追い詰められ、ついに自殺する官僚の

姿は、森友学園問題で自ら命を絶った財務省職員を思い出させる。

 様々な陰謀を操っているのは、内閣情報調査室、内調だ。内調の一員

でありながら事件を追う女性記者に協力する若手官僚は松坂桃李が演じ

る。よくぞこの役を引き受けたものだと感服する。

 劇中座談会には僕もちょっとだけ出ている。

 (6月16日東京新聞25面「本音のコラム」より)

────────── 

☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

☆《事故情報編集部》より

 メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他

 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、

 自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。

2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出しよりも

 2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)

 執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ

 書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。

 例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)

3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

 そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先など

 必要事項を400文字以内でお送り下さい。

 件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

 メールマガジンへのイベント案内は1回だけの掲載とさせていただきます。

4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出し)

 及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。

「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

なお、お送り頂いた投稿は紙面の制限上掲載できない場合もあります。

ご了解下さい。

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 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

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  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

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  Eメールアドレスからご氏名とともにたんぽぽ舎あてにメールを

  送ってください。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3676】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3676】

2019年6月18日(火)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.福岡地裁による請求棄却判決(不当判決)を受けて

   原発を稼働するという結論のために法の趣旨までも捻じ曲げた

  司法としてあり得ない判決

   弁護団声明    2019年6月17日 川内原発行政訴訟弁護団

★2.いま福島第一原発で起きている困難な問題 (上)(3回の連載)

   汚染水対策や排気筒解体などで何が起きているか

   原因は「計測ミス」「クレーンの高さが1.6m足りない」

   排気筒解体工事延期    山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.吹田拳銃強奪事件報道の大問題

   既に拘束されている被疑者の男性の実名、

   連行写真は必要だろうか

   「メディア改革」第5回

        浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆7/17(水)「函館市大間原発建設差し止め裁判」傍聴と

   報告集会参加のお願い 場所:東京地裁103号法廷

   報告集会-場所:参議院議員会館101会議室

★5.雑誌・新聞より2つ

  ◆福島県、「最短潜伏期間」過ぎた胃がんで「有意な多発」

   東京電力福島第一原発事故と「全国がん登録」

   国や県は至急対策を! 明石昇二郎(ルポライター

        (「週刊金曜日」2019年6月7日1235号より抜粋)

  ◆映画「新聞記者」

   原案・東京新聞望月衣塑子さんの同名の本

前川喜平(現代教育行政研究会代表)

         (6月16日東京新聞25面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円   新ちょぼゼミ第29回

━━━━━━━ 

※6/30(日)緊急討論集会にご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と

 東京電力による日本原電への「1900億円援助」問題とは何か!

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月30日(日)13時30分より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:500円

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」070-6650-5549

協 力:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」、

    たんぽぽ舎講座会議、東京電力本店合同抗議

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.福岡地裁による請求棄却判決(不当判決)を受けて

 |  原発を稼働するという結論のために法の趣旨までも捻じ曲げた

 | 司法としてあり得ない判決

 |  弁護団声明

 └──── 2019年6月17日 川内原発行政訴訟弁護団

1 福岡地方裁判所第1民事部(倉澤守春裁判長、山下隼人裁判官、

野上幸久裁判官)は、本日、住民らの請求を退け、川内原発の設置変更

許可取消請求を棄却した(以下「本判決」という。)。

2 本件訴訟は、もともと、「火山ガイドは不合理であるが、民事訴訟

においては巨大噴火のリスクは社会通念上無視できる」とした2016

年4月6日福岡高裁宮崎支部即時抗告審決定を受け、基準が不合理であ

る以上、許可処分自体は違法で取り消すべきであるという考えのもと

提起されたものであった。

 実際、その後も広島高裁などで同様の判断が相次ぎ、火山ガイドが

原発の審査基準として不合理であることは、争いようのない事実となり

つつあった。

 本判決は、そのような中、科学的に見て、火山ガイドの定めに不合理

な点のないことが立証されたかどうか、疑いが残るとしつつ、原子力

関連法令等が破局的噴火による影響を考慮することまで要求していると

は解されないという理由で、火山ガイドが不合理とはいえないと

判示した。

3 このうち、これまでの裁判と同様、火山ガイドには、科学的に

みて、噴火の可能性の有無及び程度を正確に評価できることを前提と

している点で、不合理の疑いが残るとした点は妥当であり、国を相手

にした行政訴訟においてこのような判断がなされたことは、火山ガイド

の不当性を決定づけるものといえる。

4 しかし、そのあとの論理は、極めて理解困難である。一方で、火山

ガイドは不合理の疑いが残るといいながら、他方で破局的噴火について

は法令上考慮しなくてよいから火山ガイドは不合理ではないというので

あるから、明らかに趣旨が一貫しておらず、これまでの民事訴訟におけ

る社会通念論を、行政訴訟に不合理に接ぎ木しただけの、極めてお粗末

な判断である。司法判断の根幹である論理性を明確に放棄して結論を

捻じ曲げた本判決の不当性は明らかといわざるを得ない。

5 内容的にも、破局的噴火が原子力規制法の想定する自然災害に含ま

れないとしている点は明確に不合理である。規制委員会設置法は、原発

の安全確保については国際的な基準を踏まえることとしているが、国際

基準において被害の規模が大きいからそのリスクを無視してよいなどと

いう基準は存在しないし、むしろ、原子力規制法においても、福島第一

原発事故を踏まえて、大規模な自然災害を考慮することが規定されたの

である。本判決は、原発を稼働するという結論のために、法の趣旨まで

も捻じ曲げた、司法としてあり得ない判決である。

6 東北太平洋地震熊本地震も、事前にそのような自然災害が起こ

る可能性は極めて小さいとされていた。破局的噴火については、専門家

から多数の警鐘が鳴らされているにもかかわらず、これを無視して、

裁判官の身勝手な社会通念で無視することは、第二の福島第一原発事故

を容認するものにほかならない。我々は、このような判決に断固として

屈することはできない。

┏┓ 

┗■2.いま福島第一原発で起きている困難な問題 (上)(3回の連載)

 |  汚染水対策や排気筒解体などで何が起きているか

 |  原因は「計測ミス」「クレーンの高さが1.6m足りない」

 |  排気筒解体工事延期

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

1.原因は「計測ミス」「クレーンの高さが1.6m足りない」

  排気筒解体工事延期

 最近の国家公務員のレベル低下は目に余る。その際たるものは、責任を

取らないことと、それが問われないこと。

 よほどのことがない限り、何をしても結果的にクビになることはない。

いや、高級官僚ほど、国会で堂々とウソを突き通しても処分どころか、

出世してしまう。ヒラの公務員は、例え駐車違反程度でも処分される。

もちろん法令違反を犯せば処分するべきだが、あまりにもバランスを

欠く。

 公務員に劣らず現在の東電の責任者も、あまりに無責任といわなけれ

ばならない。

 福島第一原発の危険は数多くあるが、その一つは排気筒。危険性とし

ては第一級だ。

 1・2号機と3・4号機の間にそれぞれ一基ずつある排気筒は、高さ

120m。特に1・2号機側の内部が極めて高濃度に汚染され、周辺環境の

放射線量を引き上げている。

 これが地震などで倒壊した場合、大量の放射性物質を拡散させ、敷地

内はもとより遠い地域にも放射性物質を再拡散させる。

 高さ51m付近の線量でも、排気筒から5mの距離で約1mSv、35m

付近では約7mの距離で1.5mSvにも達している。(いずれも毎時)

 さらに、事故後の調査では、排気筒を支える鉄骨組の柱に破断箇所が

多数見つかり、腐食も進んでいた。東電は基準地震動に基づく耐震評価を

おこなった結果、倒壊の危険はないと繰り返しているが、もとより近づけ

ないため構造材の強度計算を精密におこなえないのだから、希望的観測に

過ぎない。この解体撤去工程が大きく遅れているという。

 その原因は「計測ミス」。もともと排気筒解体は、難しい工事になる

ことが分かっていた。

 汚染が酷いので、人が近寄れず、解体はもっぱら遠隔操作でおこな

われる。

 ただし、このような解体工事は、同じく汚染されていることが多い清掃

工場の煙突解体でもおこなわれるから、世界で唯一というわけではない。

 例えば、目黒清掃工場(東京都目黒区三田)は、全体が150mの高さの

煙突を解体したが、外壁はコンクリート製で内胴は鋼鉄製と、福島第一

原発よりももっと強固で大きな構造を上から崩していった。これは遠隔

操作ではない。

 福島第一原発で「困難」とされるのは、もっぱら遠隔操作の部分であ

る。それでも福島第一原発事故全体でいえば、むしろ優しい部類に属す

る工事だろう。

 だから私は、もっと早くに着手すべきと繰り返し東電に意見を述べて

きたのだが、これまで実現しなかった。

 遠隔操作をおこなうに当たり、福島第一原発の敷地内にモックアップ

試験装置を作り、遠隔操作の試験を繰り返した。

 予定では5月に解体工事に着工しているはずだったが、なんと「クレー

ンの高さが1.6m足りない」との理由で7月まで延期された。それだって

本当に始められるのか、それもわからない。

 このような失態を演じた責任をはっきりさせるべきである。

   (中)に続く  (初出:6/15「山崎ゼミ」資料より一部転載)

