たんぽぽ舎です。【TMM:No3431】地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3431】

2018年8月2日(木)地震原発事故情報−

               7つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.東海第二原発は絶対稼働させてはいけない

   20年運転延長なんてもってのほか、パブコメは8/3まで

  7/21(土)『山崎ゼミ』を聞いて

              坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

★2.たんぽぽ舎相談会報告

   「東海第二原発をどうやって止めるか」

  −たんぽぽ舎ボランティアが実践に役立つ意見・知恵を出し合う−

              横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.なぜJAEA東海再処理工場がおこなった高レベル廃液の

   早期安定化安全策を六ケ所再処理工場でできないのでしょうか

          永田文夫三陸の海を放射能から守る岩手の会)

★4.私たちは「本当の歴史」を本当に知っているだろうか?

   「停戦65周年・朝鮮戦争終結と日本の責任」

   8/4(土)白 宗元先生の講演会にご参加下さい

             渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

★5.トリチウム水の処分方法で公聴会経産省

  8/30富岡町、8/31郡山市と東京都千代田区…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

          (お問い合わせは主催者へ)

  ◆8/4(土)たらちねクリニック藤田操院長講演会&

   未来の福島こども基金活動報告会

   会場:東京・練馬文化センター

★7.新聞より1つ

  ◆トルコ原発に暗雲 三菱重工、建設費2倍 同国に報告書を提出

          (8月2日、日本経済新聞朝刊12面より抜粋)

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※8/4(土)木幡ますみさんのお話と激励会にご参加を!

 お 話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

 日 時:8月4日(土)14:00より17:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:1500円(飲み物、軽食含む)

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┗■1.東海第二原発は絶対稼働させてはいけない

 |  20年運転延長なんてもってのほか、パブコメは8/3まで

|  7/21(土)『山崎ゼミ』を聞いて

 └──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)

 7月21日(土)の『山崎ゼミ』で山崎久隆さんは、「日本原電(日本原子力発電

式会社)が20年運転延長して廃炉を阻止しようとしている東海第二原発問題」と、

東京電力が再稼働しようと躍起になっている柏崎刈羽原発の問題点や両者の共

通点について」をじっくり話しました。

 山崎久隆さんが、パブコメに提出する予定の項目別に、詳細には1〜13項目ま

でを具体的に学習しました。

 同じ「沸騰水型」ということで柏崎刈羽原発(新潟県)との共通点についても解

説してくれました。

 ※山崎久隆さんの提出予定の項目については

  地震原発事故情報【TMM:No3426】から順次、掲載しております。

◇東海第二原発は、「運転40年目前の老朽原発」で、2011年3月11日の東北地方

太平洋沖地震でも傷ついている。今年の11月28日で廃炉にすべきだ。

◇規制委員会と原電の無責任さが一つ一つに顕著に出ている。

〇東海第二原発パブコメ締め切りは8月3日までなので、まだの方はぜひ出し

てください。

※「審査書」やパブリックコメント募集はこちらを参照して下さい。

日本原子力発電株式会社東海第二発電所の発電用原子炉設置変更許可申請書に

関する審査書案に対する科学的・技術的意見の募集について

http://www.nsr.go.jp/procedure/public_comment/20180705_01.html

〇次回の山崎ゼミは

  『柏崎刈羽原発と東海第二原発の問題点』

日 時:9月15日(土)14:00から17:00まで 参加費:800円

お 話:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

〇8/20(月)井野博満さんの学習会にもご参加を!新ちょぼゼミ15回

 「原発はどのように壊れるか〜金属の基本から考える」

日 時:8月20日(月)18:00より21:00

講 師:井野博満さん(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表)

会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

参加費:800円 (井野博満さんの講演開始時間は19時からです)

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┗■2.たんぽぽ舎相談会報告

 |  「東海第二原発をどうやって止めるか」

|  −たんぽぽ舎ボランティアが実践に役立つ意見・知恵を出し合う−

 └──── 横田朔子(たんぽぽ舎ボランティア)

◎先月、たんぽぽ舎のボランティアが集まり、「東海第二原発をどう止めるか」

という相談会が開かれました。18人が参加してくれました。

 老朽・被災の東海第二原発の20年運転延長を何としても止めたい!という熱い思

いで、今年の11月末までの4か月余に私たちが出来る事、やりたい事を出し合い、

討論しました。

◎「相談会」で皆の知恵を出し合い、ボトムアップを!

<柳田さんからの提起>

 東海第二原発20年延長やめて!の声は急速に広まっている。この大東京圏で珍

しいくらい。一方で、日本原電の名前も東海第二原発の名前も一般には知られて

いない。(東電の名前と違う)この両方の事実を認識して、私たちのやれる事、

やりたい事を相談し、盛り上げよう。短期勝負だ。相手は原子力村の弱い環だ。

私たちは「強い環」になりうる。チャンスを逃すまい。

 6月にたんぽぽ舎の会員全員に東海第二原発20年運転延長反対の署名用紙を送

ったが返送率は低い。

 たんぽぽ舎は、この運動で「大事な位置、貴重な位置」にいる。

 「やりがいがあリ過ぎる」が倒れないように。

◎<参加者からの案・意見の抜粋>

1.夏休み期間を第一ラウンドとして、戸別訪問で署名を集める!(Uさん)

 地元の区議会に請願書が出されたが、署名は多くなかった。まず地元を出来る

だけ歩いて、署名を一人でも多く集めたい。例えば夕食前の時間帯に1日5−

10軒を計画している。

署名をたくさん集めて区議会議員の中に「東海第二の20年延長NO!」の空気を

つくりたい。今、自分の中に大きな変化が起きている。

2.接点のある人びと全員に署名活動を行う。(Cさん)

 第一に、近隣の友人・知人・地元住民、グループ、団体すべてに「東海第二」

のビラを配り、直接話をしながら署名を集める。それが出来ない人びとには手紙

を送る。第二に、駅頭宣伝をより効果的に行うために、各人が自分の言葉でスピー

チできるように短文のアピール文をメモしてお互いにチェックしてみたい。第三

に、日本原電・東電への抗議行動参加者を増やしたい。特に日本原電抗議行動は

まだ10回足らずで、(脱原発運動に参加しているが)日本原電抗議行動には参加

していない人が少なくないので、こまめに働きかけていきたい。

3.地元の活動を充実させたい(Oさん)

 一つには「原発いらない西東京」で、沿線の3つの駅で駅頭情宣を考えている。

二つには、地元で「東海第二」のチラシのポスティング。三つには小川仙月さん

の講演会をやりたい。短く効果的なマイクアピールが苦手で、皆でメモを作って

チェックし合いたい。

その他、下記のような意見が出されました。

1.原子力村の最も弱い環である「日本原電」をいかに効果的に集中的にどう攻

めていくか。

2.各自が住んでいる地元で、チラシ配り、ポスティング、署名活動をどう工夫

するか。

3.自治体(区議会・市議会)への取り組み。

という3点で、今後もこうした集まりを継続しながら実践的に活動を深め、強め

て行くことを確認し合いました。

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┗■3.なぜJAEA東海再処理工場がおこなった高レベル廃液の

 |  早期安定化安全策を六ケ所再処理工場でできないのでしょうか

 └──── 永田文夫三陸の海を放射能から守る岩手の会)

三陸の海・岩手の会の永田です。

 7月19日の標記日本原燃六ケ所再処理工場説明会(意見交換会)を踏まえ質問要

望行動でわかったことなどを例会で話し合い,まとめHPにアップしました。

   http://sanriku.my.coocan.jp/180719digest.pdf

このうち「おわりに」を以下に貼り付けます。

問題点などおわかりいただけるのではないかと思います。

【おわりに】

 六ケ所再処理工場に貯蔵されている高レベル廃液により,私達の安全が脅かさ

れていることが,今回の質問要望書の回答と7月19日に行われたその説明会でよ

くわかりました。

 高レベル廃液が蒸発乾固後析出する硝酸塩と抽出有機物の混合固化物が爆発す

る可能性について全く評価せずにUPZを5kmと定めたことは非常に重大な国民

への背信行為だと思います。

 10基の貯槽に入っている高レベル廃液全量には福島第一原発事故時大気放出量

の約35倍のセシウム137,約2600倍のストロンチウム90が含まれていると想定して

います。

◎ なぜJAEA(日本原子力研究開発機構)東海再処理工場がおこなった高レベ

ル廃液の早期安定化安全策を,六ケ所再処理工場でできないのでしょうか。

 一旦戦争によるミサイルや電磁パルス攻撃を受けた場合や自然災害による火山

火砕流などが到達した場合,高レベル廃液の安全管理ができないことがよくわ

かりました。

 その廃液をより安定に固化し減らすことがより良い安全策なのですが日本原燃

は「適切な管理,重大事故の対応」との回答で済ませようとしています。

 ウラルの核惨事(マヤーク事故)や旧西ドイツ政府の重大事故シミュレーショ

ン(人口の半数死亡)を見る時、安全管理できない高レベル廃液を固化安定化し

廃液をゼロにすることがなんとしても私達の安全上最優先し実施されるべきこと

だと思います。

◎ 7月19日の説明会は時間が1時間と制限され,24項目の質問の一つ一つにつ

いて細かい質問はできず仕舞いで終わりました(30分延長)。

 私達はこの高レベル廃液の早期安定化を再三訴えました。今後も訴え続けてい

かなければいけないと思っています。

 福島第一原発事故当時4号機のプールの使用済燃料が全てメルトダウンした場

合,官邸は事故炉半径170km圏強制避難,250km圏は避難対象地域指定との最悪の

シナリオを試算していました。

 六ケ所再処理工場が貯蔵する約3000トンの使用済燃料にはこの福島第一原発

号機使用済燃料中セシウム137の約10倍のセシウム137が含まれていると推定して

おります。

 このように保管貯蔵されている放射性物質は高レベル廃液ばかりではありませ

んが,さしあたって最も危険な高レベル廃液の対処を求めております。

◎ 今回の質問要望行動では,さまざまな問題点がわかってきました。

 トリチウム,クリプトン85などの全量放出を「十分な拡散・希釈効果があり安

全性からも最も妥当な方法だ。」と呆れ果てる強弁回答に驚きました。

 このような環境基本法を蹂躙する言葉を発する商業者は今どきいません。平和

を装う軍事産業であることがこの言葉でよくわかります。

 日本原燃が高レベル廃液の量を国へ報告していなかったことは奇妙なことです。

このような人々の安全に係る最も基本的で大事なデータを示さず,そのことを国

が了承しIAEAへ報告するのもおかしなことです。

 IAEA報告書では六ケ所再処理工場には高レベル廃液はゼロとされ,事実と

異なる統計が出ています。

◎ ガラス固化がうまくいっていないこと,海水モニタリングのトリチウム濃度

が操作されたのではないかということ。ミサイルや電磁パルス攻撃には工場は対

応できずお手上げ状態になること。落雷対策は不備であること,緊急時にガラス

固化体や使用済燃料,高レベル廃液の移送先はないことを私達は覚悟しなければ

いけないこともわかりました。

 ガラス固化の報告書が評価審議未了になっていることとも合わせ,これらは次

原子力規制委員会(規制庁)や防衛省等への要請行動の際に訴え対策を求め,

活かすようにしていくつもりです。

 回答により私達の安全を保証する日本原燃の姿勢の欠如,具体的な重大事故対

策の不備がよくわかりました。日本原燃を再処理から撤退させることがこの国の

安全を守る最も良い具体的な方策だということがわかりました。

◎ *日本原燃の広報部総務部のみなさんにはご多忙のところ説明の場と時間を設

けていただきました。質問で確認するとの項目について文書回答をお願いします。

 会社の方針もあろうかと思いますが,今後とも貴社職員家族や人々の安全のた

め説明を丁寧に十分に行っていただきたくお願いします。

      (「再稼働阻止全国ネットワーク」ML8月1日より抜粋)

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┗■4.私たちは「本当の歴史」を本当に知っているだろうか?

 |  「停戦65周年・朝鮮戦争終結と日本の責任」

 |  8/4(土)白 宗元先生の講演会にご参加下さい

 └──── 渡辺マリ (たんぽぽ舎ボランティア)

 お 話:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

 コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院メディア学専攻教授)

 日 時:8月4日(土)18:00より20:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

〇歴史は常に時の権力者が己に都合の良いように書き換える。

 心ある市民、学者、研究家たちは、その裏に追いやられた真実に光を

 当てて私たちに教えてくれる。

 「本当は、こうなんだよ」と。

〇例えば朝鮮戦争 (以下は「基礎からの中学歴史」から)

・戦争の勃発:1950年6月、北朝鮮は武力統一をめざし、南部へ侵攻。

・国連軍の派遣:国際連合北朝鮮の行為を侵略と断定し、国連軍を派遣。

・休戦:戦況は一進一退を続けたが、1953年7月板門店で休戦協定が成立

  (この本は数研出版が平成25年第3刷として発行したものです。少し古いかな

とは思うのですが多分、変わっていない、いや替えるはずがないと思うので、参

考までに)

〇この3項目、本当に本当?