┏┓ 

┗■3.吹田拳銃強奪事件報道の大問題

 |  既に拘束されている被疑者の男性の実名、

 |  連行写真は必要だろうか

 |  「メディア改革」第5回

 └──── 浅野健一(アカデミックジャーナリスト)

◎ 大阪府吹田市の交番前で警察官が刃物で刺され、拳銃が奪われた

事件で17日朝、逮捕された被疑者の男性(33)の実名、住所、経歴などが

メディアで大きく報道されている。

 事件発生の後、加害者が逃亡したので、重大ニュースとして扱うのは

当然だが、被疑者が拘束された後は、冷静に報道すべきだ。

 日本国憲法、国際人権法が補償する無罪の推定、公正な司法手続きを

受ける権利はすべての被疑者・被告人に保障されている。どんなに凶悪

な事件であっても、すべての個人に保証され、例外はないのだ。

 事件で被害を受けた被害者の人権もまた、擁護されなければならない。

◎ メディアは一斉に、男性の不可解な供述内容を伝え、調書への署名

を拒んでいると報道。また、「○○容疑者は、精神障害者保健福祉手帳

保有し、病院の精神科の診察券も持っていた」(共同通信、記事では

実名)と伝えている。

 NHKは「2級の精神障害者保健福祉手帳を持っているということ

で、警察は精神状態についても慎重に調べています」と報じている。

 キシャクラブメディアは男性が供述したとして、「 」で報じてい

るが、捜査官と被疑者しかいない密室での取り調べで、被疑者が話した

ことがなぜメディアに伝わるのだろうか。

 海外では、「大阪府警の捜査官が私たちに絶対に自分の名前は匿名に

してほしいという条件で明らかにしたところによると、○○被疑者は

取り調べに応じた際、・・・と話したという。私たちは被疑者に取材で

きないので、実際のところは分からない」と書かなければならない。

 警察官が職務上知り得た情報を民間企業である企業メディアに漏洩す

るのは公務員法の守秘義務に違反しているのではないか。

◎ 捜査段階で、被疑者が自供したとされる内容が、裁判で出てこな

かったり、再審裁判で刑事による強要や捏造だったことが明らかに

なったりしたケースは少なくない。

 被疑者が精神科の治療を受けていたことをこの段階で報道するのも

問題がある。精神障害患者への偏見を強めてはならない。

 登戸の小学生刺殺事件の際も、被疑者が引きこもりだったことが

報道され、引きこもりの人たちがつらい思いをした。

 被疑者が精神医療を受けていたことと、この事件の関連性は明らかに

なっていない。おそらく精神鑑定が行われるだろうから、報道機関は

鑑定が公正に行われるか監視すべきだ。

 逮捕された男性の父親は17日夕、代理人弁護士を通じて、「重大な

怪我をおわせてしまった警察官の方及びご家族様に対し、心よりお詫び

申し上げます。このような事態となったことについて、大変驚いて

おり、未だ信じられない気持ちがありますが、今後の警察の捜査にも

全面的に協力する所存でございます」という自筆のコメントを発表した。

◎ また、テレビ朝日が17日午後6時半過ぎ、父親が常務取締役を務め

ている近畿の準キー局の局名を明らかにして、同局が「弊社常務取締役

から『自分の息子である』との報告を受けた。大変、重大なことと受け

止め、今後も社会的責任を果たしていきたい」とするコメントを

発表した。https://news.tv-asahi.co.jp

 NHKは「父親は民放の役員」と報じている。

 こういうことをニュースにしていいのか、と思う。聖書に、「親の罪

を子は負わない。子の罪を親は負わない」とある。

 父親を非難してはならない。父親が、20歳をとうに過ぎた子どもの

逮捕で、仕事を失うことは絶対にあってはならない。

 また、既に拘束されている被疑者の男性の実名、連行写真は必要

だろうか。

 しんぶん赤旗だけは男性の実名を出さず、<職業不詳の容疑者(33)=

東京都品川区=と報じている。赤旗は1989年から犯罪報道で一般市民は

匿名を原則にしている。

◎ マスコミで働く労働者、メディア情報に接する市民は、この事件を

機に、「人権と犯罪報道」について、真剣に考えてほしい。

 マスコミ関係者が報道被害に遭う時代になった。拙著「犯罪報道の

犯罪」が出版された1984年からの議論を参考にしてもらえたら幸いだ。

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

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 └──── 

 ◆7/17(水)「函館市大間原発建設差し止め裁判」傍聴と

  報告集会参加のお願い

・裁判傍聴

  日 時:7月17日(水)14時00分より

  場 所:東京地裁103号法廷

・報告集会

  日 時:7月17日(水)15時00分より17時00分

  場 所:参議院議員会館 101会議室

  プログラム

  1.現地報告「札幌高裁第2回控訴審報告」

        「海流の流れについて」

       大間原発訴訟の会 事務局長 中森 司

  2.弁護団報告「火山の争点を巡って」

       海渡雄一弁護士、中野宏典弁護士ほか(予定)

  3.報告「東海第二原発と核のゴミについて」

       経産省前テントひろば 木村雅英

  主 催:大間原発反対関東の会 連絡先080-6616-9604(玉中)

  賛 同:経産省前テントひろば 連絡先070-6473-1947

┏┓ 

┗■5.雑誌・新聞より2つ

 └──── 

 ◆福島県、「最短潜伏期間」過ぎた胃がんで「有意な多発」

  東京電力福島第一原発事故と「全国がん登録」

  国や県は至急対策を! 明石昇二郎(ルポライター

本文と「表」の見出し紹介

本誌2018年3月9日号掲載の「福島で胃がんが多発している」

記事から1年。

ついに「胃がん多発」と福島第一原発事故との因果関係が推定されるに

いたった。  男女ともに多発  女性の甲状腺がん

表1CDCレポートの「がんの種類別最短潜伏期間」

表2「胃がん」年齢階級別罹患率(福島・全国)

表3福島県胃がん」SIRの95%信頼区間

表4「甲状腺がん」年齢階級別罹患率福島県・全国)

表5福島県甲状腺がん」年齢階級別罹患率(概数)

表6福島県甲状腺がん」SIRの95%信頼区間

表7福島県悪性リンパ腫」SIRの95%信頼区間

表8福島県白血病」SIRの95%信頼区間

悪性リンパ腫白血病は「小康状態」

胆のう・胆管がんでも「有意な多発」

表9福島県前立腺がん」SIRの95%信頼区間

表10福島県「胆のう・胆管がん」SIRの95%信頼区間

表11福島県卵巣がん」SIRの95%信頼区間

福島県民のために具体的かつ積極的な対策に乗り出す時期が来た

福島県民1万人の「苦労と困難」

(「週刊金曜日」2019年6月7日1235号より抜粋)

 ◆映画「新聞記者」

  原案・東京新聞望月衣塑子さんの同名の本

前川喜平(現代教育行政研究会代表)

 6月28日に全国で公開される映画「新聞記者」。原案は東京新聞社

部記者望月衣塑子さんの同名の本。現政権に真っ向挑戦する映画だ。

 筋書きの中心は、国家戦略特区で首相の友人の企業が運営する国立

民営大学を新設しようとする動き。加計学園問題によく似た設定だ。

そこには深い闇が隠されている。その計画文書が、ある日匿名で「東

都新聞」にファクスされてくる。事件を追い始める女性記者を、韓国人

女優シム・ウンギョンが演じている。社内の場面は実際に東京新聞

撮影したそうだ。

 映画の中には、現政権下で実際に起きた事件を想起させる逸話も

盛り込まれている。女性野党議員との関係をスキャンダル化され、某

大手新聞に載せられる文科省の局長(なぜか僕に似ている)。女性ジャー

ナリストによる性被害の告発を、野党と結託したハニートラップ事件に

仕立て上げようとする陰謀など。

 組織と良心とのはざまで苦しみ追い詰められ、ついに自殺する官僚の

姿は、森友学園問題で自ら命を絶った財務省職員を思い出させる。

 様々な陰謀を操っているのは、内閣情報調査室、内調だ。内調の一員

でありながら事件を追う女性記者に協力する若手官僚は松坂桃李が演じ

る。よくぞこの役を引き受けたものだと感服する。

 劇中座談会には僕もちょっとだけ出ている。

 (6月16日東京新聞25面「本音のコラム」より)

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3675】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3675】

2019年6月17日(月)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.東海第二原発への東電資金援助中止の申し入れについて

   6/24(月)東京電力新宿総支社宛要望書提出への賛同お願い

   東京電力はなぜ日本原電へ1900億円もの

   資金援助をするのですか?