 白 宗元先生の講演会にどうぞ。

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┗■5.トリチウム水の処分方法で公聴会経産省

 | 8/30富岡町、8/31郡山市と東京都千代田区…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報4つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.トリチウム水の処分方法で公聴会経産省

  8/30富岡町、8/31郡山市と東京都千代田区

  7/31(火)23:25配信「読売新聞」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00050199-yom-soci

2.東電、福島に廃炉資料館開設へ=進捗状況も発信

  7/27(金)23:30配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000195-jij-soci

3.<規制基準案>廃炉ごみ、地下70m以深で10万年保管

  8/1(水)19:27配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000059-mai-soci

4.<廃炉ごみ>処分場難航 電力各社、選定進まず

  8/1(水)21:30配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180801-00000090-mai-soci

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┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |       (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆8/4(土)たらちねクリニック藤田操院長講演会&

  未来の福島こども基金活動報告会

日時:8月4日(土)14:45より17:00(14:30開場)入場無料

会場:東京・練馬文化センター3階集会室

  アクセス:西武池袋線有楽町線都営大江戸線練馬駅」北口徒歩1分

  https://www.neribun.or.jp/access/nerima.html

第1部 未来の福島こども基金 活動報告

  (1)2017年度会計、保養・測定所支援報告

  (2)代表黒部信一小児科医の話

第2部 たらちねクリニック藤田操院長 講演会

     「福島の子どもたちの今とこれからの課題」

詳細:https://fukushimachildrensfund.org/20180716/2596

主催・問い合わせ:TEL:090-3539-7611 FAX:048-470-1502

         Eメール:fromcherno0311@yahoo.co.jp

 福島に暮らす子どもと親が集う「たらちねクリニック」(いわき市)。

 小児科・内科・心療内科・子ども(人間)ドックの機能を備えた当クリニック

院長の藤田操先生をお招きして子どもたちの様子とこれからの課題を伺います。

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┗■7.新聞より1つ

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 ◆トルコ原発に暗雲 三菱重工、建設費2倍 同国に報告書を提出

 トルコが原子力発電所を新設する計画を巡り、受注を目指す三菱重工業が7月

末、同国政府に対し、事業化に向けた調査結果を提出していたことが分かった。

建設費が想定の2倍近くとなるとの見通しを伝えたようだ。

 トルコ側は計画に難色を示しているとみられ、日本のインフラ輸出の目玉案件

の一つに暗雲が垂れ込めてきた。

 原発建設計画は13年、日本とトルコ両政府が合意。三菱重工を中心とした日仏

企業連合が黒海沿岸のシノプに原発4基(総出力約450万kw)を建設することが内

定している。 (後略)

  (8月2日、日本経済新聞朝刊12面より抜粋)

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☆ひきつづき、たんぽぽ舎の活動・日刊メルマガ=「地震原発

 故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致

 します。

  郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856

【編集部より】

 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。

  ※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。

   掲載については編集部の判断とさせて下さい。

1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する

 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを

 400文字以内でお送り下さい。

  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

 メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。

 日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。

2.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、タイトル(見出

 し)及び本文をお送り下さい。件名に「メルマガ掲載希望」と明記して

 下さい。送付先は「 nonukes@tanpoposya.net 」です。

 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙

 面の都合上すべてを掲載できない場合があります。

  たんぽぽ舎の会員からの掲載希望を優先させていただく場合もあり

 ます。予めご了承ください。

────────── 

 ◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの「メルマ

  ガ:地震原発事故情報」をご参照下さい。

 ◆メールマガジンをお送りします

  たんぽぽ舎では、「地震原発事故情報」(メールマガジン)を

  発信しています。

   ご希望の方は、件名を「アドレス登録希望」として、ご自身の

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  送ってください。

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  間違いの元となりますのでやめて下さい。

  登録できしだい発信致します。

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 ・配信の削除につきましても以下のアドレスに直接メールを下さい。

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 ◆携帯電話への送信は、容量が多いためか全文表示できない例があ

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たんぽぽ舎は、月曜〜土曜13:00〜20:00オープン、

       日曜・休日はお休みです。

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       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3430】地震と原発事故情報−7つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3430】

2018年8月1日(水)地震原発事故情報−

               7つの情報をお知らせします

               転送歓迎

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★1.8月から9月上旬の学習会・抗議行動のご案内 参加歓迎です!

★2.米軍、放射性物質を下水に流す

   大震災後の「トモダチ作戦」で出た放射性廃棄物

  厚木・三沢で12万リットル超を投棄(沖縄タイムス7/30発信)

   山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

★3.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その4)

   原子炉水位さえ見えなくなる原発

              山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★4.<プルトニウム削減指針>核燃サイクル、袋小路 道筋険しく…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.柏崎原発事故訓練最低評価−規制委が改善計画要求…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.メルマガ読者からのイベント案内

       (お問い合わせは主催者へ)

  ◆8/9(木)第20回原子力市民委員会

   東海第二原発周辺自治体における安全協定見直しの意義と課題

   現地からの報告:脱原発ネットワーク茨城共同代表 小川仙月さん

   コメント:環境経済研究所代表 上岡直見さん

★7.新聞より1つ

  ◆改ざん「民主主義揺るがす」衆議院議長 異例の所感

   政権に反省と改善促す   (8月1日茨城新聞3面より抜粋)

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┗■1.8月から9月上旬の学習会・抗議行動のご案内

 |  参加歓迎です!

 └──── 

8月

8/4(土)14:00より17:00 参加費:1500円(飲み物、軽食代含む)

  「木幡ますみさんのお話と激励会」第3回

    〜避難解除後の福島の実態のひどさ〜

  お話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

8/4(土)18:00より20:00 参加費:800円

  「停戦65年・朝鮮戦争終結と日本の責任−

   朝米会談後の北東アジアの情勢」

  講師:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

  コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院

                  メディア学専攻教授)

≪たんぽぽ舎の夏休み≫8月13日(月)より8月18日(土)

    ※メールマガジンもお休みさせていただきます

8/20(月)18:00より21:00 参加費:800円 新ちょぼゼミ15回

  「原発はどのように壊れるか〜金属の基本から考える」

  講師:井野博満さん

   (柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会代表)

(井野博満さんの講演開始時間は19時からです)

8/26(日)15:30より18:00 参加費:800円

  「原発電気さよなら〜162万世帯が原発電気から

   離れた関西での取り組み」

  お話:槌田 劭さん(つちだたかし)

     [元京都精華大学教員・使い捨て時代を考える会相談役]

9月──

9/1(土)13:30より15:10(開場12:30) 参加費無料

  東海第二原発再稼働STOP!茨城県大集会

  会場:駿優教育会館(8F音楽ホール)

           水戸市三の丸(JR水戸駅北口3分)

       15:30より16:10アピール行動(デモ)

  主催:「東海第二原発再稼働STOP!!茨城県大集会」実行委

9/1(土)より2(日)

  再稼働阻止全国ネットワーク「全国相談会」

  会場:水戸みまつホテル会議室

  日時:9月1日(土)18:00より21:00 2日(日)9:00より13:00

  討論テーマ:「東海第二原発20年運転延長阻止と全国のたたかい」

  主催:「再稼働阻止全国ネットワーク」

9/10(月)18:00より21:00 参加費:800円 新ちょぼゼミ16回

  「グローバル資本主義を乗り越える日本の食料・農業政策」

  講師:安田節子さん(日本有機農業研究会理事)

     (安田節子さんの講演開始時間は19時からです)

9/5(水)17:00より17:45

  とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

  日本原電本店抗議行動

  場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

  共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

    とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

9/5(水)18:30より19:45

  「第60回東京電力本店合同抗議」

  東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

  場 所:東京電力本店前

  呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

    「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

9/11(火)18:30より

  原発をおしまいに!脱原発テントひろば8年目→9.11経産省前へ!

  場所:経産省本館前とその周辺

  主催:「経産省前テントひろば」

※学習会の会場は「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)です

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┗■2.米軍、放射性物質を下水に流す

 |  大震災後の「トモダチ作戦」で出た放射性廃棄物

 | 厚木・三沢で12万リットル超を投棄(沖縄タイムス7/30発信)

 └──── 山田和秋(たんぽぽ舎ボランティア)

◎ 沖縄タイムスが米軍の内部資料を入手。汚染水は東日本大震災東京電力

島第一原発事故後の「トモダチ作戦」に参加した軍用車両や装備品の除染で発生

していた。

 2011年5月3日時点で「液体低レベル放射性廃棄物」が厚木に9万4635リット

ル(2万5000ガロン)、三沢に3万283リットル(8000ガロン)あった。

 タイムスの取材に対して在日米軍はこの時の保管量より多い量を翌月、厚木と

三沢で投棄したことを認めた。

 同時に「投棄は日本政府の基準で安全と認められていた」と説明した。

トモダチ作戦」で出た固形や液体の「低レベル放射性廃棄物」は在日米軍基地

6ヶ所で保管されていたことが公表されている。

 厚木、三沢他に普天間基地横田基地横須賀基地佐世保基地。横田の廃棄

物は日本政府が定める毎時0.23マイクロシーベルトを上回る2.1マイクロシーベル

トだった。横田にあった汚染水は東電が回収し廃棄したという。

沖縄タイムスの記事はざっと以上のようなもの。

詳しくはこちらを

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/290652

◎ これから先は私の疑念と推理

1.私たち日本人にとって、これほど重要なことをなぜ今公表したのか。

2.福島から約185キロ離れた沖合で、なぜこんなに多くの放射性被曝物が発生し

たのか。

3.なぜ、米軍の水兵たちは、白血病で9名死亡し、他に口頭がん、脳腫瘍など

多くの病人を出したのか。

4.米軍の水兵たちは現在400名以上が米国、裁判所、東電に賠償金5000億円を要

求する訴訟を起こしている。

5.何も知らない水兵たちは防護服を着ることもなく、海水で洗濯、甲板清掃作

業に従事させられていた。

6.「トモダチ作戦」というのは初めから米国がPRとして流していた。

7.2011年3月31日、日本の国会は「トモダチ作戦」謝礼の意味か!?