       槌田春美 (「STOP!東電による日本原電資金援助」

            有志の会杉並)

★2.3・11以後、ほとんど発電しない日本原電へ

   「基本料金」1兆円支払いは電力会社の詐欺行為

   「基本料金」は発電して初めて発生するもの

   東電は債務超過の日本原電を精算へ(その2、了)

              小坂正則(脱原発大分ネットワーク)

★3.原発の安全性、報告に「3年間の議論の期間は譲れない」−

  新潟県「三つの検証」委員長・池内了氏…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                  金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆6/20-24インラサラ氏・スピーキングツアー

   「ベトナム原発輸入計画を中止しました!」

   24日(日)18:30より東京講演会(文京区区民会議室4Fホール)

★5.新聞・配信より2つ

  ◆川内原発、設置取り消し認めず 住民側の請求棄却

   福岡地裁「火山影響評価ガイド」が争点に

                 (6月17日毎日新聞より抜粋)

  ◆「完全撤回」求め200万人デモ=逃亡犯条例改正、

   政府トップが謝罪−香港

           (6月16日16:10配信「時事通信」より抜粋)

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円   新ちょぼゼミ第29回

━━━━━━━ 

※6/30(日)緊急討論集会にご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と

 東京電力による日本原電への「1900億円援助」問題とは何か!

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月30日(日)13時30分より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:500円

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」070-6650-5549

協 力:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」、

    たんぽぽ舎講座会議、東京電力本店合同抗議

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.東海第二原発への東電資金援助中止の申し入れについて

 |  6/24(月)東京電力新宿総支社宛要望書提出への賛同お願い

 |  東京電力はなぜ日本原電へ1900億円もの

 |  資金援助をするのですか?

 └──── 槌田春美 (「STOP!東電による日本原電資金援助」

            有志の会杉並)

◎ 日頃より東海第二原発廃炉へ向けて心を寄せて頂いている皆様、

お疲れ様です。

 各地では、東電による日本原電への1900億円資金援助問題を受けて、

その中止を求める要請行動が行われております。

 たとえば、6月19日には、八王子の東電多摩総支社へ、日本原電への

1900億円資金援助をしないよう求める要請行動が行われます。

 千葉県でも「原発止めよう!東葛の会」が、6月10日付「東京電力

ホールディングスによる『東海第二原発』に関する日本原子力発電への

資金援助についての公開質問状」を提出しました。

 これらの動きに続き、私たちも6月24日、杉並、練馬、中野、新宿を

束ねる新宿総支社へ「STOP!東電による日本原電への資金援助」

申し入れ行動を行います。

  日時:6月24日(月)12:45集合

  場所:東京電力新宿総支社 練馬事務所(練馬区中村北1-12-7)

◎ ご賛同いただける方にはお名前を連ねて頂きたくお願い致します。

 賛同のメールを、要請行動のとりまとめをしてくださっている杉並区

議会議員けしば誠一さん宛、寄せていただくようお願い申し上げます。

 < seiichi@keshiba-shinjo.net >

 期間が短く恐縮ですが、賛同の締め切りを6月22日一杯とさせて頂き

たく、よろしくお願いいたします。

 また、当日参加いただける方はその旨もお名前とともにお書き下さい。

 頂いたお名前は、お名前(所属)もしくは お名前(○○区・市)の形で

申し入れ書の末尾に掲載させて頂きます。

 掲載を望まない方はその旨記してください。

多くの方のご賛同を是非よろしくお願いいたします。

┏┓ 

┗■2.3・11以後、ほとんど発電しない日本原電へ

 |  「基本料金」1兆円支払いは電力会社の詐欺行為

 |  「基本料金」は発電して初めて発生するもの

 |  東電は債務超過の日本原電を精算へ(その2、了)

 └──── 小坂正則(脱原発大分ネットワーク)

4.「基本料金」は発電して初めて発生するもの

 東電や関電はなぜ債務超過原発専門発電会社へ湯水のようにお金を

垂れ流すのでしょうか。

 それはこの会社を作った経過にその理由があります。1957年に政府

主導で「電源開発」という国策企業を政府は立ち上げたのですが、当時

原子力委員会正力松太郎委員長は原子力発電はこれからの有望事業の

可能性が大きいので民間主体で行いたいとして、政府と利権争いの結果

電事連主体で立ち上げた電事連主体の民間企業なのです。

 ですから持ち株比率も東電、関電と続き本土の9電力会社に電源開発

も含まれています。

 東電にとっては日本原電を潰せば、そのツケは自分たちに降りか

かって来るので、何とか電気料金で支えて、最後は政府に面倒を見て

もらいたいのです。

 しかし、この日本原電が例えばガス会社と仮定します。そのガス会社

は私の家にもガスを供給していたとします。この会社から次のような

請求書が来たら皆さんど思います。

 「当社のガス発生装置が故障して当分の間ガスを供給出来ませんの

で、皆さんからは基本料金だけ頂きます」という通知がきたような

ものです。

 すると、東電や関電は「いいですよ。それでは基本料金としてこれ

まで買った電気料金分を今まで道りにお支払いします」と言って、毎年

1千億円以上の金を8年間支払い続けて、その総額が1兆円になった

のです。そんなバカな話があるでしょうか。

 これがトヨタや日産の自分の子会社が赤字でも、資金提供して支える

ことはあり得ます。それが株主の利益にならないことであれば、株主

代表訴訟を起こされて、経営責任が問われるでしょう。東電や関電の

株主の皆さん、ぜひこの件について株主代表訴訟を起こしてください。

 ちなみに各電力会社の持ち株比率は東電が28%。関電が18.5%中部が

15%で、九電は1.5%です。九電は日本原電から電力供給は受けていな

いため、基本料金は支払っていません。

5.東電は債務超過の日本原電を精算へ

 東電、関電が債務保証をやめれば、その日に倒産する日本原電を

電力会社が、このまま支え続けることは、問題の先送りでしかなく、

先送りするごとに負債額は天文学的に増えるばかりです。

 現在日本原電を精算した場合、残る債務は数千億円あるでしょうが、

問題はは4原発廃炉費用です。

 仮に日本原電が計画している東海第二原発を20年延長できたとして

も、20年後には廃炉になるのですから、110万キロワット以外には発電

しないのですから、20年間で4機の廃炉費用を捻出することなど

不可能です。

 電力会社は1機の廃炉費用を500億円から800億円と見積もっています

が、実際には少なく見積もっても1千億円から2千億円と言われて

いるのです。それにかかる費用は5千億円から1兆円に近い廃炉費用

が必要になるのです。20年でそこまで稼げるのでしょうか。

6.発電した時と同額以上の基本料金を払う?

 東海第二原発は動く可能性は極端に少ないのですが、それでも動いたと

仮定しましょう。

 すると、この原発は1時間に110万kwhの発電を行います。その電気を

東電などにキロワット当たり12円で販売したとします。すると1時間に

1320万円の売り上げです。24時間で3億1680万円です。1年間で定期

検査に1ヵ月使うとして年間330日稼働するとします(実際には13ヵ月

で2ヵ月の定期検査ですが年間で1ヵ月とは随分甘く算出しました)

 1年間では1045億円の売り上げです。何と1ワットも発電していない

現在と同じ売り上げにしかならないのです。

 それでは電力会社が利益抜きの15円で買い取ってくれたとします。

こんな破格の買い取りなどあり得ませんが。すると年間売り上げが

1307億円です。社員の賃金が年間1人1千万円としたら116億円が

消えてしまいますし、その他の経費を差し引いたら、これまでと

ほとんど変わらない収支にしかならないのです。

 それではいくらで買ってもらえば企業として採算ベースに乗るの

でしょうか。1キロワット当たり20円で買い取ってもらうと、年間

1742億円になり、年間400億円くらいの収益が見込めるでしょう。

 しかし、それでも4機の廃炉費用は積み立てられないでしょうし、

そんな破格の値段で買い取ると、今度は電力自由化の中で激しい競争を

強いられている東電や関電の経営に重く負担がのし掛かるし、その分を

賄うために電気料金を値上げすれば、東京ガス大阪ガスに顧客を

奪われてしまう可能性が大きくなるのです。

 つまり東電や関電などは日本原電へ原発が発電した場合と同額か、

それ以上の金額を基本料金という名目で日本原電へ支払っているのです。

東電などが支払っている1千億円以上の「基本料金」という名の「原電

支援金」は東電への税金と消費者が支払う電気料金に含まれた不当な

お金の横流しなのです。

 しかし、日本原電は東電や関電に取っては金食い虫の重荷でしか

なく、どう転んでも遅かれ早かれ消えて行く運命のお荷物会社でしか

ないのです。ですから一日でも早く会社を精算することが唯一無二の

選択なのです。

 ではなぜ、東電などの電力会社は不当な無駄金を支払い続けるので

しょうか?それは「原子力ムラ」連中のなれ合いで、「最後は政府が

何とかしてくれる」と期待しているからでしょう。

 今回、私が計算した「売電価格を上回る基本料金」の異常さを

マスコミには追求してほしいものです。(了)

        (「つゆくさ通信」脱原発大分ネットワーク

         2019年5月20日発行No155より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■3.原発の安全性、報告に「3年間の議論の期間は譲れない」−

 | 新潟県「三つの検証」委員長・池内了氏…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆原発の安全性、報告に「3年間の議論の期間は譲れない」−