民主、自民などの賛成多数で「思いやり予算の特別協定」1年1880億円を5年間

米国に計上を可決した。

     (2011.04.19 07:00配信 NEWS-POSTSEVENより抜粋)

https://www.news-postseven.com/archives/20110419_17830.html

┏┓ 

┗■3.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その4)

 |  原子炉水位さえ見えなくなる原発

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

※《事故情報編集部》より

 7月21日(土)に開催された『先月・今月・来月の原発問題』で山崎久隆さんよ

り提起された「東海第二原発の本質的問題」(60項目)について、抜粋しながら順

次連載したいと思います。

5.欠陥水位計が曝露された福島第一原発事故

  原子炉水位さえ見えなくなる原発

 沸騰水型軽水炉の炉心水位計は圧力容器の下部と上部から管を引き出す構造に

なっている。上部には基準面器(凝集槽)と呼ばれるタンク構造を持っている。

 管が真下に延び、その先は圧力容器下部から引き出された管につながり間に差

圧計を付けている。

 原子炉内部の気水混合状態に対し、凝集槽につながる配管は水で満たされてお

り、圧力容器内部の水面を外に出すことで計測している。

 通常は水位測定に問題は生じないが、容器内の冷却材が減少し、基準水面が失

われた後に下部の配管からも水が抜け、再度冷却材を投入した場合、液面が正し

く計測できなくなる場合がある。

 福島第一原発事故の後に起きた水位計測のミスはこうして起きた。

 実際には圧力容器内が空炊き(有効燃料下部を下回っていた)状態でも水位は燃

料の中央付近にあると指示していた。このため冷却はできていると考え、その後

の対応に失敗しメルトダウンを引き起こした。

 この水位計の欠陥はおよそ沸騰水型軽水炉であればBWRの全てのタイプにお

いて起こりえる。

 東海第二原発は水位計を増設し、従来は一つしかなかったものを3箇所に取り

付け、仮に誤差が生じた場合は多数決で決定するとした。一見対策になっている

ようで実際には無効である。

 福島第一原発事故のようなケースでは3つの水位計総てが同じエラーを出すだ

ろう。仮にバラバラに出ていたとして、多数決で正しい水位を取ることなど出来

ない。

 対策を取るのであれば、計測原理の異なる水位計を複数取り付けることだ。例

えば中性子の減速能を考慮し、炉心から出る中性子線を圧力容器外部で測定し、

減速能の変化から水位を読み取ることが出来る。

 また、炉心下部に取り付けられている中性子計測計配管のノズルなどを利用し、

差圧計を多数取り付ければ、単純な重力計測だけでその上部にある水の体積をつ

かむことは難しくないであろう。

 これら原理の異なる複数の測定装置を組み合わせて、炉心の冷却材が大幅に減

少しても計測できる体制を取ることくらいは出来るはずである。

  (「その5」に続く)

┏┓ 

┗■4.<プルトニウム削減指針>核燃サイクル、袋小路 道筋険しく…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報2つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.<プルトニウム削減指針>核燃サイクル、袋小路 道筋険しく

  7/31(火)22:50配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000118-mai-sctch

2.プルトニウム削減に電力業界は対応苦慮 プルサーマル導入停滞

  7/31(火)20:26配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000608-san-bus_all

┏┓ 

┗■5.柏崎原発事故訓練最低評価−規制委が改善計画要求…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆柏崎原発事故訓練最低評価−規制委が改善計画要求

            (8月1日「新潟日報」より)

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180801409819.html

┏┓ 

┗■6.メルマガ読者からのイベント案内

 |     (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆8/9(木)第20回原子力市民委員会

  〜原子力の安全における自治体の役割と課題〜

  東海第二原発周辺自治体における安全協定見直しの意義と課題

日 時:8月9日(木)14:00より17:00

場 所:東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1-17東京堂書店6階)

第1部 原子力の安全における自治体の役割と課題

 (1)挨拶・趣旨説明:

     原子力市民委員会座長 龍谷大学政策学部教授 大島堅一

 (2)東海第二原発周辺自治体における安全協定見直しの意義と課題

   ・現地からの報告:脱原発ネットワーク茨城共同代表 小川仙月さん

   ・コメント:環境経済研究所代表 上岡直見さん

   ・意見交換

第2部 原子力市民委員会としての活動報告・今後の取り組みの検討

 (1)東海第二原発の適合性審査・運転延長問題について

 (2)トリチウム汚染水問題の声明について

 (3)各地での意見交換会・学習会について

主 催:原子力市民委員会

【詳細・申込】はこちらを http://www.ccnejapan.com/?p=9096

┏┓ 

┗■7.新聞より1つ

 └──── 

 ◆改ざん「民主主義揺るがす」衆議院議長 異例の所感

  政権に反省と改善促す

 大島理森衆院議長は31日、国会内で記者会見し、相次ぐ政権不祥事が問題とな

った通常国会を振り返り、安倍政権に注文を付ける異例の所感を公表した。

 森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざんや自衛隊日報隠蔽(いんぺい)などを挙

げ「民主主義の根幹を揺るがす問題だ。立法府の判断を誤らせる恐れがある」と

して、反省と改善を促した。菅義偉官房長官に所感を渡し、再発防止のための制

度構築を求めたと明らかにした。

 厚生労働省の労働時間調査での不適切データ問題に言及し、加計学園問題や前

財務次官のセクハラ問題を念頭に「国民に大いなる不信感を引き起こした。個々

の関係者の一過性の問題として済ませずに、深刻に受け止めていただきたい」と

強調した。(後略) (8月1日茨城新聞3面より抜粋)

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3429】地震と原発事故情報−4つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3429】

2018年7月31日(火)地震原発事故情報−

               4つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.とめよう!東海第二原発署名、

   7/30JR御茶の水駅前で署名138筆、ちらし300枚以上配布

               喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

★2.東海第二原発再稼働の危険迫る

   20年運転延長やめて!のハガキを出そう!

  老朽で、被災した危ない原発・東京から100km

  首都圏の原発だ−東京に放射能が…

  10番目のハガキ(累計6万枚突破)

              たんぽぽ舎ハガキチーム

★3.考えなくてはいけないカルデラ噴火、

   原発審査に見られる理解の齟齬(そご)

   藤井敏嗣さん(前気象庁火山噴火予知連絡会会長)が

  語る原発審査批判

  原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その178

              木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★4.新聞・雑誌より2つ

  ◆<原子力委員会プルトニウム削減明記 再処理工場の運転制限へ

              (7月31日14時19分「毎日新聞」より抜粋)

  ◆「大間原発」運転開始の追い風?

   米国の圧力にほくそ笑む電源開発

 (7月30日07:05配信「選択(選択出版)」より)

━━━━━━━ 

※明日です!8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

  東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

 日 時:8月1日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

━━━━━━━ 

※8/4(土)木幡ますみさんのお話と激励会にご参加を!

     「避難解除後の福島の実態のひどさ」

 お 話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

 日 時:8月4日(土)14:00より17:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:1500円(飲み物、軽食含む)

━━━━━━━ 

※8/4(土)講演会にご参加を!

 「停戦65年・朝鮮戦争終結と日本の責任−

  朝米会談後の北東アジアの情勢」

 お 話:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

 コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院メディア学専攻教授)

 日 時:8月4日(土)18:00より20:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.とめよう!東海第二原発署名、

 |  7/30JR御茶の水駅前で署名138筆、ちらし300枚以上配布

 └──── 喜多村憲一(脱原発かわさき市民)

 さすが、元「神田カルチェ・ラタン」近く!のJR御茶の水駅付近でした。

 「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」のみなさん、そして「脱原発かわさ

き市民」のみなさん、おはようございます。

 昨日、首都圏のまん中、JR御茶の水駅(御茶の水橋側)前での署名行動に、

川崎から「出張」しました。

 手製のノボリ、バナー、画板を持って「出張」した「かわさき」の仲間は9人、

「どこにノボリやバナーをつけたらいいのか」など不慣れな駅前でしたが、みん

なでがんばりました。

 私自身は早朝6時からの仕事で、また署名のあと辺野古連帯の官邸前行動にも

参加予定でしたので、超長時間の1日となってしまい、おたおたでした!

 せっかく川崎から持ちこんだマイクも調子が悪く、汗びっしょりとなりました

が、首都圏連絡会のみなさんも「かわさき」と同じく9人も来ていただき、大型

マイクも貸していただいて大助かりでした。

 「かわさき」の何人かでマイクリレー、いっしょに重なって署名行動をやって

いた「私立学校」の人たちの行動と相乗の効果もあったかと思います。

16時から1時間の予定が30分延長の取り組みでした。

 ちらしは300枚以上でしたか配布もでき、署名数は138筆でした。

 応援のみなさんのお力でした。ほんとうに感謝です!

 さすがに川崎市内の駅頭とは違って、4方8方から人が来て、初めはめんくら

いましたが、さすがに、元「神田カルチェ・ラタン」近く?の場所でいろいろな

経験をさせてもらいました。

 「署名はいい」と言って一回通りすぎた若者に対し、その後からさらに声をか

けると、戻ってきて署名をしてくれました。これはいい経験でした。

 「シツコイ」と嫌がられるかとも思っていましたが、いえいえ、そんなことも

なく、けっこうこちらががんばれば署名はとれるということがわかりました。

 首都圏連絡会のみなさま、応援、ほんとうにありがとうございました。

 「かわさき」のみんなもこうして経験を活かして、これからも地元でやってい

きましょう!

┏┓ 

┗■2.東海第二原発再稼働の危険迫る

 |  20年運転延長やめて!のハガキを出そう!

|  老朽で、被災した危ない原発・東京から100km

 | 首都圏の原発だ−東京に放射能が…

 | 10番目のハガキ(累計6万枚突破)

 └──── たんぽぽ舎ハガキチーム

 ハガキ裏面記載の文を紹介します。

「私は東海第二原発の20年延長に反対です

 もともと、30年仕様の原発が40年と決められたのです。古い被災原発にもし過

酷事故が起こったら、被害は茨城県ばかりか首都圏、海外にまでおよびます。地

震多発国日本。福島を経験したらもう原発には頼れないと思います。」

 《私の意見》を書き込むスペースがあります。

問合せ&申し込み先;ハガキセット(ハガキ2枚と送付先メモ)の郵送を

ご希望の方は、たんぽぽ舎へお申込み下さい。

・たんぽぽ舎

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・協力:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

    反原発自治体議員・市民連盟 TEL 03-5936-0311

 通信欄に「東海第二原発再稼働反対ハガキ代金」と記入し、ハガキ代金(1セッ

ト150円)+送料100円(6セットまで100円。7セット以上の送料は別途ご相談下

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◇ハガキの送付先

 ・日本原子力発電株式会社 社長

   101-0053 東京都千代田区神田美土代町1-1 TEL 03-6371-7300

 ・原子力規制委員会 規制委員長

   106-0032 東京都港区六本木1-9-9 TEL 092-761-3031

 ・東京電力本店 東京電力会長 東京電力社長

   100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-3 TEL 03-3501-8111

 ・茨城県知事

   310-0852 茨城県水戸市笠原町978-6 TEL 029-301-1111

◇「東海第二原発」とは

 沸騰水型軽水炉 1978年11月28日運転開始 出力110万kw 茨城県東海村

┏┓ 

┗■3.考えなくてはいけないカルデラ噴火、

 |  原発審査に見られる理解の齟齬(そご)

 |  藤井敏嗣さん(前気象庁火山噴火予知連絡会会長)が

 | 語る原発審査批判

 | 原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その178

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 岩波「科学7月号」の特集「つづく噴火・今後の備え」で原子力規制委員会

火山に関わる審査の問題点が述べられている。

 本シリーズ「その59」「その167」でも述べたが、原子力規制委員会は再稼働審

査での火山評価に多々問題がある。

 ここでは、藤井敏嗣さんの原発審査批判を紹介する。

< 藤井敏嗣「噴火からどう学ぶか:予測の現状とすすめ方」から

○考えなくてはいけないカルデラ噴火

 日本国民にはカルデラ噴火の危険性があることを周知するべきだ、同時にカル

デラ噴火の研究も早急に開始するべきだ。

 カルデラ噴火の前兆が数年前に捉えられるかどうかは、まったく保証がない。

○いざとなったら諦めてくれは一番イカ

 巨大噴火がほかで規制されていないから原子力規制もやらなくていいというの

でいいのか。地震は13万年でやっているのに1万年ぐらいで確実に起こる噴火で

はどうしてこうなのか。

○自然災害の場合には統計近似できない

 800度Cの火砕流の中に原子炉が閉じ込められたら何が起こるかは誰も知らない。

冷却はしなくなるし、常温のコンクリートで固めるわけではないので、とんでも

ないことが起こる。

 放射性物質は世界中にばら撒かれるし、火山灰被害から生き延びた人たちも黒

い雨にさらされることになりかねない。

○100万炉年に1回程度を超えないも満たせない

 火砕流到達地域に原子炉をつくると、(1万年ぐらいで確実に噴火が起こるので)

100万炉年の間に100回ぐらい火砕流がくるので、完全に安全目標を超過してしま

う。??

○審査で火砕流は到達しないというシミュレーションになっているが?

 大きなカルデラ噴火に伴うような火砕流のシミュレーションは未だ成功してい

ない。そもそもシミュレーションの検証のしようがない。 >

 6月3日に中米グアテマラのフエゴ火山が噴火し、多数の死者・行方不明者が

でた。日本では、雲仙火山での火砕流による死亡が記憶される。1902年にカリブ

海のプレー火山で発生した火砕流により3万人が亡くなった。

 巨大噴火にともなう火砕流は、到達距離が100kmに及ぶ。7300年前の鬼界カル

デラや7万年前の阿蘇カルデラの噴火にその例が見られる。

原子力規制委はカルデラ噴火問題を真剣に考えるべきだ。

 なお特集では、巽好幸さん(神戸大学海洋底探査センター)が「巨大噴火と原子

発電所原子力規制庁の見解を検証する」で原子力規制庁と国民の理解が極め

て貧弱であると指摘し、「その167」で述べたように<原子力発電所の火山影響評

価ガイドにおける「設計対応不可能な火山事象を伴う火山活動の評価」に関する

基本的な考え方>の内容が不合理なものであることを明解に示している。

┏┓ 

┗■4.新聞・雑誌より2つ

 └──── 

 ◆<原子力委員会プルトニウム削減明記 再処理工場の運転制限へ

 内閣府原子力委員会は31日、プルトニウムの利用指針を15年ぶりに改定し、日

本の保有量を減少させると初めて明記した。

 新指針では、建設中の再処理工場(青森県六ケ所村)でのプルトニウム製造を

原発で使う分までしか認めず、運転を制限する。電力会社には連携して利用可能

原発で消費し、着実な削減につなげるよう求めた。核不拡散の観点から米国を

含む国際社会が日本の保有状況を懸念しており、払拭(ふっしょく)に努める。

 原子力委員会は日本の原子力政策の長期的な方向性を示す役割を持っており、

国際原子力機関IAEA)を通じて新指針を各国に周知する。7月に閣議決定

したエネルギー基本計画でも削減を明記している。

 プルトニウム原発の使用済み核燃料の再処理で生じ、日本は非核国では最多

核兵器約6000発分、47.3トンを保有。電力会社などが国内外で保管する。

     (中略)

 日本はプルトニウムの利用目的に発電用資源として再利用する核燃料サイクル

を掲げ、当面はプルサーマル発電で用いるとしている。

 しかし福島第一原発事故の後、同発電の原発の再稼働は計4基にとどまり、消

費は進まない。再処理工場がフル稼働すれば毎年、保有量は最大約8トン増える。

その全ての消費には原発16から18基が必要とされ、現状では再処理工場の稼働の

大幅制限が避けられない情勢だ。(7月31日14時19分「毎日新聞」より抜粋)

詳しくはこちらを

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000041-mai-sctch

 ◆「大間原発」運転開始の追い風?

  米国の圧力にほくそ笑む電源開発

 米政府が、核燃料サイクルの進まない日本に「余剰プルトニウムをこれ以上増

やすな!」と圧力を強めているが、その陰で電源開発(Jパワー)がほくそ笑む。

 大間原子力発電所は世界初のフルMOX炉として建設され、年間1.1トンのプル

トニウムを消費できるように設計されているため、核燃料サイクルを回していく

上での要の存在。

 Jパワー幹部は「大間にもいよいよ追い風が吹いてきた」と喜び勇んでいる。

 現在、日本が保有するプルトニウムは、英仏に37トン、国内に10トンある。

 フルMOX炉である大間原発ならば、40年間運転すれば、ほぼ全量を消費でき

る。

 Jパワー中枢は「もんじゅ(高速増殖原型炉)なき今、大間がこけたら終わり

というのは政府も認識している。大間を失えば、核燃料サイクルは息の根が止ま

る」と強気だ。

 とはいえ大間原発原子力規制委員会の審査中で、その停滞が運転開始の障害。

 「大間原発の遅れは外交問題にも発展しかねないので、規制委も嫌がらせは控

えるだろう」とJパワーの原発部門関係者。

 米国におもねるあまり、審査がおざなりにならないか危惧される。

             (7月30日07:05配信「選択(選択出版)」より)

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3428】地震と原発事故情報−6つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3428】

2018年7月30日(月)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「東海第二原発運転延長・再稼働反対署名」一斉提出行動・参加歓迎

   経済産業省原子力規制委員会、日本原電本店、東京電力本店の4つ

           「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」

★2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その3)

   沸騰水型軽水炉の欠陥 炉心安定性の欠如と核暴走の危険性

                山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.朝鮮戦争終結=「平和協定」を米に迫る

   「北朝鮮が先手」ミサイル発射場解体着手 遺骨返還も先手

              渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

★4.元福島県知事佐藤栄佐久氏「検察に抹殺」された

  京都で共謀罪の危険性語る…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.花角新潟県知事の原発公約、堅持に向け支援−有志が「見守る会」…

  メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

                金子 通 (たんぽぽ舎会員)

★6.新聞より2つ

  ◆日立、英国(アングルシー島)原発

   即時中止なら損失は最大約2700億円に

       (7月30日11時35分配信「朝日新聞デジタル」より)

  ◆エネ基本計画「プルトニウム削減」宣言 有料引き取り 英提案の秘策

   「日立原発輸出支援の材料?

   複雑に絡む 日英原子力引取 核燃料サイクル後始末 巨額の国民負担

      (7月30日東京新聞朝刊20-21面「こちら特報部」より抜粋)

━━━━━━━ 

※8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:8月1日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

━━━━━━━ 

※8/4(土)木幡ますみさんのお話と激励会にご参加を!

 お 話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

 日 時:8月4日(土)14:00より17:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:1500円(飲み物、軽食含む)

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.「東海第二原発運転延長・再稼働反対署名」一斉提出行動・参加歓迎

 |  経済産業省原子力規制委員会、日本原電本店、東京電力本店の4つ

 └──── 「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」

    署名一斉提出行動

7月31日(火)18時 経産省本館前(構内で少人数提出)

千代田区霞ヶ関

8月1日(水)16時 原子力規制委員会(ビル前で読上げ提出)

港区六本木一丁目

  17時 日本原電(受取未定)、千代田区神田美土代町

  18時30分 東京電力ホールディングス(ビル前で読上げ提出)

                千代田区内幸町

主催:とめよう!東海第二原発首都圏連絡会 Tel:070-6650-5549

https://stoptokai2-shutoken.jimdofree.com/

 「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」では、東海第二原発の20年延長と再

稼働の中止を求めて署名活動を実施しています。

 残念ながら、経産省原子力規制委員会も東海第二の運転延長・再稼働に前の

めりで、現在規制委が東海第二の設置変更許可についてのパブリックコメント

募集しています(締切は8月3日24時)。

 一方、私たちは日本原電に対して事前に何度も連絡して、申入れ・署名提出を

試みましたが日本原電はかたくなに受取を拒否しています。

 そこで、現時点までにいただいた署名をまとめて、4つの署名申入れ先(日本

原子力発電(株)、原子力規制委員会委員会、経済産業省東京電力ホールディン

グス(株))に一斉提出することにしました。

 去る7月2日に経産省資源エネルギー庁に1636筆の提出しましたが、それに

続く第2段の署名提出行動です。

 但し、経産省原子力規制委員会に対しては先方の都合で日時を変更しました。

間際の案内になり、かつ7月31日と8月1日の2日間にまたがってしまいました

が、それぞれの提出行動への多数の参加を呼びかけます。

┏┓ 

┗■2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その3)