  新潟県「三つの検証」委員長・池内了

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題を考える講演会が14日夜、新潟県

十日町市で開かれた。原発の安全性を巡る県独自の「三つの検証」を

とりまとめる総括委員会の池内了委員長(名古屋大名誉教授)が、2021

年までに最終報告を出す考えを改めて示し、「次の知事選で大事な争点

となるだろう。そのための判断材料を提供したい」と述べた。

 講演会は市民団体「十日町・津南地域自治研究所」が主催。会場の

十日町情報館に110人が集まった。

 池内氏は「県の取り組みは大きな意味を持つ」として、「東電福島

第一原発事故の原因」「原発事故が健康と生活に及ぼす影響」「重大

事故時の安全な避難の在り方」の三つの検証の中身を説明した。

 その上で委員長として「中途半端な報告を避けるためにも(21年まで

の)3年間の議論の期間は譲れない」と語った。(後略)

               (6月16日「新潟日報」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190615476503.html

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |          (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆6/20-24インラサラ氏・スピーキングツアー

  「ベトナム原発輸入計画を中止しました!」

6月20日(木)辺野古訪問、沖縄講演会

  21日(金)福島交流会 22日(土)「日本平和学会in 福島」分科会

  24日(日)18:30より東京講演会(文京区区民会議室4Fホール)

共催:沖縄環境ネットワーク、沖縄大学吉井美知子研究室、

   原子力資料情報室、原発いらない福島の女たち、

   国際環境NGO FoE Japan、

   ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン

詳しくはこちらを

https://nonukesasiaforum.org/japan/archives/1506

連絡先:sdaisuke@rice.ocn.ne.jp

    (ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)

 「原発輸出は非人道的である」とする日本政府への請願書に、

先住民族チャム人の文学者であるインラサラ氏ら626名が命がけで署名

しました。

 予定地とされたニントゥアン省は、相対的に貧しい地域でチャム人が

多く暮らしているところであり、福島や沖縄にもつながる「構造的

差別」のもとで強引に原発建設計画が進められていました。

┏┓ 

┗■5.新聞・配信より2つ

 └──── 

 ◆川内原発、設置取り消し認めず 住民側の請求棄却

  福岡地裁「火山影響評価ガイド」が争点に

 九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)が新

規制基準に適合するとした原子力規制委員会の設置変更許可は違法とし

て、地元住民らが国を相手に許可取り消しを求めた行政訴訟で、福岡地

裁(倉沢守春裁判長)は17日、住民側の請求を棄却した。

 訴訟では、新規制基準に基づく火山の噴火リスク審査の指針として

規制委がまとめた「火山影響評価ガイド」の合理性が争点となった。

    (中略)

 2014年9月に設置変更許可を受けた川内原発は、周囲に5つの巨大

噴火の跡(カルデラ)がある。

 ガイドが噴火の時期や規模を予測できるとの前提で策定され、噴火

リスクを過小評価するなど不合理だとして2016年6月、鹿児島、福岡、

東京など10都県の33人が提訴していた。

 住民側は、最新の科学的知見に基づいても、噴火予測はできないと

する火山学者の意見を十分踏まえていないなどと主張。

 また、ガイドは原発から160キロ圏内の火山から火砕流が到達する

可能性があれば立地不適としているが、規制委は5つのカルデラ

巨大噴火を起こす可能性を過小評価していると訴えた。(後略)

               (6月17日毎日新聞より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://mainichi.jp/articles/20190617/k00/00m/040/080000c

 ◆「完全撤回」求め200万人デモ=逃亡犯条例改正、

  政府トップが謝罪−香港

 香港政府は改正の無期限延期を決めたが、参加者はあくまで「完全

撤回」を主張し、デモ隊の一部は立法会(議会)周辺の道路を

占拠した。(中略)

 香港の人口は約750万人で、4人に1人が参加した計算。(中略)

 参加者の多くが黒い服を着用し、政府や警察への「怒り」を表現。

 友人と参加した女子学生(17)は「同じ学生に暴力を振るった警察が

許せない。改正案も、完全撤廃されるまではまたいつ審議が始まるか

分からず、今の状態では納得できない」と話した。

          (6月16日16:10配信「時事通信」より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00000039-jij-cn

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3674】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3674】

2019年6月15日(土)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.3・11以後、ほとんど発電しない日本原電へ

   「基本料金」1兆円支払いは電力会社の詐欺行為

   電気を1kwも発電しない会社が黒字?

   東海第二原発も再稼働はほとんど不可能(その1、2回の連載)

              小坂正則(脱原発大分ネットワーク)

★2.K8護岸、カヌー9艇での阻止行動

   6/13辺野古レポート

          千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★3.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆6/29恐怖のカウントダウン〜東海第二原発を止めたい〜

   牛久上映会&講演会 場所:牛久市中央生涯学習センター

   講演:遠藤大輔さん 主催:原発いらない牛久の会

★4.新聞より2つ

  ◆川内原発1・2号機停止へ 来春 対テロ施設遅れ 全国初

              (6月14日東京新聞夕刊1面より抜粋)

  ◆原発・カネ食い虫

   六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場(建設費2兆9000億円)

     鎌田 慧(ルポライター

(6月11日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円   新ちょぼゼミ第29回

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※6/30(日)緊急討論集会にご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と

  東京電力の日本原電への「3000億円援助」問題とは何か!

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月30日(日)13時30分より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:500円

 主 催:「再稼働阻止全国ネットワーク」070-6650-5549

協 力:たんぽぽ舎講座会議、東京電力本店合同抗議、

    「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」

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┏┓ 

┗■1.3・11以後、ほとんど発電しない日本原電へ

 |  「基本料金」1兆円支払いは電力会社の詐欺行為

 |  電気を1kwも発電しない会社が黒字?

 |  東海第二原発も再稼働はほとんど不可能(その1、2回の連載)

 └──── 小坂正則(脱原発大分ネットワーク)

目次

1.電気を1kwも発電しない会社が黒字?

2.日本原電とはどんな会社か

3.東海第二原発も再稼働はほとんど不可能

 以下は、(その2)に掲載

4.「基本料金」は発電して初めて発生するもの

5.東電は債務超過の日本原電を精算へ

6.発電した時と同額以上の基本料金を払う?

1.電気を1kwも発電しない会社が黒字?

 日本原電は原発専門の発電会社です。この会社は2011年3月11日の東

日本大震災で、自社所有の東海第二原発はかろうじて大事故を免れ

ました。

 もう1つの敦賀原発2号機は、その年5月7日に放射能漏れ事故で

止まり、2つの原発は今日まで電気は1ワットも発電していませんが、

8年間もの間ほとんど黒字を出して、約千人の社員には高額の給与と

ボーナスも出しているのです。

 その原資は東電や関電などによる電力供給契約の「基本料金」という

名目で全体で1千億円から1500億円のお金がつぎ込まれているのです。

 5月24日の朝日新聞によると「2011年以降総額9,885億円になった」

という記事がありました。

 こんな債務超過の会社を国の税金で支えられている国営企業の東電が

毎年数百億円もの「基本料金」という名で、東海第二原発の再稼働への

対策費用3千億円の債務保証まで行うことは東電株主への背任行為では

ないかと疑われるのです。

2.日本原電とはどんな会社か

 日本原子力発電(株)略称:原電とは東電などの電力会社が出資して

作った原発専門の発電会社です。東海第一原発は1998年に運転停止して

廃炉作業中です。残る東海第二原発110万kwは2011年3月11日の東日本

大震災で被災て今日まで止まっています。

 福井県敦賀市にある敦賀第一原発(35.7万kw)は2015年に廃炉が決ま

り、敦賀原発2号機(116万kw)は2011年5月に放射能漏れ事故で止

まったままです。

 ところが敦賀原発2号機建屋の真下に活断層があることが判明した

ため、廃炉の可能性が大なのです。

 また、敦賀3、4号機の新設工事は更地などの作業が進んだままで

止まっています。ところが、その建設費用に1400億円を4機の原発廃炉

積立金を取り崩して使っていたことが判明しています。

 つまりこの会社は東海第一原発敦賀1号機の廃炉費用も使い果たし

て3、4号機の建設資金に流用しているのです。しかも3、4号機が

建設される可能性はほとんどゼロです。

 建設費の高騰や、新規原発建設ができる世論ではありません。もし

建設して運転開始したとしても発電単価が跳ね上がって、再エネ電力の

価格低下の中で電力自由化市場の中で競争に勝てる可能性は全く

ありません。

3.東海第二原発も再稼働はほとんど不可能

 ところで、日本原電にとっては東海第二原発が唯一残された「動く

可能性のある原発」なのですが、それも非常に困難なのです。というの

もこの原発周辺30キロ圏内には約100万人の住民が住んでいて、周辺8市

町村との間には「安全協定」が結ばれていています。

 その内、東海村水戸市など6市村との間には自治体が運転を認めな

ければ動かすことはできない再稼働の「事前了解」協定が結ばれている

のです。

 そして東海第二原発は2023年1月までに再稼働ができなければ運転

開始後40年が過ぎてしまい廃炉となる運命なのです。

 しかもテロ対策施設と言われている「特定重大事故等対処施設」の

建設費およそ3千億円は計画も準備も全く進んでいなくて、資金調達の

目処も立っていないのです。

 建設費の3千億円は東電などの債務保証で銀行から借り入れる計画で

すが、この会社は実質的に債務超過なのに追加融資の3千億円を貸す

銀行があるのでしょうか。また銀行から借ることができたとしても返す

ことは不可能でしょう。

 また、昨年11月7日に再稼働の許可が下りたのですが、すると残り

4年と少しの間で、いわゆる「テロ対策施設」は完成させなければなら

ないのです。

 九電が「5年間の猶予では完成できない」と言われる施設を、日本

原電は4年間で完成できるわけはありません。

 まだ設計図もできていないし、テロ対策施設の設計許可も規制庁から

は下りていません。仮に2023年に再稼働したとしても、また、すぐ

止まってしまうのです。(その2)に続く

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┗■2.K8護岸、カヌー9艇での阻止行動

 |  6/13辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 6月13日(木) 天候:曇り、朝、風弱く海は穏やか。10時頃から風が