 |  沸騰水型軽水炉の欠陥 炉心安定性の欠如と核暴走の危険性

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

※《事故情報編集部》より

 7月21日(土)に開催された『先月・今月・来月の原発問題』で山崎久隆さんよ

り提起された「東海第二原発の本質的問題」(60項目)について、抜粋しながら順

次連載したいと思います。

4.沸騰水型軽水炉の欠陥 炉心安定性の欠如と核暴走の危険性

◎ 軽水炉は原子炉内部の核分裂反応と炉心燃料の冷却共に「水」を使う。その

中でも沸騰水型軽水炉は冷却材と減速材である水が常に沸騰しているので、密度

が大きく変化する。

 アワが多い炉心上部は減速材密度が小さく、アワが少ない炉心下部は減速材密

度が大きい。

 核分裂反応は原子炉下部が盛んになる。これを平均化するために中性子を吸収

する「ガドリニウム」を下部により多く添加したり制御棒操作により燃焼を平均

化する作業を行う。

◎ 沸騰水型軽水炉のうちBWRタイプ5と呼ばれる東海第二、柏崎刈羽原発

〜5号機などは、大型の再循環ポンプを2台使い、配管で圧力容器から水を抜い

てポンプで加圧して戻している。

 この際ラッパのような形をした「ジェットポンプ」と呼ばれる装置を使い周辺

の水を巻き込んでさらに流量を増やして炉心下部に噴出させ炉内での水の循環を

行っている。

 再循環ポンプにより原子炉内の水の流れを作ることで、アワを効率よく上部に

押し流すことで燃料の周囲に存在するアワの密度を整えている。

 この強制循環を炉心流量というが、再循環ポンプが全部止まると原子炉出力は

効率的な中性子の減速が出来なくなるため、40%程度にまで急降下する。

 また、炉内の水が減ると水位が低下し、相対的に冷却能力も低下するためアワ

の密度が増えて出力が急降下する。

◎ これらは「ボイド(アワ)反応度係数が負」という性質を説明したもので、

原子力の専門家からは「固有の安全性」などとも言われている。

 しかし裏返せば急激なアワの減少や冷たい水の投入はアワを消す方向に働くの

で、ボイド反応度係数が負であるために炉心出力が急激に増加する要因でもある。

 特に運転中に再循環ポンプが止まったり動いたりを繰り返せば、それだけで炉

内出力は極めて不安定になるし、冷水投入は原子炉冷却材喪失事故でECCS

(緊急炉心冷却装置)炉心スプレイ系を作動させれば自動的に炉内温度より低い

水を送り込むことになるので炉心の不安定化について容易に条件を満たすことと

なる。

 炉心の減速材密度すなわちアワと水の比率は、再循環ポンプが停止すると不規

則に変動し始めるが、これに伴い原子炉出力も変動する。そのことを説明した図

が「「東海第二発電所重大事故等対策の有効性評価補足説明資料」の13ページ

「補足6−2」の第1図有効性評価「原子炉停止機能喪失」における運転特性図上

での運転点の推移」だ。

 ギザギザに乱高下しているグラフは炉心流量(横軸)と出力(縦軸)の関係を

表している。矩形で引かれたラインは原子炉起動から通常運転時における制限範

囲を表しており、この外に逸脱することは禁じられている。

◎ 炉心流量は再循環ポンプで、出力は制御棒でコントロールされており、再循

環ポンプが停止した場合、その状態に応じて制御棒を挿入し、出力を大きく下げ

ている。これを「選択(または代替)制御棒挿入操作」または「ハーフスクラム

という。

 しかし今回の重大事故等対策では制御棒は全挿入失敗、再循環ポンプは全台停

止を前提とするので運転制御はできない。

◎ いかなる方法で炉を止めるのか、それには中性子を吸収するホウ素(ボロン)

を投入する。ほう酸注入系統がそのために設置されている。このような設備を

「後備停止系」という。

 では、この系統が機能しない事態を招いたらどうするのか。例えば地震である。

制御棒駆動機構185本が全部破損し、制御棒が入らない事態になるということは、

ほう酸注入系統の配管かノズルが破損して入らなくなっている事態も考えられる。

重大事故等対策とはそういった「あり得ない」ほどのことも想定しなければなら

ない。

◎ 唯一残された手段は、中性子減速材である水を減らすことである。給水シス

テムをコントロールし、原子炉内の水位をギリギリまで下げていく。その「ギリ

ギリ点」はレベル1近傍。有効炉心頂部からわずか40センチ上のレベル1の、

50から150センチ上を目指すという。

最早綱渡り運転である。

 念のために言えば、この段階で原子炉は完全に停止してはいない。10%か20%

か、出力は残っている。崩壊熱だけの冷却にすら失敗しメルトダウンを来した福

島第一原発事故の教訓は感じられない。

◎ この炉心安定性の欠如にはもう一つ大きな問題がある。出力が不安定化し、

乱高下している状態でも冷却は続ける必要がある。

方法は二つ。水を入れるか熱を抜くかだ。水を入れるのはECCSなどの注入

系ポンプの駆動。

しかしこれは水が入るため炉心の不安定さをますます酷くする。

もう一つは圧力逃がし弁からサプレッション・プールに熱を捨てる方法。一定

の時間は使えるが冷却能力を超えてプール水の温度が高くなると止まる。

 不安定な状態が続くと出力は激しく上昇し、最悪の場合は暴走状態となり爆発

的に反応する。チェルノブイリ原発事故のように。

◎ 福島第一原発事故はいわばTMI型であったが、次に東海第二で起きるとき

チェルノブイリ原発事故のような性質かも知れない。

 その場合、福島第一原発事故のような放射能拡散予測とそれに対する避難態勢

の準備は全く実態に合わない問題がある。 (「その4」に続く)

┏┓ 

┗■3.朝鮮戦争終結=「平和協定」を米に迫る

 |  「北朝鮮が先手」ミサイル発射場解体着手 遺骨返還も先手

 └──── 渡辺マリ(たんぽぽ舎ボランティア)

 朝鮮戦争(1950〜1953年)休戦協定締結から27日で65年を迎える。

 韓国政府によると、北朝鮮大陸間弾道ミサイル(ICBM)用のエンジン開発

を続けてきた「西海衛星発射場」を解体する作業に着手するとともに、27日に向

けて朝鮮戦争で死亡・行方不明となった米兵の遺骨を返還する準備を進めている。

 非核化を巡り米朝間に進展がない中、北朝鮮は自ら宣言した信頼醸成措置を

「先行して実施する」ことで、トランプ大統領に戦争終結宣言の早期実現を迫る

狙いがある。(7月25日毎日新聞より引用)

  ☆(「」は渡辺がつけました)

〇この記事に関する「おさらい」

・朝鮮は、なぜ核開発を決意したのか

 金正恩委員長:「我が国が核兵器開発をしなければならないよう押しやったの

は米国である」

 (毎年行われている演習とは名ばかりの、実戦さながらの米韓合同核軍事演習と

いう脅威に朝鮮はさらされ続けてきた)→米国の脅威に対する抑止

金正恩委員長:「米国が敵視政策をやめれば、我々が核を持つ必要はない」→

朝鮮戦争終結宣言、停戦協定の「平和協定」への転換を求めている。

 であるならば、「朝鮮がすべての核を廃棄するのが先だ」という交渉はあり得

ない。

・また金正恩委員長はこうも言っている。

 「米国が関係改善のための信頼構築措置をとるならば、我々も次の段階の善意

の追加的措置をとる用意がある」

〇講演会のお誘い

 停戦65周年・朝鮮戦争終結と日本の責任 朝米会談後の北東アジア情勢

 お 話:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

 コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院メディア学専攻教授)

 日 時:8月4日(土)17:45開場 18:00より20:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

白さんは質疑時間を多くして皆さんの疑問にお答えしたいと希望しておられます。

┏┓ 

┗■4.元福島県知事佐藤栄佐久氏「検察に抹殺」された

 | 京都で共謀罪の危険性語る…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.元福島県知事佐藤栄佐久氏「検察に抹殺」された

  京都で共謀罪の危険性語る

  7/28(土)21:46配信「京都新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00000044-kyt-soci

2.<三反園鹿児島県知事2年>「脱原発」選挙の方便か 県民厳しい視線

  7/28(土)9:00配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00000005-mai-soci

3.泊原発事故避難、民間バス輸送は非現実的

  6社「無理」「困難」、体制整わず

  7/29(日)6:09配信「北海道新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00010001-doshin-hok

┏┓ 

┗■5.花角新潟県知事の原発公約、堅持に向け支援−有志が「見守る会」…

 | メルマガ読者からの「新潟日報」情報1つ(抜粋)

 └──── 金子 通 (たんぽぽ舎会員)

 ◆花角新潟県知事の原発公約、堅持に向け支援−有志が「見守る会」

 脱原発を目指す県民有志が27日、県庁で記者会見し、花角知事が原発再稼働に

慎重な姿勢を貫けるよう後押しする市民団体「花角県政を見守る会」を設立した

と発表した。花角知事が公約で掲げた県による原発を巡る「三つの検証」の継承、

将来的な脱原発社会の実現などを評価し、政府・与党の「圧力」に屈しないよう

支援するとした。

 「見守る会」のメンバーは知事選で花角氏の対抗馬を応援したが、花角知事の

原発政策は支持するという。ただ知事が再稼働推進の自民党に支持されたことか

ら公約を守られるのかを不安視。今後は「三つの検証」や県議会の傍聴を通じて

姿勢を確認していくほか、知事に面会して思いを直接伝えたい考えだ。

 共同代表には新潟市中央区の住職・朝倉奏さんと同市西区の主婦・田中美香さ

んが就いた。メンバーはまだ4、5人で今後、参加を呼び掛けるという。朝倉さ

んは会見で「花角さんの脱原発の公約を信じて投票した県民は多い。信念がぶれ

ないよう見守っていく」と話した。

(7月28日「新潟日報」より紙面のみでネット上に掲載なし)

┏┓ 

┗■6.新聞より2つ

 └──── 

 ◆日立、英国(アングルシー島)原発

  即時中止なら損失は最大約2700億円に

       (7月30日11時35分配信「朝日新聞デジタル」より)

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180730001384.html

 ◆エネ基本計画「プルトニウム削減」宣言 有料引き取り 英提案の秘策

  「日立原発輸出支援の材料?

  複雑に絡む 日英原子力引取 核燃料サイクル後始末 巨額の国民負担

 原爆の材料となるプルトニウムを、日本は原爆6000発分・47トンも保有する。

核不拡散に敏感な国際社会から批判されてきたが、今月閣議決定されたエネルギー

基本計画で、ついに「削減に取り組む」と宣言した。

 問題はどう削減するかだが、実は英国から秘策の提案が出ている。折しも日本

政府は、英国への原発輸出を画策中。複雑な要素が絡まり合う日英の原子力取引

関係はどうなっているのか。(大村歩) (中略)

 安倍政権肝いりの原発輸出と、核燃料サイクルの夢の後始末。英国を舞台に工

作する2つの日本の国策には、いずれも巨額の国民負担がつきまとう。

 政府には十分な説明責任が求められるはずだ。

     (7月30日東京新聞朝刊20-21面「こちら特報部」より抜粋)

────────── 

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1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する

 ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを

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  件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3427】

2018年7月28日(土)地震原発事故情報−

               6つの情報をお知らせします

                        転送歓迎

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★1.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

   放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

  原発事故避難者の住居を奪うな!

  柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

  8/1(水)(第59回)東京電力本店合同抗議のご案内

               渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

★2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その2)

   当初設置許可を出した時とまるで変わってしまった

                 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.「水素社会」の幻想と権益にこだわる経産省

  燃料電池自動車FCV推進施策の失敗もそのまま

  「エネルギー基本計画」に

  経産省・エネ庁は「今だけ金だけ自分だけ」の大嘘つき!その82

                木村雅英(経産省前テントひろば)

★4.7/4名古屋高裁金沢支部が下した

  「原発裁判史上、最悪の判決」とは…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                 黒木和也 (宮崎県在住)

★5.メルマガ読者からのイベント案内

           (お問い合わせは主催者へ)

  ◆8/3(金)地震が多い!東海第二原発が危ない!

   越谷地区労講演会 会場:越谷市中央市民会館

   講師:柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

★6.新聞より1つ

  ◆原子力規制委、玄海原発敷地の断層調査

   活動性の有無審議へ

        (7月28日佐賀新聞LIVEより抜粋)

━━━━━━━ 

※来週の月曜日です! 7/30(月)川崎陽子さん学習会のご案内

 『国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢』

 『環境・脱原発先進国ドイツと日本とは何が違うのか』

 講 師:川崎陽子(かわさきようこ)さん

     欧州(ドイツ語圏)在住環境ジャーナリスト

 日 時:7月30日(月)18時より21時 開場17時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

     川崎陽子さんのお話は、19時からです。

━━━━━━━ 

※8/1(水)日本原電本店抗議行動にご参加を!

とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

━━━━━━━ 

※8/4(土)木幡ますみさんのお話と激励会にご参加を!

 お 話:木幡ますみさん(大熊町町議会議員)

 日 時:8月4日(土)14:00より17:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:1500円(飲み物、軽食含む)

━━━━━━━ 

※8/4(土)講演会にご参加を!

 「停戦65年・朝鮮戦争終結と日本の責任−

  朝米会談後の北東アジアの情勢」

 お 話:白 宗元さん(ペク・チョンウォン)元朝鮮大学校教授

 コーディネーター:浅野健一さん(同志社大学大学院メディア学専攻教授)

 日 時:8月4日(土)18:00より20:00

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.東電は日本原電(東海第二原発)への債務保証をするな!

 |  放射能汚染水止めろ!トリチウム汚染水を海へ捨てるな!

|  原発事故避難者の住居を奪うな!

 | 柏崎刈羽原発の再稼働認めない!規制委員会おかしいぞ!

|  東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 | 8/1(水)(第59回)東京電力本店合同抗議のご案内

 └──── 渡辺秀之(たんぽぽ舎ボランティア)

◎「経産省前テントひろば・たんぽぽ舎」呼びかけの、

“東電は責任をとれ!東電本店合同抗議”を、以下の通り開催致します。

日 時:8月1日(水)18時30分より19時45分頃まで

場 所:東京電力本店前   *当日の天気予報は「晴れ」です。

・ぜひ多くの方々の参加をお願いします。

・東電への「申し入れ行動」を行いますので、希望される方は「申し入れ

 書」を、ご持参願います。

・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。

・なお、当日は前段で、「とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼

 働ゆるすな!日本原電本店抗議行動」が行われます。

 日 時:8月1日(水)17時より17時45分頃まで

 場 所:日本原電本店(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共 催:再稼働阻止全国ネットワーク/

     とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

※東電関連の新聞記事などをまとめます。

(1)指定弁護士「現場検証を」=原発など、東京地裁に要請−東電公判:

  7/25時事通信

(2)<原発事故対応訓練>東電は低評価。規制委「許しがたい」:

  7/25毎日新聞

(3)原発稼働厳しく 風力・水力シフト

東電、再エネ数兆円事業に小早川社長に聞く

 東京電力ホールディングスの小早川智明社長は23日、日本経済新聞の取

材に応じ、水力や洋上風力発電などの再生可能エネルギーに舵(かじ)を切

る方針を示した。国内外で他社からの投資を呼び込み、新規開発する再エ

ネの事業費の規模は「数兆円」に達すると語った。

         (7/24日本経済新聞朝刊より抜粋)

(4)東電が原発の事故以降自粛のテレビCMを、7年ぶり再開:

  7/18テレ朝 news

(5)福島第一トリチウム公聴会。東電は「地元の意見伺って適切に」:

  7/18 TBS News i

(6)東電福島原発事故。「漏れやすい」汚染水タンク69基が耐用年超過:

  7/14読売新聞

(7)原発事故、浪江町民が集団提訴へ。ADRの決裂受け、秋にも:

  7/14東京新聞

(8)第一原発「処理水」…先送りせず解決を。自民第7次復興提言案:

  7/13福島民友

(9)<東電公判>防潮堤工程案示すも、旧経営陣が対策先送り:

  7/11毎日新聞

(10)<原発ADR>飯舘村3,000人の手続き打ち切り。東電が和解拒否:

  7/10河北新報

(11)事故の反省どこへ?東電「原発建設」を再開宣言:6/30テレ朝 news

┏┓ 

┗■2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その2)

 |  当初設置許可を出した時とまるで変わってしまった

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

※《事故情報編集部》より

 7月21日(土)に開催された『先月・今月・来月の原発問題』で山崎久隆

さんより提起された「東海第二原発の本質的問題」(60項目)について、抜

粋しながら順次連載したいと思います。

2.設置許可時との状況の変化

  当初設置許可を出した時とまるで変わってしまった

◎ 東海第二原発が建てられた時期は1970年代の高度経済成長下で電力生

産のために数多く発電所が建設されていた。

 当時も東海第二原発の30キロ圏内人口は十分大きかったと考えらるが、

原子力非常事態に際しての事故想定は敷地内に留まるとされていた。

◎ 1960年代に過酷な汚染に見舞われ、1970年代以降は公害問題が社会問

題化し、立法措置が取られてきた。1967年に公害対策基本法、1968年に大

気汚染防止法、1971年に環境庁が作られ、1993年には環境基本法が制定さ

れた。

 これら公害の定義は「人の活動に伴って生じる相当の範囲にわたる大気

汚染、水質の汚濁、土壌の汚染、騒音、振動、地盤沈下及び悪臭によって、

人の健康または生活環境に係る被害が生ずること」とされ、放射性物質

含まれなかった。

 しかしながら公害防止費用や賠償について「汚染者負担の原則」が取り

入れられ、「無過失責任主義」として故意や過失が無くても責任を負うこ

ととされた。

 また、濃度規制ではなく汚染物質の総量規制も取り入れられて環境への

影響を低減させる努力が定められた。

◎ 原子力発電所についても同様に規制されるべきであったが、これらの

考え方が十分には取り入れられていない。

 放射性物質は依然として濃度規制であり、東電福島第一原発事故の後に

賠償責任を負うべき東京電力に対しては税金を投入したり他電力の支出金

を充てるなど、原則を逸脱する賠償方法を、法律を作ってまで実施した。

 さらに福島第一原発事故の際には存在すらしなかった新電力に対してま

で託送電力料金として費用負担を強いている。

 東海第二原発の設置許可当時と現代では、大きく環境が異なっており、

こうした点を考慮してもなお、再稼働を目指すべきであるかを考える必要

がある。  (「その3」に続く)

┏┓ 

┗■3.「水素社会」の幻想と権益にこだわる経産省

 | 燃料電池自動車FCV推進施策の失敗もそのまま

 | 「エネルギー基本計画」に

 | 経産省・エネ庁は「今だけ金だけ自分だけ」の大嘘つき!その82

 └──── 木村雅英(経産省前テントひろば)

 第5次「エネルギー基本計画」には、「水素社会実現に向けた取組の抜

本強化」が盛り込まれ、文字「水素」が140回近くも出現する。脱原発と省

エネ・再エネを訴える中で、気にしながら無視していた「水素」も実は大

問題だ。

 そのことを「週刊金曜日1191号(7/6)」の特集<「水素社会」の現実>が

教えてくれる。

燃料電池車の幻想(上岡直見)

 ミライ(トヨタ)やクラリティ(ホンダ)の燃料電池車(FCV)は、省エネ・

環境面で効果は乏しく、燃料供給設備(水素スタンド)の普及見込みなく、

価格が高すぎて補助金なしでは成り立たない。

 1km走行あたりについて、エネルギー消費量は、FCVは1.5ジュールで、

電気自動車EVは0.9ジュール、CO2排出量はFCVが87グラムでEVは

49グラム。何よりもFCVは水素スタンドがなければ走れないが、EVは

電気が来ていればどこでも充電可能。

 FCVの現状は、<巨額の費用を投入しながら稼働せず放棄されたうえ

に、その後始末にも長期にわたって巨額の費用が必要となる高速増殖炉

もんじゅ」を連想させる。もはや燃料電池車に未来はない。>

★水素はエネルギー問題を解決できない(小澤祥司)

 「クリーンで無尽蔵」という水素エネルギーのキャッチフレーズには、

決定的なごまかしがある。水素は単体では地球上に存在しない。現在、水

素の供給源はほとんどが天然ガスで、熱分解時に二酸化炭素を排出する。

 水素対バッテリーの戦いでは、英仏で事実上のEV化宣言、中国は、い

ま国を挙げてEVの開発と産業化に力を入れていて、世界は一気にEVに

なびいている。

 昨年暮れの「水素基本戦略」では「国内再生可能エネルギー由来水素の

利用拡大」が柱のひとつだが、<再生可能エネルギーで起こした電気で水

素をつくり、それをまた電気に変えるのは、ムダにムダを重ねる行為>で、

水素戦略は絵に描いた餅。

 <福島原発事故を経てなお、原子力発電にこだわり、水素社会という絵

に描いた餅を掲げ続ける経産省と安倍政権は、いったいどこまで傷口を広

げるつもりだろうか。>

 諸悪の根源=経産省、亡国の省=経産省、をここでも実感させられる。

(参照)「エネルギー基本計画について」(資源エネルギー庁

http://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/

┏┓ 

┗■4.7/4名古屋高裁金沢支部が下した

 | 「原発裁判史上、最悪の判決」とは…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.7/4名古屋高裁金沢支部が下した「原発裁判史上、最悪の判決」とは

  7/27(金)11:25配信「週刊金曜日

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180727-00010000-kinyobi-soci

2.関電、大飯の緊急時対策所新設申請 安全対策費は計約8900億円に

  7/27(金)22:19配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000614-san-soci

3.<東電強制起訴公判>日本原電の社員、津波対策の切迫性否定

  7/27(金)21:20配信「毎日新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000099-mai-soci

┏┓ 

┗■5.メルマガ読者からのイベント案内

 |       (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆8/3(金)越谷地区労講演会

  地震が多い!東海第二原発が危ない!

 講師:柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)

 日時:8月3日(金)19:10より20:10 入場無料

 会場:越谷市中央市民会館/18会議室(4F)

      越谷市越ケ谷4-1-1 TEL 048-966-6622

 主催:越谷地区労働組合協議会

     TEL 048-964-2111

 越谷から直線距離わずか90km

 いま、この老朽原発が再稼働されようとしている

 東海第二原発の過酷事故に直結する要素…

 ・陳腐化した古い設計で地震に弱い/

 ・東海村には原爆5000発分の死の灰がたまっている/

  法令届け出トラブルがとび抜けて多い/

 ・日本原電には保守管理能力がない/

 ・原発から2.8キロの再処理工場には大量の高レベル廃液が

  存在するが、防潮壁を備えていない/

 ・敷地海抜が低い/日本一高い炉心損傷確率/

  地下に設置された電源盤/地盤が弱い/

 ・致命的欠陥である可燃性ケーブル…

┏┓ 

┗■6.新聞より1つ

 └──── 

 ◆原子力規制委、玄海原発敷地の断層調査

  活動性の有無審議へ

 原子力規制委員会は27日、九州電力玄海原発東松浦郡玄海町)で、

3、4号機のテロ対策施設設置に向けた現地調査をした。

 規制委は、昨年末に原発敷地内で断層が新たに見つかり、九電に精査す

るよう求めていることを明かした上で、現地調査を踏まえた判断について

は「今後の審査会合で議論する」とした。(中略)

 27日の現地調査では、地質学が専門の石渡明委員が、九電の説明内容が

妥当かどうか、ボーリングコア(地層から抜き取った円柱状の試料)の実

物や、建設予定地を確認した。

 調査後、記者団に対し石渡委員は「新しい穴を掘れば、いくつか新しい

断層が見つかるのは普通の話。(審査は)それなりの段階に来ている」と

しつつ、新しい断層の活動性や原子炉の安全性への影響については「審査

会合の中ではっきりさせていく」と述べるにとどめた。

     (7月28日佐賀新聞LIVEより抜粋)

詳しくはこちらを

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/251514

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3426】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3426】

2018年7月27日(金)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.「原発大事故 つぎも日本」

   福島県宝鏡寺(早川篤雄住職)の本堂に

  7年余かかげられている「標語」

    柳田 真(たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会)

★2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その1)

                山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

★3.原子力規制委員会IAEAの深層防護第5層を審査せよ

   地域防災計画も住民避難計画も実行性がないぞ

  原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その177

             木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

★4.メルマガ読者からのイベント案内

        (お問い合わせは主催者へ)