上がり(強くなり)昼には8から9m/秒

 朝8時40分からK8護岸を監視する。護岸に接岸しているランプウェイ

台船(以降台船)はない。300mくらい離れたところに赤土満載の1隻が

停泊している。それが真っすぐ進んでくると護岸の定位置に着くのは

間違いない。

 私たちは監視体制を強め、時を待った。しかし、一向に動く気配は

ない。そのうち護岸の補修工事が始まった。クレーンで根固め袋材を

運んだり、ユンボで路面をならしたりしてる。この護岸は昨日まで

使っていたので何か不具合があったと思う。

待つこと約3時間、11時20分ごろから台船が徐々に動き始まる。

私たちは一斉に台船の進行方向にカヌーを漕いだ。100から150mぐらい

の距離があり、その間に海上保安庁のGBが7艇も警戒してる。到底

抜けるのは無理だと今までは思っていた。

 ところがカヌー1艇だけ海保の警戒網をすり抜けた。私はすでに

拘束されていたが「いけるぞー」と大声で叫んでいた。もう少しで、

台船が止まる寸前だったが、必死のGBの追跡で拘束されてしまった。

残念だったが、今日は参加人数が少なく9艇での阻止行動だった。

という事はもう少しいれば近いうち台船を止める見込みがあると希望が

持てる。

 今日は空振りだったが、拘束後、松田ぬ浜に送られたメンバーの顔は

明るい。

午後は風が上がってきて、海上で風速9mの情報があり、抗議船に

乗り監視行動とした。

※ランプウェイ台船に肉薄した「辺野古ぶるー」

写真はこちらを

https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

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┗■3.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆6/29恐怖のカウントダウン〜東海第二原発を止めたい〜

  牛久上映会&講演会

映画上映:30分

講 演:遠藤大輔さん (「恐怖のカウントダウン−

     東海第二原発を止めたい」の制作者)

日 時:2019年6月29日(土)14時〜16時30分(開場13時30分)

場 所:牛久市中央生涯学習センター中講座室

資料代:500円

主 催:原発いらない牛久の会

賛 同:常総生活協同組合環境学習同好会、

    生活クラブ生協茨城「チームさくら台」

問合せ:080-5193-5218(藤田)、029-874-5089(中村)

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┗■4.新聞より2つ

 └──── 

 ◆川内原発1・2号機停止へ 来春 対テロ施設遅れ 全国初

 九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が来年3月に運転

を停止するのが確実となったことが14日、分かった。テロ対策施設「特定

重大事故等対処施設」の建設が遅れ、完成が期限に間に合わないためで、

特重施設の完成遅れによる原発の稼働停止は全国初となる。川内2号機も

来年5月に停止し、全国で2例目になるのは確実。(中略)

 川内1、2号機が停止しても火力発電などで代替できるため、電力

供給自体には支障が出ない見通し。九電は1、2号機が停止した場合、

全てを液化天然ガス(LNG)火力発電で代替すると毎月80億円のコスト

増となると試算し、業績に冷水を浴びせそうだ。 (後略)

            (6月14日東京新聞夕刊1面より抜粋)

 詳しくはこちらを

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201906/CK2019061402000294.html

●《本日のメールマガジン発信担当より》「好き勝手一言」

 2点だけ言わせて下さい!

 1.確かに、来年3月から5月にかけて、川内原発1、2号機が停止

することは喜ばしいことです。

 しかし、東京新聞記事引用の最後の方、「…LNG火力発電で代替

すると毎月80億円のコスト増…」と、「九州電力発表」らしい数字を

出していますが、「東京新聞」さん!そうじゃないでしょ!

 昨年、九州電力管内で、太陽光発電がどれだけ「出力制御」で止めら

れたのですか。

川内原発1、2号機合計の発電出力178万kwがなくなっても昼間(そ

の日の最大電力需要は昼間のはず)の電力需要は賄えるのでは?

 178万kw全てを「LNG火力発電で代替」しなければならないの

ですか?

 その辺を「東京新聞」はきちんと取材してほしいと思います。(記者

さんが少ないようですから労働過重にならない程度に)

 浅薄な意見で申し訳ありません。

 2.なぜ「テロ対策施設『特定重大事故等対処施設』」という表現

なんですか?

 「東京新聞」だけではありません。大手新聞社、テレビ局も含めて

です。

 『特定重大事故等対処施設』は、「テロ対策」だけの施設では

ないはず。

ここから引用

 「…『特重施設』はテロ対策でもバックアップ施設でもなく、福島

第一原発事故のような過酷事故を繰り返さないために、原子力規制委

員会が政府事故調や国会事故調により指摘された課題を解決するため

に必要として、各電力事業者に設置を義務づけたもの…」です。

 電力会社は(たぶんわざと…担当の感想)『特重施設』をテロ対策、

あるいはバックアップ施設と説明し、現在運転中の原発でも規制基準

適合性審査において安全性は確保されているとの認定がされているか

ら、『特重施設』はなくても問題がないとの立場を取っています。

これは大きなウソです。…」

 「これら施設がなければ、安全対策が不十分であり、そのため福島

第一原発事故を再発させない保障がないことになります。これは明確な

約束違反です。施設の実効性以前に、自分たちがした約束に反している

のですから、運転停止は当然のことです。『特重施設』の位置づけの

すり替えを許さず、明らかにさせる必要がありそうです。」引用終わり

 ※5/20発信【TMM:No3651】★1.「特重施設」建設遅れ 多々ある

問題を整理する・山崎久隆より引用

 ◆原発・カネ食い虫

  六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場(建設費2兆9000億円)

   鎌田 慧(ルポライター

 毎年のように完工日を繰り延べして、計画時から35年、工事が始まっ

てから26年がたった。それでもさっぱり完成の見通しがたっていない。

建設費は当初、7600億円と見込まれたが、今は4倍ちかくの2兆9000

億円。最近は2021年完成といっているが、誰も信じていない。

 使っても使っても減らない「夢の核燃料サイクル」などと、人びとを

けむに巻いていた、六ケ所村(青森県)の使用済み核燃料再処理工場の話

だが、プルトニウム燃料を作り出す高速増殖炉もんじゅ」は頓挫、

廃炉となって再処理工場の必然性が弱まっている。

 バルセロナサグラダ・ファミリアであるまいし26年たっても完成

しない工場など、ブラックユーモアというしかない。

 絵に描いた餅「核燃料再処理工場」は、虚妄の原子力政策の中心だか

ら、原発を維持するためには無駄に資金を費消しても(消費者の電力

料金だが)絶対維持しなければならない神話なのだ。

 再処理工場が稼働しないために、原発各社は再処理がはじまる

まで、「適切に貯蔵・管理」を義務づけられ、サイト内のプールに

収容している。それも満杯に近づいている。

 関西電力九州電力などは、プルトニウム・ウラン混合酸化物(

MOX)燃料を扱う、第二再処理工場事業費の電気料金転嫁を始めた。

経費は11兆7000億円。

  (6月11日東京新聞朝刊27面「本音のコラム」より)

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 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

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 投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。

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3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、どの団体・

 グループも平等に掲載する基本方針です。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3673】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3673】

2019年6月14日(金)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.原発をあきらめない「安倍政権」のねらいは核武装かも?

   安倍政権・6つのウソの問題点

   武笠紀子(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

★2.秋葉原の日本原電本社前で社員および周辺へのチラシまき

   「若い方の受け取りが案外よかった」

  6/12(水)第12回【ハロー原電】のご報告

   小熊ひと美 (西東京市在住)

★3.「特定重大事故等対処施設」はテロ対策などという

   ものではなく原発の安全性向上のために必要な施設

   6/5東京電力への質問書   原子力民間規制委員会・東京

★4.軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉にあて、国民の幸福度を

  最大化する道を選んだコスタリカ

  6/8「オツトン・ソリスさんと平和の対話」東京集会に参加して

   山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

★5.放射性物質北太平洋を循環 福島第一原発事故で流出

  東に進み北米大陸に到達後、西向きに

  親潮によって日本付近に戻ると予想…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

   黒木和也 (宮崎県在住)

★6.新聞より1つ

  ◆イランに動機ない(ホルムズ海峡でのタンカー攻撃)

   イスラムスンニ派武装勢力がイランと日本の関係に

   くさびを打ち込もうとしたのではないか

宮田 律(おさむ)(現代イスラム研究センター理事長)

          (6月14日毎日新聞朝刊3面「ミニ論点」より)

━━━━━━━ 

※明日です! 6/15(土)山崎ゼミにご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と6/26東電株主総会

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月15日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ第29回

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

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┏┓ 

┗■1.原発をあきらめない「安倍政権」のねらいは核武装かも?