 ◆「東京から110kmの原発のお話」

   8/5(日)東海第二原発について・小川仙月学習会

   会場:シネマハウス大塚

★5.新聞より1つ

  ◆翁長知事 承認撤回を表明 新基地阻止へ「全力」

   辺野古埋め立て 国は法的措置で対抗へ

             (7月27日東京新聞夕刊1面より抜粋)

━━━━━━━ 

※来週の月曜日です! 7/30(月)川崎陽子さん学習会のご案内

 『国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢』

 『環境・脱原発先進国ドイツと日本とは何が違うのか』

 講 師:川崎陽子(かわさきようこ)さん

     欧州(ドイツ語圏)在住環境ジャーナリスト

 日 時:7月30日(月)18時より21時 開場17時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

     川崎陽子さんのお話は、19時からです。

━━━━━━━ 

※8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:8月1日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.「原発大事故 つぎも日本」

 |  福島県宝鏡寺(早川篤雄住職)の本堂に

|  7年余かかげられている「標語」

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会)

◎「原発大事故 つぎも日本」という「張り紙」の写真を見た。(THE BIG ISSUE

JAPAN 7/15号)

 福島県宝鏡寺(早川篤雄住職)の本堂に東電福島第一原発事故(2011年3月11日)

後に書かれた大きな「張り紙」である。

 私も内容は、その通りだと思う。(残念だが…)

◎実は、私たちも電力業界と安倍政権が進める原発再稼働に全力で反対してきた。

そのアピール文で「こんなやり方を続けたら、また、福島第一原発事故級の重大

事故をおこすぞ」と警告してきた。

 表現は少し違うが同じ主旨の写真と文をみて、「おもいは皆いっしょだ」と感

じた。

◎いま、首都圏では、日本原電の東海第二原発の20年運転延長反対−再稼働反対

の運動が急速に広まっている。今年11月27日で40年運転が終了する。こんな老朽

・被災原発を動かしてはいけない。

原発大事故 つぎも日本」をくり返さないため、首都圏の私たちもガンバロウ

とあらためて思う。

 以下、「THE BIG ISSUE JAPAN 7/15号」より抜粋

原発大事故 つぎも日本」?!

放射能管理は数万年単位 10万年後の人類への責任は?

 早川さんが住職を務める宝鏡寺本堂には、原発事故後に書かれた大きな「張り

紙」がある。「原発大事故 つぎも日本」。

 世界のどこかで起きる次の原発事故は、やはり日本ではないか−と早川さんは

感じているからだ。

 そして、今回の廃炉方針で福島県内は原発ゼロになるが、「原発ゼロ後」の福

島から、次の事故を防ぐ努力を続けるのが現在世代の義務だと訴える。

 「次の事故を防げるかどうかは、福島県民が被害の甚大さをどれだけ伝えられ

るかにかかっている。誰にもこの苦しみを味わってほしくないというのが被害者

共通の最後の望み。原発事故は福島で最後にしないといけない」

┏┓ 

┗■2.東海第二原発(茨城県東海村)の本質的問題 (その1)

 └──── 山崎久隆(たんぽぽ舎副代表)

※《事故情報編集部》より

 7月21日(土)に開催された『先月・今月・来月の原発問題』で山崎久隆さんよ

り提起された「東海第二原発の本質的問題」(60項目)について、抜粋しながら順

次連載したいと思います。

1.設置許可の瑕疵(かし)−設置許可をしてはならない原発・東海第二

◎ 2011年3月11日、東日本大震災福島原発震災が発生し、原子力施設の地震

津波対策、過酷事故対策には実効性がないことを実証した。

 従来の原子力規制は、原子力安全委員会が原子炉等規制法に則り一次審査を実

施、原子力安全・保安院が二次審査を行いダブルチェックで実効性を確認すると

されていた。

 しかし、震災と津波の前には無力だった。

 震災後、国が最初にすべきだったのは全原発を止めて安全体制の確認を実施す

ると共に、設置許可を一旦取り消すことだった。

 とりわけ老朽化した原発は直ちに廃炉にする必要があった。当時、政府は原発

が順次、定期点検で停止していく中で運転再開を認める場合はストレステストを

行い、緊急津波/地震対策の有効性を確認するとした。

 しかし鳴り物入りの「ストレステスト」すら尻切れとんぼに終わった。

 原子炉等規制法が改正され、2014年からは再稼働の際は改正法の下で地震と津

波対策及び重大事故対策の有効性を確認することとされた。設計段階で想定して

いない規模の地震津波に後付けで十分な対策が可能なのか大いに疑問だった。

そこで当時の政府は厳格な審議を行うとした。

◎ 日本原子力発電東海第二原発は、最大の人口密集地帯、東京圏から最も近い

原発だ。

 原子力委員会が1964年に定めた立地指針には次のように記載されている。

 「敷地周辺の事象、原子炉の特性、安全防護施設等を考慮し、技術的見地から

みて、最悪の場合には起るかもしれないと考えられる重大な事故(「重大事故」

という。)の発生を仮定しても、周辺の公衆に放射線障害を与えないこと。」

「更に、重大事故を超えるよう技術的見地からは起るとは考えられない事故

(「仮想事故」という。)の発生を仮想しても、周辺の公衆に著しい放射線災害

を与えないこと。」(原子炉立地審査指針及びその適用に関する判断のめやすに

ついて)

 30km圏内人口は約96万人、50Km圏内で約144万人、最小エリアの5km圏内(PA

Z)で約5万人だ。これでは立地指針に反している。この原発の設置許可は無効

であると考える。

 これについて規制庁は、立地指針で想定した事故(想定事故並びに仮想事故)

は現時点では過小評価であると言い出した。福島第一原発事故のような事故発生

地点から周囲30kmを遙かに超える距離まで避難する事態は、想定外だ。

 大規模な住民避難が出来るように自治体に原子力防災計画の制定を求めること

もしてこなかった。

◎ 規制庁が「立地指針は非現実的で現在は適用していない」というのならば、

その前提で建設された原発も「非現実的存在」(つまり廃炉)としなければおか

しい。一方は現実に存在し続け、いざとなれば避難せよとはあまりに勝手な言い

分だ。

 少なくても政府が認めた原子力緊急事態を想定する範囲30km圏は、事故が起き

れば住民避難が必要となる可能性が高い。これら地域の人々全員に再稼働の是非

を問うことなく議論を進めることも許されない。「重大事故が起きても影響は敷

地内部に留まる」とした立地指針の違反である。

 規制委員会は立地指針を無効なものと捉えているが、勝手な言い分である。立

地指針を信用して原子力を受け入れ、或いは立地点からの距離が離れているから

対策をしてこなかった自治体には同意を求めなければならない。

  (「その2」に続く)

┏┓ 

┗■3.原子力規制委員会IAEAの深層防護第5層を審査せよ

 |  地域防災計画も住民避難計画も実行性がないぞ

 | 原子力規制委員会原発再稼働推進委員会!その177

 └──── 木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)

 2018年7月13日の院内ヒアリング集会「東海第二原発の再稼働審査を問う!原

子力規制委員会院内ヒアリング集会(3)」の質疑をご覧いただきたい。

Q:「原子力規制委員会原子力災害対策指針を立て、国の原子力防災訓練に重

要な役割を果たしているにも拘らず、避難計画は内閣府自治体の役割としてい

る。IAEAの深層防護の考え方と矛盾するのではないか?」

A:IAEAの深層防護の考え方と第5層についてはそのとおりで「緊急時対応

施設の整備、緊急時計画などが必要」と認めながら、一方で、「IAEAは第1

から第5の総ての防護レベルを規制当局に求めているとは規定していないと認識

している」と説明して、原子力規制委員会が第5層の審査をしないことを正当化。

 さらに、「避難計画については災害対策基本法に基づき、地域の実情を熟知し

ている地方公共団体が中心になって定め、内閣府原子力防災が中心になって地域

原子力防災協議会で(原子力規制庁を含めた)関係省庁が関係自治体と一体となっ

て地域防災計画に取り組んでいる。さらに総理が開くかつ原子力規制庁も参加す

原子力防災会議で国として了承する」と説明。

 要するに、原子力規制委員会は地域防災にも関わるが、深層防護第5層として

の審査はしないのだ。

 チェルノブイリ事故後、1996年にIAEAが定めた深層防護(INSAG-10)を無視

して福島第一原発事故被害を経験したにもかかわらず、住民の避難計画の実行性

なしの悲鳴が各原発立地で鳴り響いている中で、「深層防護第5層の審査はしま

せん」と逃げる原子力規制委員会。正に再稼働推進委員会だ。

 原子力災害対策指針を策定し改訂(7月25日定例会議議題1)しても、各原子力

事業者が実施する防災訓練を評価(同日定例会議議題3)して東電の悪口を言って

も、地元で意見交換会(玄海、本年2月11日)をしても、原子力規制委員会は全く

信用できない。

 原子力規制委員会は、国際原発「推進」機関であるIAEAでさえ必要と定め

ている深層防護の考え方をきちんと適用し、各原発立地の地域防災計画と住民避

難計画を審査し、それが合格となるまでは再稼働を認めてはいけない。

(注)IAEAの深層防護(各レベルは独立に最善の対策を講じるべき)

第1層 異常運転や事故の防止、建設・運転での余裕ある設計と品質

第2層 異常運転の制御および故障の検知、管理・制御・

保護のシステムや監視機能

第3層 設計基準内への事故の制御、工学的安全施設と事故時対応手順の準備

第4層 事故の進展防止およびSAによる影響緩和を含む過酷な

プラント状態の制御、格納容器の防護を含む補完的手段および

アクシデントマネジメント

第5層 放射性物質の大規模放出による放射線影響の緩和、

サイト外の緊急時対応

┏┓ 

┗■4.メルマガ読者からのイベント案内

 |     (お問い合わせは主催者へ)

 └──── 

 ◆「東京から110kmの原発のお話」

  8/5(日)東海第二原発について・小川仙月学習会

 日 時:8月5日(日)18:30より21:00

 お 話:小川仙月 (脱原発ネットワーク茨城・共同代表)

 会 場:シネマハウス大塚(映画館・ミニシアターです)

 主 催:「リリウムの会と仲間たち」

 定 員:50名

 申し込み・ご予約:

     お名前とお申込み枚数をご記入の上、

     メールでお申し込みください。 liliumnokai@gmail.com

 参加費:1,500円

東京都内の方々に「東海第二原発の問題点」を知ってほしいので学習会を継続

しています。

 「東海第二原発」の地元の女性たちが「東海第二原発の現状と今後のゆくえ」

を首都圏の人たちにも知ってほしいという切実な気持ちで企画されたものです。

特に「この問題にいままで関心がなかった方」に広めてください。

原発問題をまったく知らない方にもきちんとわかるように話します。

facebook:https://www.facebook.com/events/253048441955217/

シネマハウス大塚:https://cinemahouseotsuka.com/event/

┏┓ 

┗■5.新聞より1つ

 └──── 

 ◆翁長知事 承認撤回を表明 新基地阻止へ「全力」

  辺野古埋め立て 国は法的措置で対抗へ

 沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は27日、県庁で記者会見し、米軍普天間

(ふてんま)飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古(へのこ)への移設を巡り、前知事に

よる辺野古沿岸部の埋め立て承認の撤回に向け、手続きを始めると表明した。

 環境保全対策を示さずに工事に着手するなど、承認の条件となる事業者の義務

に違反しているとして、国を批判。「あらゆる方法を駆使し、新基地は造らせな

いとの公約実現に向け、全力で取り組む」と改めて強調した。(後略)

   (7月27日東京新聞夕刊1面より抜粋)

詳しくはこちらを

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018072702000271.html

────────── 

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たんぽぽ舎です。【TMM:No3425】地震と原発事故情報−5つの情報をお知らせします

たんぽぽ舎です。【TMM:No3425】

2018年7月26日(木)地震原発事故情報−

               5つの情報をお知らせします

               転送歓迎

━━━━━━━ 

★1.どんどん広がる東海第二原発(20年運転延長)NO!の声・声・声

   地震が多い…原発が危ない…首都圏原発いらないの声

  JRお茶の水駅でのチラシまき・署名に反応かなり

     柳田 真(たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会)

★2.東海第二原発の再稼働ストップ!20年延長は無謀だ!

   8/17(金)廃炉を求める東海村行動に参加してみませんか

          吉野信次 (ピースサイクル2018全国ネットワーク)

★3.47トンのプルトニウム保有する日本

  米国からも世界からも「潜在核武装国」とみなされ

                   浜島高治 (神奈川県在住)

★4.東電柏崎刈羽原発、情報共有「C」評価=事故想定の訓練で−規制委

  山中伸介委員:「事故を起こした東電が

  このような低い評価結果なのは許しがたい」…ほか

  メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

                  黒木和也 (宮崎県在住)

★5.配信より1つ

  ◆フランスの新型原発また1年遅れ 配管溶接に問題

             (2018/7/25共同通信22:18配信より)

━━━━━━━ 

※7/30(月)川崎陽子さん学習会のご案内

 『国際原子力マフィアと放射線被曝をめぐる国際情勢』

 『環境・脱原発先進国ドイツと日本とは何が違うのか』

 講 師:川崎陽子(かわさきようこ)さん 

   欧州(ドイツ語圏)在住環境ジャーナリスト

 日 時:7月30日(月)18時より21時 開場17時30分

 会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)

 参加費:800円 (学生400円)

━━━━━━━ 

※8/1(水)2つの抗議行動にご参加を!

1.とめよう!東海第二原発 20年運転延長・再稼働ゆるすな!

日本原電本店抗議行動

 日時:8月1日(水)17:00より17:45

 場所:日本原電本店前(都営新宿線「小川町」駅B6出口より2分)

 共催:再稼働阻止全国ネットワーク TEL 070-6650-5549

  とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会

2.「第59回東電本店合同抗議」東電は福島第一原発事故の責任をとれ!

 日 時:8月1日(水)18:30より19:45

 場 所:東京電力本店前

 呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947

   「たんぽぽ舎」 03-3238-9035

 賛 同:東電株主代表訴訟ほか130団体

━━━━━━━ 

┏┓ 

┗■1.どんどん広がる東海第二原発(20年運転延長)NO!の声・声・声

 |  地震が多い…原発が危ない…首都圏原発いらないの声

|  JRお茶の水駅でのチラシまき・署名に反応かなり

 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎、とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会)

1.「20年運転延長は許せない」の声が広がり中

 茨城県東海村にある日本原電東海第二原発(110万kw、沸とう水型)の20年運転

延長(合計60年)反対の声が広がっている。

 首都圏で唯一の原発(横須賀に米軍の原子力空母、原子力潜水艦がいる)ゆえに、

本年11月27日に40年運転が終わって41年目に入るのはやめてほしい。

廃炉にしてほしいの声である。

 JRお茶の水駅や水道橋駅で、ハンドマイクとチラシで訴えるとかなりの反応

があった。最近、地震が多い…原発が心配だという共通の声である。

 東海第二原発が7年前の東電福島第一原発のような過酷事故を起こせば、東京

放射能だらけになる恐れが大きいからである。

2.5月結成集会と規制委抗議行動・日本原電本店抗議行動

 5月の「とめよう!東海第二原発 首都圏連絡会」結成集会は、参議院会館で満

員の人々と熱気で結成されました。予想をこえた人々・かなりの人数が立ち見の

結成集会は珍しい。しかも会場の発言で、「こういう会が結成されるのを待って

いました」と言われ、とても嬉しく思うと同時に、期待の大きさとがんばらねば

と…と思いました。

 それ以降、規制委抗議行動3回(6月13日、20日、7月4日)と日本原電本店抗

議行動2回(6月29日、7月4日)、3万枚のチラシ配布、駅頭宣伝数回をおこな

いました。いずれも従来の2倍から4倍の人の集まりです。

3.今後の展望・日程

 1都7県の多様な人々の混成部隊が時間をやりくりして会議を開き、チラシや

ノボリ旗をつくり、共同作業を進めているさまは見事なものです(いくつかの違い、

経験や活動の差はありますが…) 。

 毎月2回の会議(第1木曜の18時より20時30分、第3水曜の14時より16時30分)

も従来の人数の2倍、3倍の人々でにぎやかです。

 今後、

 イ.東海第二原発20年運転延長反対の連続講座、

 ロ.茨城現地行動、

 ハ.原子力規制委員会への抗議行動、

 ニ.日本原電本店抗議行動、

 ホ.署名集め、

 ヘ.東京圏での大集会、

 ト.9月1日(土)茨城での1000人集会、

 チ.その他

 をみんなで討議し、深めよう。

 なんとしても東海第二原発の20年運転延長は許せない。

 止めるぞ!原子力ムラの弱い環を攻めよう!

     (初出:月刊たんぽぽニュース 2018年7月発行 No271)

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┗■2.東海第二原発の再稼働ストップ!20年延長は無謀だ!

 |  8/17(金)廃炉を求める東海村行動に参加してみませんか

 └──── 吉野信次 (ピースサイクル2018全国ネットワーク)

 六ヶ所ピースサイクルをご存知ですか。

 東海村をスタートして青森県六ヶ所村迄自転車で走り、2泊3日で、六ヶ所村

内の核燃料関連施設や下北半島原子力施設を見たり、反対派の住民との交流会

をし、最後に六ヶ所村、原燃本社(再処理工場)、青森県庁への申し入れを行な

う行動です。

 そのスタートが、東海村行動です。今年は、8月17日(金)に行ないます。

 東海第二原発の延長を認めない訴えを、東海村役場、日本原電に申し入れ、私

たちの訴えを伝えましょう。

集合時間:8月17日(金)10時30分、JR東海駅前集合

行動内容:10時30分、東海駅前で1日行動の案内

     11時から12時、東海村訪問、昼食

     14時から15時 日本原電東海発電所訪問

     近隣住民との交流会

連絡先:ピースサイクル2018全国ネットワーク

    東海村担当 090-4606-9634(吉野)

 千葉県東葛地域から参加希望の方は7時45分市民劇場(JR松戸駅西口

 から5分)脇に集合して車で出かけます。

東海村での昼食の関係で、参加希望者は事前に吉野まで連絡ください。

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┗■3.47トンのプルトニウム保有する日本

 | 米国からも世界からも「潜在核武装国」とみなされ

 └──── 浜島高治 (神奈川県在住)

◎7/12衆議院第1議員会館多目的ホールで「訪米報告会:迫る日米原子力協定満

期−課題と展望」のシンポジウムがありました。

 7/13東京新聞朝刊「プルトニウム取り出す日本−米側の懸念高まる」、さらに、

7/14日経新聞朝刊「プルトニウム/日本大量保有−米、国際社会の批判懸念/日米

原子力協定16日に自動延長」で紹介されています。

◎訪米者は立憲民主党:山崎誠衆議院議員、同宮川伸さん、原子力資料情報室:

ケイトリン・ストロネルさん、松久保肇さん。そしてワシントンと日本をつなぐ

新外交イニシアティブの猿田佐世さんは、明方のワシントンのホテルの駐車場か

ら:スクリーンに姿が映りました。

 訪米団は去年の9月、今年の2月、今度の6月で3度目。

 日本語のお上手なケイトリンさん;今度は尋ねた先方から「三度目の正直」と

言われましたと告白。

 議会関係者、トランプ政権関係者から共通の反応:日本は何でも米国の言う通

りなのに、プルトニウムの溜め込みだけは異常だ。

◎ 猿田さん:ワシントンにいると日本政府の意図・押し込み仕掛けが良く分か

ります。あのボルトンでさえ核拡散に厳しく、彼から貴方に賛成と言われました。

 カーター政権で再処理をやめ、トランプになってMOXも正式にやめた。米国

市民運動では反原発は峠を越えて方向が決まったことです。

 最近の日本経済新聞は米国の警告をずっと報じています。北朝鮮との関係、エ

ネルギー計画、プルトニウムの削減、核燃料サイクル、日米原子力協定、焦って

いる河野大臣の「不安定な段階」発言と全てが繋がっています。

 そして、日本政府の悪あがきとして、6/26日本大使館原子力開発機構JA

EA主催の日米シンポジウム「次世代原子炉・安全性確保」がありました。

 原子力ムラの生き残りのためのアドバルーンです。小型原子炉、高温ガス炉の

いずれも使用済み燃料ができ、その内部にプルトニウムができて解決にはなりま

せん。

◎山崎誠さん、宮川伸さん:原発ゼロ法案推進、エネルギー調査会の中心。

 日本がプルトニウムを積極的に処分し、米国を逆説得できるようにしたい。東

アジア、世界の平和に貢献したいと述べられ、清新な希望を感じました。

◎継続して8月2日14時30分から17時まで、衆議院第1議員会館で集会がありま

す。今度は御本尊:オバマ政権の国務次官補カントリーマンさんが来られます。

 まさに満州事変の折の国際連盟リットン調査団の役割です。

 長崎大学・鈴木達治郎さん、辰巳菊子さんも参加です。

┏┓ 

┗■4.東電柏崎刈羽原発、情報共有「C」評価=事故想定の訓練で−規制委

 | 山中伸介委員:「事故を起こした東電が

 | このような低い評価結果なのは許しがたい」…ほか

 | メルマガ読者からの原発等情報3つ(抜粋)

 └──── 黒木和也 (宮崎県在住)

1.東電柏崎刈羽原発、情報共有「C」評価=事故想定の訓練で−規制委

  山中伸介委員:「事故を起こした東電が

  このような低い評価結果なのは許しがたい」

  7/25(水)19:05配信「時事通信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000108-jij-soci

2.裁判長らに現地検証求める 東電強制起訴公判で指定弁護士が意見陳述

  7/25(水)18:28配信「産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180725-00000548-san-soci

3.大飯原発訴訟の一審破棄は司法の判断放棄!

  原発訴訟の"治外法権化"が始まった!

  7/25(水)6:01配信「週プレNEWS」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180725-01066830-playboyz-pol

┏┓ 

┗■5.配信より1つ

 └──── 

 ◆フランスの新型原発また1年遅れ 配管溶接に問題

 【パリ共同】フランス電力(EDF)は25日、北西部フラマンビル原発に建設

中の新型炉、欧州加圧水型炉(EPR)について、配管の溶接に問題が見つかり、

運転開始に向けた燃料装填を今年末から2019年10〜12月期へ約1年延期すると発

表した。

 フランス国内初となるフラマンビルのEPRは当初、12年の運転開始を予定し

ていたが、大幅に遅れ、再度の先送りで20年となるとみられる。

 EPRの運転開始は東部フェッセンハイムにある国内最古の原発の閉鎖と連動

するため、国内メディアはフェッセンハイム原発の閉鎖も延期されることになる

との当局者の話を伝えている。 (2018/7/25共同通信22:18配信より)

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