 |  安倍政権・6つのウソの問題点

 └──── 武笠紀子(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会)

・安倍政権は、原発についてウソを重ねています。

【ウソその1】「世界一厳しい新規制基準」に合格した安全な原発

だけを稼働している。

 →日本の耐震基準は厳しいが、ほとんど地震がない他国と比べる方が

間違っています。

 99基もあるアメリカの原発は、ほとんど地震がない東海岸に集中立地

しています。原発50基以上はあるフランスには、めったに地震があり

ません。

 また、田中俊一前原子力規制委員長は、「新規制基準に合っているか

どうかを判断しただけで、安全かどうかを判断していない」と明言

している。「安全な原発」は大嘘です。

【ウソその2】30キロ圏内の自治体で、原発事故の際の「避難計画」を

策定するので安心である。

 →原発が99基もあるアメリカですが、「深層防護」第五層の原発事故

の避難計画策定まで、原発事業者(電力会社)の責務です。

 避難計画が作れなくて中止に追い込まれた原発もあるし、避難のため

の核シェルター等の安全対策の費用負担が大きく、採算上から原発

新設されていません。

 日本は、この深層防護の第五層「避難計画」策定を自治体に丸投げ。

自治体はとりあえずの避難計画を策定しますが、実効性はありません。

 東海第二原発の30キロ圏内の水戸市からの避難者を受け入れる協定を

結んだ松戸市には、半年たっても受け入れ計画はできていません。

 「避難訓練」は気候と天候の良い時に実施され、台風や大雪の日には

中止。大地震や大津波を想定した避難訓練はまず行われません。

【ウソその3】原子炉はアンダーコントロール福島第一原発事故

終わっている。

 →東京電力福島第一原発で事故を起こした原子炉は4つ。見た目には

修復されてきましたが、内部はメルトダウンメルトスルーかの判断も

ついていません。

 放射性デブリを取り出すというものの、危険性が高く、持っていく先

はありません。

 安倍首相は「原子炉アンダーコントロール」と言ってオリンピックを

招致しましたが、残された核燃料とデブリは冷し続けなければならず、

放射能は消えていません。

 福島に世界から人を集めて競技をおこなうなどあり得ない話です。

【ウソその4】「核燃料サイクル」計画で核燃料を増やすから、原子力

準国産燃料である。

 →「核燃料サイクル」はすでに破綻しています。高速増殖炉「もん

じゅ」はほとんど動かないままに廃炉六ヶ所村再処理施設は失敗が

重なって動きません。

 プルトニウムの使い道がなく、ウランにまぜたMOX燃料にして

使っています。

 核燃料を裁断し再処理すると高レベル核廃液が貯まりますが、きわめ

て危険で最終処分場の目処はありません。どこの自治体でも住民の反対

運動が起こります。核廃棄物を増やして「準国産」燃料などとふざけた

話です。

【ウソその5】原発はCO2を出さない、環境に負担をかけない発電

方法である。

 →原発推進派は「原発は発電時にCO2を出さないので、環境に負担

をかけない」という主張をしますが、ウラン採掘から核燃料製造、原発

稼働から核廃棄物処理まで多量の化石燃料を使うのです。その上、平常

運転でも放射性ガスや放射性温水を排出するので「環境に負担をかけ

ない」は大嘘です。

【ウソその6】プルトニウム高速増殖炉で使うためである。

 →あの石破さんが言ってますが、潜在的に核保有力を持ち続けるため

には原発が必要です。「プルトニウム」の保有が国際的に認められる

には、高速増殖炉原発の開発を続けなければならないのです。原発

止めない理由の一つだと思います。

原発も原爆も止めましょう!どちらも《NO!NUKES》、

 ウソだらけの安倍政権は退陣へ!

          (発行:松戸市民ネットワーク「たんぽぽ」No345

           2019.6.1 より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■2.秋葉原の日本原電本社前で社員および周辺へのチラシまき

 |  「若い方の受け取りが案外よかった」

 | 6/12(水)第12回【ハロー原電】のご報告

 └──── 小熊ひと美 (西東京市在住)

◎ 6月12日(水)17:30から、秋葉原の日本原電本社前で【ハロー原電】

=「日本原電社員および周辺へのチラシまき」をおこないました。

 曇り空の中、総勢14名が参加。

 横浜からマイク持参で街宣される方、茨城県からの参加もあり、賑や

かなチラシまきとなりました。

 今回は、東海第二原発再稼働反対の新チラシと、周辺住民への抗議

行動への理解と参加を訴えるお手紙をセットで配布。

 雨がふってきたので30分ほどで、周辺住宅へのポスティングに切り

替え。チラシまきが70組、ポスティングは400組を配布しました。

◎ 日本原電からは警備員1人がずっと立ったまま警戒し、途中、原電

社員も1人出てきて私たちを観察していました。

 とめよう!東海第二原発首都圏連絡会のオレンジ旗を見た外国の

カップルが、わざわざ車の窓を開けて「No Nukes!」

 若い方の受け取りが案外よかったとの感想や、サラリーマン風の方で

わざわざ「原発賛成です」と言っていく方もいました。

※次回第13回目の【ハロー原電】は、7月10日(水)17:30から1時間ほど

の予定で行います。どなたも参加できます。

 あなたも日本原電本社の社員に向けて、東海第二やめましょう!と声

がけしてチラシをまきましょう。

    (6/13「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」MLより)

┏┓ 

┗■3.「特定重大事故等対処施設」はテロ対策などという

 |  ものではなく原発の安全性向上のために必要な施設

 |  6/5東京電力への質問書

 └──── 原子力民間規制委員会・東京

東京電力ホールディングス株式会社

代表執行役社長 小早川智明 様

        原子力民間規制委員会・東京 代表 岩田俊雄

  福島第一原発事故加害企業東京電力への質問書

 5月8日に出した当方・原子力民間規制委員会・東京の質問書への

回答を指定の5月28日(水)までに貴社からしていただけませんでした。

この対応は大変残念です。

 今回改めてクローズアップされた「特定重大事故等対処施設」(テロ

対策施設)の内容は、原発の安全性向上のために必要なものとして、

原子力民間規制委員会が地震対策も含め電力会社に設置を勧告した設備

そのものです。

 この施設はテロ対策などというものではなく、最低限の安全対策とし

て必要なものです。

〇質問です

1.「特定重大事故等対処施設」の設置工事についての貴社の

  基本計画をお知らせください。

2.貴社の柏崎刈羽原発についての対策は、現在どう取り組んで

  いますか。

 福島第一原発事故の収束のめどもつかず、先の見通しもままならず、

福島の放射線量もまだまだ高いままなのに、被害者への補償は次々と

切り捨てようとする政府と東京電力の対応は許されるものでは

ありません。

 貴社は原発再稼働計画を中止し、福島の本当の復興に全力を投じる

べきです。

 東電行動憲章にある「いかなる差別も行わず」の原則にのっとり、

民間規制委員会への回答拒否を撤回し、質問書への回答を6月26

日(水)までに、Eメールで送ってください。 以上

┏┓ 

┗■4.軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉にあて、国民の幸福度を

 | 最大化する道を選んだコスタリカ

 | 6/8「オツトン・ソリスさんと平和の対話」東京集会に参加して

 └──── 山田和秋 (たんぽぽ舎ボランティア)

 6月8日「オツトン・ソリスさんと平和の対話」東京集会に参加。

 いま、日本は憲法9条自衛隊を明記し、米国と共に戦争をする国に

変えられようとしています。

 この時期に、軍隊を廃止、軍事予算を社会福祉にあて、国民の幸福度

を最大化する道を選んだコスタリカの生き方がどんなに素晴らしいかを

学ぼう。

1.コスタリカは北米と中米を結ぶ重要地域であり、米国にとって喉

から手が出るほどほしい場所です。

 しかし、コスタリカは1949年常備軍を廃止して以来、70年間一度も

武力を行使することなく、平和を守ってきました。

 もちろん、米国の圧力や隣国ニカラグアの領土侵犯など幾多の危機も

あったが、その都度、軍事と外交両面をにらみながら、大胆かつ緻密に

非武装中立」作戦を展開、粘り強い話し合いと国際司法裁判所への

提訴で勝利してきました。

 それを可能にしたのは、絶えず平和国家の進むべき道を問い直す作業

を国民一人ひとりが価値観として持っていたこと、「平和主義」「民主

主義」が根づいていたこと、その中から後に大統領になるホセ・フィ

ゲーレスのような優れた政治指導者たちが生まれたことによります。

 ホセは「軍隊は過去のものです。戦争は正常な状態ではない。戦争は

病気で、平和が健康なので、病気の原因は取り除くべき」と語った。

 またある大学教授は「コスタリカに軍は必要ない。なぜなら敵がどこに

もいないからです」と。この敵がいないという言葉は胸にひびきます。

敵とは軍産複合体利益集団が作りだした言葉だから。

2.さて、もし、日本が5兆1911億円(2018年度)の軍事予算案をコス

タリカのように社会福祉費に当てたら、どうなるでしょう、驚愕する

ほどのことが可能です。

 一例をあげると、あの青森沖に墜落した欠陥機F35戦闘機、1機分

で58箇所保育所を作り5200人の子供が保育を受けられ、9機分で日本中

の待機児童全員が保育園に入れます。(F35戦闘機、1機116億円+

307億円維持費、147機合計で6.2兆円の無駄遣い)

3.集会の席でソリスさん(大学生のとき、時の大統領が米国のイラク

戦争に賛意を表したことで人権裁判所に提訴、憲法違反であるとの勝利

判決を勝ち取った)に質問が出ました。

 ・他国に攻められたらどうしますか?

 「私たちに敵という言葉はありません。同じ人間同士、話し合うこと

で平和は作るものです。人を殺すという選択はありません」

 コスタリカは軍事予算を社会福祉に当て、13年間授業料無償、医療費

無償、年金充実などにより、人間の「幸福、健康度」、3年連続140カ国

中1位に輝いている。

┏┓ 

┗■5.放射性物質北太平洋を循環 福島第一原発事故で流出

 | 東に進み北米大陸に到達後、西向きに

 | 親潮によって日本付近に戻ると予想…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.放射性物質北太平洋を循環 福島第一原発事故で流出

  東に進み北米大陸に到達後、西向きに

  親潮によって日本付近に戻ると予想

  6/13(木)16:19配信「共同通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000097-kyodonews-soci

2.米が選ばないF35を爆買い

  米国、来年度から5年間でF15EX戦闘機を80機調達する

  6月12日東京新聞【私説・論説室から】

https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2019061202000178.html

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆イランに動機ない(ホルムズ海峡でのタンカー攻撃)

  イスラムスンニ派武装勢力がイランと日本の関係に

  くさびを打ち込もうとしたのではないか

宮田 律(おさむ)(現代イスラム研究センター理事長)

 米国とイランの関係改善を狙った安倍晋三首相のイラン訪問の機会を

とらえて日本が運航する船舶を攻撃することは、イランの仕業とは考え

にくい。こうした攻撃を仕掛ける能力があるとすれば革命防衛隊だ。

だが、革命防衛隊は首相が会談したハメネイ氏に忠誠を誓っている。

攻撃する動機はない。

 攻撃したのは、日本のイランに対する印象の悪化や、米国とイランの

関係悪化を狙う勢力ではないかと推測する。具体的には、イランと敵対

するサウジアラビアアラブ首長国連邦(UAE)の影響を受けるイスラ

ム教スンニ派武装勢力が、イランと日本の関係にくさびを打ち込もう

としたのではないか。

 先月来、湾岸地域ではサウジやUAE関連のタンカーが襲われる事件

が起きており、米国はイランの犯行と主張する。

 また、イランを直接攻撃する力がなく、米軍にイランを攻撃してほし

いサウジやUAEもこれに同調している。

(6月14日毎日新聞朝刊3面「ミニ論点」より)

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3672】地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3672】

2019年6月13日(木)地震原発事故情報-

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.現在運転中の原発はテロ対策も「免震重要棟」もできていない

   伊方、川内、大飯、高浜の9原発は直ちに運転を止めるべき

              小坂正則(脱原発大分ネットワーク)

★2.福島第一原発事故から年月がたち、東海第二原発再稼働の危険性

   3.11東日本大震災で東海第二原発は危機一髪だった

  東海第二原発を取り巻く原子力施設群の危うさ

              永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.原子力規制委員会 テロ対策(特重)施設

  期限翌日には冷温停止状態に…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                   黒木和也 (宮崎県在住)

★4.K8護岸でフロートを越え赤土搬入に対して抗議阻止行動

   6/12辺野古レポート

         千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆7/13(土)寺尾紗穂~音楽・写真・トーク

   Nuclear Workers & Humanity~ ゲスト:樋口健二

   会場:内幸町ホール

★6.新聞より1つ

  ◆原発、テロ対策未完成なら1週間前に停止命令 原子力規制委

                  (6月12日「毎日新聞」より)

━━━━━━━ 

※6/15(土)山崎ゼミにご参加を!

 「特定重大事故等対処施設」問題と東電株主総会

 講 師:山崎久隆さん (たんぽぽ舎副代表)

 日 時:6月15日(土)14時より17時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

※6/24(月)学習会にご参加を!  新ちょぼゼミ第29回

 今さら聞けない「遺伝子組換え」と「ゲノム編集」(基礎編)

 講 師:天笠啓祐さん(市民バイオテクノロジー情報室代表)

 日 時:6月24日(月)18時より21時

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.現在運転中の原発はテロ対策も「免震重要棟」もできていない

 |  伊方、川内、大飯、高浜の9原発は直ちに運転を止めるべき

 └──── 小坂正則(脱原発大分ネットワーク)

1.来年3月に川内原発が運転停止へ

 今年4月19日の朝日新聞に「対テロ施設、建設間に合わない原発9基が

停止の可能性」という以下の記事が出ていました。

 再稼働した関西、九州、四国の電力3社の原発全9基が停止を迫られる

可能性が出てきた。新規制基準で義務づけられている原発のテロ対策施設

の建設が設置期限に間に合わないためだ。3社は期限の先延ばしを含めた

対応を原子力規制委員会に求めているが、委員からは厳しい意見が相次い

でおり、3社の見通しの甘さが露呈された形だ。

 3社によると、九電川内(鹿児島県)や玄海佐賀県)、関電高浜、

大飯、美浜(いずれも福井県)、四電伊方(愛媛県)の6原発12基で建設

工事が遅れ、設置期限を1年~2年半ほど超える見通しという。

  (ここまで引用)

 そして4月24日には規制委員会の更田委員長が「原子力発電所に設置

が義務付けられているテロ対策施設が期限内に完成しない場合、原則

として原発の運転停止を命じる」と会見で述べました。

 この5年の猶予が最初に切れるのが川内原発1号機の来年3月17日だ

そうです。ただ少し気になるのが、「原則として運転停止を命ずる」と

言ったことです。原則には必ず例外があります。新規制基準では「原発

の運転は原則40年とする。ただし例外的に20年延長もあり得る」が、

今では20年延長運転が当たり前になっているのです。

2.テロ対策なら急がなくてもいいか?

 4月19日の新聞を読んだときに私はあまり関心を持ちませんでした。

なぜなら1昨年末に北朝鮮の脅威を安倍政権はことさら騒ぎ立てていま

したが、ここ1年で随分おとなしくなったし、「航空機が墜落する可能

性」といえば、それは地震が襲うよりも遙かに小さな確率でしかないと

思ったからです。

 でも、テロ対策をしていなくても大事故時の安全対策はキチンとやっ

てもらわなくては困ります。

 「そう言えば2016年に『免震重要棟』は建設費がかかりすぎるから、

格下げの『耐震施設』へと、九州電力は変更申請を行っていたけど、

『緊急時制御室』は完成しているのだろうなあ」と、ちょっと気になり

ました。そこで私は4月23日に九電本店の広報課に電話をして以下

質問をしました。

私:「特重施設」の建設はまだだということですが、福島第一原発事故

で活躍した「免震重要棟」のようなバックアップ施設は完成しているの

ですよね。

職員:「いえ、免震重要棟から耐震設計棟へ変更になりましたが、その

施設もまだ完成していません」

私:「えっ、完成していないのですか?バックアップ施設がなくて運転

しているんですか。」

職員:「いえ。ただし原子炉の近くに耐震施設に代わるような建屋で

事故時にバックアップできるようにはできています」(ここまでが会話)

 ということは、いざ事故が起こって原子炉がメルトダウンしたら

仮施設で、あのような過酷事故対応を行う気なのかと呆れてしまった

のです。

3.福島第一原発に免震重要棟がなかったら東日本は死の街になっていた

 そもそも東電福島第一原発の免震重要棟は、2006年の中越沖地震のおり

に東電の柏崎刈羽原発の緊急時対応室が地震でドアが開かず機能を果たさ

なかった問題を受けて、新潟県の泉田知事が東電に申し入れて、柏崎刈羽

原発福島第一原発に作らせたものです。

 しかも3・11事故の8ヵ月前に完成したばかりでした。もし免震

重要棟がなかったら、原発事故で放出された膨大な放射能によって、

運転員は中央制御室から全員撤退しなければならず、冷却水注入など手

の打ちようがなくなり、東日本全体が壊滅的な被害を受けていたかも

しれないのです。

4.「特重施設」はテロ対策ではなく福島第一原発級の事故対策

 3・11以降にできた原子力規制委員会福島第一原発事故で、メルト

ダウンした1~3号機の水素爆発を防ぐことができなかったことの反省を

踏まえて、「免震重要棟」や「特定重大事故等対処施設」(略称:特重

施設)の設置を義務化した「新規制基準」を作ったのです。

 そこには「テロ対策」も含まれていますが、マスコミが「テロ対策」と

強調することで、福島第一原発事故を遙かに超える大事故を想像する方も

いるかもしれません。

 しかしテロ対策や航空機墜落対策と言うならば、二重の格納容器や

コアキャッチャーなど、欧米では標準装備の施設を設置すべきなの

です。この「特重施設」は、私に言わせれば福島第一原発事故級の自然

災害対策です。

 ですから、規制委員会は、「特重施設」が設置されてないのに9機の

原発の再稼働を許可したこと自体がおかしいのです。

 現在、福島第一原発級の事故が運転中の原発を襲ったら、少なくとも

福島第一原発にあった「免震重要棟」級の設備はないのですから。

5.5層の「深層防御」とは

 「深層防御」という考え方について少し説明します。

 原子力発電の事故防護策を講じる「深層防護」の基本的な考え方は、

第1層「異常の発生防止」、第2層「異常の拡大防止」、第3層「異常

が拡大しても、過酷事故に至らせない」、第4層「過酷事故の進展防止」

と続き、第5層「放射性物質の影響から人と環境を守る」までとされて

います。

 これまで、日本の原発には3層の「過酷事故に至らせない」ための緊急

炉心冷却装置(ECCS)などまでしかありませんでした。

 しかし、福島第一原発事故の反省からやっと、第4層の過酷事故を防ぐ

施設として「免震重要棟」や「特重施設」が義務づけられたのです。

 原子力規制委員会のHPによると「特重施設等の設置に向けた更なる

安全向上の取組状況について」には次のように書いています。

 「シビアアクシデントを起こさない対策に加えて、大規模自然災害や

テロも含めて様々な事象により万が一シビアアクシデントが起きた場合の

対策として必要な機能を全て備えることが求められている」といいます。

 そして具体的には「緊急時制御室(免震重要棟)」に「電源」「水源と

溶融炉心冷却ポンプ」「格納容器スプレイポンプ」など、原子炉格納容器

や建屋内にある緊急時の施設が使えなくなった場合に、遠隔地からバック

アップするための第4層がこの「特重施設」なのです。第5層の避難計画

は日本の規制委員会では審査対象ではありません。日本の第5層は、自治

体任せで、避難計画は机上の空論でしかありません。

6.いま南海トラフ地震が来て原発メルトダウンしたらどうなる

 日本は地震津波と火山噴火という世界一の自然災害列島です。

 日本中どこで直下型地震が起きてもおかしくないのに、それへの対応

施設がなくて、「原発を動かしている」こと自体が異常なことなのです。

 しかも、30年以内に70~80%の確率で南海トラフ地震が襲ってくると

言われています。マグニチュード9.0~9.1の巨大地震が起きる可能性が

あるのです。

 一刻も早く稼働中の伊方原発川内原発大飯原発と高浜原発

原発は直ちに運転を止めるべきです。

         (「つゆくさ通信」発行:脱原発大分ネットワーク

          2019年5月20日No155より了承を得て転載)

┏┓ 

┗■2.福島第一原発事故から年月がたち、東海第二原発再稼働の危険性

 |  3.11東日本大震災で東海第二原発は危機一髪だった

 | 東海第二原発を取り巻く原子力施設群の危うさ

 └──── 永山一美(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 現在も問題山積みの福島第一原発の解決もままならないうちに、

茨城県東海村の東海第二原発再稼働を実施し、東海第二原発が事故を

起こした場合、被害者の補償の目途は立ちそうもない。

 さらに東海第二原発のある地域には、原子力関連施設が軒を連ね

建っている。東海第二原発に被害が出るような災害が発生した場合、

この原子力施設群も無傷では済まないだろう。

 補償についても、現状では東電への国からの助け舟はぎりぎり一杯の

ところであり、実施している様々な補償も打ち切る有様。

 起こり得る事故への補償にかける資源がどっかにあるだろう、どっか

から引っ張ってくるだろうと思うのは、大変おめでたい、としか

言えない。

 補助金や、雇用増を考え、あえて東海第二原発を再稼働させる賛成

意思を表明し、選挙など何らかの政治的再稼働援護をおこなうという

事は、大雑把に言えば「補償の可能性ない」高リスクを承知で、再稼働

を認めたという「ふだ」を取った、とも考えられてしまう。

◎ しかしながら、再稼働反対の危険性を承知し、再稼働反対の意思は

ありながら、原発立地の地元地域的には、なかなか反対表明をしにくい

事情も多々あることを、現地で耳にする。

 そういった厳しい中、再稼働反対の声も根強い、では地元が動けないの

であれば、近県の再稼働反対を掲げる支援団体を通じてできる反対表明の

方法はないだろうか。

 今、原発再稼働反対の声が上がり続けている、そんな時期であるこの

機会を、ここで諦めてしまったら「最初に原子の火がともった町」から、

「最初に原子の火を消し去った町」へと変わる事のできる機会をするり

と逃してしまうのではないだろうか。

 専門家でも活動家でもない普通の人が「原発は安全なのか」「私たちの

子たちは大丈夫なのか」そんな疑問を持ち、問いかけ、反対である、不安

である、と言う感情を表に出すだけでも何かが変わるのではないか。

 また、そうした皆さんの声が、今現在、原発再稼働反対の活動を

続けているメンバーにとっても、大きな力となるのではないかと思う。

┏┓ 

┗■3.原子力規制委員会 テロ対策(特重)施設

 | 期限翌日には冷温停止状態に…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.原子力規制委員会 テロ対策(特重)施設期限翌日には冷温停止状態に

  6/12(水)17:15配信「佐賀ニュース サガテレビ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000008-sagatv-l41

2.脱・原発求める株主グループ 富山県に株主提案の賛同求める

  6/12(水)20:31配信「チューリップテレビ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00010006-tuliptv-l16

┏┓ 

┗■4.K8護岸でフロートを越え赤土搬入に対して抗議阻止行動

 |  6/12辺野古レポート

 └──── 千葉和夫(たんぽぽ舎ボランティア、在沖縄)

 6月12日(水) 天候:晴れ、久しぶりで朝から青空がのぞいた。気温も

上がり朝で約25度C

 カヌーは朝8時10分、松田ぬ浜を出艇自走(自分でカヌーを漕ぐ)でK8

護岸に向かう。

 8時40分、K8護岸近くのフロート着、まだ、昨日のランプウェイ

台船(以降台船)が接岸したままである。2隻のタグボートが引き離岸を

するが約50分ほどかかり現場から離れた。すぐ赤土を積んだ台船が入って

くる。

 このタイミングでカヌーメンバーはオイルフェンスを越えて阻止行動を

おこなうが、台船までの距離があり台船がストップするまでにはいか

なかった。

 10時、台船の桟橋が降りる。まもなくダンプカーが台船に乗り込み

赤土の積みだし開始。

 午後再度、フロートを越え赤土搬入に対して、抗議行動をした。

*今日の台船の入れ替えを見ていて感じたこと。

空の台船がが護岸を離岸し始めてから次の台船が接岸するまで約2

時間かかった。(K9は30分程度)

1.K8護岸の接岸場所は比較的潮の流れが速い。

2.K9護岸と比べて浅瀬である。

3.所々に岩礁がある。

4.近くにサンゴの分布が何ヶ所かある。

などの要因があり、大きな台船は自力で微妙な動きは難しい。もちろん

これは素人の感じであり、実際はどうなのかは今後の運行状態を見れば

わかると思う。

※赤土満載の台船が護岸に接近

 写真はこちらを

https://www.tanpoposya.com/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0/

※「6/11辺野古レポート」の本文と写真も上記HPより

 ご覧ください

┏┓ 

┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |         (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆7/13(土)寺尾紗穂~音楽・写真・トーク

  Nuclear Workers & Humanity~ ゲスト:樋口健二

日 時:7月13日(土)開場19時 開演19時20分~21時30分

会 場:内幸町ホール 東京都千代田区内幸町1丁目5-1

    (内幸町駅から3分 新橋駅から5分

  プログラム(予定)

  第1部:寺尾紗穂さんの歌とピアノとトーク

  第2部:寺尾紗穂さんと樋口健二さんとのトーク

主 催:「寺尾紗穂~音楽・写真・トーク~ 

     トークゲスト樋口健二」実行委員会

連絡先:happymamademo@gmail.com

申し込み先:https://www.kokuchpro.com/event/teraohiguchi1

料 金:2,500円

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆原発、テロ対策未完成なら1週間前に停止命令 原子力規制委

 原子力規制委員会は12日、テロ対策拠点「特定重大事故等対処施設」が

未完成の原発に対する運転停止手続きについて、設置期限の約6週間前に

停止命令の手続きを開始し、期限の約1週間前までに命令を出すと

決めた。

 関西、四国、九州の3電力は、計5原発10基でテロ対策拠点の完成が

期限を1~3年ほど超過するとの見通しを公表している。

 再稼働し、来年3月17日に最も早く期限を迎える九電川内原発1号機

も現状では間に合わず、規制委は来年2月上旬にも九電に命令を出す

方針を示す。

 テロ対策拠点の設置は、原発の新規制基準で義務づけられている。

規制委は4月、「原子炉の工事計画の認可から5年」としたテロ対策

拠点の設置期限の延長を認めず、間に合わなければ運転を停止させる

方針を決定していた。

 運転停止命令は原子炉等規制法に基づく。規制委は設置期限の約6週

間前になったら、電力各社に弁明の機会を与える。

  (6月12日「毎日新聞」より)

※《事故情報編集部》より補足

  「特重施設」はテロ対策でもバックアップ施設でもなく福島第一原発

 事故を繰り返さないように国会事故調や政府事故調に指摘された問題を

 解決するために原子力規制委が要求した施設  山崎久隆

   5月20日(月)発信【TMM:No3651】★1.をご覧ください

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☆《事故情報編集部》より

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